2016/11/21 - 2016/11/23
407位(同エリア492件中)
家守さん
3日間ほどお休みが取れることとなり、どこに行こうか思案しました。
・子供が安心して歩けること
・アクセスが良いこと
・島に行きたい
これらを勘案して、広島の瀬戸内海に決定しました。観光地ではない細島やしまなみ海道の因島、さらにウサギで有名な大久野島などを訪問しました。
旅の最終日・3日目は、大久野島を散策しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JALグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
本日は、旅の3日目ですが、最終日でもあります。
この日は大久野島を散策し、あとは帰宅するのみです。
休暇村宿泊者は無料で借りられるレンタサイクルで島内をぐるりと1周します。子供は、おんぶして。
ただ、途中、しょっちゅう立ち止まって毒ガス遺構を見学していたので、歩行者よりも時速が遅くなってしまった気がします。 -
休暇村のすぐ隣にあるのが、三軒家毒ガス貯蔵庫跡です。
戦前から戦中、皮膚がただれてしまうという猛毒が貯蔵されていた場所とのこと。
今は、その貯蔵タンクがあった遺構があるのみで、周りではウサギがのんびりしていました。 -
ゆるゆると自転車を走らせます。背中の子供がはしゃいでいます。
ほどなくすると、また毒ガス遺構が見えてきました。
長浦毒ガス貯蔵庫跡です。三軒家と同じ猛毒が貯蔵されていたようです。
内部が黒くなっているのは、終戦後に火炎放射器で焼却した跡とのことで、それが70年以上経った現在でも目の当たりにできるのです。 -
島の北部に来ました。
ここで自転車を降りて、歩いて散策することに。
まずは、北部砲台跡付近にある地下兵舎跡です。 -
子供を背負ったまま、山道を登ることに。
ゆるゆると登り坂が続きます。冬なのにひと汗かいた頃、大きな鉄塔が目の前に現れました。その鉄塔の先に、この中部砲台跡がありました。
ここに4門の大砲が据え置かれていたのです。 -
中部砲台跡近くにある兵舎跡です。
レンガ積みの遺構は、とても惹かれます。 -
ここは立ち入り禁止ではないので、中に入ってみます。
カメラの感度が良いため明るく感じますが、実際はとても暗いです。 -
展望台にやってきました。
ウッドデッキがあり、急に現代に戻された感じです。
周辺の島々を眺めることができます。写真は西方面。 -
こちらは、南方面。
右側に巨大な鉄塔が建ってますが、送電線は奥に見える大三島へと続いているのです。
子供は、ここまでずっとおんぶしています。さすがに疲れてきたぞ。 -
展望台から島の外周道路まで複数の道があるのですが、自転車があるため同じ道を戻らざるを得ません。
慎重に下っていると、ウサギがタッタッタとやってきて「エサをくれ」とおねだり。 -
この道は、あまり人が歩いていないようで、どこまでも付いてくるので、その忍耐力に敬意を表してエサをあげました。
こうしてみると、かわいいのう。 -
再び北部砲台跡に戻ってきました。
子供もずっとおんぶでかわいそうだったので下ろしてあげると、テクテク歩きまわり、砲台跡では不思議なポーズを。 -
北部砲台観測所跡は、立ち入り禁止となっていました。
-
再び自転車に乗って先に進みます。
北部砲台跡から、それほど離れていないところに、別の北部砲台跡がありました。ここにも砲台が置かれていたのです。 -
島の東側には、火薬庫跡があります。
砲台の弾薬や火薬を保管していた倉庫です。
全てレンガ造りですが、屋根はなくなっています。 -
この火薬庫跡、不思議なのが設置されている案内板に写る写真と違う気がするのです。
さらに、写真ではわかりづらいですが、日本語説明と英語説明の期間も異なるなど、なんか釈然としないまま、建物を後にしたのでした。 -
さらに南下してきました。
毒ガス遺構の中では、最大級の遺構といえる発電所跡です。
毒ガス製造時に電力供給をしていました。
柵より中に入れないため、現在の中の様子は不明ですが、窓ガラスのない窓枠から中を見る限り、がらんどうのようです。発電所跡 名所・史跡
-
子供も発電所跡を見ています。何か思うところがあるのでしょうか?
この周りにはウサギがたくさんいて、あまりおどろおどろしさは感じられませんでした。
とはいえ、別に霊感があるわけではないので、感じたことはないのですが。 -
さて、お昼です。
宿泊プランに盛り込まれていた「魚飯」を食べるために、休暇村へ。
この魚飯とは、広島県竹原市の郷土料理で、この休暇村でも食することができるのです。なお、大久野島は竹原市に属しています。
イメージとしては、奄美の鶏飯みたいなものですね。美味しくいただきました。 -
自転車も宿に返却し、あとはゆるゆると港に向かいます。
その途中にメープルの木があるのですが、ちょうど国旗に興味を示していたこともあり、「カナダだー!」と大はしゃぎ。
並べて「いち、にー、さん、しー、ご」と数えてます。 -
今回の旅の目的ではなかったのであまり触れませんでしたが、この大久野島に来ている方々のお目当てのウサギは、野生とは思えないほど人慣れしていて、たくさんいて、とてもかわいかったです。
ウサギ好きにはたまらないところですね。 -
ここまで毒ガス遺構をたくさん見てきましたが、毒ガス資料館に立ち寄ります。
入場料100円。
内部撮影禁止のため、こんな写真です。 -
大久野島神社です。
神社好きな子供なので、鳥居を見つけるやいなや、タッタッタと駆け出して「おじぎおじぎ パンパン おじぎ」。 -
そろそろ島を離れる時間が迫ってきました。
ウサギのえさが残っていたので近くにいたウサギにあげました。
モグモグモグ。 -
帰りは休暇村の客船でした。
風が強く、船は結構揺れましたが、なんとか忠海港に到着。写真は、忠海港到着後に撮影した客船。 -
忠海港から、電車で竹原駅へ。
ここから広島空港への直通ジャンボタクシーに乗ります。
念のため予約をしておいたのですが、9名の定員ギリギリでした。予約しておいて良かったぁ~。
狭い空間で子供をだっこしていたのですが、ぐずることなく大人しくしてました。 -
広島空港でお土産などを購入していたら、あっという間にフライトの時間がやってきました。
最後はいつも慌ただしくなってしまうのですが、誰も病気になることなく、天気にも恵まれて、とても良い旅でした。
帰宅後に子供が「ウサギさんの島楽しかったね」とよく口にしているのを耳にするたびに、この旅を思い出すのでした。
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