箱根ゆったり美術館と美食の旅（２日目）

2017/01/01 - 2017/01/02

おせちって準備に時間かかるし、結構材料代もかかるし、お砂糖大量に使うし、いざ食べるとすぐ飽きるし・・・とあんまり良い事ないな～と思い始め、昨年あたりからおせち作りはきっぱり止めて、お正月はゆっくりお外で美味しいご飯を食べる事としました。
ゆっくりとすることがメインの目的なので、今回の旅では観光は少なめです。

エリア 元箱根・芦ノ湖周辺(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて、箱根ゆったり旅の２日目です。
ミラドーの朝食から始まります。

ここでもちょっと後悔していることが。。。

朝食も２部制なんですが、８時～と９時３０分～だったのですが、朝食は８時～を選択してしまった事です。

昨日の夕食が夜の１１時に終了で、まだ消化しきれていない状態でこの美味しそうなご飯を食べる事となりました。

パンもたっぷりあって、もちろん全部は食べきれません。

お持ち帰り用の袋があれば嬉しかったのになあ～。なんて思う私は貧乏人です。
セレブはそんな事は考えないんでしょうね。

ミラドーでは大きく３つの建物があって、昨日夕飯を食べた建物がレストラン『ガラ』がある本館、食後のコーヒーをいただいたのが、パヴィヨン・ミラドー、朝食を食べたのがこちらのコロニアル・ミラドーになるのですが、結婚式なども挙げられるようですね。

コロニアル・ミラドーの外観

パヴィヨン・ミラドーの外観

本館の壁はちょっとボロボロ過ぎて写真に撮るのが忍びないぐらいでした。
こちらはレストラン。

私が泊まった部屋の前の階段。

部屋のドアも重厚だし、このらせん階段もとても私好みなんですよね♪

美味しい朝食を食べたあとはポーラ美術館へ。

まずはモネの『散歩』

ドガの『腕を上げた2人の踊り子』

この美術館で一番気に入ったのはこの絵でした。

ルノアールの『レースの帽子の少女』

再びモネで『花咲く堤。アルジャントゥイユ』

アルジャントゥイユってなんだろう？と思って、wikiで検索してみました。

『アルジャントゥイユ(Argenteuil)は、フランスのパリの北西、セーヌ川右岸にあるイル＝ド＝フランス地域圏ヴァル＝ドワーズ県のコミューン。』

セザンヌの『アルルカン』

ゴッホの『アザミの花』

ルノアールの『裸婦』

マチスの『リュート』


海外の美術館と見比べるともちろん見劣りしちゃいますが、こうしてみると、小さいながら各有名画家の特徴が良くでている作品をたくさん集めていることがわかりました。

ここからは日本人画家。

黒田清輝の『野辺』

岡田三郎助の『あやめの衣』

岸田劉生の言わずと知れた『麗子像』

主人が全然子供らしくないとぶつぶつ文句を言ってました。

私は昔から嫌いではないですけどね。

次にガラス工芸の部屋へ。

こちらはドーム兄弟の作品が多く収集されていました。

カタツムリももちろんガラスでできています。

こちらはガレの作品。

再びドーム兄弟に戻り、雪景文花器シリーズ。

そして、今回一番びっくりしたのが、このトルクメンの装身具です。

これが耳飾りなのですが、すごく重いよね～？と思って見ていたら・・・。

http://www.polamuseum.or.jp/exhibition/20160907c04

耳飾りと別にイアリングがあり。。。

これも耳飾りの一部だったような・・・？

首飾りがあり。。。

額飾りがあり。。。

背中飾りがあり。。。

どこにつけるか忘れたけど、まだつけて。。。

あら、帽子はシンプルなのね～と思ったら。。。

もちろん、帽子も飾り立て。。。

腕輪もあり。。。

この花嫁、総重量何キロつけているんでしょうか？？？と驚愕した展示物でした！！！

さて、ここは遊歩道もあるので、一度外にでてお散歩です。

もちろん目当ては小鳥です。
こんな双眼鏡も用意されていましたが、小鳥は少なかったです（；；）

冬は鳥は平地に降りますもんね。春～秋の訪問が良かったな。

野外だと、大きなオブジェが多い中、こんな小さなオブジェを見つけました。

花とか動物でした。

企画展ではルソーとレオナール藤田展が展示されていました。

企画展は写真NGなので、全然写真がありません。

その代わりと言ってはなんですが、本邦初公開の主人を（笑）ルソーになりきってもらいました。

帽子を始めとする小道具は美術館が用意していたものです。
こんな遊び心良いですね♪

1時過ぎに美術館を出て、本当は御殿場のアウトレットでも寄って帰ろうかな～と甘い事を考えていたのですが、御殿場の大渋滞を見て断念しました。

高速は既に渋滞が始まっていて、１時３０分に御殿場を出て、水戸についたのは夜の７時近くになってしまいました。