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インドの平地の空気が耐えられないほど悪いので、ダライラマの住むダラムシャラ―に1泊4日で行くことにした。

ダライラマの住むダラムシャラ―訪問

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2016/11/02 - 2016/11/05

8位(同エリア54件中)

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montarou

montarouさん

インドの平地の空気が耐えられないほど悪いので、ダライラマの住むダラムシャラ―に1泊4日で行くことにした。

旅行の満足度
3.0
観光
3.0
ホテル
3.0
グルメ
4.0
ショッピング
2.5
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
高速・路線バス
旅行の手配内容
個別手配

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  •  インドで予定より速く動けたのと、平地の空気が耐えられないほど悪いので、ダライラマの住むダラムシャラ―に1泊4日で行くことにした。

     インドで予定より速く動けたのと、平地の空気が耐えられないほど悪いので、ダライラマの住むダラムシャラ―に1泊4日で行くことにした。

  •  メトロのカシミルゲート(Kashmiri Gate)の7番出口の前にあるバスターミナルの9番窓口で、ダラムシャラ―行きの夜行バスと、翌々日の夜行のダラムシャラ―からカシミルゲート行きのバス切符を買った。片道は1240ルピーと結構高い。ただ、駅に入るためにはX線検査と、金属探知機による検査を受けるが、新年後の移動のためか長い行列、切符を買うためにも長い行列、プリペイドカード買っておくべきだったと反省。

     メトロのカシミルゲート(Kashmiri Gate)の7番出口の前にあるバスターミナルの9番窓口で、ダラムシャラ―行きの夜行バスと、翌々日の夜行のダラムシャラ―からカシミルゲート行きのバス切符を買った。片道は1240ルピーと結構高い。ただ、駅に入るためにはX線検査と、金属探知機による検査を受けるが、新年後の移動のためか長い行列、切符を買うためにも長い行列、プリペイドカード買っておくべきだったと反省。

  •  バスの発車時間が近づいてもゲートに来ない。係員も知らないと言う。探して分かったのは、時間に出発するバスがゲートにいるので、ゲートに入らず後の路肩に停まっていることが分かった。別のゲートに入ってから出発。 明け方、車掌は32ルピー払えと言う。当初は意味不明だったが、ダラムシャラ―までの切符なので、そこからマックロードガンジまでの不足分を払えと言うことが分かった。問題は帰りのバスが、ダラムシャラ―か、マックロードガンジから出発するか分からないことだった。マックロードガンジの工事中のようなバス停でチャイを飲み、歩いて町に向かう。

     バスの発車時間が近づいてもゲートに来ない。係員も知らないと言う。探して分かったのは、時間に出発するバスがゲートにいるので、ゲートに入らず後の路肩に停まっていることが分かった。別のゲートに入ってから出発。 明け方、車掌は32ルピー払えと言う。当初は意味不明だったが、ダラムシャラ―までの切符なので、そこからマックロードガンジまでの不足分を払えと言うことが分かった。問題は帰りのバスが、ダラムシャラ―か、マックロードガンジから出発するか分からないことだった。マックロードガンジの工事中のようなバス停でチャイを飲み、歩いて町に向かう。

  •  先ず宿探しだが、昨日、ダライラマの講話があったそうで、宿泊者が多く、空き部屋がなく、5~6軒も回った。荷物を置き、博物館兼寺院に向かう。写真は交差点近くのチベット仏教の寺院。チベット仏教は歓喜仏があるように、ヒンズー教のおおらかな性表現の影響を受けているようだ。

     先ず宿探しだが、昨日、ダライラマの講話があったそうで、宿泊者が多く、空き部屋がなく、5~6軒も回った。荷物を置き、博物館兼寺院に向かう。写真は交差点近くのチベット仏教の寺院。チベット仏教は歓喜仏があるように、ヒンズー教のおおらかな性表現の影響を受けているようだ。

  •  町にはお坊さんが多い。オレンジ色の衣はチベット仏教も、東南アジアのお坊さんも、ヒンズー教の修行者も同じ、インドではオレンジ色の花で飾る。なぜオレンジ色なのか不明。

     町にはお坊さんが多い。オレンジ色の衣はチベット仏教も、東南アジアのお坊さんも、ヒンズー教の修行者も同じ、インドではオレンジ色の花で飾る。なぜオレンジ色なのか不明。

  •  展示場兼僧院は参拝者で一杯。その大半がチベット系の人、チベットから来た人もいるようだ。<br /> 展示場は主に近世の歴史が提示してあった。古くは漢民族国よりチベットが強く、皇帝の娘や上納物を取っていた時代もあったが、豊臣秀吉の朝鮮出兵の頃に満州から出たヌルハチが、明を滅ぼし、やがて清はチベットや琉球(実際は島津が支配)などを従属国とした。清の滅亡後に従属国も含めた領土を主張したが、ソ連の仲介でモンゴルが独立した。しかしイギリスが仲介に入ったチベットは、利害と国境問題から独立できなかった。その後もチベット族と共産党、漢民族の進出などによる軋轢が続いている。<br />

     展示場兼僧院は参拝者で一杯。その大半がチベット系の人、チベットから来た人もいるようだ。
     展示場は主に近世の歴史が提示してあった。古くは漢民族国よりチベットが強く、皇帝の娘や上納物を取っていた時代もあったが、豊臣秀吉の朝鮮出兵の頃に満州から出たヌルハチが、明を滅ぼし、やがて清はチベットや琉球(実際は島津が支配)などを従属国とした。清の滅亡後に従属国も含めた領土を主張したが、ソ連の仲介でモンゴルが独立した。しかしイギリスが仲介に入ったチベットは、利害と国境問題から独立できなかった。その後もチベット族と共産党、漢民族の進出などによる軋轢が続いている。

  •  展示場兼僧院からの展望、家は斜面に建ち、後の山並みは4千m級。

     展示場兼僧院からの展望、家は斜面に建ち、後の山並みは4千m級。

  •  北のダランコットの峠までゆっくりハイキング。約2時間。途中にはキリスト教の墓地もあり、周囲の住民はヒンズー教徒。写真は2000mの峠の周辺でヤギを飼う老人。ここにもカフェやホテルがある。また標高3000mまで道があるが、ただしその奥の山の標高は最高5千mの山である。

     北のダランコットの峠までゆっくりハイキング。約2時間。途中にはキリスト教の墓地もあり、周囲の住民はヒンズー教徒。写真は2000mの峠の周辺でヤギを飼う老人。ここにもカフェやホテルがある。また標高3000mまで道があるが、ただしその奥の山の標高は最高5千mの山である。

  •  帰りは歩道だけの道を通って、自動車道のある集落まで降りて帰ることにした。集落ではトランペットと太鼓で結婚式を祝っていた。いずれにしても黄色の花をセロテープで張り付けて祝う。

     帰りは歩道だけの道を通って、自動車道のある集落まで降りて帰ることにした。集落ではトランペットと太鼓で結婚式を祝っていた。いずれにしても黄色の花をセロテープで張り付けて祝う。

  • 周囲の山には、秋なのに、桜?の花盛り。

    周囲の山には、秋なのに、桜?の花盛り。

  • 翌日の朝はリキシャでナンディの展望台まで往復。夕日が山を照らすのが良いと言うが、桃源郷のようなところで、朝日は逆行だが悪くない。

    翌日の朝はリキシャでナンディの展望台まで往復。夕日が山を照らすのが良いと言うが、桃源郷のようなところで、朝日は逆行だが悪くない。

  • ここにも宿がある。ここならゆっくり過ごせそうだ。対岸の山の斜面に住む人も大変だろう。

    ここにも宿がある。ここならゆっくり過ごせそうだ。対岸の山の斜面に住む人も大変だろう。

  •  ダラムシャラ―には甘柿を売っていた。珍しいが、平地でも渋柿をみるが、甘柿はここでだけ見た。1個が日本円で30~50円だから、安くはないが、大変に甘かった。

     ダラムシャラ―には甘柿を売っていた。珍しいが、平地でも渋柿をみるが、甘柿はここでだけ見た。1個が日本円で30~50円だから、安くはないが、大変に甘かった。

  •  夕食と昼食はチベット料理のモモ、餃子の中身がひき肉だけのような料理。レストランにかけてあった写真。宗教家らしい言葉だが、平和を求める響きが伝わる。

     夕食と昼食はチベット料理のモモ、餃子の中身がひき肉だけのような料理。レストランにかけてあった写真。宗教家らしい言葉だが、平和を求める響きが伝わる。

  • 結局、帰りのバスがマックロードガンジまで来るか否かが不明のままだったため、昼食後に乗合リキシャでダラムシャラ―のバス停まで降りる。ダラムシャラ―は坂道の町、霞んだ空気と澄んだ空気の境目。ソニーやパナソニックと書いた看板はあるが、電器屋の製品はサムソンとLG。

    結局、帰りのバスがマックロードガンジまで来るか否かが不明のままだったため、昼食後に乗合リキシャでダラムシャラ―のバス停まで降りる。ダラムシャラ―は坂道の町、霞んだ空気と澄んだ空気の境目。ソニーやパナソニックと書いた看板はあるが、電器屋の製品はサムソンとLG。

  •  翌朝にニューデリー。濁った空気のなかで、大道芸人・5歳程度の人形みたいな女の子が綱渡りをさせられていた。乞食より良いかも知れぬが、先進国では綺麗な服と飾りを着け、おいしい食べ物を好きなだけ食べている。と言いながら、私の旅行は何なんだ? 反省?

     翌朝にニューデリー。濁った空気のなかで、大道芸人・5歳程度の人形みたいな女の子が綱渡りをさせられていた。乞食より良いかも知れぬが、先進国では綺麗な服と飾りを着け、おいしい食べ物を好きなだけ食べている。と言いながら、私の旅行は何なんだ? 反省?

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