2016/12/21 - 2016/12/22
832位(同エリア1221件中)
武闘派2さん
12月の初めに奥湯河原の「海石榴」に宿泊して、今年の旅行は終了のつもりでしたが、ふと新聞の広告を見たら宮崎シーガイアのシェラトンに宿泊して、当日及び翌日の2日間のレンタカー付で25,000円/人という旅行の広告が出ていました。
読んでみると、九州復興給付金?なるものの適用で格安とのこと。
早速申し込みました。
定員に限りがあるようで、後で聞いたところによると同時に募集していたどこやらの温泉旅館を利用するプラン(15,000円)の方は受け付け開始1時間後に売り切れだったとか。
宮崎は、2回目で前回はジャイアンツのキャンプ見学でしたが、その際もシェラトンに宿泊したので、ホテルの快適さは承知していました。
ということで、羽田発8:00の飛行機で宮崎に出発です。
たった1泊ですから、観光を盛沢山にしてはいそがしいので、初日は「西都原古墳群」翌日は「飫肥」と絞って楽しみました。
九州復興ということなので、精々頑張って旨いものを食い、かつ、飲み土産を購入して観光振興の一助にということでの旅行です。
天候は、前後が日本中好天だったにもかかわらずこの両日のみ現地は雨との予報でした。
実際には、車で移動している間は、土砂降りだったり篠突く雨だっりしましたが、西都原も飫肥も現地を散策する間は雨はやみ一時的に薄日も射すような快適な天候でした。異常ともいえるような暖かさで古墳やら城下町やらを彷徨するのに持って来いの状態でした。
西都原は、吉野ケ里にもあるような発掘現場をそのままシェルターで覆い、発掘時の状況を再現するような展示をしている場所とか、墳丘の周辺に土塁を廻らす特異な形状の墳墓とか興味深く見ることができました。
県立の立派な「考古学博物館」もありこの点は吉野ケ里とは一寸違った趣でした。展示にも様々な工夫がなされており、我々のような門外漢にも十分楽しめるものでしたが、入場無料というのにも吃驚。
私のような貧乏人としては「きちんと料金を徴収するほうが良いのではないか」と思いました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
PR
-
立派な博物館です。
収蔵物は、西都原古墳群の時代のもののみではないようですが展示の仕方も一工夫あって面白く見ることができました。宮崎県立西都原考古博物館 美術館・博物館
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縄文土器です。
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九州らしく「隼人」の盾が展示してありました。
この写真は、レプリカのものですが傍には色が飛んでしまっている物やらかなり傷んだものやらがありましたが、もしかしたらレプリカではない物もあるのかもしれません。 -
博物館の最上階(2階)のテラスから眺めた古墳群の一部です。
いかにも長閑な古代人が住んでいそうな場所に思えます。 -
「鬼の窟」という名の古墳です。
墳丘を、ぐるっと土手で囲んである形は極めて珍しいものだと説明版に書いてありました。 -
上の写真に見えている「羨道」です。
近づくとセンサーで中の照明が点灯します。
中に入れるようになっているので、当然入ってみました。 -
横穴式石室の入り口部分は多少低くなっていましたが、内部は結構広さも高さもありました。
とはいえ、飛鳥の「石舞台」の石室とは比べ物にならないコンパクトさです。
西都原も新田原も古墳群としての規模はそこそこのもので、時代に拠るものなのでしょうが、飛鳥や吉野ケ里に感動した素人としてはちょっと物足りない気もします。 -
一部の施設は、シェルターで覆われて発掘した状態での展示が見られます。
吉野ヶ里では、甕棺が多数出土した丘をすっぽりとシェルターで覆った展示施設がありました。
甕棺も掘り出したものを調査した後、現物を埋め戻して展示してるとのことでした。
そのためもあり、空調等々かなり大掛かりな展示施設になっていましたが、我々のような素人相手であれば、現物でなくレプリカでも十分ではないかとチラと思ったりました。 -
ここでは、羨道?の入り口まで近寄ることができました。
正面奥の横穴墓玄室とすぐ右側に見えているものとを間近で覗き込むことができました。
ほかにも彼方此方見てみたかったのですが、空港から直行してきたこともあり、そろそろホテルに向かうことにしました。 -
ということで、ホテル内です。
数年前に来たときは、最上階にカクテルラウンジがあったのですが今はなくなったそうです。
その代わりというわけでもないのでしょうが、2階部分に宿泊者専用のラウンジがありました。
設備も広さも十分なもので、リラックスして休むことができます。
写真にあるように、ビールがとても美味しく、残念ながらツマミはパンのみでしたがビールは2種類あったので両方楽しみました。
女房は、お茶とケーキでリフレッシュしました。シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート 宿・ホテル
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いきなり時間は飛んで晩飯です。
今回の、旅行は冒頭に書いたように「九州復興」と銘打った1泊2食付きでしたが、晩飯は事前予約制になっていました。
和食と頼んでおいたので、その食堂に行ったところ夕食代は4千円で、そのままセットの食事をしてもよいし他のものにして金券として充当してもよいということでした。
当然後者を選びあれこれアラカルトで注文しました。
例によって、食堂で写真を撮りまくる趣味もなく、又食い意地が先行することもあり全部の写真はありませんが、一部お目にかけます。
奥の黒いのは「地頭鳥の炭火焼き」です。手前に見えているのは「チキン南蛮」です。
コンサートの後などで良く丸の内のトキア地下にある「車」という店に行きますがそこで覚えたものです。
最近は、巣鴨の駅前にも同じ店ができたので東京ドームでのデーゲーム観戦の帰りに寄るようになりました。
これも前回の宮崎旅行の際の話ですが、市内で彼方此方探しましたが「地頭鳥」を食べられるところがなくがっかりしたものです。
このホテルにもなかったのですが、今回はありつけて大満足です。 -
向こう側になるのが「からしれんこん」左側が「漬物盛り合わせ」です。
この漬物がとてもおいしく、特に沢庵の味噌漬けというのがおいしく食べられました。
真ん中にあるのは「飫肥天」です。
前回空港の売店で買い込みました。
今回は、明日観光を兼ねて行ってみるつもりなので、楽しみです。
セットの食事ではなく、色々と好き勝手に食べかつ飲みましたので、地元に少しは還元できたのではないかと思います。
宮崎の地酒を少々飲んで、良い気持ちでベッドに入ることができました。
おやすみなさい。 -
2日目は、「飫肥城」見学です。
ホテルからは、宮崎空港を通り過ぎて高速道路も利用し概ね1時間程度の距離です。
高速を出てからは、多少の山地ですが道はきちんと整備されているので楽勝です。
天候のほうは、朝食時には土砂降り、ホテルを出るときには薄日が差すような安定しない状態でしたが、山地部分ではワイパーを早く動かしても良く効かないほどの降りでした。
本日の目的は、城跡の見学と重要伝統的建造物保存地区の散策でしたので少々残念な天候でしたがもう一つの目的である「おび天」に惹かれて頑張りました。
ところが、城下に入るころには雨はすっかり上がり、ほこりが洗い流された街は散策には最高の状態でした。写真は大手門ですが、城全体もこじんまりとした感じの良い城でした。
今回の旅行を思いつくまでは、不勉強ながら小村寿太郎の出身地ということも知りませんでしたが、大手門のすぐそばには小村記念館やら生家やらもあり、しっかり見学してきました。飫肥城歴史資料館 美術館・博物館
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大手門前の豫章館庭園です。
雨に洗われた木々が生き生きと見えました。 -
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これで今回の旅は終わりです。
「九州まで行って、1泊2日では?」とちらと思ったりもしましたが十分楽しい旅行をすることができました。
本当は、大地震という災害復興の一助という趣旨の「九州復興交付金」を利用した旅行でしたが、宮崎はあまり地震等に大きな影響を被ってはいないはずと勝手に判断し楽しませていただきました。
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