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1年遅れの2016年秋のドライブの記録です。<br /><br />当初は、年の最後のレジャーチャンスということで、<br />熊本市近郊のお気楽グルメがテーマでしたが、思いがけず<br />武蔵、漱石、なぜかジブリのエピソードにまで遭遇。<br /><br />予想外の紅葉狩りまで堪能でき、日常のささやか~な<br />シアワセを実感した1日となりました。<br />

武蔵、漱石、ジブリに紅葉♪ 島田美術館~ココぺリの秋ドライブ

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2016/11/24 - 2016/11/24

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2

40

レイジーガーデナー

レイジーガーデナーさん

1年遅れの2016年秋のドライブの記録です。

当初は、年の最後のレジャーチャンスということで、
熊本市近郊のお気楽グルメがテーマでしたが、思いがけず
武蔵、漱石、なぜかジブリのエピソードにまで遭遇。

予想外の紅葉狩りまで堪能でき、日常のささやか~な
シアワセを実感した1日となりました。

旅行の満足度
5.0
同行者
友人
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車

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  • 前日の雨が少し残った微妙な天候の朝。<br />風も冷た~い!(@_@)<br /><br />と、ビビっているうちに、どんどん天候回復。<br />参加人員3人中、晴れ女2人の威力?で無事、第一目的地に到着。<br /><br />熊本市西区の島田美術館です。

    前日の雨が少し残った微妙な天候の朝。
    風も冷た~い!(@_@)

    と、ビビっているうちに、どんどん天候回復。
    参加人員3人中、晴れ女2人の威力?で無事、第一目的地に到着。

    熊本市西区の島田美術館です。

  • 島田美術館は昭和52年開館。主に宮本武蔵ゆかりの<br />古美術、資料などが収蔵された美術館です。<br /><br />元々、個人コレクションだったため、建物も邸宅を<br />生かした名残があり、入り口の門に風情が感じられます。<br /><br />10年ほど前、一帯のバイパス道路工事に伴って一時休館。<br />改築を経て、現在は公益財団法人となっています。<br /><br />入り口で思いがけず美しい紅葉を見て、心なごみます。

    島田美術館は昭和52年開館。主に宮本武蔵ゆかりの
    古美術、資料などが収蔵された美術館です。

    元々、個人コレクションだったため、建物も邸宅を
    生かした名残があり、入り口の門に風情が感じられます。

    10年ほど前、一帯のバイパス道路工事に伴って一時休館。
    改築を経て、現在は公益財団法人となっています。

    入り口で思いがけず美しい紅葉を見て、心なごみます。

  • 実をいうと武蔵は苦手ですが(武蔵ファンの方ごめんなさいm(_ _)m)<br />島田美術館の雰囲気はとても好きで、改築前はたまに訪れていました。<br /><br />改築後に来るのは初めてです。<br />今日のランチは少し早めに、こちらのカフェで。<br /><br />以前は「ててっぽう」という名のカフェがありましたが、<br />現在は「木のけむり」というカフェに。<br /><br />建物自体、新しくなった別物ですが、期待通りの素敵な雰囲気。

    実をいうと武蔵は苦手ですが(武蔵ファンの方ごめんなさいm(_ _)m)
    島田美術館の雰囲気はとても好きで、改築前はたまに訪れていました。

    改築後に来るのは初めてです。
    今日のランチは少し早めに、こちらのカフェで。

    以前は「ててっぽう」という名のカフェがありましたが、
    現在は「木のけむり」というカフェに。

    建物自体、新しくなった別物ですが、期待通りの素敵な雰囲気。

  • ドアを入るとすぐ店内の全体が見渡せる造りで、<br />上下2層のステップフロアとでもいうのかな?<br /><br />3人とも即決で、薪ストーブが燃える下のフロアを選択。<br />数段の階段を下りて振り返ると、こんな感じです。

    ドアを入るとすぐ店内の全体が見渡せる造りで、
    上下2層のステップフロアとでもいうのかな?

    3人とも即決で、薪ストーブが燃える下のフロアを選択。
    数段の階段を下りて振り返ると、こんな感じです。

  • あかあかと燃える薪ストーブ。<br />外気の冷たさから一転、心まで温まるよう。

    あかあかと燃える薪ストーブ。
    外気の冷たさから一転、心まで温まるよう。

  • 一番奥の窓側に席を取りました。<br /><br />一見、地下のような錯覚を覚えますが、傾斜地を<br />生かした造りで、窓の外は駐車場。<br /><br />この席は天井が低く、上のフロアの床下に<br />潜り込むような感覚があります。<br /><br />和紙の照明もいい感じ。

    一番奥の窓側に席を取りました。

    一見、地下のような錯覚を覚えますが、傾斜地を
    生かした造りで、窓の外は駐車場。

    この席は天井が低く、上のフロアの床下に
    潜り込むような感覚があります。

    和紙の照明もいい感じ。

  • ランチメニューは4種類ほどあり、確かドリンクをセットにして<br />各1000円(税込)だったような。私はオムレツをチョイス。<br /><br />オムレツの上には薄~くパリッと焼けた生ハムが<br />乗っていて美味♪ サラダの野菜もたっぷり。<br /><br />スープも具だくさんでヘルシーです。<br />

    ランチメニューは4種類ほどあり、確かドリンクをセットにして
    各1000円(税込)だったような。私はオムレツをチョイス。

    オムレツの上には薄~くパリッと焼けた生ハムが
    乗っていて美味♪ サラダの野菜もたっぷり。

    スープも具だくさんでヘルシーです。

  • こちらは他のメンバーのカレー。<br /><br />ふだんは甘めのカレーが好きな彼女が<br />「辛いけど美味しい!」と満足。<br /><br />添えられたナスも効いているようです。

    こちらは他のメンバーのカレー。

    ふだんは甘めのカレーが好きな彼女が
    「辛いけど美味しい!」と満足。

    添えられたナスも効いているようです。

  • 食後のドリンクはコーヒー、紅茶、ジュースなど各種あり。<br /><br />コーヒーカップが素敵だったので、地元の窯かな?と<br />尋ねてみましたが、詳細は不明でした。

    食後のドリンクはコーヒー、紅茶、ジュースなど各種あり。

    コーヒーカップが素敵だったので、地元の窯かな?と
    尋ねてみましたが、詳細は不明でした。

  • カフェにはショップが併設されていて、絵葉書、手工芸品、焼き物、<br />ガラス作品、雑貨、衣類など、さまざまに見て楽しめます。<br /><br />なかでも、島田美術館のご子息(ガラス作家)が<br />作られたグラスがとても素敵!<br /><br />思わず手に取りましたが、断捨離&地震後遺症?につき、<br />ガラス類は見るだけでガマン(笑)。<br /><br />こちらは、メンバーその1(姉)が購入したハンカチ。

    カフェにはショップが併設されていて、絵葉書、手工芸品、焼き物、
    ガラス作品、雑貨、衣類など、さまざまに見て楽しめます。

    なかでも、島田美術館のご子息(ガラス作家)が
    作られたグラスがとても素敵!

    思わず手に取りましたが、断捨離&地震後遺症?につき、
    ガラス類は見るだけでガマン(笑)。

    こちらは、メンバーその1(姉)が購入したハンカチ。

  • こちらもメンバーその1購入のお菓子(金平糖)。<br />なぜか京都のものでした。<br /><br />金平糖で京都とくれば、アノ宮内庁御用達の??<br />ちょっと違うかな(笑)。

    こちらもメンバーその1購入のお菓子(金平糖)。
    なぜか京都のものでした。

    金平糖で京都とくれば、アノ宮内庁御用達の??
    ちょっと違うかな(笑)。

  • これまたメンバーその1購入のカフェ自家製の<br />マフィン。<br /><br />後日、「島田美術館がスゴク良かった!」と同僚に話したら、<br />即、「一緒に行きたい!」となったそうで、<br />このドライブの数日後に再訪。<br /><br />お土産に買ってきてくれました。<br />クランベリー入りで、とっても美味でした♪(1個250円)

    これまたメンバーその1購入のカフェ自家製の
    マフィン。

    後日、「島田美術館がスゴク良かった!」と同僚に話したら、
    即、「一緒に行きたい!」となったそうで、
    このドライブの数日後に再訪。

    お土産に買ってきてくれました。
    クランベリー入りで、とっても美味でした♪(1個250円)

  • こちらが島田美術館本館。本館は建て替えでなく<br />以前のままのような。<br /><br />武蔵ゆかりの美術品以外に、熊本藩主・細川家ゆかりの<br />コレクションなどもあります。<br /><br />以前、訪れた際はひな祭りの時季で、刺繍があでやかな<br />細川家のお姫様の衣装が展示されていた記憶が。

    こちらが島田美術館本館。本館は建て替えでなく
    以前のままのような。

    武蔵ゆかりの美術品以外に、熊本藩主・細川家ゆかりの
    コレクションなどもあります。

    以前、訪れた際はひな祭りの時季で、刺繍があでやかな
    細川家のお姫様の衣装が展示されていた記憶が。

  • 本館のお庭。<br /><br />本館の内部で椅子に掛けて、じっくりお庭を鑑賞する<br />庭園ファンも多いそうです。<br /><br />本館以外では、別館や蔵を生かしたギャラリーで、金工や<br />モダンアートなど、女性作家の作品展が2件行われており、<br />ゆっくり楽しむことができました。<br /><br />

    本館のお庭。

    本館の内部で椅子に掛けて、じっくりお庭を鑑賞する
    庭園ファンも多いそうです。

    本館以外では、別館や蔵を生かしたギャラリーで、金工や
    モダンアートなど、女性作家の作品展が2件行われており、
    ゆっくり楽しむことができました。

  • 島田美術館だけでも、かなりの満足度でしたが、次の<br />目的地を目指して金峰山(きんぼうざん)方面へ出発。<br /><br />熊本市西区に位置する金峰山は、標高665m。<br />市内どこからでも目に入る、市のシンボル的存在の山です。<br /><br />手軽に山登りできることから、小・中・高校の遠足から、<br />熟年世代の健康づくりまで、多くの人に親しまれています。<br /><br />一方、この山が有明海からの海風をさえぎっているため、<br />熊本市は夏は高温多湿、冬は底冷えする典型的な内陸性気候。<br /><br />北海道から引っ越してきた人が、「南国と思ってたのに寒い!」<br />と憤慨していた記憶があります(笑)。<br /><br />さて、美術館を後にした車は、上熊本の本妙寺そばを通り、<br />カーブの多い山道を順調に進んで、「峠の茶屋」へ。<br /><br />駐車場にあるこの看板は昔、馬が使われていた時代のものを<br />再現してある…のかな?

    島田美術館だけでも、かなりの満足度でしたが、次の
    目的地を目指して金峰山(きんぼうざん)方面へ出発。

    熊本市西区に位置する金峰山は、標高665m。
    市内どこからでも目に入る、市のシンボル的存在の山です。

    手軽に山登りできることから、小・中・高校の遠足から、
    熟年世代の健康づくりまで、多くの人に親しまれています。

    一方、この山が有明海からの海風をさえぎっているため、
    熊本市は夏は高温多湿、冬は底冷えする典型的な内陸性気候。

    北海道から引っ越してきた人が、「南国と思ってたのに寒い!」
    と憤慨していた記憶があります(笑)。

    さて、美術館を後にした車は、上熊本の本妙寺そばを通り、
    カーブの多い山道を順調に進んで、「峠の茶屋」へ。

    駐車場にあるこの看板は昔、馬が使われていた時代のものを
    再現してある…のかな?

  • 峠の茶屋は、漱石が熊本で五高教授をしていた時の体験を<br />元に書いた小説「草枕」の中に出て来る、有名なスポット。<br /><br />例の「山路(やまみち)を歩きながら、こう考えた。智に働けば<br />角が立つ。情に掉させば流される。」の書き出しで知られる作品です。<br /><br />山路とは、この金峰山を通り抜けて小天温泉へ至る道を指しています。<br /><br />峠の茶屋の話題は地元紙やローカル局の話題でよく目にするのに、<br />恥ずかしながら一度も立ち寄ったことがなく、初訪問です。<br /><br />建物は駐車場から、さらに階段を上った先にある模様。<br />足元には美しい紅葉が散り敷いていました。

    峠の茶屋は、漱石が熊本で五高教授をしていた時の体験を
    元に書いた小説「草枕」の中に出て来る、有名なスポット。

    例の「山路(やまみち)を歩きながら、こう考えた。智に働けば
    角が立つ。情に掉させば流される。」の書き出しで知られる作品です。

    山路とは、この金峰山を通り抜けて小天温泉へ至る道を指しています。

    峠の茶屋の話題は地元紙やローカル局の話題でよく目にするのに、
    恥ずかしながら一度も立ち寄ったことがなく、初訪問です。

    建物は駐車場から、さらに階段を上った先にある模様。
    足元には美しい紅葉が散り敷いていました。

  • まず、軽食コーナーや地元の物産などを販売している<br />簡単な造りの売店に到着。<br /><br />さらに、お店の中を通り抜ける形で上っていくと、<br />峠の茶屋がありました。<br /><br />青空と紅葉がとても素敵でしたが、逆光でうまく<br />撮れず、反対方向から撮影。

    まず、軽食コーナーや地元の物産などを販売している
    簡単な造りの売店に到着。

    さらに、お店の中を通り抜ける形で上っていくと、
    峠の茶屋がありました。

    青空と紅葉がとても素敵でしたが、逆光でうまく
    撮れず、反対方向から撮影。

  • 落ち葉の清掃をしていた管理人らしき方から、「中もどうぞ」と<br />言われて、建物に入りました。<br /><br />漱石が実際に辿った道は、現在の車道とは異なる別の道で、<br />小説に登場する茶屋も、ここから少し離れた場所に、<br />もっと小さな建物としてあったとのこと。<br /><br />現在の茶屋は、当時の資料の外見を元に再現したもので、<br />いわゆる「イメージです」って感じかな?

    落ち葉の清掃をしていた管理人らしき方から、「中もどうぞ」と
    言われて、建物に入りました。

    漱石が実際に辿った道は、現在の車道とは異なる別の道で、
    小説に登場する茶屋も、ここから少し離れた場所に、
    もっと小さな建物としてあったとのこと。

    現在の茶屋は、当時の資料の外見を元に再現したもので、
    いわゆる「イメージです」って感じかな?

  • 熊本時代の漱石の写真など資料類が展示してある中に、<br />おや? なぜかトトロの額?<br /><br />あ! もしかして!? と管理の方に聞くと<br />「はい、宮崎監督が立ち寄られたんですよ」と。

    熊本時代の漱石の写真など資料類が展示してある中に、
    おや? なぜかトトロの額?

    あ! もしかして!? と管理の方に聞くと
    「はい、宮崎監督が立ち寄られたんですよ」と。

  • 2013年、ジブリ映画「風立ちぬ」の公開時、作中で描かれた「離れ」の<br />和室が、「草枕」に出て来る「那古井館」のモデルとなった小天温泉の<br />前田邸に似ていると地元で話題になりまして。<br /><br />その際、宮崎駿さんなどジブリ関係の方が以前、慰安旅行で<br />小天温泉を訪れたことに由来するとの話も耳にしました。<br /><br />2015年の旅行記「夕日を見に行く…」をアップした際、<br />そのことに触れましたが、はからずも、その事実に<br />ここで遭遇するとは!<br /><br />なんだか嬉しい…。(^^)v

    2013年、ジブリ映画「風立ちぬ」の公開時、作中で描かれた「離れ」の
    和室が、「草枕」に出て来る「那古井館」のモデルとなった小天温泉の
    前田邸に似ていると地元で話題になりまして。

    その際、宮崎駿さんなどジブリ関係の方が以前、慰安旅行で
    小天温泉を訪れたことに由来するとの話も耳にしました。

    2015年の旅行記「夕日を見に行く…」をアップした際、
    そのことに触れましたが、はからずも、その事実に
    ここで遭遇するとは!

    なんだか嬉しい…。(^^)v

  • 峠の茶屋は入館無料だったので、お礼を兼ねて帰途、<br />売店に並ぶお団子や野菜、果物などの中から、<br />それぞれにお土産を購入。<br /><br />私が買ったミカンは、女性の握りこぶしより一回り<br />小さいくらいのピカピカのビッグサイズで200円!<br /><br />最初のうちは大味でしたが、数日のうちに<br />甘くなりました♪

    峠の茶屋は入館無料だったので、お礼を兼ねて帰途、
    売店に並ぶお団子や野菜、果物などの中から、
    それぞれにお土産を購入。

    私が買ったミカンは、女性の握りこぶしより一回り
    小さいくらいのピカピカのビッグサイズで200円!

    最初のうちは大味でしたが、数日のうちに
    甘くなりました♪

  • 峠の茶屋での思いがけないエピソードとの遭遇に一同、<br />すっかり観光客気分になって、再び出発。<br /><br />ミカンの段々畑と秋の日差しを楽しみながら、<br />田舎道を走ります。<br /><br />あれ? 行き過ぎたかな? と戻ったところに、<br />この駐車場、もとい「岩戸の里公園」が。<br /><br />うわ! この巨大な白い象は、もしや宮本武蔵?<br />うーん、何というか、あまりにも…ですなあ。<br /><br />外国や他県から、はるばる訪ねてきたファンの人には<br />ちょっと申し訳ない気が…。m(_ _)m

    峠の茶屋での思いがけないエピソードとの遭遇に一同、
    すっかり観光客気分になって、再び出発。

    ミカンの段々畑と秋の日差しを楽しみながら、
    田舎道を走ります。

    あれ? 行き過ぎたかな? と戻ったところに、
    この駐車場、もとい「岩戸の里公園」が。

    うわ! この巨大な白い象は、もしや宮本武蔵?
    うーん、何というか、あまりにも…ですなあ。

    外国や他県から、はるばる訪ねてきたファンの人には
    ちょっと申し訳ない気が…。m(_ _)m

  • 公園の一角にあった案内板で、目的地を再チェック<br /><br />このすぐ脇の道から、目的地である霊巌洞(れいがんどう)へと<br />下りていく道があまりにも狭く、急こう配だったので、<br />この駐車場に車を止めることにしました。

    公園の一角にあった案内板で、目的地を再チェック

    このすぐ脇の道から、目的地である霊巌洞(れいがんどう)へと
    下りていく道があまりにも狭く、急こう配だったので、
    この駐車場に車を止めることにしました。

  • で、地図をよーく見て、ツッコミどころ発見! ^m^<br /><br />フツー、この手の地図って、現在地が真ん中にあって、<br />そこから目的地へのルートが分かりやすく示されるものかと。<br /><br />が、現在地は小さな円のカコミ部分(赤で「?」マーク入れました)<br />のみ。肝心のこれから先の目的地へのルートはまるでなし。<br /><br />ここまで来たら、あとはわかるでしょ?って感じ。<br />そんな~っ!?(爆)<br /><br />初めて来た人には、わかりませんってば!<br /><br />ちなみに、地図右手に広々とスペースが取られているのは、<br />熊本市に点在する武蔵関連のスポットの広域図。<br /><br />この地図って、現地をよーく熟知してることを<br />前提に作られているんですね…(^^ゞ

    で、地図をよーく見て、ツッコミどころ発見! ^m^

    フツー、この手の地図って、現在地が真ん中にあって、
    そこから目的地へのルートが分かりやすく示されるものかと。

    が、現在地は小さな円のカコミ部分(赤で「?」マーク入れました)
    のみ。肝心のこれから先の目的地へのルートはまるでなし。

    ここまで来たら、あとはわかるでしょ?って感じ。
    そんな~っ!?(爆)

    初めて来た人には、わかりませんってば!

    ちなみに、地図右手に広々とスペースが取られているのは、
    熊本市に点在する武蔵関連のスポットの広域図。

    この地図って、現地をよーく熟知してることを
    前提に作られているんですね…(^^ゞ

  • 幸い、友人が以前こちらに来たことがあり、「だいたいわかる」<br />とのことで、道を下りて行きました。<br /><br />急こう配の先を左手に折れると、なだらかな下り坂の道に。<br />思いがけず紅葉が連なり、テンションが上がります。

    幸い、友人が以前こちらに来たことがあり、「だいたいわかる」
    とのことで、道を下りて行きました。

    急こう配の先を左手に折れると、なだらかな下り坂の道に。
    思いがけず紅葉が連なり、テンションが上がります。

  • 青空に映える、鮮やかな紅葉。<br />まるで紅葉狩りに来たみたい!とはしゃぐ一行。<br /><br />アップにしてみました…、実際はすごくキレイだったのに、<br />ううむ(汗)。大した写真じゃなくて残念。(T_T)

    青空に映える、鮮やかな紅葉。
    まるで紅葉狩りに来たみたい!とはしゃぐ一行。

    アップにしてみました…、実際はすごくキレイだったのに、
    ううむ(汗)。大した写真じゃなくて残念。(T_T)

  • 徒歩数分で、雲巌禅寺(うんがんぜんじ)に到着。<br /><br />この裏山に、武蔵が「五輪書」を書いた洞窟、<br />霊巌洞があり、武蔵ファンの聖地になっています。<br />

    徒歩数分で、雲巌禅寺(うんがんぜんじ)に到着。

    この裏山に、武蔵が「五輪書」を書いた洞窟、
    霊巌洞があり、武蔵ファンの聖地になっています。

  • お寺で飼われているらしい、首輪をした<br />限りなく黒に近い茶色のニャンコ発見!<br /><br />声をかけると、じわーっと後ずさりしつつ、<br />ちゃんと撮影許可してくれました(笑)。<br /><br />歩くとお腹が地面スレスレのぽっちゃりさん。<br />ちょっと心配だけど…カワイイです♪

    お寺で飼われているらしい、首輪をした
    限りなく黒に近い茶色のニャンコ発見!

    声をかけると、じわーっと後ずさりしつつ、
    ちゃんと撮影許可してくれました(笑)。

    歩くとお腹が地面スレスレのぽっちゃりさん。
    ちょっと心配だけど…カワイイです♪

  • 200円の拝観料を払って、霊巌洞を目指します。<br /><br />木々がうっそうとしてひんやり湿っぽい空気感の中、<br />足元の階段や岩場は苔でツルツル滑ります。<br /><br />手すりがあって良かった!

    200円の拝観料を払って、霊巌洞を目指します。

    木々がうっそうとしてひんやり湿っぽい空気感の中、
    足元の階段や岩場は苔でツルツル滑ります。

    手すりがあって良かった!

  • 途中の岩肌にある有名な五百羅漢。<br /><br />子供のころからTVや地元紙ではさんざん<br />見たけど、実際に見るのは初めて。<br /><br />首が落ちている像が多いのは、劣化+大震災の<br />影響なのかしら…。<br /><br />この場所はたとえ昼間でも、一人で訪れる<br />勇気はありません。(&gt;_&lt;)

    途中の岩肌にある有名な五百羅漢。

    子供のころからTVや地元紙ではさんざん
    見たけど、実際に見るのは初めて。

    首が落ちている像が多いのは、劣化+大震災の
    影響なのかしら…。

    この場所はたとえ昼間でも、一人で訪れる
    勇気はありません。(>_<)

  • 数分間の上り下りを経て、いよいよ<br />霊巌洞が近づいてきました。<br /><br />画面には写っていませんが、三々五々という感じで<br />年配者から若いカップルまで、意外と人が<br />絶えることなく歩いています。<br /><br />以前、熊本市現代美術館で武蔵が主人公の人気漫画<br />「バガボンド」の原画展が開催されたときは、全国から<br />多くの人が訪れて話題になりました。<br /><br />ううむ。武蔵人気、侮りがたし…。

    数分間の上り下りを経て、いよいよ
    霊巌洞が近づいてきました。

    画面には写っていませんが、三々五々という感じで
    年配者から若いカップルまで、意外と人が
    絶えることなく歩いています。

    以前、熊本市現代美術館で武蔵が主人公の人気漫画
    「バガボンド」の原画展が開催されたときは、全国から
    多くの人が訪れて話題になりました。

    ううむ。武蔵人気、侮りがたし…。

  • 武蔵がこもった洞窟が見えてきました!<br />いよいよ、最後の石段を登ります。<br /><br />宮本武蔵は1640年(年齢は50代後半)、熊本藩主の細川忠利に<br />招かれ、晩年の五年間を熊本で過ごしました。<br /><br />客分待遇で熊本城そばに居宅を与えられ、「五輪書」などの<br />兵法書を著したほか、茶、禅、書画三昧の日々を送り、<br />1645年、熊本で亡くなっています。

    武蔵がこもった洞窟が見えてきました!
    いよいよ、最後の石段を登ります。

    宮本武蔵は1640年(年齢は50代後半)、熊本藩主の細川忠利に
    招かれ、晩年の五年間を熊本で過ごしました。

    客分待遇で熊本城そばに居宅を与えられ、「五輪書」などの
    兵法書を著したほか、茶、禅、書画三昧の日々を送り、
    1645年、熊本で亡くなっています。

  • 急な傾斜の石段を上ると、意外と広く明るい<br />洞窟になっていました。<br /><br />奥に見える格子の内側のスペースが<br />武蔵がこもった場所のようです。<br /><br />格子の先は狭く暗い、まさにほら穴。<br />夏は涼しいでしょうが、秋冬は底冷えしそう…。<br /><br />アンチ武蔵で五輪書を読んでもいない私が、<br />武蔵を語る資格はありません(汗)。<br /><br />しかし、功成り名を遂げ、城下に屋敷まで与えられた彼が、<br />あえてここまで過酷な環境に身を置き「五輪書」を書いたのは、<br />並々ならぬ思いがあったのではと考えさせられました。<br /><br />最初は「ドライブのついで」だったスポットですが、<br />何事も現地を体感することは重要、と改めて<br />思い知りました(←ガラにもなく真面目に反省)。

    急な傾斜の石段を上ると、意外と広く明るい
    洞窟になっていました。

    奥に見える格子の内側のスペースが
    武蔵がこもった場所のようです。

    格子の先は狭く暗い、まさにほら穴。
    夏は涼しいでしょうが、秋冬は底冷えしそう…。

    アンチ武蔵で五輪書を読んでもいない私が、
    武蔵を語る資格はありません(汗)。

    しかし、功成り名を遂げ、城下に屋敷まで与えられた彼が、
    あえてここまで過酷な環境に身を置き「五輪書」を書いたのは、
    並々ならぬ思いがあったのではと考えさせられました。

    最初は「ドライブのついで」だったスポットですが、
    何事も現地を体感することは重要、と改めて
    思い知りました(←ガラにもなく真面目に反省)。

  • 来た道を雲巌禅寺まで戻ると、下の方に別の道が<br />見えて…、あ、あちらの方が正面の入り口だったのかな?<br /><br />段々畑に晩秋の日差しが当たり、穏やかで郷愁を誘う<br />風景が広がっていました。<br />

    来た道を雲巌禅寺まで戻ると、下の方に別の道が
    見えて…、あ、あちらの方が正面の入り口だったのかな?

    段々畑に晩秋の日差しが当たり、穏やかで郷愁を誘う
    風景が広がっていました。

  • さて、最後の目的地は、金峰山エリアで人気の<br />古民家カフェ「ココぺリ」です。<br /><br />霊巌洞からは徒歩1~2分の至近距離。<br /><br />以前は、熊本市の中心部に近い場所にありましたが、<br />移転したと聞き、一度訪ねてみたいと思っていました。

    さて、最後の目的地は、金峰山エリアで人気の
    古民家カフェ「ココぺリ」です。

    霊巌洞からは徒歩1~2分の至近距離。

    以前は、熊本市の中心部に近い場所にありましたが、
    移転したと聞き、一度訪ねてみたいと思っていました。

  • 食材にこだわったオーナーの手作りスイーツが評判で、<br />地元百貨店で期間限定のショップが設けられたり、<br />福岡など県外のイベントにも招かれたり。<br /><br />一時はランチの待ちが出るほどの混雑と聞いていましたが、<br />最近では、もう落ち着いたのかな?<br /><br />この日は午後を回った遅めの時間だったためか、<br />先客が1組ほどで、空いていました。

    食材にこだわったオーナーの手作りスイーツが評判で、
    地元百貨店で期間限定のショップが設けられたり、
    福岡など県外のイベントにも招かれたり。

    一時はランチの待ちが出るほどの混雑と聞いていましたが、
    最近では、もう落ち着いたのかな?

    この日は午後を回った遅めの時間だったためか、
    先客が1組ほどで、空いていました。

  • チェリータルト(だったと思う)やチョコケーキなど、それぞれに<br />注文しましたが、期待を裏切らない美味しさ。<br /><br />紅茶やコーヒーも、とっても美味です。<br />

    チェリータルト(だったと思う)やチョコケーキなど、それぞれに
    注文しましたが、期待を裏切らない美味しさ。

    紅茶やコーヒーも、とっても美味です。

  • 外観はごく普通の日本家屋ですが、店内では輸入物の<br />アンティーク雑貨やアロマグッズなどが展示・販売され、<br />ほのかな心地よい香りでくつろげます。

    外観はごく普通の日本家屋ですが、店内では輸入物の
    アンティーク雑貨やアロマグッズなどが展示・販売され、
    ほのかな心地よい香りでくつろげます。

  • テイクアウトのスイーツもあり、フルーツ<br />たっぷりのパウンドケーキを購入。<br /><br />うーん、映りがイマイチ(大汗)。

    テイクアウトのスイーツもあり、フルーツ
    たっぷりのパウンドケーキを購入。

    うーん、映りがイマイチ(大汗)。

  • ならば、袋から出して切ってみよう♪<br />…す、すみません、やっぱり腕の問題でした!(爆)<br /><br />小ぶりだけど、ずっしりと生地が重く、<br />とっても美味でしたよ~。<br /><br />      *  *  *<br /><br />さてさて、2016年の持越し旅行記、やっと終えられました。<br />で、2017年分は…2018年に持ち越しです(笑)。<br /><br />年明け以降は、ちょっと仕事が忙しくなり、しばらく<br />4トラから落ちるかも。<br /><br />また、ご無沙汰が長くなりそうですが、皆さまの2018年が<br />明るく良い年となりますよう、お祈りしております。(^^)<br />

    ならば、袋から出して切ってみよう♪
    …す、すみません、やっぱり腕の問題でした!(爆)

    小ぶりだけど、ずっしりと生地が重く、
    とっても美味でしたよ~。

          *  *  *

    さてさて、2016年の持越し旅行記、やっと終えられました。
    で、2017年分は…2018年に持ち越しです(笑)。

    年明け以降は、ちょっと仕事が忙しくなり、しばらく
    4トラから落ちるかも。

    また、ご無沙汰が長くなりそうですが、皆さまの2018年が
    明るく良い年となりますよう、お祈りしております。(^^)

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この旅行記へのコメント (2)

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  • salsaladyさん 2018/03/24 10:58:17
    ほっこりしますね~
    ☆一度コメントしたかと存じますが。。。記憶力減退中。。。

    ☆普通グルメ系掲載の分はパスするのですが、こちらの雰囲気に沿った食レポは・然程抵抗なく拝見~和のものは眼に煩くないからかも~see you~

    レイジーガーデナー

    レイジーガーデナーさん からの返信 2018/03/25 15:10:06
    Re: ほっこりしますね~
    salsaladyさん、こんにちは♪

    ご覧いただき、ありがとうございます。
    当方も、記憶力減退にかけては負けておりません(笑)。

    いつも、精力的にいろいろな活動をされていて
    すごいなあと感心しています。

    横浜は、とっても素敵な所ですね。
    かれこれ10年近く前?に行って以来、ご無沙汰です。
    また行けるよう、頑張らなくっちゃ!(^^)/

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