2016/11/19 - 2016/11/23
14位(同エリア41件中)
junさん
ガダルカナル島までは、ツアーで比較的安く行けるようになりました。
しかし、戦跡巡りの現地ツアーはやはり高いです。
理由は二つあります。
一つは、単純に物価が高いことです。
二つ目は、それぞれの戦跡、慰霊場所、私設博物館には管理者がいて、そこに入場料を払うためです。
この写真のシャーマン戦車には、1人当たり30ソロモンドル(750円)払うように書いてあります。
彼らにとっては数少ない現金収入になるわけです。
それで、慰霊碑等が維持されるわけで、それはそれで良いと思います。
大戦中は、地元とは関係なく日米が戦い、島民の家などが破壊されました。
地元に、日米が慰霊などで資金が投入されるのは、良いことと思います。
写真は、日本軍に撃破されたアメリカのM4シャーマン中戦車。
※後日調査したところ、この戦車はガダルカナル戦後に持込み、試射により破壊されたとのことでした。紛らわしい話です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ニューギニア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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現地2日目の昼食です。
ホニアラ市内に戻って、フードコートで、フィッシュアンドチップスとコーラをとりました。
65ソロモン諸島ドル、なんと1,625円です。
ちなみに、そのうちコーラは1缶625円です。
美味しいのですが。 -
フードコートはきれいですが、エアコンが効いていないので、暑かったです。
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午後は、アウステン山日本人慰霊碑を訪問しました。
山頂ではなく、アウステン山の山麓、おそらく、激戦が行われたマタニカウ川東岸のイヌ高地と言われた場所と思います。 -
慰霊碑の丘から正面にサボ島が良く見えます。
海でも激しい海戦が行われました。 -
ギフ高地「岡部隊奮戦の地」(歩兵第124連隊)の慰霊碑です。
激しい戦いの後、米軍に奪取されました。 -
写真の、この部落のリーダーのウィリーさんが、ギフ高地を案内してくれました。
この人は、かの「丸山道」を6日間で踏破したと言っていました。 -
ツアーのドライバーさんです。悪路の運転が上手いです。
ちょうどこの戦跡に、オーストラリア人の若いカップルもレンタカーで来ていて、
私が、「ここで、日豪は戦ったね」と声を掛けたら、「シンガポールなどでは戦ったが、ここでは戦っていないよ」とすぐに返してきました。
「でも、巡洋艦キャンベラは、日本軍艦に沈められたね」と、詳しかったです。 -
地元の人々が路上で市を開いていました。
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アメリカ戦争記念碑です。
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記念碑はマタニカウ川西岸で、すぐ下に川が流れています。
この川の両岸で、日米が激しく戦いました。 -
ホニアラ市内に、「川口支隊の鎮魂碑」がありました。
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日本の野戦重砲です。この辺りからヘンダーソン飛行場を砲撃したようです。
2日目、東地区戦跡地巡りはここまでです。 -
夜は、同行者がホテルの日本食レストランで寿司を食べたいと言うので、寿司定食(大)です。220ソロモン諸島ドル(5500円)でした。
日本酒大関4合瓶300ドル(7500円)は4人で飲みました。
魚は地元でとるので旨いです。 -
現地3日目の西地区戦跡地巡りは、
タンベア(日本軍撤退場所、第二師団慰霊碑)からです。 -
カミンボ(岡部隊、青葉支隊上陸地点)では、地元の人達が上陸してきて、早速海岸で市を開催始めました。
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エスペランサ岬、日本軍最終撤退地は、慰霊碑もなくちょっと期待外れでしたが、
地元の子供達はかわいいです。 -
この先がエスペランサ岬です。
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有名なビル村戦争博物館です。
この時は大雨でした。 -
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大雨が日本の野戦重砲を覆っていました。
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日本の九七式中戦車がガダルカナルまで来ていたことを知りませんでした。
九五式軽戦車だけと思っていました。
砲塔だけですが、感激しました。
人との大きさを比較するために、失礼して、搭乗してみました。 -
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タサファロングボネギ海岸の鬼怒川丸です。
もっと大きく残っていると思っていたので、ここもちょっと残念でした。
ほとんど潜没しています。
潜らないと確認できないようですが、自然の流れなのでやむなしです。
地元の子供たちが、遊んでいるのが、平和で良いです。 -
砂浜に、船体の一部が打ち上げれられているとのことでした。
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英語ガイドに、TANKを見たいとリクエストしたら、この場所に連れて行ってくれました。
このM4戦車の写真は事前に調べていましたが、ガダルカナルにM4は来ていなくて、別の島の写真と思っていました。実際にこの目で見て感動しました。 -
後ろに英語で戦闘の様子が、書かれています。戦車の横腹に多数の弾痕があり、内二穴が貫通していました。
帰国後調査した結果、この戦車を撃破して、日本軍の撤退部隊を掩護したのは、最後に上陸した第38師団の矢野大隊のようです。 -
日本軍が攻勢のためにジャングルを切り開き、撤退時に多くの餓死者を出した丸山道も見たいと英語ガイドに要請しました。
ここは丸山道入口の記念碑です。
銘板が持ち去られています。
ガ島は各箇所に有料の管理者がいるので、保存状態が良いのですが、ここだけはダメでした。そのため、定番コースに入っていないようです。ガイドはしっかり近傍の人にお金を払っていました。 -
西地区戦跡巡りは、レストランが無いので、ランチは路上の屋台か、ホテルの弁当になります。
ホテル弁当は高かったので、屋台にしましたが、やはり高いです。
チキンは750円、ソーセージは250円、タピオカいも、ライスは無料でした。 -
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最後の訪問地ナナ村(野戦重砲兵第4及び第7連隊、全国ソロモン会の慰霊碑)で、最後の慰霊をしました。
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三つの慰霊碑の後ろは、日本軍十五センチ榴弾砲を運んだ牽引車です。
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最終日、ガダルカナル島ホニアラからポートモレスビーへ出発です。
なんとこの飛行機は、往路と異なり、ポートモレスビーから日本への便にもそのまま使用されました。びっくりです。
ガ島で英霊が乗り込んでいたら、そのまま日本まで帰れます。 -
またまた、珊瑚海の上空で白ワインとサンドウィッチのランチです。
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ポートモレスビーの上空です。
今は高速道路が走っていますが、この近くまで日本軍の南海支隊が、オーエンスタンレー山脈を越えて進撃してきたわけです。 -
激戦が行われたニューギニアのラエの上空です。
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最後の機内食です。
ニューギニアのビールを飲みながら、東京に戻りました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 草廬の隠者さん 2017/05/21 12:48:20
- ソロモン諸島の戦跡
- こんにちは。突然のコメント失礼します。
ガダルカナルとラバウルは死ぬまでに一度は行きたいと思っている場所です。数々の御写真拝見させて頂きました。ありがとうございます。
- junさん からの返信 2017/05/21 13:27:58
- RE: ソロモン諸島の戦跡
- 写真見ていただいてありがとうございます。
昨年あたりから、ガダルカナル、ラバウルともに、ツアー行きやすくなりました。
現地物価を含めて、まだまだ高いですが。
行かれる時は、是非、不明点ご質問下さい。
忘れないうちはアドバイスさせていただきます。
> こんにちは。突然のコメント失礼します。
> ガダルカナルとラバウルは死ぬまでに一度は行きたいと思っている場所です。数々の御写真拝見させて頂きました。ありがとうございます。
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