冬の白骨・乗鞍温泉に行ってみた

2015/12/05 - 2015/12/05

「アルプスワイドフリーパスポート」なる、新宿から往復の高速バスと乗鞍・白骨温泉・高山・奥飛騨・白川郷のフリー乗車券がセットになった切符で長野と高山へ出かけてきました。

エリア 白骨温泉(長野)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

新宿駅西口（この時はまだバスタ新宿はできていなかった）から高速バスで出発。

…とはいっても、この日の高速バスは満員。私が乗ったのは本来の京王バス（右）ではなく、２号車の西東京バス（左）の車両でした。

双葉サービスエリア 道の駅

松本駅に到着。
ここからは電車に乗り換えますが、その前に時間調整を兼ねて駅構内の立ち食いそば屋で昼食。

昔中央本線に新宿発松本行きの夜行列車が走っていた頃、それによく乗りました。終点の松本に着くのが朝５時過ぎ、ホームに降りると開店して間もない駅構内の立ち食いの店で天ぷらうどんを食べるのが毎年夏の恒例行事でした。
味はその頃とは比較にならないくらい良くなっていますが、それでもここでこれを食べると当時を思い出します。

松本駅 駅

松本電鉄（通称。現在はアルピコ交通）の新島々行きに乗り換え。

こちらは元京王井の頭線の電車ですが、松本でのデビュー当初は白塗りのインパクトが強烈だったこともあって、「鈴木その子」などと言われていたものです（しかし、このネタ分かる人いるかな）

松本駅 駅

約30分で終点の新島々に到着。ここで白骨温泉行きのバスを待ちます。

新島々は上高地へ向かう交通の拠点ですが、上高地が閉鎖される冬場は閑散としています。夏場の主役のバスたちもこうやって駅前の車庫のあちこちで冬眠中。
（撮影は係員の許可を得ています）

新島々バスターミナル 乗り物

しばらくして白骨温泉行きのバスが到着。珍しく車掌が乗務していました。

冬場はオフシーズンなのでがら空きかと思っていましたが、バスはがら空きどころか満員。私は後ろの方にどうにか空いていた席を見つけて、そこに潜り込みました。

新島々バスターミナル 乗り物

新島々から約１時間で乗鞍高原へ。
誰かが降りるかと思いきや、乗客には全く動きがなかったのは意外でした。

バスは上高地乗鞍スーパー林道（画面中央に横に延びる線）へ向かって進んでいきます。

泡の湯バス停。文字通り、バス停前には泡の湯旅館が建っています。

ここでカップルが１組降りていきました。（バスの窓ガラスが曇っていたので変な写真になっているのは御勘弁を）

白骨の名湯　泡の湯 宿・ホテル

泡の湯から坂を下っていった三叉路の突き当たりが白骨温泉終点。満員の乗客はぞろぞろとバスを降り、（この写真には写っていませんが）画面の右側に止まっている白骨温泉の各旅館の送迎ワゴン車にそれぞれ乗り込んで散っていきました。

白骨温泉観光案内所 名所・史跡

白骨温泉バス停。

バスはトップシーズンでも１日４本、冬場は１日２本になってしまいます。

白骨温泉観光案内所 名所・史跡

この道をまっすぐ下っていけば、国道158号の沢渡へ抜けることができます。

気温は１度の表示でしたが、体感はそれよりも暖かかったです。

白骨温泉観光案内所 名所・史跡

折り返しのバスで新島々へと戻る。乗鞍高原で時間調整も兼ねてしばし休憩。

このバスは乗務員が運転手含めて４人、乗客は私だけでした（笑）

乗鞍高原 紅葉

乗鞍高原。

この日は本来ならスキー場のオープン日だったのですが、見ての通り雪がほとんど降らず、スキー場のオープンも延期ということで、辺りは静まり返っていました。

乗鞍高原 紅葉

乗鞍高原から新島々へ戻ってきて、ここで高山行きのバスを待つ。
この時、ちょうどワインの新酒を味わう臨時電車が新島々の駅のホームに入っていて、駅では売店も出てちょっとした賑わいでした。

私も臨時電車の乗客に紛れて、売店で鶏の山賊焼きをいただきました（写真は撮り損ないましたが…）

新島々駅 駅

高山行きの特急バスは国道158号を駆け抜けて約２時間、定刻に高山駅に到着。

高山駅 駅

なにぶん高山も夜が早いので、ホテルに荷物を置いて急いで食事へ。

旧市街地の北側の「みかど」へ足を運びます。

郷土料理 みかど グルメ・レストラン

「みかど」で簡単に食事を済ませて、この日はおしまい。

翌日の白川郷行きに備えます。

郷土料理 みかど グルメ・レストラン