【ロスカボス】年越しはアダルツオンリーのマルキスで！（Marquis Los Cabos All Inclusive Resort&SPA)①

2016/12/27 - 2017/01/01

レオンからロスカボスまではAERO CALAFIAが毎日ではないですが直行便を出しており約1時間30分で行くことが出来ます。約50人乗りの小さな飛行機です。

日本の冬がベストシーズンにあたるロスカボスに年末年始に行くにあたり、悩んだのがホテル選び！
One&Only Palmilla ResortもA Rosewood ResortもEsperanza ResortもThe Cape - A Thompson Hotelも、目を付けていたホテルがむちゃくちゃ高い！！手が届かない・・・
ということで候補を広げて探していたところ、Marquis Los Cabos, All Inclusive Resort & Spa - Adults Onlyというホテルがオールインクルーシブで口コミも良く、ロスカボスの老舗ホテルということが分かりこちらに決定。18歳以上しか宿泊できないのもポイントになりました。

実際行ってみると、年末年始のピーク時だからかちょっとサービスが雑な部分もありましたが、美しいプールにビーチに癒されまくり、セレブ達に交じっての年越しパーティなど貴重な体験もできて、思い出深いバカンスとなりました。

エリア ロスカボス(メキシコ)

ロスカボス国際空港からMarquis Los Cabos（以下マルキス）まではタクシーでぶっ飛ばして約30分。
カンクン同様USドルも当たり前のように使えます。USドルだとマルキスまでタクシーで60ドル、メキシコペソだと800ペソなので、ドルだと明らかに損をします。

タクシーを使うのは観光客くらいなのでぼったくり価格です。

車寄せからすぐに見えるマルキスの象徴吹き抜けロビー。
この景色だけで「このホテルにして正解」と思わせてくれます。

ツアーのピックアップなどで他のホテルから来るお客さんも皆このロビーを写真に撮っていきます。

ホテル内はアートなオブジェがあちこちに。大人専用のリゾートって感じです。

ホテルのある海沿いの大通りを通過すると分かるのですが、マルキス付近のビーチは特にきれいです。

「マーキス」と記載してあることも多いですが、それは英語読みでスペイン語読みだと「マルキス（キにアクセント）」になります。
マルキスはメキシコシティにもホテルがありますが、評判が良いのは断然ロスカボスのほう。
リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド系列のホテルです。

ロビーにあるこの水が張った突き出た部分は・・・

このように下のバーに落ちる滝になっていて、更にもう一段滝になっています♪

ただ写真のようにメンテナンスで水がとまっていることも多いです（笑）
下の滝は、夜などは映像を映すスクリーンとしても使われています。

白い建物に青い空と海が映えて素敵。

マルキスは235部屋全室オーシャンビューですが、今回宿泊したのはJunior Suite , Ocean Viewという一番下のカテゴリー。

私たちの118号室はロビーと同様のLフロアでした。
このホテルは 7 階建てですが、海から見るとロビー階は3階部分になります。ロビー階をLとしてLから下に2階分（P1,P2)があり、さらにLから上がって1～5階という表示になります。

内廊下ではなくL階の廊下側は大通りに面しています。うるさくはないです。

118はホテルの端っこのほうのへやでした。
カードキーで部屋を開けると、まずドアの前に大きな荷物置きテーブル。これ便利。
入ってすぐ左がバスルームです。

部屋の広さは約60平米。
シンプルな作りの部屋です。シーリングファンがいい感じ♪

バルコニー側から撮影。

TV、金庫、クローゼット、右の扉が閉まってますが、こちらもクローゼットになっていて中々広いです。
リゾートバッグはないですが、バスローブ、スリッパはあります。

ダブルシンクです。
水量水圧ともに問題なしです。

ウォシュレットではございません。

アメニティはロクシタン。

広くて深い浴槽はジェットバス！
シャワージェルを入れると泡風呂が楽しめます。（入れすぎ注意）

シャワールームも広々～♪

部屋から見たバスルーム。
仕切りは薄手のカーテンのみです。

オールインクルーシブですから、すべて無料です。補充も毎日あります。

部屋のバルコニー♪
バルコニー好きの主人は部屋にいる時間のほとんどをここで過ごしていました。

ただ食事をとるにはテーブルがちょっと小さいな～

ドドンとオーシャンビュー！のはずが、118からは目の前に「カシータ棟」が・・・

それでも波の音は良く聞こえてきます。

左。
カシータのあるところまでがホテルの敷地です。

右。
ホテル棟にもプランジプール付きの部屋がL階の一つ下の階にあります。部屋から出ずにベッドチェアで日光浴ができます。
ただ、高さがカシータの2階とほぼ同じなので眺めはイマイチかも？

カシータは1階と2階で部屋が分かれており、プランジプールが1階の部屋には庭に、2階には屋上にそれぞれついています。
2階のカシータだとホテル棟から丸見え！？と思いましたが、どうやら丸見えの部屋にはさすがにゲストをアサインしていないようです。

こちらが正面から見たカシータ。
部屋によってはパブリックプールから丸見えなので、カシータの場合は位置を要リクエストですね。

ビートフロントのカシータは眺めも最高、内装もゴージャスでとっても人気のようです。

Junior Suite Ocean Frontというカテゴリーにすれば最上階の5階の部屋になります。
5階からはこの景色！！
やっぱりケチらないで5階の部屋にすればよかったかな？

ただ、Ocean Frontは階が違うだけで部屋のつくり、広さは他と全く同じです。あとベッドカバーと枕のがらがちょっと違う。

ちなみに各部屋のドアにはこのように小さな空間があります。これは朝希望した時間にコーヒーとパンが届くサービスがあるのです。
ただ、年末年始の繁忙期だからなのか、私たちの滞在中サービスはありませんでした（T T)
フロントにもベルボーイにも、お届けの時間やコーヒーか紅茶などの希望を聞かれたのに・・・届かないならなぜ聞く？
私たちの部屋だけでなく周辺の部屋も届いてなかったので、サービス自体を中止していたようです。

こちらがホテルの全体図と各位置関係です。

アクティビティが毎日豊富に組まれています。
予約は不要で、時間になるとホテルスタッフがプールサイドにいるゲストに聞いて回ってくれます。参加者も結構多くて盛り上がります。

主人はアーチェリーのクラスに参加していました。基本的に無料ですが、ワインテイスティングなど一部有料クラスもあります。

初日の夜は「メキシカンナイト」というブッフェディナーで、メキシコのダンスチームが民族衣装で踊っていました。

雨はめったに降らないので、基本的にイベントは屋外です。

初日はプールサイドのイタリアン「La Pergola 」で夕食をとりました。
高価なワインなどは有料でしたが、オールインクルーシブとはいえ料理も美味しく、お財布を気にせずガンガン注文できるのは良いですね。
ポーションも食べきるのにちょうどいいです。（普段のメキシコサイズが大きすぎる）

夜のロビーです。
ゲストはアメリカ人がほとんどで、他はメキシコ人、カナダ人が多いです。日本人も何組か見ました。
ただ日本からはるばる来る日本人は少なく、たいていはアメリカかメキシコ在住者のようです。

マルキスは朝日がとってもきれいに見えるホテルです。

この時期は日の出が大体7時なので、この時間は他のゲストもバルコニーに出てカメラを構えています。

朝食はルームサービスにすることももちろん可能ですが、この日は折角なのでレストランでいただきます。

メキシコ母ちゃんのオブジェ。

「Vista Ballenas」
多国籍料理専門で、朝食、ランチ、ディナーを提供しています。
人気はもちろんテラス席。9時に行ったらテラスは満席で、室内もほぼ満席でした。

ブッフェ形式の朝食で、生野菜、フルーツ、お惣菜系・・・想像以上に種類は豊富という印象。

こちらは温かい料理のブッフェ台。
パンケーキや卵料理、メキシコ料理のチラキレスやフリーホレスなどなど…

アメリカ人の味覚に合わせてメキシコ料理は辛くないので、お好みでサルサ（これは辛い）を足します。

食べたら早速プールへ！

屋外プールの数は3つ。

まず中央に一つ。
このプールはアクティビティの一つ「プールバレーボール」に使われていました。

ビーチフロントの両サイドに左右対称の広いプールが2つ。

見事なインフィニティ具合♪

ただ繁忙期は、写真のようなビーチ＆プール最前列のチェアに座りたい場合は席取りマストです。7時半くらいには本などで席取りしてありました。
場所にこだわらなければいつ行ってもOK。

ビーチには観光客用の乗馬アクティビティのためのお馬さんがスタンバイ。
物売りも数名いますが全然しつこくないので、不要ならば断わればOK。

乗馬も物売りもホテルとは関係ないのでプールサイドに上がってくることは出来ません。

大体のゲストは読書しながら日焼けにいそしんでいるので、プールに入る人は少ないです。

曲線が美しいなかなか広いプールで水は温水です。

プールに入ったまま、ビーチにいる物売りに声を掛けて買っている人もいました。

なんて素敵なスイムアップバー！！

チェアに座っていると定期的にスタッフがドリンクのオーダーを取りに来てくれます。持って来るまでにちょっと時間はかかりますが・・・
ドリンクバーがプールサイドに出ているので、そこに自分で注文しにいってもOK。

先ほどまでの写真が東側のサンライズプール。こちらは西側のサンセットプールです。形は全く一緒です。

西側のお隣のホテルはヒルトンです。隣と言っても結構な距離です。
カンクンのホテルゾーンと違って、両隣のホテルと距離がかなり離れているのはGOOD！！

ランチのみ営業のプールサイド シーフードレストラン 「Dos Mares」はシーフード料理専門です。

他にもカフェが建物内にあって、コーヒーだけでなくシェイクやフラペチーノ、スイーツが揃っています。

食べたいだけガンガン注文できますよ～

ビーチに下りて散歩してみました。
あの辺にジョージ・クルー○ーの別荘があるらしいです。

冬のロスカボスと言えば「クジラ」ですが、海をぼーっと眺めているだけでクジラが見えることがあるそうです。

マルキスでは波が高く危険ということで海に入ることは出来ません。
チェックイン時に、海に入らない旨の誓約書にサインをすることになっています。

でもカンクンのほうが波は圧倒的に高く危険、こちらのほうが海は穏やかです・・・時期によるのでしょうか？

ビーチからみたホテル。
5階のバルコニーは他の部屋よりちょっとだけ天井が高いかな？

ホテルの周囲は荒野です。
ホテル内で飲食をすますか、周囲のレストランかホテルに食べに行く場合もタクシー移動になります。

滞在中誕生日を迎えたので、「Canto del Mar no included」を利用しました。
このレストランはディナーのみのフランス料理専門で、予約が必要です。 またこのレストランのみ追加料金が必要で、確か一人60～70USドルだったかな？

小さなレストランなので予約できる人数が限られているため、気になる方はチェックインと同時に予約したほうが良いです。
18時か20時スタートが選べます。

決められたコース料理のみの提供で、前菜、スープ、メイン、デザートは２～３種類から選ぶことが出来ます。

まずは前菜のマグロ。主人はフォアグラをチョイス。

メインの牛肉。スープはロブスターでした。

このレストランでは、お皿を置くタイミング、クロッシュを取るスタッフのタイミングがシンクロするというメキシコでは珍しいサービスです。

最後のデザート。
フロントで予約する際に、記念日ですか？ときかれたので私の誕生日だと伝えたのですが、結局最後まで何もないままでした（笑）。

朝のパンサービスもしかり、何もする気がないなら何故聞くのだろう・・・？

食べたら運動！ということで、P2フロアにあるSPAエリアにやって来ました。

まずは受付エリア。

奥へ進むとフィットネスセンターがあります。6時から21時まであいています。
窓はありませんでした。

こちらは美容院。

スパのリラクゼーションエリア。
時期的に結構混雑していて、あまり高級感は感じないですね。

シャワーエリア。
サウナはないです。

80分で235USドルのホットストーンマッサージを受けましたが、めっちゃ上手でした。

屋外ホットジャグジーもあります。SPAを受けた人はいつでも自由に使ってOKですが、ジャグジーだけの利用だと、一人15USドルかかります。（その代わり終日利用可）

夕方くらいから利用者が多くなります。

部屋に戻るとターンダウンが済んでいました。

部屋の掃除は丁寧な印象です。

食べて飲んで、ゴロゴロして・・・
これはめっちゃ太りそうな予感・・・

周囲には何もなくて静かだし、空気はカラッとしていて虫もほとんどいない。日差しは強いけど日陰は心地よいし、夜は涼しい。乾季のロスカボス、最高です！