小田原城・・・ペンパルとの再会　１

2016/06/12 - 2016/06/16

中２の時に中学校でペンパルを募集していたので応募したら、一つ年下のアメリカ人の女の子と海外文通をやることになった。彼女がとても誠実な人柄だった事もあって、書いたら必ず返事が返ってくる、クリスマスカードやバースディーカードを必ずお互い交換するという感じで、文通が細々と続いてきた。

そして文通を始めてから３０年経って、彼女が来日して初めて２人で会ったのが１０年前。感激の対面だった。
その後も文通は続いていたけれど、ここ６年ぐらい突然彼女からの音信がぷっつり途絶えた。

クリスマスカードを送っても、誕生日やクリスマスプレゼントを贈っても全く返事がこなくなってしまったので、もしかしたら病気なのかも知れない、どこかに突然引っ越してしまったのかも知れないと心配していた。

そして、ここ２年ぐらいは私も手紙も送らなくなった。
というのも２年ほど前に、フェイスブックで彼女らしきひとを見つけた（←誕生日も生まれた街も名前も一緒）のでメッセージと友達リクエストを送ったけれど、全く繋いでもいないみたいだったので、以前深刻な病気を患ったことがある彼女は、もしかしたら再発して亡くなってしまったのかも知れないと思ったりしたのだった。

ところがある日、いきなりその友達申請が承認されたのと同時にメッセージがきた。あまりに突然の再開だったので、最初はなりすましかと思ったぐらいだった。

そこには仕事で精神的にすっかり参ってしまい、ここ数年人付き合いを全く断ってしまったこと、今は別の職場に勤めるようになって、少し元気になり、そして本当に久しぶりにフェイスブックをみたら、私の家族の様子を見て本当に嬉しかったこと、今度の夏に中国に一ヶ月間英語を教えに行くので、その前に是非あなたとあなたの家族に会いたいとのこととスケジュールが書かれていた。 我が家は決して広い家ではないけれど、そんなわけで急遽３泊してもらうことになった。

成田に到着した彼女にはそのままリムジンバスで我が家の最寄り駅に来てもらい、車でピックアップしてから和食レストランへ。

次の日は夫が休みだったので、車で小田原城へ連れて行くことに。本当は富士山をみてもらいたかったけれど、天気がいまいちなので、小田原城で紫陽花をゆっくり見て、天守閣まで上ったりゆったりと観光。小田原城は丁度紫陽花祭りの最中で、天守閣に上ったりとてもいい時間を過ごした。

夫は箱根も案内したかったのだけれど、彼女はまだジェットラグがあるみたいだったので、そのまま帰って私が夕食を作ることにした。食事もとても気に入ってくれて、それに日本式のお風呂もとっても気持ちがいいと言ってくれた。

何よりもあなたとあなたの家族に会いたかったのだと言って、その後の自分のストーリーを話してくれた。
二人とも年を重ねたけれど、とてもいい時間だった。

エリア 小田原(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

小田原城に到着

梅雨空ですが、お堀が緑をうつして綺麗でした。

門をのぞくとお城が見えました。テンション上がります。

白壁が続きます。

この門の名前は・・・・

馬出門。
お馬さんが出てくるところかな。

ぐるっとまわってみましょう。

緑とお堀と蔵の白い色が綺麗です。

赤い橋を渡ってお城の方に入ってみます。

お堀を越える橋を渡りながら、パチリ

白い紫陽花

あやめも咲いていました。

たくさんの紫陽花が・・・

紫陽花と一口に言っても、色々な種類があります。

これは可憐な紫陽花でした。

紫陽花の株は大きくて・・・

こんなふうに、斜面に群生しています。

しばし紫陽花の小道を散歩して、いよいよ小田原城に入っていきます。

小田原城の説明書きを読んで・・・

常磐木門から入城します。

さあ、お城の中に入っていきます。

私も初めて入ります。