【世界一周】15-1.ポーランドで色々と ①古都クラクフを歩く

2015/04/20 - 2015/04/21

15カ国目のポーランドへ。まずはクラクフに列車で入ります。

ポーランドでは、一度は行きたいと思っていたアウシュビッツ収容所へ。唯一の日本語ガイド中谷さんにガイドをお願いしています。
また、ザコパネのタトラ国立公園でトレッキングもするつもり。

中谷さんとの予定調整と、この後GWの休暇に合わせてやって来る旦那さんとドイツで合流予定だったので、ゆったりめのポーランド滞在となりました。

4/20:チェコ/プラハからポーランド/クラクフへ移動
21:クラクフ観光
22:ヴィエリチカ岩塩坑
23:ザコパネでトレッキング
24:アウシュビッツ
25-27:クラクフからワルシャワへ移動、観光
28:ドイツ/フランクフルトへ移動

まずはクラクフの街歩きの記録。落ち着いたとても素敵な街でした。

エリア クラクフ(ポーランド)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝のプラハ中央駅。7:22発、まずはチェコの国境駅Ostravaまで350km、4時間ほどの移動です。

プラハ本駅 (プラハ中央駅) 駅

列車きました（ワクワク）。

オストラバで乗り換え、今度は100kmほど離れたポーランドのカトビィツェを目指します。

ポーランドのプシュチナ駅を通過し、

2時間ほどかかり、Katowiceに到着。
ここで、バスに乗り継ぐチケットだったのですが、バス停を探すのに手間取り、すでにバスの姿はありません。窓口で次の電車に切り替えてもらいました。ホーム間にはエスカレーターがなく、短時間の移動はちょっと苦労（結果失敗）しました。

ちなみに、写真はバス停がある駅の裏側？です。

クラクフにはすっかり日暮れての到着となりました。
駅から宿までは徒歩で10分弱ほどだったので、助かります。
無事に荷物をほどき、外に出るとなんともいえないコントラストにうっとり。

この日は宿のすぐ近くのレストランで食事にしました<bistro11>。
ポーランド名物のロールキャベツ（ゴウォンプキ）をアレンジしたもの。このカジュアルダイニングはなかなか美味しかったです。

翌日は、クラクフの町歩きです。17世紀初頭にワルシャワに遷都するまではここクラクフがポーランドの首都でした。

まずは、シナゴークが点在するユダヤ人街、カジミエシュ地区に行ってみます。
ビスワ川方面から地区内に入ります。
この辺りは教会も多いです。

Plac Nowyという楕円形の建物にやってきました。

観光客や学生さんが、美味しそうに食べているのは、ザピエンカというファストフード。バゲットにピザのようにひき肉や野菜ソースなどを載せて焼いたもの。ものすごーく長いパンでボリューム満点。当分お腹空きませんでした。

プラック ノヴィ 市場

今度は、路面電車に乗って、少し先まで行ってみました。

とある駅のロータリーをものすごい数のお花やさんが囲んでいます。少し歩くとものすごく大きな墓地がありました。延々と続く塀の先にたくさんのお墓。どのお墓にも綺麗な花が沢山供えられていました。

中心部に戻るとここは、大学のようです。

ユリウス・スゥオヴァツキ劇場。

その近くに、こんなポスターが貼ってあるのを見つけました。
クラクフ・フィルの客演で日本人がタクトを振るようです。
アウシュビッツから戻った日にも公演があるので、チケットを取ってみることにしました。

ドゥヴォルジェツ公園 広場・公園

1222年に創建された街の中心にある聖マリア教会。1時間に一度ラッパの音が広場に響き渡ります。

聖マリア教会 寺院・教会

同じ広場にある繊維会館。
広場はたくさんの観光客で賑わっています。

中央広場 広場・公園

繊維会館の中はマーケットになっていて、レース編みや木工細工、陶器などたくさんの民芸品が並んでいました。

織物会館 (織物取引所) 市場

バルバカン。15世紀に建てられた円型の砦です。円型の砦には130もの射撃用の穴が空いているのだそうです。

バルバカン 建造物

フロリアンスカ門。1300年頃に建てられたものが現存しています。

フロリアンスカ門 (聖フロリアン門) 建造物

旧市街をぐるりと囲む公園はプランティ公園。沢山の人たちが春の日差しを浴びながら散歩したり、ベンチで休んだりしていました。

ランニングにもぴったりでした。

大学公園 広場・公園

そして、公園の先にある丘の上に建つ、歴代ポーランド国王の居城だったヴァヴェル城へ向かいます。

ヴァヴェル公園 広場・公園

第２次世界大戦中にはここにナチスの本拠地が置かれていたそうです。

ヴァヴェル城 城・宮殿

ヴァヴェル城 城・宮殿

ヴァヴェルの大聖堂。

ヴァヴェル大聖堂 寺院・教会

戦争で激しく破壊されたワルシャワとは対照的に、ここクラクフは戦火を逃れ、古い町並みが残っていて、落ち着いたまさに古都でした。

朝、ランニングの帰りに市場によってみると、沢山の人が溢れていました。

さて、クラクフの宿は、アパートメントタイプ<Platinum Aparthotel>。
駅・バスターミナルから近く、旧市街も徒歩圏でとても便利でした。

駅から旧市街に行く間に大型のショッピングセンターがあって、スーパーやショップが入っており、久しぶりに自炊も楽しみました。

雰囲気のある庭を眺めて落ち着く～。

と締めたいところですが、クラクフではちょっとしたトラブルが。

かっちょ悪い話なんですが（恥）、夕飯を食べた直後に前の差し歯がぽろっと。旅行前に歯医者さんに行って全体をメンテしてたのですが、まあ色々ありますね。慌ててネットで英語のできる歯医者を探します。
翌朝、アパートのフロントのお兄ちゃんに事情を話して電話してもらったところ、１週間後まで予約で一杯。泣きべそかきながら、どっかないか？とまさに泣きついたところ、ネット検索してその日に診てくれるよう別の病院に予約を入れてくれました。

前に何かで読んだことがあるのですが、中欧の歯医者はかなりレベルが高く、また、他のヨーロッパ諸国より安価に治療できるため、イギリスやフランスから飛行機で治療に来る人が結構いるんだそう。で、行ってみたら、めちゃ綺麗でテキパキした歯医者さん。まだ１ヶ月ほど旅が残ってることも伝えて接着してもらいました。あっという間で、しかも1,500円ほど。保険を使うため診断書をもらわねばと思っていましたが、その必要もないほどでした。

はーっ、参った参った。でも助かった～。残り1ヶ月を前歯なしはないんで、帰国の危機やったかも～。
本当に親切だったフロントのお兄ちゃんに大感謝でした！これで旅が続けられます。