そうだ！行ったことないからKLへ行ってみよう！

2016/12/13 - 2016/12/19

　たまったマイレージが知らないうちに減っていっちゃうような気がして、この際、使っちゃおう！と思い立ったのだけれど、目標がない。しかし、どうやらマレーシアのクアラ・ルンプールはホテルや安いっていうから、そうだ！この際、クアラ・ルンプールへ行ってみよう！

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: ANA タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

始発の電車で羽田に向かいます。寒いのに、ここまで歩いてきたらうっすらと汗。

　07:20発の全日空241便でまずは福岡へ飛びます。

機材は777-381ですが、もはや10年以上飛んでいるベテラン機です。

　後ろの方ですが、通路側の席を確保しておきました。奥に入ってしまうと、何かと不便なので。

　福岡空港には予定通りに到着。フライト時間が2時間というのは結構かかるものですね。空港は現在工事中で、こんな通路ばかりを歩く結果となります。

　そして国内線ターミナルから国際線ターミナルへ、無料バスで移動です。途中でゲートを二回ほど通過します。この雰囲気、どこかに似ているなぁと思ったら、SydneyのKingsford Smith空港ですよ。あそこも国内線と国際線の間はバスでしたね。

　クリスマス装飾が真っ盛りでございますな。

　さて、二つ目のフライトはここからバンコクへタイ国際航空のフライトで飛びます・・・が、このフライト、タイ国際航空がスターアライアンスの一員でありながら（だから私はマイレージで利用できるのですが）、なんと日本航空とのシェア便なんでございますよ。どういうことざましょ！？

　可愛らしい、本当にこれで役に立つの？というくらい小さなラウンジでカレーを戴きました。全然食べるつもりがなかったのですが、入るなり、良い匂いで我慢できず。お祖父ちゃんと孫息子の二人連れが何かとやりとりをしていて面白いのですが、この二人の道中はどこまで行くンでしょうね。

　沖止めでございました。と、申しましても建物からほんのちょっと、目と鼻の先におられます。雨模様ですが、傘も要らないくらいです。

福岡空港 空港

　バンコクからクアラ・ルンプールへのタイ国際航空便も機材は違うのですが、シートはまったく同じでございます。フルフラットにはなりませんけれど、昼間のフライトですからまったくなんの問題もありません。隣、どなたも来ず。だから窓際に移れば良いのに、面倒なので動かず。

　セイフティー・インストラクションが終わったら、先日亡くなられた国王を偲ぶフィルムが流れました。

　「和食」を選択すると、例のあの噂の鰻でございました。他のメニューには目もくれず、勿論こちらをいただきました。ちょっと甘いのね。

　バンコクに到着してみたら、タイ国際航空のハブ港でありながら、なんと驚きの沖止まりでございました！トランジットの時間が65分しかなくて、それでなくても焦っておりましたので、ヤキモキでした。なにしろこの案配でバゲッジロスしませんかねぇ、と4トラでQ&Aを出したら、思いっきり馬鹿にされましたんで、居直るつもりで小さなバッグを最終目的地までthroughで預けちゃいました。どうなることかと。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

　トランジットを駆け抜けるように移動致しました。人間はとにかく乗り換えに間に合いました。

　機内へ入ってみると、シートがまったく同じですから、なんだか乗り換えた気がしません。TG417は16:45の定刻通りに飛び立って、KLにはちょっと早めに到着。ま、羽田-福岡感と良い勝負です。

　食事はフライドライスを選択。隣の（私よりもお若い）おじさんも同じものを注文。何人かなぁと思っていたら、モニターの言語選択で、日本語を選んだので、さっそく「暑いのにスーツを着てご商売じゃ大変ですね」なんぞと話しかけてみる。結局三人で出張なんだけれど、自分だけこの便で移動していると。一緒のフライトがとれなかったのだというのですよ。

　そのうちに、どうやら出身地と現住地がお互いに反対になっているらしく、楽しい時間が過ごせました。お疲れでお邪魔だったかもなぁ。

　KLエクスプレスの切符の自動販売機で悪戦苦闘していると、横の自販機で切符を買っていた、西洋人の若い女性が「そんな風に画面を押すんじゃなくて、触るの！うちの父親と一緒ね！」と仰る。なるほど、タッチ・パネルだもんね。

　結局アムステルダムから、姉夫婦のところへ家族からのプレゼントを託されてやってきた、メディカル・ドクターとKLセントラルまでグチャグチャ喋っていたらあっという間だった。彼女はたくさんの荷物を抱え、そこからはタクシーで移動していった。

　私は、モノレールでブキッ・ナナスまで移動。モノレールが確か3.80RM位して、高いなぁと思ったけれど、日本円だと100円くらいだ。

　で、なぜか社内にJR東日本の宣伝。JR全体で広告打てば良いのに、JR東日本のテリトリーはここです！なんて外国人に何の意味もないよ。セクショナリズムだよなぁ。

KLセントラル駅 駅

　ホテルはマレーシア出身の創業者でしられるシャングリ・ラ・ホテルです。人の噂で、どうせKLに行くんだったらシャングリ・ラ・ホテルのそれもHorizon Clubに泊まらなきゃ！というんで、奮発してエクゼクティブ・スィートに泊まりました。たったひとりだってのに。

　いつもだったら、できるだけ宿泊費を削減して、他にその費用を回すのに、今回はある事情からのストレス解消の旅、ですから、ここは一点豪華主義に！

　それでも22階の一番端っこの部屋。

シャングリ ラ クアラルンプール ホテル

　バスルームにシンクは二つ。ひとりなのに。水回りはまったく完璧で、女性のためにはバスルームの一番奥に化粧用のデスクがしつらえてあります。
　こちらダブルシンクですが、なんともう一カ所、トイレがしつらえてあります。

　唯一、残念だったのは、ワードローブの引き出しが、薄いものが数段あるだけで、これが物足りない。1-2泊の滞在であれば、なんの文句もないけれど、場所が足りない。

　到着したのが夜10時を過ぎていたので、ちょっと小腹が好き、梨を剥いて食べてしまいました。フルーツはやっぱり冷やした方が旨いなぁ。