2016/11/13 - 2016/11/14
19位(同エリア64件中)
しげじんさん
11/14の月曜日が休みとなり,今年の“チャリ旅”の集大成として“びわ湖一周”を企画。
スタートとゴールは,ウイニングロードを颯爽と走り抜けるイメージで“メタセコイア並木”のある「マキノ」とした。
走行距離が200km超になるので二日間の行程。
一日目は弟家族のいる「大津」でお世話になろう。
しかし,一日目“84km”に対して二日目“121”km。
二日目の予定が厳しく,明るいうちの一周達成は厳しそう。
そこで,もう少し手前の湖北からのスタートへ直前に変更。
二日目の天気予報が“雨模様”で,最後まで天気予報が気になって眠れなかったが,結局降られて悩み損。
しかし,雨よりも股間の痛みの方がよっぽど深刻であった。
結果的には,天候関係なく達成感と充実感にあふれたチャリ旅であった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- バイク
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-
お奨めルートを走れるよう「びわ湖一周 自転車BOOK」を購入しようと思ったが,県内の書店にはどこにも置いていない。
確かに,富山県で『ビワイチ』の需要はないか。
ネットで購入し無事ゲット。
これで,ルート・見どころを検討。
(写真は,使用後。ボロボロになった。) -
『びわ湖一周サイクリング認定証』がもらえるとのことで,一周認定携帯サイトに登録。
13個所あるチェックポイントのうち,4箇所のクイズに正解すれば認定されるとのこと。 -
今回,チェックポイント含めて,このような行程で計画(手書きは結果)。
時速は19km/hペース想定。
しかしながら,写真撮影時間を考慮しておらず,ドンドン遅延。
計画のうち『おごと温泉観光公園』の足湯だけは,時間の関係でスルーしてしまった。 -
【一日目】
7:16発の北陸新幹線「金沢」行に乗るため,6:50に自宅出発。
これまで,チャリ旅はノーヘルだったが『ビワイチ』のためヘルメット購入。
また,長距離ライドの股間の痛み軽減のため,パッド入りパンツも購入し装着! -
出発は富山駅
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自転車を輪行袋に入れよう。
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もう手慣れたもの。
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7:16発の『はくたか591号』に乗車。
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『はくたか』がやって来た。
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ガラガラ。
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新幹線なので,最後尾の席の後ろに輪行袋をすっぽり納める。
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乗車券は「マキノ」まで購入済み。
しかし,時間を考慮しルートを二分して「近江塩津」降車に変更。
若干距離は短くなるが,乗車券代は同じ。 -
12分で「金沢」到着。
乗換時間は10分あるが,輪行袋が重くてひと苦労。 -
7:48発の『しらさぎ4号』に乗り換え。
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特急でも最後尾で荷物の収まり良し。
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9:11に初上陸となる「敦賀」到着。
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在来線へ乗換だが,輪行袋に気を取られて『しらさぎ』の窓に切符を忘れてしまった。
車掌さんに事情を話すと「私が承認します。近江塩津駅には改札がないのでそのまま出てください」とのこと。 -
9:39「近江塩津」到着。
今回の『ビワイチ』の起点/終点。 -
長い階段を下りる。
20kg超の輪行袋をかつぐとキツイ。 -
改札がないと言いながらも,そこそこの規模の駅。
有人で検札出来るのに,何故か切符は見られない。 -
さぁ出発。
計画では「近江塩津」9:50発だったが,写真撮影なので時間がとられ15分遅れ。 -
びわ湖に向け南下。
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まず,走り出してすぐ『道の駅 塩津海道あぢかまの里』に立ち寄る。
びわ湖の無料地図等配布していないかと思って寄ったのだが無かった。 -
しかし,かなり活気があり『水の駅まつり』というイベントが行われていた。
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無料で振舞われていた“千人鍋(鴨肉入)”を頂く。
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少な目だが,無料なので文句は言えまい。
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本当に鴨肉入っている。
結構大きい。
別入れなのだろう,汁に比べて少し冷えてる。 -
10分ほど立ち寄って「びわ湖」へ向かう。
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まっすぐ進んで「びわ湖」の北端まで出たが,計画ルートは途中で右折しなければならなかった。
急いで戻りルートに乗る
(びわ湖の初見写真を撮り忘れてしまった。) -
道の分岐点などには『ぐるっとびわ湖サイクルライン』の立て看板があり,迷わないよう配慮されている。
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と言いながらも,早速間違えて峠に向かってしまった。
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直ぐに引き返して,予定コースに乗る。
しばらくは,ただの民家道を走る。 -
303号線の分岐。
「マキノ」方面へ。 -
『ビワイチ』で最もきつい坂らしいが,大した坂ではなかった。
気温17℃。
天気も良く気持ち良い。 -
眼下に「びわ湖」を見下ろす。
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岩熊トンネル。
これまでのチャリ旅では,トンネルは命をかけた走行だった。
しかし,さすが「びわ湖一周路」,車道と同じくらい歩道の幅がある。 -
ぽつぽつ『ビワイチ』ライダーがいるが,皆ロードバイクで,颯爽と抜いていく。
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「永原駅」に差しかかる。
『ビワイチ認定』のチェックポイントなので,とりあえず寄ってみる。 -
クイズは,大変分かりにくい位置に貼ってあった。
ただし,GPS付きスマホなら測位してチェックポイントを認識。
施設内でクイズの掲示を探さなくても,スマホで表示されることが分かった。
まず,1箇所チェック通過。 -
内陸の田舎道を「びわ湖」に向かって走る。
人いないなぁ。 -
ようやく「びわ湖」と合流。
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陽を受けてキラキラと穏やかな湖面。
釣りを楽しんでいる人が多い。 -
湖畔の道には,緑の自転車用ライン。
走りやすい。 -
まだまだ序盤。
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東山の山麓を走る。
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奥琵琶湖。
野生の猿もいる。 -
11:44に「マキノサニービーチ」到着。
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ここから,湖畔ルートを外れて当初のスタート地点である“メタセコイア並木”へ向かう。
並木道の多い街で,紅葉が綺麗。 -
道中,当初の降車予定だった「マキノ駅」を横切る。
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『マキノ高原』へ。
高原なのに大して上りでない。 -
“メタセコイア並木”に到着。
天気の良い休日なので,人が多い! -
2.4kmに渡ってメタセコイアの並木道が続く。
一大観光地のような様相を呈しており,観光客の多いこと。 -
メタセコイアは紅葉が遅いらしく,まだ青々している。
観光客も車の往来も多く,道の中央で並木をバックに写真撮影は不可能 -
何とか,道路真ん中で撮影成功。
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40分ほど観光して,さぁ出発。
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紅葉した並木が綺麗。
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38kmほど走って『今津港観光船のりば』到着。
『ビワイチ認定』チェックポイントがあるので,GPSで測位しクイズに答える。
2箇所チェック通過。
既に13時を回っており,計画より1時間40分遅れ。
計画の食事処には14時過ぎの到着になりそうなので食事を取りたい。
傍に手打ちそば屋さんが一軒あったが,お客が並んでいるので諦める。 -
湖畔とは言えないが,快適なサイクリングロードをひた走る。
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やはり「びわ湖」が見えると爽快。
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観光スポット『白髭神社』に到着。
たくさん人がいる。 -
湖上に立つ鳥居。
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神社から少し走って,予定していた昼食場所『レストラン湖西路』に到着。
もともとは,12時過ぎに通過するエリアと言うことで選定したが,既に14:15。
この道路は車の往来が激しく,まったく店側へ横断できない。
親切に止まってくれた車がいるタイミングで強引に渡り切る。 -
店内からは「びわ湖」が一望でき眺望良し。
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高いけど,お奨めそうな“エビフライ定食”1,440円にする。
店主が,乱暴に気さくな感じで「自転車か。疲れとるやろから,大盛りにしたるわ。」と勝手にボリュームアップ。 -
店内は明るく,レトロな雰囲気。
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定食登場。
エビでかい。
粗雑な店主の割には美味しい。 -
食後のコーヒーも,ミルク入れもありしっかりしている。
30分休憩して,先を急ぐ。
随分計画から遅れている。 -
自転車専用道路も整備され快適走行。
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湖畔を走る。
しかしながら,二日間全行程で,びわ湖沿いを走るは1/3もないといった印象だった。 -
16時。
ようやく『琵琶湖大橋』到着。 -
『道の駅 びわ湖大橋米プラザ』。
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チャリ旅毎に“マグネットのお土産”を買ってきてコレクションしているが,ここには無かった。
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「琵琶湖大橋」が良く見える。
ここで湖東に渡る『ちょっと控えめビワイチ』もあるそうだ。 -
目指すは,完全びわ湖一周。
南下を続ける。
ここからは,サイクリングロードの整備が不十分で,道に狭いペイントがあるだけ。 -
と思ったら,観光予定だった『浮御堂』に行きそびれていることに気づく。
諦めかけたが,そんなに戻らなくて良さそう。
せっかくなので計画完遂のため行ってみる。 -
拝観料300円必要だった。
びわ湖に浮かぶ御堂。
観光客はまばら。
もう16時半を回っている。
計画では『おごと温泉観光公園』で足湯に入る予定だったが,諦めスルー。 -
計画より50分遅れで『ビワイチ認定』チェックポイント「大津港」到着。
真っ暗で,クイズがある総合案内所も閉まっていたが,スマホでクイズに答える。
3箇所チェック通過。 -
そして,今夜の宿となる弟宅へ。
「池の里」と言う高台にあるため上り坂が半端なく,この旅最大の難所となった。 -
【二日目】
天気が気になって,4時に起きて調べる。
うーむ。微妙。
弟宅の朝食は,超厚切りパンだった。 -
弟の出勤に合せて7時前に出発。
下り坂を駆け下り,最高速度の48.8km/hを記録。 -
曇天だが,大津辺りはレイクビューがすばらしい。
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南下を続け,びわ湖と瀬田川の分岐点となる『瀬田唐橋』に到達。
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『瀬田唐橋』を渡って湖東へ。
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びわ湖最南端を制覇。
ここから,スタート地点に向かって北上。 -
この辺りは景観が良い。
「近江大橋」をバックに記念撮影。 -
整備されたサイクリングロードで走りやすい。
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大津の街を遠くに臨む。
曇天なのが残念。 -
しばらくすると,道は良いものの「びわ湖」が見えたり見えなかったり。
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ほぼ計画通り8:37に『道の駅 草津グリーンプラザからすま』到達。
『ビワイチ認定』チェックポイントだが,朝早くどこも閉店。
GPS測位+クイズ回答で,4箇所チェック通過。
これで「びわ湖一周サイクリング認定証」を申請できるが,まだまだ。 -
「琵琶湖大橋」をバックにパシャリ。
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湖東は走りやすいとのことであったが,湖西よりかなり整備されている。
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丘に差しかかる。
ここは湖畔ではなく,丘を迂回しなければならない。 -
サイクリングロードはないが,自転車用にブルーのマークが幅広に設定されている。
トラックの往来が多いが,安心して走行できる。 -
その後,しばらく路肩の自転車道が続く。
傍に湖はあるが,林に隠れ湖畔を走っている感じはない。 -
どこも,自転車を意識した道が確保されている。
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『ビワイチルート』では,コンビニがほとんどなかったが,ローソン発見。
“近江八幡島店”。
嬉しくなって入店し,飲料をゲット。 -
長命寺町からは,大きく湖を離れ内陸に入り込む。
近江牛の牛舎もある。 -
内陸の一本道。
交通量も少なく走りやすい。 -
彦根市に入った!
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民家の路地を走る。
滋賀発祥の『飛び出し坊や』がいたる所に。 -
休憩らしい休憩を取らず約70km走って彦根城が見えてきた。
残念ながら,ついに雨がポツポツ降り出した。 -
11:30「彦根駅」到着。
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雨足が強まってきた。
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昼食予定の駅至近の『近江ちゃんぽん』へ。
アーケードになっていて,雨を避けて自転車を停めれて助かった。 -
ここは“近江ちゃんぽん発祥店”。
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“近江ちゃんぽん”の半チャーハンセットにしよう。
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彦根フード。
自分は“長崎ちゃんぽん”の方が好みかな。
でも,美味しくいただきました。 -
残念ながら,雨は降り続く。
弟が「持ってけ!」とくれた雨具が役立った。 -
やっぱり雨は避けられなかったか・・・。
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彦根城観光も考えていたが,雨のため気も萎えて先を急ぐ。
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『ビワイチ・チェックポイント』の「彦根港」へ。
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『ビワイチ認定』5箇所チェック通過。
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『ひこにゃん』のデコレーション。
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北へ。
『さざなみ街道』が続く。 -
雨の中,湖畔を走る。
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「彦根」から約1時間で「長浜」到着。
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昼食は済んでいるが,ここでは長浜名物の“焼鯖そうめん”を食す計画。
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「成駒家」さんに入店。
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単品と迷ったが,定食をオーダー。
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そうめんに焼鯖が乗っている。
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味は美味しいが,本当に焼鯖が乗っただけのそうめん。
焼鯖が驚きの柔らかさというのだけがプロっぽい。 -
お店を出ると雨はあがっていた。
このまま行けるか?と悩んだが,雨具は着ておくことにした。 -
長浜城と記念撮影。
月曜は閉城のようで,観光客ゼロ。 -
平日のためか,自転車ライダーはいない(5組ほど遭遇)。
そして,また降り出した雨。
「びわ湖」も見えなくなるが,雨なのでガイドも広げられず,状況不明のまま。
寂しさが倍増するも北に向かってこぎ続ける。 -
計画の最後のチェックポイントがあり,最後の道の駅の『湖北みずどりステーション』に立ち寄る。
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平日+雨で,もちろん駐車場ガラガラ。
『ビワイチ認定』6箇所通過。
これ以北はチェックポイントがないので,チェックを完了して“一周認定証”の発行を申し込む。 -
館内も人はまばら。
-
体も冷え,窓越しに愛車を眺めながら無料の暖かいお茶を頂く。
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終盤に来て,ようやく「びわ湖」の地図をゲット。
ここまでやって来た。
あともう少し。 -
湖北の山々が見える。
ゴールが迫る。 -
「大原」交差点。
左折するとゴールに向かうが,ここは右折して最後の観光目的地へ。
雨ひどく,悲しくなってきた。 -
「木ノ本」駅。
レトロで風格ある佇まい。 -
最後の観光目的地『つるやパン』。
ご当地パンで有名な“サラダパン”の本店。 -
“サラダパン”いっぱい。
-
“サラダパン”3つと“丸い食パン”を購入。
-
店先にはサラダパンTシャツ。
ガイドブックの紹介写真は,入店に行列をつくっていたが・・・。
平日+雨で誰もいない。 -
さぁ,あともう少し。
「賤ケ岳隧道」を抜ける。
ここの自転車道は狭い。 -
トンネルを抜けると『ビワイチ』屈指の景観とのことだったが,雨模様でビュー半減。
それでも雨は上がってきた。 -
藤ヶ崎を経由した湖畔を走る。
いよいよゴールが迫る。 -
びわ湖最北端。
これで「びわ湖」も見納め。 -
「近江塩津」駅に向かって北上。
スタート時,間違えて引き返した交差点。
昨日のことなのに懐かしい・・・。 -
時間に余裕を持って戻れたので,昨日イベントをやっていた『道の駅 塩津海道あぢかまの里』に立ち寄る。
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昨日は,多くの人で賑わっていたのに,今は閉館したかのよう。
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ゴールに向かう。
気温13℃,少し肌寒い。 -
「近江塩津駅」に入るスロープ。
いよいよ『ビワイチ』が終わる。 -
16:38,「ゴール!」と口に出して『ビワイチ』達成!
走行距離226.21km。 -
決して長距離ライド向けではない愛車も頑張った。
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そして,静かに駅舎内で愛車を仕舞う。
郷愁の念か,涙が出てきそう。 -
予定通り,17:08発の快速に乗る。
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改札がなかったので切符買えず。
車内で乗車券,特急券,新幹線券を購入。 -
「敦賀」で『しらさぎ11号』に乗り換え。
3分の乗換だが,ホームは隣なので安心。 -
勝利のビールを飲みたかったが,社内販売は無かった。
-
「金沢」で北陸新幹線に乗り換え。
キオスクでビールを購入。 -
ようやく,勝利の美酒。
つまみは,雨の中 ボロボロになって購入した“サラダパン”。 -
弟は「単なる沢庵パンや」と言っていたが,ウマイ!
(自宅でも,子供に大人気だった。) -
「富山」到着。
-
こちらも小雨。
股間が痛いが,また愛車をこぎだす。 -
19:39 自宅到着。
久しぶりに達成感を味わえ,一つ成長した気がした。 -
『ビワイチ』概要
■ 走行ルート:近江塩津駅→反時計回り→近江塩津駅
■ 走行距離:226.21km
■ 走行時間:12時間25分
■ 平均速度:18.2km/h(食事休憩除く) -
『ビワイチ認定』申し込みから10日後に念願の認定証受領。
びわ湖のヨシで出来ているそうだ。 -
裏には,通過チェック箇所と時間が印字。
できる限りチェックしておいて良かった。 -
そして,自転車に貼付するステッカーも同封。
毎年色が変わるそうだ。 -
『ビワイチ』ステッカーを貼って,愛車の折りたたみチャリも少し箔がついたかな。
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