2015/11/23 - 2015/11/25
371位(同エリア1422件中)
クッシーさん
2016年の秋は紅葉旅行にとんと縁がないため、先日から過去に撮りためた紅葉写真を整理中。先の美瑛に続き、今回は昨年母と訪れた京都の紅葉です。
改修後の平等院鳳凰堂に以前から行きたいと思っていたところ、近畿日本ツーリストの「京都市内のホテルと平等院貸し切りライトアップ鑑賞」という商品を偶然見つけたので、母を誘い2泊3日で紅葉巡りをしてきました。
今回は夫と行く写真撮影を楽しむ旅ではなく母のツアコンがメインだったので、コンデジ&スマホで撮ったありきたりの写真ばかりですが、よろしければご覧ください。
1日目:醍醐寺、三室戸寺、平等院
2日目:嵯峨野・嵐山
3日目:東山方面
- 旅行の満足度
- 4.5
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実家の母との京都旅行
待ち合わせは羽田空港第2ターミナル。11月下旬でしたがもうクリスマスツリーが飾られていたので、思わずパチリ!
良い旅になりますように~♪羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
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この日は夜に平等院鳳凰堂のライトアップを見に行くので、宇治に近いエリアを観光することにし、醍醐寺に向かいました。
醍醐寺は874年に空海の孫弟子にあたる聖宝が創建した寺院ですが、なんと言っても秀吉の「醍醐の花見」で有名ですね。醍醐寺 寺・神社・教会
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総門を入ってすぐの左手にある三宝院
醍醐寺歴代座主の本坊です。醍醐寺 寺・神社・教会
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秀吉が桜を観賞するために自ら設計したという庭園が見事です。
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ちょうど特別拝観中、しかもお寺の方(まさか門跡ではないと思いますが、御坊様でした)が庭園の説明をして下さるのを聞くことができました。また、拝観券を購入した際、写真撮影は禁止とのことでしたが撮影の許可もいただけ、ラッキーでした。
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説明によるとこの庭園は、後に桂離宮などのお手本にもされた名刹だそうです。
石の配置などにも工夫が凝らされていて、本当は書院から見るのが正面なんですが、横からでも撮影させてもらえただけで有難い。。。
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イチオシ
その書院と秀吉が「醍醐の花見」で使用した建物を移築した純浄観
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桜の名所として名高い醍醐寺ですが、紅葉もなかなかのものです。
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三宝院の唐門には菊のご紋と秀吉の桐紋
かつては朝廷からの使者を迎えるときだけに扉が開いたそうです。現在も普段は閉まっていますが、この日は開創900年記念法要のため開けられており、一般人のクッシーも通ることができました。醍醐寺 寺・神社・教会
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唐門を出て左に行くと仁王門
醍醐寺 寺・神社・教会
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豊臣秀頼が1605年に再建したもので朱塗りの大きな門。安置されている仁王像は平安後期の作、もとは南大門に祀られていたものを移設したものだそうです。
この門の先に醍醐の山全体が敷地だという醍醐寺の伽藍が広がっています。ちなみにここからは拝観料が必要で、三宝院や霊宝館との共通券がありました。 -
門をくぐり、反対側から撮った1枚
青もみじと朱塗りも門のコントラストがキレイでした。 -
国宝にも指定されている五重塔は京都最古の木造建築
醍醐天皇の冥福を祈るために建立された高さ約38メートルの塔です。まわりが広場のようなスペースになっているので、美しい姿を何にも邪魔されず見ることができました。醍醐寺 寺・神社・教会
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イチオシ
五重塔をさらに奥へ行った所にある弁天堂
醍醐寺 寺・神社・教会
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この年は紅葉が早かったので、モミジは見ごろを過ぎていましたが、それでも朱色の弁天堂と橋をモミジが彩り、その姿が池にも映って見事な景観を作り出していました。
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人がいない時を狙って、正面から1枚
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三宝院創建900年の記念法要
全くの偶然でしたが特別な場に立ち会えたのは幸運でした。
今回の旅はなんか良いことありそう! -
遅めの昼食は総門近くのお蕎麦屋さんで。こしのある美味しい手打ち蕎麦でした。
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醍醐寺からバスと電車を乗り継いで、やってきたのは京阪三室戸駅
京都には何度も来ていますが、こちらの方面は初めてです。 -
駅から歩くこと20分
花の寺で有名な三室戸寺に到着 -
西国観音霊場十番の札所でもあります。
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この石段を登ると本堂です。
山門からここに来るまでにツツジやアジサイが山一面に植えられていました。花の時期はさぞキレイなんでしょうね~。 -
なんて思っていたら、紅葉もすばらしい!
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石段を登りきったところにある休憩所も見晴らしが良く、紅葉を見るために用意された席のようです。
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本堂までの参道両側にはハスの鉢の列
こちらもシーズンには美しい花を咲かせるのでしょうね。四季を通じて見どころがあるようです。 -
足元の赤も風情があります。
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鐘楼と三重塔
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ご本尊は千手観世音菩薩ですが、境内に民間信仰とあいまっていろいろとご利益がありそうな像が。。。
「宇賀神」に、大きく開いた口の中にある石の玉を撫でると勝運がつくといわれている「宝勝牛」、兎の抱いた球の中にある卵が立てば昇運がつくといわれる「福徳兎」などなど…パワースポットなんですね。 -
紅葉に彩られた庭園に降りてみます。
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三室戸寺の庭園はなんと5千坪!
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枯山水庭園、池泉庭園など見どころも満載
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祭日にもかかわらず、ほとんど人がいない静かな庭園
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この風景も一人占め!!
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空いているのでついつい撮影枚数が増えてしまいました。
ツツジやアジサイの開花時期は混むようですが、紅葉時期は穴場? ゆっくり庭園散策ができました(^^) -
三室戸寺のあとは再び電車に乗り宇治へ
京阪宇治駅を降りるとすぐ目の前が宇治川と宇治橋。宇治は源氏物語の宇治十帖の舞台でもあるため、川沿いには紫式部像や源氏物語にまつわる像が建っています。宇治橋 名所・史跡
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さすが茶処、宇治。参道にはお茶を扱うお店がいっぱい。
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ライトアップまで時間があるので一休み。
お茶の香りに誘われて偶然に入ったお店、三星園上林三入本店。
歩き疲れた体に抹茶スィーツはカンフル剤!三星園 上林三入本店 グルメ・レストラン
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お茶もスィーツも美味しかったですが、16代続いているというこのお店、歴史がまたすごかった!
初代上林三入は戦国時代末期から江戸時代のはじめにかけて宇治茶師の一人として活躍した茶人。将軍家御用御茶師も務めたそうで、お店の2階は資料館になっています。中には春日局からの書状などもありました。 -
辺りはすっかり暗くなったところで、平等院へ。 近畿日本ツーリストとクラブツーリズムによる貸し切りライトアップです。
南門から暗い境内を歩いていくと・・・平等院 寺・神社・教会
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お~っ、光に浮かび上がった鳳凰堂!
水面にも映っています。 -
スマホの方がワイドに撮れるのでスマホでも1枚
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ひかり輝く阿弥陀如来像が神々しい!
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イチオシ
今回はもっぱらツアコン役、大きなカメラは邪魔になるのでEOSはお留守番。コンデジとスマホでの撮影でしたが、三脚なしで何とか頑張りました。
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館内の写真撮影は不可でしたが、平等院の宝物を収蔵した鳳翔館も素晴らしかったです。平成の大修理で当時の彩色をよみがえらせた柱、細工と姿が美しい雲中供養菩薩像など惚れ惚れしてしまいました。当時の人々がこれを見て極楽往生を願ったがよくわかります。
いや~、来て良かった! 見られて良かった!! -
大満足したあとは京都駅に戻り「釜炊きごはん」と西京焼きの夕食
銀シャリに赤だし、ホッとする味でした(^^)栄寿庵 グルメ・レストラン
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宿泊はアクセスの良い京都駅前の新・都ホテルです。
明日も早朝から歩くので、ゆっくり休んで翌日に備えます。都ホテル 京都八条 宿・ホテル
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