2014/12/30 - 2014/12/31
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TOMISLAVさん
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2014年末、エジプトへ。ギザのピラミッドと地中海に望むアレキサンドリアへ。
ベタだが、まずはギザのピラミッドへ。ここの物売りは、しつこいことで「有名」と聞いていたが、本編記載の対処法も効いてか思ったほどではなかった。
翌日アレクサンドリアへ。地中海はきれいであったが、街中は雑然としていた。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
前夜、カイロに着いてまずはコシャリを。
-
このコシャリ屋は有名店らしく、オーナー?の写真が飾ってあった。
私が味付けを決めましたってか。 -
翌日、カイロから357番バスに乗って、ギザへ。
アフラーム通りから、丘のようなところを上がっていったら、急にこのような光景が広がっていた。月面でもみているような気になった。 -
まずは、クフ王のピラミッドに近づく。
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よくネットの旅行記などに、ギザのピラミッドで、しつこい物売りに付き纏われるという記載があったため、気合を入れてピラミッドに近づく。
はたして、物売りらしきオッサンが私に近づいてきて、まくし立てるように話しかけてくる。
ここで、物売り撃退の呪文を唱える。
「ボークラ、ボークラ(明日出直しな)」
すると、オッサンは一瞬キツネにつままれたような顔をしながら、次で、
「ボークラ、ボークラ(明日、明日か)ワハハハ」とカラカラ笑いながら去っていく。物売り撃退?に成功。
この「ボークラ(明日)」ネタは、下川裕治さんの本にもありましたね。他の物売りにも声をかけられましたが、「ボークラ」というと、脈なしと思われるのか、みんなあっさり引き下がりました。
ボークラ(明日)というとエジプトでは、「今日はあんたの出番はなしだ。無粋な真似はやめな」という意味になるだろうか?現代エジプト人(アラブ人)にとって、「俺たちに明日はない。今日を目いっぱい生きる!」という意気込みで、その日その日を全力投球で生きているのだろうか?だとしたら、濃ゆいな現代エジプト人。 -
クフ王のピラミッドで立入可の部分を登上ってみる。
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裏側にまわりこんでみる。
化粧岩がなくなっていて、一見、無造作に積まれた岩山に見える。
高さ140mくらい。 -
続いて、カフラー王のピラミッドへ。
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頂点付近に、化粧岩が残っていて、きれいである。往年のピラミッドの形を脳内で補完してみる。
いずれこの頂上部分の化粧岩もゆっくりとはがれてゆくのかと思うと、儚い。 -
メンカウラー王のピラミッド。ピラミッド三兄弟?の中では一番小さく、クフ王のものより、二回りくらい小さく見える。
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左のピラミッドがメンカウラー王の墓で、右の3つの小さいピラミッドが王妃達の墓とのこと。クフ王のピラミッドのような壮大なものもよいが、このようなかわいらしいピラミッドたちを見ていると気持ちがほっこりとする。
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ピラミッド3兄弟?を望む。
クフ王のピラミッドからこのあたりまで、砂漠を歩いて30分くらいだが、ここまでくると人が少なくてよい。 -
ピラミッドの前をラクダ隊がゆったりと通り過ぎる…。
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参道を下り、スフィンクスさんを見る。あいにく?、なぞなぞはされず…。
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参道を下りきってから、ピラミッド方向を見る。なるほど、スフィンクスさんが、門番のように立ちふさがっている。
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ピラミッド群を見た後は、KFCで休憩。
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ここのKFCは、日本のTVで「ピラミッドが見えるKFC」と紹介されたらしい(伝聞ですみません)。このように、席からピラミッドが見えた。
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帰路は、地下鉄(というか郊外鉄道ぽかった)でカイロへ戻る。
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翌日、カイロより長距離バスでイスカンダル(アレキサンドリア)へ向かう。
バスの車中寝ていたが、急に温泉のような臭いがして、目が覚める。猛烈な硫黄臭だった。窓の外をみると、油田(あるいは石油精製所)のようだ。イラン製の原油のように硫黄分が多い原油は、質があまりよくないと聞いたことがあるが、アレキサンドリア近辺の原油も硫黄分が多く、あまりよくないようだ。(誤っていたらすみません) -
アレキサンドリア駅前でバスを降りる。
ヘレニズム文化の結晶、アレキサンドリアを夢想していた身としては、駅前の雑然とした様子をみて少しがっかりした。饐えた臭いもした。
ここがアレキサンドリアかぁ。
まずは、駅で帰路の列車の切符を購入する。 -
路面電車に乗って、「ポンペイの柱」へ向かう。
って、路面電車ってもろスークの中をのろのろと動いていく。
路面にこんなのが立っているが、路面電車が通るたびに動かされる。
なんだかなぁ。 -
路面電車を2本乗り、さらに1kmくらい歩いて、なんとか「ポンペイの柱」にたどり着く。
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なぜ、「ポンペイ」なのかは、不勉強で分かりません。
ガイドブックによると、ディオクレティアヌス帝時代に図書館がここに建てられた。400本以上の柱で支えられた図書館であったが、図書館が朽ちた後も、この1本のみは、頑張って立っているとのこと。
高さ27m。 -
写真のミニスフィンクスちゃんが、この1本を護ってくれたのだろうか。
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一旦オラービ広場に戻り、また、路面電車にのって、アレキサンドリア図書館へ向かう。
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アレキサンドリア図書館。ここに、プトレマイオスが通い、天動説に至ったのかとワクワクしながら入ってみる。中に入ったら、単なる近代的な図書館だった。パピルスや木簡のようなものが展示されているのかと勝手に想像していたため、落胆した。外にでて、考古学博物館を探すも見つからず。(後で知ったのですが、図書館の「中に」、考古学博物館があるそうです。料金二重取りじゃないか。)
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図書館の壁に世界の文字が刻まれている。真新しい壁で、うーんという感じ。
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図書館が期待外れだったので、いぢけて地中海に望む。
日も傾いてきたので、帰ることにした。 -
カイロへの帰路は、列車で。約2時間で、バスよりはスピーディ。
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カイロ ラムセス駅に無事到着。お疲れさまでした。
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