2016/11/16 - 2016/11/20
37位(同エリア499件中)
PHOPHOCHANGさん
- PHOPHOCHANGさんTOP
- 旅行記784冊
- クチコミ1937件
- Q&A回答22件
- 825,876アクセス
- フォロワー151人
マイレージの期限切れが間近となり(毎月コツコツ貯めてはいるけど、たまに数千ポイント単位でゲット出来る月が有り)、使わなくっちゃ勿体無いと、選択したのが、沖縄行くのにちょっとプラスした2万3千マイルで行けちゃう昆明でした☆此処ホントは2月の菜の花の時期に近隣の羅平と合わせて行きたいと思ってたのですが、日程的に羅平に足を延ばせる時間が取れるかビミョ~だし、その時期激混みするのも判ってたので、前倒しして特典航空券を利用する事にしました。
昆明は秋冬雨が少ない上に、台北より南でも標高が高いので、1年中マイルドな気候で、常春の街とか、春城とかって呼ばれてる都市なのです。陸上選手が合宿したりもするんで知ってたんだよね(関係者じゃなく、単にマラソンや駅伝のファンです)。
しかも、世界自然遺産の石林に近く、最近ではカナダのバージェス地層と並んで、世界的に有名な(?)カンブリア期の生命大爆発を目にする事の出来る、これまた世界遺産に登録された場所も近隣に在ると言う、いかにもPHO向けな場所でも有りました。
ただ何より情報が少なくて‥。
例によって英語と筆談とでしっちゃかめっちゃかになりながらの4泊5日、往復の移動日以外は1日平均2万歩超、ひたすら歩き廻って来ました。
郊外へのバス移動に結構な時間がかかり、予定していて見られずに終わったところが幾つも在りますが、PHO的には満足出来る旅となりました。
で、つくづく思った訳です。プロフィールに有るように、PHOの旅は癒やしでも日常からの脱出でもなく、更なる刺激を求める日常の延長だと。
3日目です。
今日は宿を移動しますが、夕べ気付いた時には既にフロントはクローズ。つまり、今朝8時以降しかチェックアウト出来ないのです。
朝食も同様で、宿に関してはそれまで身動き取れません。
だもんで、朝のうちに歩いて行ける圓通寺まで行ってみる事にしました。まぁ、そちらも8時からなのですが、それまでに近場で食事を済ませておければ良いかなと・・。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ゲストハウスから圓通寺へは翠湖沿いに歩いて、圓通街に入れば(右に曲がって坂を上って行けば)良いので簡単です。
ところが、その途中、食事の出来るような店が全く在りません。こんな事って珍しい。中国って朝食の取れる飲食店がそこかしこに在って良いはずなのに・・。
と言うか、1軒見つけたんですが、まだ開店してなくて、坂を下りて交差点の角まで歩いて来たら、動物園が在りました -
入口手前に遊園地?
-
当然ながらゲートは閉鎖中
-
引き返して、ようやくオープンした貴重な1軒へ。その周囲に屋台はたくさん出てましたが、時間は有るので、ゆっくり座って食べたかったのです。
店大きいのにまだ誰も居ない -
豆乳4元。瓶入りは大抵濃くて美味しいのです。ラオスでもフィリピンでもそうでした。中国でも例外ではなく、持ち帰りたい味でした
-
まるでデザートですが。胡麻餡の団子に黄粉をまぶしたの6元。熱々です、団子の中に胡麻のあんこが入っているお汁粉と思って可。
正直、朝これが食べられるとは思ってなかっただけに感激。中華系のスィーツ大好きです☆ -
店の前を通過して行く学生たち。だもんで屋台が多いのね
-
ちょっと戻って圓通寺。まだ8時前なので閉まってます。
唐の永泰元(765)年頃、当時の南詔国で?筏池の北部を中心に多くの仏教寺院が建てられました。圓通寺はその中の一つで、始めは補陀羅寺(梵語Potalakaの音訳)と呼ばれ、観音を祭る寺院とされていました。そして、元の大徳5(1301)年から20年かけて再建された後、「圓通寺」と改称されました。その後も何度かの増築、補修され、現在の規模にいたります。
参拝に訪れる人が絶たず、特に毎月1日~15日(すべて陰暦)は寺内が参拝客でいっぱいになるそうです -
一番乗り!
-
圓通寺の山門をくぐると「円通勝境」の牌坊が見えてきます。これは1668年に平西王呉三桂により建てられたもので、上部の龍の木彫りと下部の獅子と虎の石彫りが混然一体となっています。
圓通寺は天王殿、八角亭、大雄寶殿などが左右対称に配置され、池に囲まれた八角亭を中心に、さらにその周りを回廊に取り囲まれています。
圓通寺が他の寺院と異なる点は庭園造園の構造と、山門から奥へと進む際に坂を下っていく事です。つまり、主殿にあたる円通宝殿は最も低い場所に位置します -
圓通寺は岩が折り重なって見える事から螺峰山とも呼ばれる円通山の麓に在り、昆明の最古の仏教寺院として1200年の歴史を持っています。昆明で最も大きい寺院でもあり、中国西南地区・東アジア一帯にも名高い昆明市の仏教協会の所在地でもあります。
全国の重点仏教寺院である圓通寺には大乗仏教(北伝仏教とも呼ばれ、これが主体)、上座部仏教(小乗仏教とも呼ばれる)、蔵伝仏教(ラマ教とも呼ばれる)の三大宗派の仏殿堂が建てられています。
3つ揃ってるのって中国では此処だけなのだそうですよ
-
天王殿
-
牌坊の先は天王殿で、正面には弥勒菩薩像が座り、背後に韋駄天像、左右に四大天王が安置されています
-
弥勒菩薩、なかなかカラフルです☆
朝早くから、それも若い男女が跪いてお祈りしてる光景って、PHOからするととても不思議ですが、進んでく先に在るそれぞれの仏様の前で、供物を捧げ熱心に祈る人が沢山居ました -
派手っ!これ誰?
天王殿の裏側に祀られています。って事は韋駄天 -
天王殿を出て石橋を渡ると八角亭が見えてきます。八角亭は「円通勝境」の牌坊と同じく呉三桂によって建てられたもので、八は仏教における苦しみの原因を滅す為の八正道を意味しています。正面に千手観音、その背後には陶器の観音菩薩像が祀られています。
八角亭は放生池の中心にあり、石橋でつながっています。また、放生池を囲んで大理石の欄干が作られ、その上に獅子の子像が置かれ、それぞれが違う方向に向き、表情もそれぞれ違います -
天王殿から八角亭の正面を望む。千手観音がちょこっと見えてるよ。
橋の欄干の上の獅子の子は外側向いてるのが多いけど、判る? -
八角亭内に祀られている千手観音
-
裏側に祀られているのはこちら。
この色白の観音菩薩は陶器で出来ています -
円通宝殿
-
この橋の欄干の獅子の子を現地で見た時はリスだと思ってたのです、だって尻尾が大きいんだもん
-
放生池に映る八角亭
-
八角亭と円通宝殿を東から見てみる
-
普光明殿。
こちらにも仏像が祀られているので覗いてみる、その程度の認識でした。
拝観はしても参拝はしないのです -
円通宝殿の東側には密教殿(普光明殿)が在り、チベット仏教の供奉殿となっています。中心には釈迦如来像が祭られていて、釈迦如来に向かって左側には黄教と呼ばれるチベット仏教ゲル派のツォンカバ開祖の像、右側には紅教のニンマ派のパドマサンババ始祖の像が安置されています。
この写真を撮った時には何も知らず、何も考えずに居ましたが、このような一つの寺院に大乗仏教、小乗仏教、チベット仏教の仏殿が集まっている寺院は中国国内で唯一とされているのでした -
大きな岩を置くイコールお金の有る証拠
-
放生池を廻って円通宝殿へ向かう途中で振り返る
-
この色の感じ、6月の承徳でもあちこちで見たよね。結構好きです
-
円通宝殿。
何だ、これは!的スケールで迫って来る色の洪水。
円通宝殿は円通寺の中心にあり、もとは観音を本尊として祀っていましたが、清の同治10(1871)年に起きた洪水で観音像が破壊され、寺を再建する時に釈迦如来を本尊とされ、両脇に文殊、普賢の両菩薩像が配置されています。
その前には明の時代の龍の塑像が立っています。そこには高さ10mの二本の柱にそれぞれ黄と青の龍が巻き付き、今にも柱から飛び出してきそうな姿をしており、四面の壁にはそれぞれ生き生きとした表情の十八羅漢像が立っています。ここにある塑像は中国仏教寺院の中でも傑作といわれています -
-
ファイティング・ドラゴン フューチャリング シャカ&ヒズカンパニーな感じなんですけど、駄目でしょうか?
-
-
銅仏殿。
銅仏殿は円通宝殿の奥に在り、1985年に建てられた中国唯一の小乗仏教の仏殿です。タイ国仏教教会から寄贈された銅像が祭られており、この釈迦銅像の高さは3.13m、重量は4.7tに達し、その形態は円通宝殿の釈迦如来像と異なり、大乗仏教と小乗仏教の違いを表現しています。
道理で東南アジアっぽいはずだね -
ちょっと見ルアンパバン思い出したモン
-
そうそう、こういう狛犬つうか、犬っぽくないヤツ。
これ牙も角も有るよ -
参拝した人は皆しっぽ撫でてった。何でだろ?
-
あ、このお釈迦様の体形、スリムなウエストも中国や日本のそれじゃない。懐かしい☆皆ホントに熱心にお参りしていて、誰も居なくなるまで延々待ったのですよ
-
手前にプチ仏が在るのもそう。
此処でこのパターン見られると思ってなかったので、ちょっと嬉しい。
http://4travel.jp/travelogue/10826840ルアンパバンの旅行記貼り付けときます -
魚板もカラフル&コミカル
-
帰る道は上り坂
-
更に上って山門へ。
花が飾られてるのは別として、階段の真ん中が使えないってイッツ チャイニーズだよね。
思いがけずインターナショナルなお寺(?)で楽しめました -
茸屋?
昆明は色んな種類の茸が採れるので有名で、松茸(勿論乾物)を土産にしろとの声も有りましたが、相場も物の善し悪しも判らないので手を出し辛く‥ -
こんな立派な店舗で「今晩の汁のダシは干し椎茸にしよう」とかって買う人は居なそうだよね。だとしたら、誰が何の為に買うの?
-
昆明の道路案内板はとっても判りやすいんです。此処からどっちへ行くとどのくらいで何処に行けるかが書かれてるの
-
翠湖まで戻って来たら、ユリカモメに絵付けしてるオジサン。もう終了間際で、写せたのは1枚(1羽しか居ない)
-
もう餌貰って満腹
-
-
朝晩見慣れた風景とも今日でお別れ
-
翠湖からゲストハウスへ戻る道すがら、って言うか1軒隣(手前)。何故こんな金網が厳重に??
って事でチェックアウトします
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
マイルで昆明マニアック旅☆春城は秋も夏だった
-
前の旅行記
マイルで昆明マニアック旅☆春城は秋も夏だった〈自力で石林♪迷宮満喫編part1〉
2016/11/16~
昆明
-
次の旅行記
マイルで昆明マニアック旅☆春城は秋も夏だった〈自力で石林♪迷宮満喫編part2〉
2016/11/16~
昆明
-
マイルで昆明マニアック旅☆春城は秋も夏だった〈杭州経由で2時間超の遅れの巻〉
2016/11/16~
昆明
-
マイルで昆明マニアック旅☆春城は秋も夏だった〈自力で石林♪迷宮満喫編part1〉
2016/11/16~
昆明
-
マイルで昆明マニアック旅☆春城は秋も夏だった〈朝のお散歩は圓通寺へ編〉
2016/11/16~
昆明
-
マイルで昆明マニアック旅☆春城は秋も夏だった〈自力で石林♪迷宮満喫編part2〉
2016/11/16~
昆明
-
マイルで昆明マニアック旅☆春城は秋も夏だった〈自力で石林♪迷宮満喫編part3〉
2016/11/16~
昆明
-
マイルで昆明マニアック旅☆春城は秋も夏だった〈一丘田七号客桟VS春城之星酒店編〉
2016/11/16~
昆明
-
マイルで昆明マニアック旅☆春城は秋も夏だった〈自力で石林♪迷宮脱出編〉
2016/11/16~
昆明
-
マイルで昆明マニアック旅☆春城は秋も夏だった〈澄江へ♪没有でも行く世界遺産編〉
2016/11/16~
昆明
-
マイルで昆明マニアック旅☆春城は秋も夏だった〈西山は西か?東か?編〉
2016/11/16~
昆明
-
マイルで昆明マニアック旅☆春城は秋も夏だった〈登竜門も金次第編〉
2016/11/16~
昆明
-
マイルで昆明マニアック旅☆春城は秋も夏だった〈宵闇の街の買い物&食べ物編〉
2016/11/16~
昆明
-
マイルで昆明マニアック旅☆春城は秋も夏だった〈若者の街、老街編〉
2016/11/16~
昆明
-
マイルで昆明マニアック旅☆春城は秋も夏だった〈混迷の帰路編〉
2016/11/16~
昆明
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ マイルで昆明マニアック旅☆春城は秋も夏だった
0
49