2015/05/16 - 2015/05/18
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itaruさん
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長崎の五島列島は歴史的な教会建築群ということで世界遺産候補。
世界遺産好き、離島好きとしては興味がそそられます。
長崎の平戸と五島列島を巡ってみようってことで、長崎に足を運んでみました
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 レンタカー JALグループ 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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せっかくだから五島列島のキリスト教建築を見に行くなら平戸に寄ってみようか。ということで、佐世保に出て松浦鉄道でたびら平戸口に向かいます
たびら平戸口駅 駅
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ここは日本最西端の駅(沖縄を除く)なんだとか
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この駅、一日の乗降客は100人程度。バスはあるものの本数は少ないし、タクシーを使うのはちょっと、ということで歩いていくことにします
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まったく浅はかでした。たびら平戸口から平戸までは歩いたら1時間ほどの距離が……。平戸橋とか眺めは良かったんですけどねえ
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ということで1時間ほどかけて平戸城にたどり着きました
平戸城 名所・史跡
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こちらの天守は再建されたもの。オリジナルは廃藩置県のおりに解体されています
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この北虎口門はオリジナルだとか
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天守からの眺め
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天守閣から港を眺めます
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懐柔櫓が見えます。天気が良ければもっと眺めも良かったのですが
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小さな城ですが、一帯は公園になっていてよく整備されています
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さて港をぐるりと周って平戸オランダ商館へ。距離は2キロ弱といったところでしょうか。オランダとの貿易が長崎の出島に限定される前のわずかな期間(それでも33年間)ですが、ここが日蘭貿易の拠点でした。
平戸オランダ商館1639年築造倉庫(復元) 名所・史跡
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平戸藩の藩主だった松浦氏の明治期の邸宅が博物館になっています。松浦氏は鎌倉期にこの地に落ち着いてから幕末までの650年間に渡り、平戸を治めたとか
松浦史料博物館 美術館・博物館
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寺院と教会の見える風景。平戸ザビエル記念教会と寺が交差して見えます。ってことで、1枚撮りますか
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長崎というと隠れキリシタンってイメージがあります。で、戦国時代の宣教師と言えばザビエルですよね。ということで、平戸ザビエル記念教会を訪ねました。もちろん、禁教令が廃止された後、というか昭和になってから建設された教会ですが
平戸ザビエル記念教会 寺・神社・教会
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オランダ塀を登りつつ、フランシスコ・ザビエル記念碑などがある崎方公園をぷらつきます
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で、ホテルの近くで出会ったのがイノシシ。結構でかくい。いやっ、もし突進されたらヤバイ。写真撮ってますが、結構焦ってました
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オランダ商館の船着場だったらしいオランダ埠頭。400年前、オランダの商館員、船員の乗り降りをはじめ、積荷の上げ下ろし運搬がここで行われていたんですね
オランダ埠頭 名所・史跡
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オランダ橋とは言われていますが、オランダがつくったというわけではありません。建設は1702年、すでにオランダ人は長崎・出島に移ってます
幸橋 名所・史跡
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要はオランダの技術を継承したから、オランダ橋の名前がついてるわけです
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確かに、こういった石橋が日本にあると南蛮風ってことに納得してしまいがち
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結構日も暮れてきました。港越しにオランダ商館を見つつ、地元の居酒屋で美味しい魚をいただいて明日に備えます
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さて2日目は佐世保に戻って、そこから五島列島に向かいます。港越しに平戸城が見えます
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オランダ塀。商館は破却されましたが、塀は今も残っています
オランダ塀 名所・史跡
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で、こちらはオランダ井戸です
オランダ井戸 名所・史跡
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もう一度オランダ商館により
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平戸港交流広場のあたりを歩きつつ
平戸港交流広場 名所・史跡
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たびら平戸口に戻ってきました
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で、佐世保に戻ってきて寄ったのが自衛隊の佐世保資料館。無料でかなり多くの資料が展示してあって、歴史すきにはけっこういいかなという感じです
海上自衛隊佐世保史料館(セイルタワー) 美術館・博物館
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さて昼食に佐世保バーガーをいただいてから五島列島に向かいます
佐世保鯨瀬ターミナル 乗り物
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ジェットホイルで1時間20分ほど。あっという間に五島列島の中通島の有川へ
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五島列島内の移動はレンタカー。格安のニコニコレンタカーです
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レンタカーの事務所はちょっとばかり有川港から離れたところ。ということで、中通島の北端、津和崎公園から南下していくことにします
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真っ白な津和崎灯台。12~3月は椿が美しいらしいです
津和崎灯台 名所・史跡
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さて車に戻って教会巡りを始めましょうか
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最後の晩餐のレリーフが美しい島最北端の米山教会
米山教会 寺・神社・教会
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漁師を描いたステンドグラスが印象的な仲知教会
仲知教会 寺・神社・教会
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逆光だったのでもう一枚
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赤い尖塔がかわいらしい赤波江教会。ちょっと車の駐車スペースが近くになくて苦労します
赤波江教会 寺・神社・教会
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ミサなどで実際に使われる教会としては日本最古だった江袋教会。2007年に漏電による出火で焼失も、焼け残った一部の建材をそのまま利用して元の位置に復元したそうです。たまたま教会にいた地元のおじいさんが説明してくれました。今でも地域の教会として機能している。なんか、いいですねえ
江袋教会 寺・神社・教会
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道路沿いの高台に建つ小瀬良教会
小瀬良教会 寺・神社・教会
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教会からの眺め
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小さな島に手作りの教会が点在する、そんな感じです
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大水教会。シンプルなのはいいんですけど印象にはあまり残らなかったな
大水教会 寺・神社・教会
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曽根教会。6時過ぎですが5月中旬で陽が長かったおかげで、まだまだ回れます。
曽根教会 寺・神社・教会
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とはいえ、時間もあまりありません。景勝地の赤ダキ断崖に向かいます
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切り立つ崖はかつての火口の跡
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対岸に矢堅目の奇岩も
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ということで先を急ぎます
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国指定の重要文化財の青砂ヶ浦天主堂
青砂ヶ浦天主堂 寺・神社・教会
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島の信仰の中心地ということもあって、風格というですか? 趣のある教会です
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この日最後に訪れたのが丸尾教会。もう19時過ぎ。この日はここまでですかね
丸尾教会 寺・神社・教会
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さて3日目。ちと天候はいまいちな感じ。とりあえず冷水教会へ。素朴な感じの教会です。まあ、特にここがとおうほど特出すべき藻はないけど、いい感じの教会です
冷水教会 寺・神社・教会
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で、向かったのは矢堅目公園
矢堅目展望所 公園・植物園
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ここからの夕陽は五島列島屈指の絶景だとか。う~ん、前日に訪れるべきだったかな
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う~ん、雲が垂れ込めています
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天気が良ければねえ
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さて、途中の矢堅目の駅でお土産に塩を買います。う~ん、せっかくだから道の駅の写真を撮っておけばよかったかな
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大人数を収容可能な青方教会
青方教会 寺・神社・教会
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有川港近くにある海童神社。ナガスクジラの顎骨を使った鳥居で有名。五島列島は捕鯨の拠点でした
海童神社 寺・神社・教会
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表紙の写真。名物の五島うどん。つるっとしていて、なかなか美味
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で、ターミナル内の鯨ミュージアムなどを見学してから頭ヶ島へ向かいます
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2001年に国指定重要文化財に指定された頭ヶ島天主堂。世界遺産暫定リストに掲載された「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を構成する教会のひとつです。
頭ケ島天主堂 名所・史跡
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西日本では唯一の石造りの教会だそうで厳かな雰囲気が漂います。
今回訪れた中ではやはり一番印象深かったです -
この時はぷらっと行ったのですが、後で調べたら訪ねる際は事前に連絡をしてほしいの旨がHP上にありました。
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おっと蟹さんが
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教会近くにはキリシタン墓地も
頭ヶ島キリシタン墓地 名所・史跡
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きれいなピンクの花、マツバギクが咲いています
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頭ヶ島は無人島でしたが、幕末のキリシタンの迫害で人々が移り住んだそうです
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しとしと雨が降り続いて、ちょっともの悲しい雰囲気も漂います
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赤いアーチ橋は頭ケ島大橋。頭ケ島に上五島空港が建設されたときに架設されましたが、利用客の低迷で定期便がなくなり廃港となりました。島内の標識には空港の案内がまだあったのですが……。800メートルしかない滑走路は日本でも有数の着陸が難しい空港だったそうです
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全く知りませんでしたが、坂本竜馬が上五島を訪れていたそうです。この広場の近辺で薩摩藩から亀山社中に託された練習船が座礁、多くの人名が失われました。当時、薩摩藩に滞在していた竜馬がこの地を訪れ、慰霊したのだそうです。
坂本竜馬ゆかりの広場 名所・史跡
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当時の竜馬は寺田屋事件で受けた傷の療養中だったとか
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海岸に出るくねくねした脇道をひたすら下ってたどり着いたのが船隠教会。
船隠教会 寺・神社・教会
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さらに浜串教会(写真なし)を経て海岸沿いを走ります
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漁港の入口近く、海に突き出した岩場の先端に向かいます
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安全と大漁を願って建立された聖母像です
希望の聖母像 名所・史跡
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マリア様が優しい表情を浮かべています
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この天気だと漁には出ていないかな
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そろそろ帰りのフェリーの時間も気になります。ということでやってきたのが跡次教会
跡次教会 寺・神社・教会
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山の中腹にある教会で外観は白が貴重にしてなかなか美しい。まあ建物そのものは新しいので内部はシンプルです
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ただ高台にあるので眺めはなかなかいいです
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反対方向からも撮影しました
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レンタカーを返却、長崎に向かう高速船が出る鯛ノ浦港にまで送ってもらいます
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1時間40分かけて長崎へ。さらに港から空港に移動し、東京に戻りました
鯛ノ浦~長崎航路 (五島産業汽船) 乗り物
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