2016/11/07 - 2016/11/08
1735位(同エリア19681件中)
いさをさん
マカオに4日間滞在後、一人で香港へ。
香港というと「食の街」というイメージしかなく、それほど見たいものもない…旅行最終日ですし、無理せず目的のレストランと夜景だけを楽しみに行きます。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ピーチ航空 マカオ航空
PR
-
シェラトンをチェックアウトして、シャトルバスでタイパのフェリーターミナルへ。マカオから香港へは、このタイパフェリーターミナルから乗ります
。船は30分に1本出ているので楽。週末はカジノしに行く人・帰る人で混むらしく、予約がオススメとネットで見ましたが、この日は平日ということもあって、着いてすぐの便に乗れました。タイパ フェリーターミナル 船系
-
今回はファーストクラスで。2Fの席になります。平日だったので、267パタカだったかな? 割と乗り物酔いしやすい方なので、少しでも水面から遠いと安心。
タイパ フェリーターミナル 船系
-
ファーストではこんな軽食とドリンクが出ます。ちなみにペットボトルの水ももらえました。でも、朝ごはん食べたばっかりだし、香港に着いたらすぐにお昼食べるので、お菓子を非常食としてもらっておきます。
-
船は香港島の上環の方に着いたので、そこから地下鉄で一駅のセントラルへ移動。しかし、ここで問題なのがマカオで使ってたSIMは、香港では使えないのね。これはかなり不便。GPSで大体の場所は分かるけれども。セブンイレブンとかでフリーのWi-Fiがあるにはあるのですが、接続時間の制限とかがあって使いにくい…。地下鉄のWi-Fiは、sのスポットから数メートル離れただけで通じないし。しかし、たかが1日、というか明日の朝には帰るので半日ほどのために、こちらでSIM買うのも何かもったいなくなって、何とかWi-Fiでやり過ごすことにしました。
それにしても、香港、特にセントラルは人が多い! マカオ、特に半島側とは全然違う雰囲気です。人の数、そして多種多様な人種が入り混じっていて、ここが国際都市であることがとても印象付けられます。
今回、泊まるホテルは尖沙咀なので、荷物が邪魔。しかし、それを見越してランチの予約をしてあるのです。というわけで、ランチの予約をしたランドマークマンダリンオリエンタルホテル(長い)に寄って、いったん大きな荷物を預けます。我ながら見事なスケジュールだわ(笑)中環駅 駅
-
そして近くの『九龍醤園』という調味料屋さんへ。いろんな醤(ジャン)が並んでいて、目移りしますね~。今回、ここでお土産を買うつもりだったのですが、手持ちの香港ドルが心もとなかったので、いったんATMへ。カードで現金引き出そうと思ったら、なぜか使えない。マカオでは使えたのに、系列が違うのかな…? とりあえず両替屋の場所を『九龍醤園』の人に教えてもらい、手持ちの日本円を替えてもらいました。無事、お土産も購入出来てひと安心。しかし、意外と時間かかってしまいました。まあ、ランチはあらかじめ遅めにしておいたので、むしろちょうどになったのですが。
ただ、SIMは使えないし、カードも引き出せないし、そもそも旅行6日目なので、若干疲れ気味…。でも、ランチは食べます。九龍醤園 専門店
-
さて、ランチのために戻ってきました。今回、ココのためにわざわざ香港まで来たと言っても過言ではないフレンチレストラン、『Amber』です。意外にも、それほどスタイリッシュという訳ではないダイニング。でも、それがむしろ落ち着きます。
客層はモロにビジネスマンがほとんど。さすが香港ですな。アンバー フレンチ
-
今回はデギュスタシオンのコースを。疲れてたもので、メニュー選ぶのしんどかったもので…。
アミューズ。まあ、それぞれに食感や味のバランスが考えられており楽しい演出。中身はもう忘れたけど(笑)アンバー フレンチ
-
サンマの炙り。いや、ホントに「Samma Fish」って言った(笑) 最初、サンマと聞き取れず、2度聞き返してやっと分かった。「日本人だから知ってるよ!」って言い返したけど(笑)
味はそのまんまですね。でも、温度管理とか完璧で、美味しく食べられる仕掛けでした。アンバー フレンチ
-
こちらはサンマと一緒に出されたスープ。なんていうか、ものすごく上品なわかめスープです(笑)
アンバー フレンチ
-
コールラビ、という野菜を、ライムジュースとオリーブオイルで調理したもの。アカウニとキャビア添え。
なるほど、よく考えられた料理です。いかにも現代的、というのでしょうか。さっぱりとして食感の良い野菜に、旨味を足すためのウニ(海外にしては良質)、食感のアクセントと塩気のキャビア。
こういうファインダイニングを好む層から、とても支持されそうな味わいと食感。僕は、もう少し濃い方がフレンチらしくて好きですが(笑)、美味しい。アンバー フレンチ
-
大きな帆立(高そうw)を炙って、ライムキャビア(果物)と合わせ、一風変わったサバイヨンソース(UMAMIと書いてました)を合わせたもの。
これも現代的な料理の特徴、プチプチ食感を合わせるのがお好きですね~。全体的には美味しいけど、ソースだけはやっぱり古典的なものの方が好きかも。アンバー フレンチ
-
なぜかココまで来て宮崎和牛(笑) いろんな海藻が付け合せ。変わったコンビネーションですね~。ペッパーベリーのエマルジョンは色合いも味も良いアクセントです。なるほど、現代的な料理では、和牛をこう食べさせるのね、と納得。
アンバー フレンチ
-
デセールは石に乗ってきました。85%のカカオチョコレートのガナッシュに、ペパーミントとホワイトチョコレートのソルベ。美味い。味に文句なし。石を使うのは、ちょっと生理的に苦手だけどw
アンバー フレンチ
-
プティフール。優雅なプレゼンテーションは、ひとりランチにはもったいないくらい(笑) 全部美味しいです。高級店の良さは、料理よりデザートの美味しさに強く現れる気がします。
料理は現代的な良さを7くらいで持ちつつ、きっちりクラシックに通じる美味しさも3で持ってる。なるほど、これくらいのバランスが、世界のトップレベル料理として成り立つにはちょうど良いと思います。
しかし、それよりすごいのは、やっぱりサービスかなぁ。みんな綺麗な英語だし、あらゆる人種がいて。変に偏っていなことが、懐の広さという気がするんですよ。そういうところで、国際都市・香港で食べるファインダイニングの意味が、しっかり感じられます。値段としてはもちろん高いけれど、そういう全体感で満足できました。
でも、もう海外旅行中に毎回フレンチ行くのも、そろそろ辞めようかなぁ…料理だけなら大阪でも美味しいし、日本語通じるし(笑) 今後は半年前から予約とかせず、ローカルな料理に疲れたときのアクセントにするくらいの方が良いかな。アンバー フレンチ
-
ランチを終え、荷物を受け取って、地下鉄で尖沙咀へ。一晩泊まる、シェラトン香港に移動です。ロビーの階段がステキ。マカオと違って、普通サイズのホテルなので、それほど待たされることもなく、すんなりチェックイン。
シェラトン ホンコン ホテル&タワーズ ホテル
-
お部屋はハーバービュールームの16Fでした。広さはそこまででもないけれど、一人には(二人でも)十分に快適。
シェラトン ホンコン ホテル&タワーズ ホテル
-
バスルーム側のスケスケ感。背面にバスタブがあり、左側にトイレ。コンパクトですが、ちゃんとまとまってます。女性二人だと朝は面倒かも。
シェラトン ホンコン ホテル&タワーズ ホテル
-
「ハーバービュールーム」の名前の通り、ビクトリア・ハーバーがよく見えます。上から二番目のフロアですしね。
シェラトン ホンコン ホテル&タワーズ ホテル
-
まあ、実際にはこんな感じの距離で、目の前は工事中なのですが(笑) 写真左のインターコンほどじゃないにしろ、それでもこの景色は良いものです。
シェラトン ホンコン ホテル&タワーズ ホテル
-
しかし、ランチの頃からだいぶ疲れていたので、観光はやめて(そもそもそんなに見たいものもなかった)、屋上にあるプールへ。サイズは小さいですが、寛げる雰囲気ですし、一応温水。11月なので寒いですが。
右側の方にはジャクージもあって、のんびり楽しめます。Wi-Fiも通じるし、夕方の寒くなるまで、ここで寛ぎます。シェラトン ホンコン ホテル&タワーズ ホテル
-
寒くなってきたので、部屋に戻って休憩。夕焼けのビクトリア・ハーバーが綺麗ですなぁ。
シェラトン ホンコン ホテル&タワーズ ホテル
-
そして部屋から夜景まで。
一応、この間に帰国用パッキングしたりしてたんですけどね…初めてでこんなに何もしない街は初めてだ(笑)まあ、今回はランチの『Amber』が、香港訪問の最大目的でしたので…。シェラトン ホンコン ホテル&タワーズ ホテル
-
イチオシ
でも、二番目の目的のシンフォニー・オブ・ライツ。は、一応海のところまで見に行きます。っても、徒歩5分ですが。
音楽に合わせてなかなか綺麗ですが、シンガポールでガーデンズ・バイザ・ベイのショーを半年前に見ていたので、アレよりは見劣りするかなぁ。
やっぱり船から見たほうが良かったでしょうか? でも、1日に2度も船に乗るのは、ちょっとね…。 -
さて、この旅最後のディナー。特に行きたいところもコレ!というのが思いつかず、体調も絶好調ではないし、それにそこも悪くないと聞いていたので、シェラトンの中にある中国料理『天宝閣』へ。
お茶は大紅袍。98ドルって割と安いので、本物か疑いたくなる(笑) まあ、大紅袍の中でもランクありますしね。 -
さて、料理料理。中華はコースよりアラカルト至上主義。好きなもの食べたいんですよ。
最初は前菜盛り合わせ頼もうと思って、でもスープとメインも食べたいな~と相談したら、スタッフに「食べ過ぎです」と止められたので(笑)、仕方なく前菜を諦め、スープでスタート。
そのスープも、かなりの種類があって迷う。でも、疲れてたこともあり、体に良さそうな「椎茸と魚の浮袋のスープ」(220HKD)を。けっこうな量ありますが、これは美味い…疲れた体に染み渡る感がすごいです。シェラトン ホンコン ホテル&タワーズ ホテル
-
メインは、もうここまで毎日鶏肉食べたし、最後も鶏で締めようかと。
「花彫酒風味焼き鶏肉」となっていましたが、鍋ですね。半羽で240ドル。
中国の地鶏らしい「清遠走地鶏」もメニューに書いてありました。
これもソースにコクがあって美味しい。紹興酒、と生姜かな?すごく香りが豊かなんですよね。それに、やっぱり骨付き肉ってのはいいもんです。日本の高級中華では、まず出ないけれども、さすが香港。美味しさのためなら、骨の面倒臭さなんて気にしない(笑)シェラトン ホンコン ホテル&タワーズ ホテル
-
もう少し食べられそうでしたので、蓮の葉包みご飯を。具に魚っぽいのが入ってて好みじゃなかった…(ツナ的なのが嫌いなもので)。やっぱりスタッフの意見など無視して、前菜食べれば良かったかな?(笑)でも、親切心で言ってくれてるしねぇ。
最後のディナーも満足できたので、部屋で荷物確認した後、ゆっくりとお風呂入って寝ます。シェラトン ホンコン ホテル&タワーズ ホテル
-
翌朝。今日もビクトリア・ハーバーは美しい。
シェラトン ホンコン ホテル&タワーズ ホテル
-
帰国便はお昼発なので、朝ごはんを尖沙咀で。朝7時台に開いている店は意外と少ないですね…事前に調べた限りでは、9時になると結構オープンしてるところも多いみたいですが。
ホテルに勤めていながら何ですが、できるだけホテルの朝食より地元の食を楽しみたいので、こんなお店に入ってみました。店内は満席で人気店の模様。 -
この旅、三度目のスペアリブ蒸し(20HKD)。ちょっと水っぽい?マカオで食べたような、にんにくガッツリが好きですが、これも悪くないです。あと、中国料理って意外とカボチャをいろんな形で出しますよね。オイルを吸ったのも美味しいですな。
-
これも大好きな腸粉(26HKD)。これはココのが美味しい。食感がすごく好みでしたし、この醤油の風味が良いんです。甘さが、このまったりした食感によく合ってて。
ちなみに、同じテーブルでは、常連のおばちゃんが、弁当持込みで食べてました(笑)
尖沙咀でのローカルな朝食としては、なかなかオススメです。
シェラトンへの帰り道にスーパー見つけたので、ちょっとお土産も購入。 -
さて、ご飯も食べましたし、帰国の途につきましょう。
今回、香港はほとんど調べてこなかったので、ホテルのスタッフに「どうやって空港まで行ったらいい?」と聞いて、その通りに。
シェラトンから北東側すぐのところに、無料のエアポートシャトルバス乗り場があるので、それに乗って九龍駅へ。九龍からはエアポートエクスプレスが出ているので、20分ほど。シャトルバスは尖沙咀をぐるっと廻るので、距離の割に意外と時間がかかりますが、それでも1時間ほど見ておけば余裕でしょう。
なるほど、この空港から市街地へのアクセスは、どこよりも快適。こういう点では、成田や関空より、遥かに進んだ都市ですね。観光業に携わる者として、とても勉強になりました。
空港へは予定通り2時間前に到着したので、最後のお土産探しに、空港内にあるペニンシュラブティックへ。隣のシェラトン泊まってたんだからホテルで行けよ、って感じですが、いまいち時間が合わなかったもので…。さすがに高いものばかりですが、ちょっとしたバラマキ用のクッキーとか買ったり。ペニンシュラ・ブティック (空港内) お土産店
-
まだ時間あったので、香港最後のご飯に、また鶏(笑) ケンタッキー的なのです。
香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港
-
帰りは12:30のピーチで。
香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港
-
3時間ほどのフライトですが、なんか暑かった…飛行機って寒いことが多いのに。
-
関空に着いてから、無性に塩気とクリーム味食べたくなったのでパスタ。ソフト麺は苦手…。
鎌倉パスタ 関西国際空港店 グルメ・レストラン
-
お土産の主だったもの。リプトンの紅茶は、会社の人から頼まれた分も含めて7箱ほど買いました(笑) 後は『九龍醤園』で買った調味料や、マカオで買った蝦子麺など。今回は割とかさばるものが多かったなぁ。
-
あと、マカオで買ったポルトガルっぽい缶詰「葡國老人」シリーズ。パッケージの色が無駄に可愛いのがヨーロッパ風ですな。
2度めのマカオでしたが、カジノなしでもやっぱり楽しかった。反省点としては、コタイ地区は1晩だけにして、もう一日ソフィテルに泊まって、マカオ半島側での街歩きを楽しむべきだったかな、ということ。コタイに行くと、どうしてもホテルが巨大でゴミゴミしてますし、食も限られますしね。
香港はもともと「食の街」としか認識してなくて興味ないせいか、どうしても見たい!ってものがないんですよね…。一人だと正直楽しめないかも。大人数で「食の旅」なら、またしてみたいかな。
前回の訪問から4年空いてのマカオ。また数年後にはさらに発展しているでしょうし、来てみたいなぁ。でも、たぶんその時も下町風情の楽しめるマカオ半島側にいると思いますが。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- たらよろさん 2017/01/29 16:12:19
- 本当にアクセスが最高なのですよ、、、
- こんにちは、いさをさん
気がつけばあっという間に1月も終わりに近づいて、、、
遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
香港は、空港から街までのアクセスの良さは完璧ですよね。
タクシーにしろ、エキスプレスにしろ、バスにしろ、、、
時間と資金と行く場所と、、、
それらを考えて好きなように選べるし、どっちにしても近くて快適。
そこらへんは日本とは本当に違うなぁって思います。
羨ましいほどのアクセスの良さですね♪
ところで、シェラトンのプールって温水なんですねー
今度暖かくない時期に香港に行く機会があればシェラトン検討しようっと♪
立地も最高だしね。
まだまだ寒い日が続きますが、
お身体ご自愛くださいねー☆
たらよろ
- いさをさん からの返信 2017/02/04 15:34:13
- RE: 本当にアクセスが最高なのですよ、、、
- コメントありがとうございます!
正直、香港って「食べる」くらいしか魅力がないと思っていたのですが、
なるほど、都市としてこんなところもあるんだな〜と思いました。
香港のシェラトンは温水でしたよ♪
まあ、それでも出た瞬間はすごく寒いのですが(笑)
場所も便利なので良いですよね。
ぜひ検討くださいませ〜。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
シェラトン ホンコン ホテル&タワーズ
4.36
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ マカオ・香港 2012 /2016
2
38