2016/11/28 - 2016/11/28
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chikuouさん
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話に聞いていた幻の大仏鉄道の跡を秋の一日、加茂から奈良駅まで辿ってみました。パンフレットは加茂駅でいただいたものです。明治時代の末期に10年間ほど走っていたらしいです。こんなきれいな鉄道が走っていたら、乗りたくなります。
ずいぶんと旅行記を書くのをサボっていました。またぼちぼち書こうかなと思っています。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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明治39年から明治40年まで京都府の加茂駅から大仏駅を超えて奈良駅まで走っていたそうです。なぜ加茂駅からなのか分かりませんが、大仏殿へお参りする人を運んでいたのだと思います。
加茂駅 (京都府) 駅
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大仏鉄道の想像図です。木津川の水道施設の壁に描かれていました。貯水槽は筍をイメージしたものらしいです。
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JRの加茂駅です。乗降客はそんなに多いとは思いませんでした。駅舎の反対側にコンビニが1っ件ありました。
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公園の中に説明文がありました。
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公園の中に車輪が展示されていますが、これは大仏鉄道のものではありません。もっと新しいものです。
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前方に茶色い小屋が見えていますが、当時のランプ小屋です。
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近づくと煉瓦作りのしっかりした建物です。中は見えませんが、名前通り、信号用のランプがあったのでしょう。
加茂駅 (京都府) 駅
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ランプ小屋からしばらく歩いていきますと、小学校の校庭にC-57 56の機関車が展示されていました。昔活躍したものでしょう。
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しばらく歩くと、前方に線路の跡らしいものが見えてきます。
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これが昔の線路の跡です。草生していますが、石組はしっかりしています。観音寺橋台というところです。
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向こうの鉄橋が現在使えあれているもので、木津と加茂の間をつないでいます。
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さらに奥に進むと鹿背山(かせやま)の橋梁跡が見えます。鹿背山橋台と言われているところです。石組は立派です。
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さらに進むと、梶ケ谷隧道が見えてきます。煉瓦造りの立派なものです。
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隧道の向こうにはのどかな田舎の風景が見えてきます。
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さらに行くと、赤橋が見えてきます。幅は2.4mで軽トラなら通れる幅です。
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随所にこのような説明があります。おかげで間違うことなく進めます。
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赤橋には石と木が渡されています。幅が2.4mですから、渡してある石の長さは3m以上になると思われます。花崗岩と思われますが、どちらから持ってきたかはわかりません。
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山を抜けると開けたところへ出てきます。今は住宅地になっています。
井関川橋梁跡となっていますが、ほとんど何も残っていません。 -
住宅地の貯水槽の建物の壁に、大仏鉄道の想像図がありました。今は開けたところですが、当時は大変な山の中だったと思われます。
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んこの貯水槽はタケノコをイメージしたものだそうです。山城といえば、タケノコが有名だからでしょうか。沖縄のチュラウミ水族館の近くにこのような建物がありました。
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松谷川隧道跡です。上は道路が走っています。
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奈良市に近づいてきました。黒川隧道跡です。やはり頑丈にできています。
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黒髪山隧道があった付近です。すっかり開けてしまって、昔の面影はありません。 一番勾配のきつそうなところです。
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昔「奈良ドリームランド」があった近くです。わずかにこの説明の看板が残っています。
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奈良盆地が見えてきました。一気に降りると、法蓮町の記念公園につきます。
乗客はここで汽車から降りて、大仏殿へお参りしたのだそうです。 -
ほぼ半日以上かかりました。
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近くの川に鉄橋の土台が残っていました。
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この川岸の石垣に何か文字が刻まれていました。大仏鉄道とは関係がないようです。
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先ほどのところから、そう遠くないところに奈良駅がありました。終点だったらしいです。
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