昇仙峡と北杜夫展

2016/11/20 - 2016/11/20

山梨に日帰り旅行。

エリア 甲府(山梨)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

少し前になるが、甲府の「山梨県立文学館」で北杜夫展が開催されていた。
11月23日までだったが、何とかギリギリの11月20に甲府に行くことができた。

何しろ私は北杜夫ファンで、彼から多大な影響を受けているのだ。

山梨県立文学館 美術館・博物館

丁度、紅葉の時期なので昇仙峡にも足を延ばす。
日曜日なのですごく混んでいるかと思ったが、
午前10時過ぎにたどり着いたのでそれほどでもなかった。
20分も待たないでロープウェイに乗ることができた。
（紅葉の時期の日曜日なのでロープウェイは増便していた）

昇仙峡ロープウエイ 乗り物

ロープウェイの山頂駅付近からは富士山を始め、素晴らしい景色が眺められる。
もっとも富士山は午前中だと逆光気味。

雲海に浮かぶ紅葉が美しかった。
私の写真ではその素晴らしさを伝えきれない。

奥に見えるのは北岳だったかな。

雲海。

キノコ汁とお団子を頂く。

奥に見える湖は能泉湖（ダム湖）と言うらしい。

下界に降りると、建物の外までロープウェイの順番待ちの列ができていた。

それでは、昇仙峡の景観を楽しもう。

仙娥滝。

仙娥滝 自然・景勝地

滝の水しぶきで虹ができている。

遊歩道は大勢の人でにぎわっている。

昇仙峡は一度行きたいと思いつつ、なかなか行く機会がなかった。
だから今回が初めての訪問だった。

石門。

紅葉が美しい。

紅葉。

昇仙峡と言えばこの覚円峰。

「日本一の渓谷美、昇仙峡の主峰『覚円峰』はその昔、澤庵禅師の弟子僧侶覚円が畳が数畳敷ける広さの頂上で修行したことが、その名に由来します。」
ということだそうだ。

覚円峰 自然・景勝地

馬車が人を運んでいる。

紅葉と渓谷。

要所要所で案内板がある。

これが寒山拾得岩。

松茸石。
左下にある岩のことかな。
これはまだそれらしく見える方だった。

猫石の案内板。

しかし、矢印の先には猫に見える岩はない。
木で隠れているからかな。

大砲岩は、言われればそうかもしれない。

オットセイ？

昇仙峡の出口に到着。
ここからバスで甲府に戻ることができる。

バスに乗る前にお昼ご飯。
名物の「ほうとう」を頂く。

昇仙峡から山梨県立美術館まで直通のバスがある。
（甲府駅を経由）
お目当ての山梨県立文学館は美術館と同じ敷地内にある。

山梨県立美術館 美術館・博物館

何と11月20日は県民の日で全ての展示（美術館も文学館も）が無料で見学できる。
山梨県民ではなくても無料と言うのはありがたい。
もっとも父方の祖父母は山梨出身で、その後東京に出てきたそうなので、
私にも山梨県民の血が少しだけ流れている。
山梨県立美術館と言えば、ミレーの絵が展示されていることで有名だったはず。
この機会に美術館にも寄ってみよう。

こちらが山梨県立美術館。

ミレーさん。
無料で素晴らしい作品を鑑賞できた。

美術館のある敷地の中には、こんなものなどが置かれていた。

北杜夫展はなかなか充実した内容だった。
北杜夫の祖父が設立した精神科病院の模型も展示されていた。
かなり立派な病院だったようだ。
その病院が東京都に移譲されて
「梅ヶ丘病院」になったということを初めて知った。
都立梅ヶ丘病院は児童思春期の精神科医療の拠点病院だったが、
他の都立病院と統合されて廃院になった。
廃院になる前に一度見学に行けば良かった。

昇仙峡と山梨県立美術館、山梨県立文学館と充実した1日だった。


終わり

この旅行記へのコメント （4）

• お気楽母娘二人旅さん 2016/12/31 00:36:25

  美しい☆

  日帰りでも充実の内容ですね～！
  紅葉も富士山も美しい☆
  来年は日帰りとかも…ご一緒したいです！
  はい。マシ↑で！（笑）
  ※私…馬車が良いんですけど…やっぱ歩き…ですかね？（大笑）
  
  今年も残すトコ1日となりました。
  今年も会長さまには大変お世話になりました！
  来年もこれから先も変わらず、ずっとお世話になりたいと思いマス♪（笑）
  来年も宜しくお願い致します。
  良いお年をお迎え下さいね！
  

  ミータさん からの返信 2016/12/31 07:43:46

  RE: 美しい☆

  日帰りなので、これまた駆け足でした。
  昇仙峡は、ほぼ歩きっぱなしでした。
  ロープウェイ駅の近くには影絵美術館とか色々あったのですが、
  さすがに見学する時間はありませんでした。
  
  来年の日帰り旅行。
  仕方ありません。
  もう二度と登らないと決めたけど、
  一緒に富士山頂を目指しますか。
  （山小屋泊なので、日帰りではなかった）
  
  お気楽娘様は次のパリ行きの予定とか決まりましたか？
  テロのニュースが続くので、
  ヨーロッパも次第に行きにくくなりました。
  （特にベルリンのクリスマスマーケットに、
  トラックが突っ込んだテロはショックです）。
  
  それでは来年も宜しくお願いします。
  
  

• くろねこだりゅんさん 2016/12/28 16:37:39

  猫石(=^・^=)

  ん〜想像力を働かせて観てみましたがやっぱり猫には見えません…オットセイはそれなり？(笑)
  
  昇仙峡は何回か足を運びましたが、これほど見ごたえのある場所だとは思いませんでした。
  いつも水晶を見て終わっているような…お土産屋さんが多いですしね
  
  紅葉も見頃の時期で雲海との写真、すごくきれいです♪
  ロープウェイ、混雑する前の早い時間だからこういった景色になるんでしょうね(*^_^*)
  
  
  

  ミータさん からの返信 2016/12/28 21:14:53

  RE: 猫石(=^・^=)

  あれで「猫石」と言われても納得できないですよね。
  無理に名前を付けなくても良いのに。
  
  日帰りで昇仙峡と県立美術館・文学館と廻ったので、
  かなり忙しかったです。
  昇仙峡だけでも見応え十分です。
  散策コース沿いにお土産物屋や食べ物屋が沢山あり、
  適当なところで休憩もしやすいですね。
  
  雲海に浮かぶ富士山や紅葉、美術館・文学館の入館料が無料、
  こんなに恵まれた旅行も珍しいです。