ブラックフライデーと、その他詰め合わせ

2016/12/01 - 2016/12/01

『ブラックフライデー』

この時期になるとテレビで、お目当ての商品の争奪戦などアメリカの様子を報道されたりしますが、凄いですよね。
ブラジルでは元々、ブラックフライデーのイベントは無かったのですが、近年販促のために盛り上げようとしているみたいです。

そんな、街の様子を投稿してみます。

※ 旅行時期はダミーです

エリア クリチバ(ブラジル)

クリチバ中心部のマレシャウ・テオドーロ通り（Rua Marechal Deodoro）

この通り沿いに、家電量販店が軒を連ねています。

６０％ディスカウント

どの店も、ブラックフライデーに力が入っています。
でも家電量販店は年４回位、大売り出ししてるような気もします。

大手家電量販店、ポントフリオ（Pontofrio）

家電は、ブラジル国内メーカ、欧州メーカ、最近は韓国メーカが、幅を利かせています。

同じく大手家電量販店、カザス・バイーア（Casas Bahia）

ほんの少し前に、部屋備え付けの「乾燥機能付き洗濯機」をぶっ壊して、慌ててカザス・バイーアから同じ機能の洗濯機を購入しました。

その経験から、ブラックフライデーが特に安いかというと疑問です。
むしろ、欲しい時にお金に余裕があれば、購入した方が良いです。

なぜならブラジルはインフレが酷く、安い時期を待つより、真っ先に購入した方が結果的に安かったりします。

大手は大抵、自社サイトから購入可能です。しかも店頭で購入するより、２～３割安かったりします。

大手雑貨チェーンのアメリカナス（Americanas）のサイト

重量７０Kgもある壊れた洗濯機を入れ替えるのに、店頭購入の方がサービスが良いのかなと色々聞いてみたけど、店頭もネットでも倉庫から直送だそうで、また古い機械を回収してくれる訳でも無いです。

古い機械の破棄をアパートの管理人に相談してみたところ、あっさり「欲しい」と言われ、結局喜んで持って行ってくれました。新しい部品は無いみたいだけど、機械修理が得意な人なら直せるでしょう。元々高価なタイプの機械だし・・・。

なんかブラジル的な解決方法でした。

店の前では、旗を振ったり、ダンスしたり、これ販促なんですかね？。

服屋さんもブラックフライデーです。

C&Aでも

メガネ屋さんも

最近メガネ屋さんが増えています。必需品で単価が比較的安い商品は、不景気の時は良いのかもね。

大手の服飾＆雑貨チェーン、ペルナンブカナス（Pernambucanas）

チョコレート店

携帯ショップ（Claro）

ここから、ショッピング・モール内のお店です。

リーバイス、昔はよく買ったけど・・・。

本屋さん

大手家具チェーン、トキイストキ（Tok&Stok）

ちょっと高級なメガネ屋さん

なんとレストランも・・・、カイピリーニャが安いそうです。

エステも・・・。

ブラジルで最も大きい、脱毛エステチェーンだそうです。

エスパッソレザー（Espaçolaser）

ここは何故か、ゴールデンフライデーだそうです。

クリチバで一番高級そうなショッピング・モールですが、「％」はセール中という意味？。

高級ブランドは、セールとは全く関係無いみたいです。

そして、この時期になると、クリスマスの飾り付けも楽しめます。

FELIZ NATAL （メリークリスマス）

HOHOHO（ホホホ）、サンタの笑い声です。

セントロのオゾリオ広場にある、サンタの家、お金が掛かるけどサンタと写真が撮れます。

ショッピング・モールでは大抵どこでも、サンタが待機しています。

子供騙しだけど、小さな子は大喜びなんでしょうね。

このショッピング・モール（Pátio Batel）で写真を撮っていたら、日系人でなく日本人がたくさんウロウロしていて、ビビった。

旅行記の表紙は、エスタソン（Shopping Estação）というショッピング・モールなのですが、その近くには、パラナ連邦技術大学（UTFPR）があります。

この大学、ちょっと前に覆面集団が占拠して大問題になりました。

ちょうど大学受験の時期で、急遽受験が近くの私立大学の校舎で行われました。この影響で、受験できなかった人もいたようです。

ブラジル北東部など遠方から、受験に来ている人も多いようです。

北東部にあるアラゴアス連邦大学（UFAL）の近くを何度も通ったことがあるのですが、どこの農場？という感じで、設備や教育レベルがパラナ州の大学に比べて随分低い所が多いのかも知れませんね。

パラナ連邦大学（UFPR）のこの校舎も、短い期間、覆面集団に占拠されました。

バテウ地区にある、パラナ連邦大学芸術コースの校舎です。ここはもう一ヶ月近く学生に占拠されています。

発端は教育改革に反対する、高校の生徒達が学校を占拠（Ocupação）したことです。一時期パラナ州の数百の学校で、ロックアウトが行われました。

ロックアウト中の学校に強盗が入ったり、殺人事件が発生したり、いろいろ事件が起こりました。

それぞれ当事者は、正しいと思う行動を選択していると思います。しかしブラジルは二年近く経済がマイナス成長しているので、不満を持つ者も多く、行動が過激に成りがちです。世の中が騒然としていますね。

街を散歩していると、ちょっと奇妙な光景を見ることがあります。

写真はバス専用道路なのですが、ビルの下を通り抜けていきます。

なんかポキッと折れそうですよね。

反対側から、道路の上にビルが直列に二棟建っています。

このバス専用道路はセントロ（街の中心）地区から、市の北部にあるサンタ・カンジダ・ターミナル（Terminal Santa Cândida）まで繋がっています。

サンタ・カンジダ・ターミナルです。

セントロから３０分程ですかね。

サンタ・カンジダ・ターミナルの近くには、連邦警察のパラナ州統括署があります。

ここはブラジルのニュースを賑わしている、ラバジャット（ジェット洗浄）作戦の舞台となっています。

ブラジル大統領の罷免まで追い込んだ、ブラジル最大の企業、ペトロブラスの政界汚職事件を捜査しています。
中央政界で活躍していた人物が続々と、クリチバまで連行されて取り調べられています。

纏まり無いですけど、以上でした。
ちゃんちゃん。


今年も残り少なくなりましたが、良い年末年始をお過ごしください。

この旅行記へのコメント （2）

• Mauricioさん 2016/12/01 21:29:18

  面白かったですね

  botさん、Bom dia
  
  クリチバとか大都市では思い切ったプロモーションが無い様に思えますが
  カンピーナスや、その周辺では９５％オフなんてのも見掛けました。
  それだけ経済疲弊が激しいという意味ですね。
  
  ついこの前まで５千万円ぐらいしてた土地が半額で
  それでも売れなくてヒーヒー言ってたり、酷いことになってます。
  
  僕的には３０年ほど前のサルネイ大統領の時の様な３０００％のインフレを期待
  １００ドルの両替で１週間の旅行が出来て半分近く余ってました。
  あの時代が懐かしいですねー。
  
  調子が良い時に育った若者たちが過去を知らないのが気になります。
  ボロボロだった時代を知らず、好景気しか思ってなければ
  自分で起業することも出来ず社会的不安に向かいますよね。
  学生からその辺の相談を受けて絶句しているところでもあります。
  
  ジウマを追放して、結果的に民主主義を葬ったので世界からも信用が在りません。
  マニフェスタンチは世界からの孤立運動だったのを理解するブラジル人も居ず
  何処までも深みに嵌って行く今日この頃の様な気がします。
  
  
  　　　Mauricio
  
  

  botさん からの返信 2016/12/02 00:14:30

  RE: 面白かったですね

  Mauricioさん
  
  メッセージありがとうございます。
  
  カンピーナスは凄いですね。TVでも放映していましたが、一部の目玉商品は
  とても安く、争奪しているところも一部あるみたいです。
  
  土地などの不動産は結構酷いみたいです。アパートの家賃は右肩下がりみたい
  です。
  インフレになった時にドルを持っている人は強いですが、その経験が仇となり、
  破産した人を何人か知っています。
  
  有名大学を出た人や優秀と言われる人が、起業を恐れるのは分かるような気もします。
  実際上手く行かない人も多いですしね。ブラジルもそして日本も、失敗した時の安全
  ネットが弱いですから・・・。
  
  また、宜しくお願いします。