2016/11/10 - 2016/11/10
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ちびのぱぱさん
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高雄の空港に降り立つと、美しいビーチの写真が目に入ります。
ああ、台湾にもビーチリゾートがあるんだ、と思いました。
写真の場所はケンティン(墾丁)というらしい。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
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墾丁(ケンティン)へ行く
高雄の新幹線駅である左栄(ゾウイン)駅からの直行バスもありますが、台鉄の高雄駅が近かったので、汽車と路線バスを乗り継いで行ってみようと思います。
坊寮(ファンリャオ)駅まで自強号(特急)で一時間、450円くらい。
便利なスルーカードのiPassだと普通列車しか乗れない、と窓口で言われ現金で切符を購入。 -
台湾鉄道
電光掲示板にある9時35分発南回り台東行きが乗る列車のようです。
月台と書いてある下に「5A」とありますが、月台というのはプラットフォームのことらしいので5番ホームから出るのでしょう。
最後に準○と書いてあるのは定時運行の意味のようです。
遅れる時は何分遅れとか書いてあります。
台湾の列車はほぼ定時運行です。
以上、今回の旅でだいぶ台鉄を使ったので読み解けるようになったという話。高雄駅 駅
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途中の車窓からは延々と椰子の畑が見えたり、何かの養殖池がずうっと続き、そこに白鷺の群がいたりと至って長閑な景色を見ることが出来ました。
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坊寮
ファンリャオには定時の10時40分に着きました。
巨大なグアバの実のオブジェが転がる構内を出ると、バスの姿はない。
駅前の果物屋に「ケンティン コンチャ?」と尋ねると、ああ、あそこの交差点を左に曲がって、と言われました。
旅に出る三日前にネットで仕入れた台湾語が通じたのだろうか。
とにかく言う通りにしたら、バスが停まっているのが目に入りました。
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路線バス88
この時はまだ知りませんでしたが、この88番というバスは台湾の最南端「ガランビ岬」と高雄の左栄駅を結ぶ路線バスです。
そのまま乗って降りる時に運賃を払えばいいのですが、この時は近くにいたおじさんに言われて、横にある事務所でチケットを買って乗りました。
帰りのiPassで払った料金より少し高かったのは、iPassが概ね1割引になる特典のお陰です。
バスはこまごまと停留場の車内放送をしていますが、降りる人も乗る人もいなかったのでほとんどぶっ飛ばしていました。 -
タマネギの産地?
墾丁が近づくと、道端の店にタマネギのネットのようなものが目に入る。
どうやら本当にタマネギのネットらしい。
調べたところこの辺り名産の恒春タマネギという品種らしい。
みずみずしくて口当たりが甘いのが特徴だとか。
淡路島なんかも確かタマネギが特産だったなあ。
もちろん、われらが北海道もタマネギの産地です。
幻の「札幌黄」というのが近くで採れます。 -
墾丁市街
バスが墾丁のシンボル南門をぐるっと迂回するとほどなく、駅のような構えのバスターミナルに着きました。
この辺りは、台湾で大ヒットした台湾映画「海角七號」のロケ地だったそうでいわゆる聖地巡りをする人たちが訪れます。
私たちはそのまま乗ってしばらく行くと、貸しバイク屋さんや旅店と書かれたホテルが建ち並ぶ通りに出たので下車。
台湾ではホテルは飯店より旅店と書くことが多いのだろうか。
日本語を話す親切なレンタバイク店のオーナーが、地図をくれて訪れるべき場所を丸してくれました。
名所巡りをする前に、セブンで腹ごしらえ。墾丁街車 バス系
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大型リゾートホテルは、郊外の海沿いにあります。
この辺りは庶民向けの小ホテルばかりですが、ビーチリゾート好きの白人の若者達の姿をよく見かけます。 -
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台湾で路線バスを捕まえる
この辺りから再び路線バスを捕まえてガランビ岬を目指しました。
レンタバイクは電動スクーターで、運転免許証は要らないと言われましたが、しばらくバイクはおろか自転車にも乗っていないので、のんびりバスを使おうと思います。
目の前をバスが過ぎてゆきますが、目当てのバスかどうか分からない。
すると、向こうの店舗で見ていたお爺さんが、
「何をしている。バスは自分で停めないといつまで経っても乗れないぞ。」
と教えてくれました。
たぶん台湾語か何か(この辺りの人は我々を見てリップンナン=台湾語の日本人、と言っていましたから台湾語が普段使いかと思います)で言っているのですが、今思い起こすと日本語で会話していたように思い出します。
どうも、脳みそというのは勝手な解釈をするようです。
「いかん、それは乗ってはだめだ。」
次のバスが来た時お爺さんの方を見ると、かぶりを振ります。
バス停に路線図とバスナンバーが出ていますが、出ていないのも結構走ってきます。 -
砂島
お爺さんが捕まえてくれたバスで砂島というビーチにやってきました。
ビジターセンターがあって、ここのビーチが貝殻のかけらで出来ている大変貴重なものと知る。
立ち入り禁止にして保護している。墾丁砂島 ビーチ
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墾丁砂島 ビーチ
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ここからガランビ岬までは、バス停で一つ行ったところですが、どうしたことかバスが来ない。
少なくとも30分に一本はこの路線を走っているはずが、もう40分も待っている。
お爺さんに教えてもらったように、来たバスを手を振って停めなければならないから目を離せない。
たくさん来るのは観光バスばかり。
漸く来た路線バス(正面にナンバ-が表示されている)を必死で停めると、少しオーバーランして停まってくれた。
乗ってみると乗客は我々だけ。
この時間、運転士は客を乗せるモードになっていないみたいです。 -
鵝鑾鼻(ガランビ)岬
小学生の頃に顕微鏡で見たミジンコのような形の台湾の、南のはずれの尻尾のような岬。
ガランビ岬といのは原住民の使っていた言葉から来ているそうですが、台湾の漢字は難しすぎます。
臺灣で台湾ですから……。
国立公園で60元(220円くらい)の入場料を払って岬を巡ります。 -
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台湾リス
昔、ペット屋さんで売っていました。
北海道のエゾリスに似ていますが、耳のふさふさがない。 -
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ガランビ岬の入口の広大な駐車場にはおみやげ屋が並び、椰子の実も売られている。
意外にも、台湾で売られている果物はバナナを初めとして値段が高いです。
ただし、椰子の実は安く、一つ150円くらいで売られています。 -
小湾ビーチ
ネットでお薦めになっていたビーチにバスで移動。 -
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良い場所に立っているカフェですが、近くのホテルの付属なのか、ふりの客はあまり歓迎しないような気配。
「お一人様300元からの注文になります。」
ビール一杯じゃだめか……。 -
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岬を洗う海水はとても綺麗です。
太平洋と南シナ海が出会う場所。 -
帰りは、88番のバスがちょうど来たので高雄まで乗ってゆこうと思いましたが、ちょうどラッシュに捕まりのろのろになったので、坊寮で降りて列車で帰りました。
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