ナマステ !　ヒマラヤの絶景と神秘のネパール　2017年1月

2017/01/06 - 2017/01/12

ナマステはネパール語で朝昼晩いつでも関係なくできる挨拶の言葉です。

表紙の写真はカトマンズからのエベレスト遊覧飛行の機内から見たエベレスト（サガルマータ、チョモランマ）で、天気に恵まれて世界最高峰が綺麗に見えました。

ネパール連邦民主共和国は、東・西・南の三方をインドに、北方を中国チベット自治区に接する西北から東南方向に細長い内陸国で、ヒマラヤ登山の玄関口（ネパール北部は世界の屋根とも称される8000メートル級の山々が林立する高山地帯）になっています。

面積は約14.7万km、人口は2650万人、首都はカトマンズ（約100万人）

2015年ネパール地震は、 ネパール カトマンズの北西約77kmで2015年4月25日に発生のMw7.8、死者8,964人


ネパールの印象は、ヒマラヤ山脈の寒いイメージと違い以外に温かい気候、神々しいヒマラヤ山脈、ネパール地震の影響からの復旧途中、埃っぽく雑然とした街中、不十分なインフラなどです。

ネパールの世界遺産は4カ所
①カトマンズ盆地
②サガルマータ国立公園
③仏陀の生誕地ルンビニー
④ロイヤル・チトワン国立公園

今回訪問したヒマラヤの世界遺産
①カトマンズ盆地のカトマンズ、バクタプル、パタン
②サガルマータ国立公園の遠景

今回訪問した１０の絶景
①ヒマラヤビューのホテル「ヒマラヤ・フロント」宿泊
②サランコットの丘での朝日観賞
③ディックルポカリのヴィレッジハイキング
④ノーダラの丘でアンナプルナ展望ランチ
⑤ノーダラの丘ハイキング
⑥アンナプルナ遊覧飛行
⑦日本山法妙寺付近のハイキング（ペワ湖とヒマラヤ展望）
⑧ラニバンの丘での展望ランチ
⑨ヒマラヤ絶景ホテル「クラブ・ヒマラヤ」宿泊
⑩エベレストに迫るヒマラヤ遊覧飛行

エリア ネパール

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

羽田→タイのバンコック・スワンナプーム国際空港→ネパール・トリブヴァン国際空港の経路でネパールへ行きました。


旅行行程
1/6(金)　羽田→バンコク→カトマンズ→ポカラ泊
1/7(土)　アンナプルナ遊覧飛行、ディックルポカリとノーダラの丘でハイキング、ポカラ伯
1/8(日)　 日本山妙法寺周辺ハイキング、ポカラ泊
1/9(月)　ポカラ→カトマンズ、パクタブル、ナガルコット泊
1/10(火)　パタン、カトマンズ泊
1/11(水)　 ヒマラヤ遊覧飛行、カトマンズ→バンコク→
1/12(木)　羽田着

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

カトマンズのトリブヴァン国際空港へ着陸する前に、着陸前に待機中のためかカトマンズ盆地上空を一周してヒマラヤ山脈を上空から見せてくれました。

カトマンズの谷 寺院・教会

カトマンズのトリブヴァン国際空港→ポカラ空港の経路で乗り継いでポカラへ向かいました。

トリブバン国際空港 (KTM) 空港

トリブヴァン国際空港→ポカラ空港への途中でもヒマラヤ山脈（アンナプルナ山群）が望めました。

ポカラのローカルな空港に着きました。

ポカラ空港 (PKR) 空港

ポカラからサランコットへ向かう途中の丘にある宿泊したヒマラヤ・フロント・ホテルから見たヒマラヤ山脈に当たる夕日です。

宿泊したヒマラヤ・フロント・ホテルの夕食時にネパール民族舞踊の歓迎ショーがありました。

翌朝はホテルからほど近いサランコットの丘（標高１３４０ｍ）近くにあるビューポイントから朝日が当たるマチャプチャレ（標高６９９３ｍ）などの山々などを展望しました。

日の出とともに山々の先端がピンク色に変わっていき、ご来光の瞬間と共にダウラギリやマチャプチャレが神々しく光り、遊覧飛行の機体も見えました。
間近にアンナプルナ山脈を感じることが出来るサランコットから眺めるヒマラヤでした。

サランコット ビューポイント 山・渓谷

サンライズ観賞後、すぐにポカラ空港へ向かいアンナプルナ遊覧飛行を体験しました。
１７人乗りの双発機での遊覧飛行体験でした。

ポカラ空港 (PKR) 空港

遊覧飛行後、ホテルに戻り遅い朝食を食べました。

朝食後、ディックルポカリのヴィレッジハイキングを楽しみました。
村の家の二階の窓に蜂蜜採取用の手作りの巣がありました。
農村風景や地元との生活の様子をかい間見ることができ、素朴なネパールの人々の生活の一部に触れることができました。

サランコットの丘と同じ尾根伝いの西側にあるノーダラの丘（標高１４４０ｍ）の上のレストランで昼食（ネパール料理のビュッフェ）を食べました。
ノーダラの丘で山を真正面に見ながらのランチは、晴天の青空ビュッフェだったので日陰の室内で食べました。

ノーダラの丘からサノポカリの集落まで約１時間、長閑な道をハイキングしました。
途中の道から段々畑や曲がりくねった道などが眺められました。

ハイキング終点のサノポカリの集落の池畔にカワセミが枝で休んでいました。
山岳民族の村（カスキット）では子供達がお菓子をせびりにきました。

ハイキング後、ポカラ市内にある国際山岳博物館を見学しました。

国際山岳博物館 博物館・美術館・ギャラリー

山岳博物館見学後、宿泊しているホテルに戻りました。
宿泊しているヒマラヤ・フロント・ホテルには三浦雄一郎も先月宿泊していたそうです。
ボードの氏名が微妙に違っているのがネパールらしいです。

翌日は車で日本山妙法寺の麓へ向かい、ハイキングでピース・オブ・パゴダより１００ｍ以上高い尾根にある隣のランバニの丘（標高１２２０ｍ）のホテル・シッダールタ ガーデン アーユルヴェーダ（ホテルランバニリゾート？）までハイキングをし、そこでのんびりと昼食（白身魚のソテーなど）を食べました。

写真はランバニの丘（ホテル・シッダールタ ガーデン アーユルヴェーダ）からの眺めです。

昼食後、日本山妙法寺のピース・オブ・パゴダへハイキングで行き、その後下山しました。

日本山妙法寺 寺院・教会

ハイキング後、ポカラ市内でアロマフットマッサージを３０分ほど体験しました。
スパの前はホテルマウント富士でした。

御食事処 富士山 和食

ポカラの町中で、ミニスーパーやモンスーンバー＆グリルなどが入っているショッピングセンターなどを見学しました。

モンスーン バー & グリル 地元の料理

その後、フェア湖畔を散策しました。
写真は湖に浮かぶヒンドゥー教のバラヒ寺院です。

バラヒ寺院 寺院・教会

夕食のレストラン近くのトレッキング用品店で、日本より物価が安いのでウオーキングシューズを購入しました。

フェワ湖 滝・河川・湖

フェア湖近くのレストラン「Chilly Restro&Bar」で夕食を食べました。
鶏肉の鉄板焼きです。

翌朝、ホテルから望む朝焼けのヒマラヤ山脈です。

ホテル前のプールに映るヒマラヤ山脈です。

サランコット ビューポイント 山・渓谷

ポカラの空港からもヒマラヤ山脈が良く眺めました。
ポカラ→カトマンズと飛行機で移動しました。

ポカラ空港 (PKR) 空港

ポカラ→カトマンズ
飛行機からの眺めです。

ヒマラヤ山脈を眺めながら３０分足らずでカトマンズ空港に着陸です。

トリブバン国際空港 (KTM) 空港

カトマンズに到着後、訪れたバクタブル市内で目立ったのは、地震の影響で傾いた建物がつっかえ棒で支えられている状況でした。

国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

バクタブルの観光は地震の影響が残るダルバール広場からです。

ファシデガ寺院 寺院・教会

ダルバール広場内の旧王宮のゴールデンゲートです。
ゴールデンゲートの中に入り、ネワール建築の木彫の見学やタレジュ・チョークの前まで行きました。

55 Window Palace (旧王宮) 史跡・遺跡

ダルバール広場のゴールデンゲートと旧王宮の５５の窓の建物です。

55 Window Palace (旧王宮) 史跡・遺跡

ダルバール広場の震災跡のブパティンドラ・マッラ王の石柱などです。

ダルバール広場 広場・公園

ダルバール広場の南側に建つパシュパティー寺院は無事なようでした。

パシュパティナート寺院 寺院・教会

ダルバール広場近くのホテル内の「Sweet Home Restaurant」で、ネパール料理のダルバート・タルカリとバクタブル名物のズーズー・ダウ（ヨーグルトの王様）などの昼食を食べました。

昼食後、レストラン近くのタンカ・スクール（曼荼羅学校）見学をしました。

タンカ：チベット仏教に関する人物や曼荼羅などを題材にした掛軸。

トウマディー広場 広場・公園

トウマディー広場のニャタポラ寺院は、下から眺めると日本の五重塔に一見似ていました。

ニャタポラ寺院 寺院・教会

トウマディー広場のニャタポラ寺院のそばにあるバイラヴィナート寺院です。

Bhairavnath Temple 寺院・教会

トウマディー広場からタチュパル広場へ向かう途中のバイクが行きかう道端ではいろいろなもの（果物、野菜、魚、肉、日用品など）が売られていました。

タチュパル広場 広場・公園

タチュパル広場のダッタトラヤ寺院とガルーダ像の石柱です。
ハトが屋根の上に沢山いました。

ダッタトラヤ寺院 寺院・教会

タチュパル広場にあるプジャリ・マートの建物側面にある木彫りの孔雀の窓です。

孔雀の窓 史跡・遺跡

バクタブルからナガルコット（標高約１８００ｍ）へ、クネクネの山道を登り、今晩宿泊するクラブヒマラヤへ行きました。

クラブ ヒマラヤ バイ ACE ホテルズ ホテル

前日の夕陽は綺麗でしたが（山の方は雲がかかっていました）、翌朝のホテルからの景色は雲がかかっており今一でした。

ナガルコット 展望台 山・渓谷

クラブヒマラヤからカトマンズへ向かう途中の朝のラッシュ風景です。
途中、交通事故もあって、２時間ほどかかりました。

プジャリ マティ (木彫美術館) 博物館・美術館・ギャラリー

カトマンズのダルバール広場です。
まだネパール地震の影響が色濃く残っていました。

ダルバール広場 広場・公園

ダルバール広場の一角にあるクマリの館です。
地震の影響で建物の周囲や中庭は突っ支い棒だらけでしたが、建物は現在も使われていました。
昼前の一寸だけ生き神様の御拝顔を賜りました。

クマリの館 建造物

ダルバール広場にある旧王宮（ハヌマン・ドガ）です
ハヌマンは猿の神、ドガは門のことです。

ハヌマンドカ (旧王宮) 史跡・遺跡

ダルバール広場にある破壊神シヴァの化身カーラ バイラブです。

カーラ バイラブ 史跡・遺跡

緻密な彫刻が見られるシヴァ・パールヴァティ寺院です。

シヴァ パールヴァティ寺院 寺院・教会

カトマンズのダルバール広場の旧王宮の西側にあったヴィシュヌ神を祀るモハン ナラヤン寺院は、２０１５年の地震により土台のみとなり、寺院前にあったガルーダ像のみが残っていました。

モハン ナラヤン寺院 寺院・教会

ダルバール広場にあるネパール最古の建築物の一つだったカスタマンダブ寺院は土台だけになっていました。

カスタマンダプ寺院 寺院・教会

ダルバール広場のハヌマン・ドカ（旧王宮）内のナサル・チョーク（中庭）も見学しました。

ナサルチョーク 散歩・街歩き

カトマンズ市内を離れて、郊外のスワヤンブナート、野生の猿が多いので別名モンキーテンプルです。
寺院からカトマンズ市内が一望できました。

スワヤンブナート 寺院・教会

昼食はカトマンズ市内のホテルで、信州戸隠で蕎麦修行をしたネパール人が打ったヒマラヤ蕎麦を食べました。

ヒマラヤそば処 和食

昼食後、美の都と形容されるマッラ王朝時代の古都パタンの観光をしました。

パタンゲート 散歩・街歩き

パタンのゴールデンテンプルです。
中庭へ降りるには革靴（皮革製品の持ち込み禁止）ご法度でした。

ゴールデン寺院（パタン） 寺院・教会

ゴールデンテンプルからクンベシュワール寺院へ行く途中のお土産物屋で一息し、ネパール土産品などを見ました。

ムル チョーク 史跡・遺跡

パタン最古のパゴダ様式のシヴァ寺院のクンベシュワール寺院です。

クンベシュワール寺院 寺院・教会

パタンのダルバール広場です。
旧王宮前にある広場で、カトマンズやバクタプル同様、旧王宮・寺院を中心にすばらしいネワール建築の数々が、地震前にはびっしりと建てられいたそうです。

ダルバール広場 (パタン) 広場・公園

ダルバール広場内の石造りのクリシュナ寺院です。
ダルバール広場には２つのクリシュナ寺院がありますが、どちらも広場内の他の建物とは様式が異なるため、とても目立ってました。
１つは南側のタレジュの鐘の近くにある八角形の可愛らしい建物で、もう１つはダルバール広場の中心にある柱が目立つ美しい建物です。

クリシュナ寺院 (チャム デワル) 寺院・教会

パタン王宮には三つのチョークと呼ばれる中庭があり、王宮の一部がパタン博物館になっていました。

パタン博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ダルバール広場内にある土台だけになっているハリ・シャンカール寺院です。

ハリ シャンカール寺院 寺院・教会

ダルバール広場向かいのマンガル・バザールそばの屋上から眺めるダルバール広場です。
夕陽に照らされた旧王宮が綺麗でした。

マンガルバザール 市場

夕食は空港近くのホテル・チベット・イントル・ネパール内のシャングリラキッチンでチベット宮廷料理のギャコット鍋を食べました。

ホテル ティベット インターナショナル ホテル

カトマンズでの宿泊はソルティー・クラウンプラザ・ホテルです。

The Soaltee Kathmandu ホテル

翌朝、モーニングボックスを食べながらエベレスト遊覧飛行へ飛び立ちました。

トリブバン国際空港 (KTM) 空港

雲が山の横に流れているのが世界最高峰エベレストです。

トップ・オブ・ザ・ワールドのエベレストの雄姿を見ることが出来ました。

サガルマータ国立公園 国立公園

エベレスト遊覧飛行記念証を貰いました。

ヒマラヤ遊覧飛行 アクティビティ・乗り物体験

ホテルに戻って軽く朝食を食べました。

The Soaltee Kathmandu ホテル

ホテルを出発し空港へ向かうカトマンズ市内で見た電線がびっしり張られている電柱の風景です。

チェトラパティ野菜市場 市場

カトマンズ空港からバンコク経由で帰国です。

トリブバン国際空港 (KTM) 空港