両親の古希祝いでちょっぴり親孝行の旅 in 台湾(^^)　

2016/11/27 - 2016/11/29

今年(2016年)揃ってめでたく古希(70歳)を迎えた我が両親
定年後比較的悠々自適な暮らしをしているようですが、いつ何が起きてもおかしくないお年頃・・
「孝行したい時に親は無し」なんて言葉もありますし、今までの感謝を込めて、両親と我々夫婦の4人で台北に出掛ける事にいたしました。

ちなみにそれぞれの台湾訪問歴は・・

私→　昨年６月以来８度目
嫁→　９年ぶり２度目
母親→　初台湾
父親→　大学卒業旅行以来約５０年ぶり２度目(^^)/　　尚当時（１９６８年）は沖縄は日本に返還されておらず、鹿児島船で出国後沖縄に入国したそうです。

な訳で定番の観光地ばかり巡る旅となりました(^^)

エリア 九分(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 旅工房

台湾に行くツアーは数多くありますが、信州在住の我々は、空港からの帰りの時間も考えないといけません(;´д｀)
帰った翌日には仕事の為、どうしても日本には午後の早い時間に到着する便、、
という条件で探しました

久しぶりのレガシーキャリア！で喜んでたら事もあろうにあの忌々しいJAL(｀´)
思えば6年前、当時セントレアで働いていた小生ですがこの糞ビッチエアラインのお陰で事務所が閉鎖され、全員が解雇されて路頭に迷ったあの日・・

恨み辛みはありますが、この際文句は言わずに乗ってやりますよ！

JL97　8：35Dep

機内食は根室名物の「エスカロップ」でした。
いつもはLCCなので、機内食が出る事も飲み物が出る事もないので、美味しくいただきました(^3^)/

もちろんビールもね　無料だしｗｗｗ

機内の映画で嬉しい事に「君の名は。」を上映していました。
私kotetsupatapata既に劇場で2回観ております(^_^)v
が、何度観ても素晴らしい！

ありがとうＪＡＬ(^^)/　←あれ？さっきボロクソに言ってなかったっけ？

おおよそですが、機内の約20%くらいの人が「君の名は。」観ていたように思えます。
勿論その中には我々4人も含まれます\(^^)／

今回は市街地にある松山空港ですので、街並みがかなり近くに見えてきます。

ほぼ定刻通りに到着です

先週の22日に突然飛び込んだビッグニュース
"トランスアジア航空運航停止"
ちなみにLCCな子会社"V-air"は9月末で一足早く運休してます。

まあ九州ほどの面積の島に航空会社が多過ぎだったんですけどね・・
まだ1週間も経ってない為、機材もそのままエプロンに残ってました。
この先どうなることだか( ノД`)…

台北松山空港 (TSA) 空港

空港内のトランスアジアのカウンターです。
当たり前ですが無人です(T_T)

今回はツアーですので送迎付きです。
全員が揃うのを待って免税店経由でホテルへ向かいました。
市内にある空港なので本当はとっととホテルに行くたいんだけどね～　こればかりは仕方が無いことです

免税店にて両替しました。
10,000円→2739元になりましたので、1元→約3.5円で計算したらよさそうです

台北松山空港 (TSA) 空港

宿泊に選んだのは、台北駅のすぐ隣に位置する「天成大飯店（コスモスホテル）」です。
口コミでも評判は良さそうですし、年寄りも連れているので、どこに行くにも便利が良いのが選んだ基準です

コスモス ホテル 台北 ホテル

無難なツインルームです
部屋の場所によっては、正面に台北駅を見ることができるのですが、生憎我々の部屋からは隣のビルしか見えませんでした(>_<)

コスモス ホテル 台北 ホテル

荷物を置いたら早速観光です
生憎の雨模様でしたが、タクシーでまずは国立故宮博物院へ

台北駅からタクシーで３１０元（約１０８５円）
入場料大人１名２５０元（約８７５円）

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

日曜日の午後という事もあってかとにかく凄まじい人の数(>_<)
しかもその殆どが大陸のクソ共・・

わあわあ喚くは、展示物は人を押しのけて見るはで辟易・・
やはりこんなところにも民度はでますな～

それともっと驚いたのは、展示物の写真撮影がＯＫな事（フラッシュはＮＧ）(^^)/
日本では考えられないですよね。　　もちろん著作権やら作品保護というのは十二分に理解できるのですが、一般的な観光客にとったら、思い出に撮っておいて、精々ＳＮＳにアップするくらいで、商業的に用いる人なんてそういないと思うし、逆に考えればいい宣伝にもなるような気がするのですけどね。

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

「象牙多層球」

象牙球の製作は、まず材料となる象牙を旋盤で球体に整え、表面から球体の中心に向かって均等間隔に十四の円錐形の穴をあけた後、直角に曲がった鈎を用いて内側から外側へと自在に動く球を一層ずつ彫っていき、最後に各種装飾を施して完成となる。十九世紀に広東地域の象牙彫刻職人が製作したこの象牙球は直径が約12cmで、表面には高浮き彫りの九匹の龍が雲間を縫っている。内側の球には各種透かし彫りの幾何学文様が施され、球は全部で二十四層になっており、各層とも自由に回転させることができる。この象牙球には受け皿のついた象牙の台座に乗っており、帽子掛けを思わせる。台座底部には同じく雲龍文が彫刻され、その上には八仙人の透かし彫り、中央には九層の雲龍文の象牙球があり、その上の短い円柱には山水や人物が彫られている。精巧を極めた細緻な彫刻と複雑な手法により製作されたこの象牙球は、清代晩期における象牙工芸の代表作と言えよう。　（故宮HPより抜粋）

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

「毛公鼎」
獣に似せた3本足に楕円形のカメ型という西周晩期の青銅器の特徴を良く表したこの毛公鼎は、2800年以上も前のものです。
　このカメに取っ手がついたような形が特徴の｢鼎｣は、もともと肉類を入れて料理に使用したものでしたが、そのうち権威を象徴する礼器として使用されました。
　故宮収蔵のこの毛公鼎の内側には500字もの長い銘文が刻まれており、その内容は、周王が周朝復興に功労があった毛公一族を称えたものになっています。

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

そして一番の目玉となる“白菜”を見るための行列です(T_T)
実に１０分近く並ばされました・・

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

「翠玉白菜」

天然の翡翠と玉の混ざり具合を巧みに利用した繊細な彫刻で、翠玉巧彫の最高傑作と言われています。白菜の上にとまっている虫ですが、実はこの2匹は、多産を象徴するキリギリスとイナゴ。この作品は、紫禁城内の永和殿に安置されていたものですが、そこは光緒帝の妃であった瑾妃の寝宮であったことから、清らかさを象徴し、多産を願う瑾妃の嫁入り道具だったのではないかと推測されています。白菜と昆虫という題材は、元代から明代初期の画家による草虫画の中によく見られ、吉祥を象徴する題材だったのです。

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

とにかく四方八方から絵に納めようとスマホやカメラが伸びてきますので、おちおちゆっくり見ることは許されません。

中国大陸の歴史や工芸品に興味のある人でしたら、何時間いても飽きないのでしょうが、フツーの観光客ですと「ふ～ん」ざっくり見て回る人が多いのかな？

大陸の人間が熱狂的に見学するのを尻目に、母親が余りの人の多さにダウンしたため、早々に引き上げることとしました

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

ライトアップされた台北駅

台北駅 駅

１１月下旬ともなると日本では完全にクリスマスモードですが、常夏の台湾はあまり感じられませんでした
台北駅に飾られていたクリスマスツリー

夕飯は散歩がてら寧夏路夜市へ来ました

寧夏路夜市 散歩・街歩き

台湾に来たら食べたいものがいっぱい(>_<)
でも小食の小生はどれだけ食べられる事だか・・

とりあえず外せないのが「?螂鬚張」の魯肉飯(^_^)v

髭鬚張魯肉飯 (大安店) 地元の料理

小ぶりなのでぺろっと完食です

寧夏路夜市 散歩・街歩き

賑やかですね

寧夏路夜市 散歩・街歩き

まだ小腹が空いていたので、蚵仔煎（牡蠣のオムレツ）７０元を購入

寝酒です
明日に備えて早めに就寝しました

２日目です
２泊３日の旅行ですが、最終日は朝８：３５のフライトですので、実質観光できるのは今日だけなのです(>_<)

まずは古刹の龍山寺を目指します

龍山寺 寺院・教会

＝龍山寺＝

1737年に建立された台湾で最も古くそして有名なお寺のひとつです。総面積一千八百坪余り、中国南方の宮殿式建築で、本尊をおまつりした正殿を、前殿、東西の鐘楼、鼓楼、そして後殿が囲む「回」の形をした構造となっています。

お寺自体の歴史は古いのですが、地震や爆撃などの被害を受け、建物は数度の再建を経ています。現在の本堂は第二次世界大戦後の、1947年に再建されたものだそうです。

龍山寺 寺院・教会

龍山寺 寺院・教会

龍山寺 寺院・教会

熱心に祈りを捧げています

龍山寺 寺院・教会

龍山寺 寺院・教会

とりあえず我々も家族全員の健康を祈願いたしました

龍山寺 寺院・教会

タクシーで中正紀念堂に来ました。
ようやく晴れ間が出ました\(^^)／

国立中正紀念堂 建造物

広～い！

国立中正紀念堂 建造物

中正紀念堂は、1980年に故・蒋介石の偉業を紀念して建てられたモニュメントで、台北に訪れた人なら誰しもが訪れる台北のシンボル的存在になっています。なお、名称についてですが、2007年5月に「中正紀念党」から「台湾民主紀念館」へと変更されましたが、2008年に蒋介石がいた国民党に政権が移ったことから、再び「中正紀念堂」へと戻されました。

今年（２０１６年）１月の選挙で８年ぶりに民進党が政権を奪還しましたが、名称はどうなるんでしょうかね？

国立中正紀念堂 建造物

中正紀念公園 広場・公園

微動だにしない衛兵さん

中正紀念公園 衛兵交代儀式 祭り・イベント

１０：００になりましたので衛兵の交代式が始まりました

中正紀念公園 衛兵交代儀式 祭り・イベント

正面のベストポジションを陣取ったので間近まで接近してドキドキ(^^)/

中正紀念公園 衛兵交代儀式 祭り・イベント

午後はタクシーをチャーターして十分～ホウトン～九?囲を巡ります

今回はホテルのコンシェルジュの方と相談し、１１：００に出発して１９：００までの８時間で、料金は４５００元（約１５，７５０円）でした。

日本語ＯＫの運転手さんで助かりました

台北を出て約１時間ほどで十分の街に到着しました。
丁度平渓線の列車が町中を過ぎようとしていました

十分老街 旧市街・古い町並み

日本では考えられないほど接近しますよね

十分老街 旧市街・古い町並み

十分には５年前にも来たことがあるのですが、その時出来なかったのが名物の「天燈上げ」　だって一人旅だったんだもん・・
今回は４人で願い事を込め空高く上げました。

我々夫婦は息子（キジトラ　１１歳）の健やかな成長をねがいましたが、両親の願い事は・・
「年金が目減りしないように・・(>_<)」　だそうな・・

それは安部晋三君に言わないと(-_-)

十分老街 旧市街・古い町並み

十分駅に停車中の平渓線

店番のワンコ
じっとしていて可愛い(^^)

続いて十分大瀑布に来ました。
小生は以前も来たことがあるのですが、当時（２０１１年）に来たときは線路沿いを歩いて、お金を支払って見たのですが、無料になったようです。
ただ駐車場から階段えらかった(-_-)

十分大瀑布 滝・河川・湖

ここ最近雨が多かったせいかかなりの水量です

十分大瀑布 滝・河川・湖

十分から約４０分ほどで候石同（ホウトン）に着きました。
５年前も来ましたが、炭鉱の廃墟と猫村で知られています

猴ドン駅 駅

猴ドン駅 駅

猫村へは跨線橋を越えた反対側です

猴ドン駅 駅

早速第一猫発見(^^)/

猴ドン駅 駅

日本の“猫島”と違ってわらわらはいませんが、適度に色んな箇所に出没しております

触り放題です\(^_^)／

前回来たときに比べカフェが増えましたね

カフェの看板猫ですね

モデルポーズ？

ホウトンを後にして、九分に来ました。
台湾有数はの観光地とあって平日にも関わらずすごい人の数です。

お馴染みセブンイレブンの脇から九分の街並みが始まります。

九分 旧市街・古い町並み

はぐれそうです(>_<)

九分 旧市街・古い町並み

九分 旧市街・古い町並み

17時過ぎ 徐々に日が落ちてきました

九分 旧市街・古い町並み

九分 旧市街・古い町並み

やはり九分といえばこの光景(^_^)v
それにしても周囲を見渡すと殆どが日本人(;´д｀)

やっぱり皆観たいよね〜

九分 旧市街・古い町並み

余りにも有名な「千と千尋の神隠し」のモチーフとなった？有名なお茶屋
今年の流行語の"聖地巡礼"ってやつ？

九分 旧市街・古い町並み

この狭く人がわんさかいるこの通りを、多くの団体客が旗を先頭にぞろぞろ歩いていました。
間違いなくはぐれる人続出やろうな〜
ガイドさんの苦労がわかります( ノД`)…

九分 旧市街・古い町並み

18時過ぎ これから来る人と、帰る人が重なりバス乗り場は正に鈴なりの人(。>д<)
我々はタクシーなので、高みの見物(^_^)v

九分 旧市街・古い町並み

九分からの帰りは台北市内の帰宅ラッシュ時間と重なり１９時３０分過ぎになりました。
さすがにお腹もペコペコになりましたので、ホテルで荷物を置いて歩いてこちらのお店に来ました

點水樓（ディエンシュイロウ）
http://www.dianshuilou.com.tw/index.html

點水樓 (懷寧店) 中華

ようやくお目当ての小籠包にありつけました。

小籠包にヘチマ入りの小籠包、青菜のチャーハンと空心菜の炒め物です。
熱々ででら旨かったわ～

點水樓 (懷寧店) 中華

この後足つぼマッサージをした後ホテルに戻りました。
実質最終日の２日目は盛り沢山でした。

最終日は帰るだけです（涙）
あれもしたい、これも食べたい(>_<)でしたが、残念ながら又の機会です・・

台北松山空港 (TSA) 空港

短い滞在でちょっと欲張りすぎたかな？
でも両親もそれなりに楽しんでもらったようで、ちょっびり自己満足してます。
こうやって旅行を楽しめるのも健康であるからこその事。 その事に感謝です。

またいづれ親孝行で何処か連れていってやらないとね(*^^*)

台北松山空港 (TSA) 空港