九州復興割り利用の大分一泊２日のひとり旅2回目

2016/11/07 - 2016/11/09

先月利用したばかりの一泊２日の大分の旅、また来てしまいました。
今回の第一目的は国東半島と宇佐神宮に行くこと。そして紅葉もちょっと始まっているらしいと聞いたので耶馬溪にも行って見ることでした。
結果紅葉はまだでしたが、耶馬溪と宇佐神宮、大分歴史博物館、両子寺と立ち寄りました。お天気が終始曇り＆小雨出会ったのが残念でしたが。

エリア 宇佐・豊後高田(大分)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ジャルパック

伊丹空港を3時発の便で出発です。復興割を使えば一泊二日でレンタカー込でも13000円程度なんですから午後発も仕方ない。

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

大分空港へ到着するといつもの温泉県へようこその風呂桶オブジェが待ってました。
すぐにレンタカーを借りて出発。

大分空港 空港

前回来た時食べなかった大分名物とり天を食べに発祥の店とされる東洋軒に車で行きました。5時開店のほぼ同時に店の駐車場に到着しますが、既にテーブルにはお客が。人気店のようですが、外見はファミレス風でした。

とり天発祥の店 レストラン東洋軒 グルメ・レストラン

とり天定食を頼みました。鶏肉は柔らかい。鶏肉に味が付いているのでたれをつけるまでもない感じ。でも量が多かった。

今回ホテルは西鉄にしました。バスターミナルに近いのと駐車場があるのが便利です。今回はシングルルームに宿泊。

西鉄リゾートイン別府 宿・ホテル

徒歩で近くを散歩しがてら温泉に向かいます。ホテルの前にあったデパートはさみしい感じ。特に買いたいものもなかったのでそのまま温泉に。別府はマンホールが楽しい。
竹瓦温泉通りはちょっと怪しげな感じでした。

竹瓦温泉の近くにあったマンホール。月によって花が変わってます。

フラワーシティと言うらしい。

桜の季節にも来てみたいです。

竹瓦温泉にやってきました。歴史ある佇まい。温泉は100円。屋内砂蒸しもあります。夕食時間帯だったからか先客は地元の人が一人だけ。ここはシャワーもなくお湯は熱い。週末はかなり込み合うので地元の人は敬遠するらしい。。

市営 竹瓦温泉 温泉

温泉から出たら冷たい牛乳。

翌日はホテルをチェックアウトした後耶馬渓に向かって車を走らせました。一泊二日なので早く出発しました。高速に入ってすぐのサービスエリアに立ち寄ります。
まだレストランは開いてませんでした。

別府湾サービスエリア 道の駅

別府湾サービスエリアは展望台からの眺めがよいです。今日は曇りなのであまりよく見えませんが、夜景はきれいなようです。

展望台にはハートがあって恋人たちはここで記念撮影できるようになってます。

紅葉を期待してやってきた耶馬渓ですが、まだ紅葉してません。青の洞門は車で通り抜けるだけにしました。

青の洞門 名所・史跡

耶馬渓途中も全然紅葉しておらずまだ半月ぐらい早かったようです。車を奥まで走らせて一目八景と言われるところまで行きましたが、小さな展望台の周辺は土産物屋や食堂だらけで駐車場はお店を利用しないとダメなようです。いっそ有料にしてくれたほうが停めやすいのに。どこも利用しようと思えるようなお店がなかったし、車窓から見た景色も紅葉しておらずわざわざ停めることもないか、と思いパスしました。廃業したようなお店もあったのであまり良い印象はないです。この展望台の手前徒歩5分ぐらいのところには無料駐車場と観光案内所がありました。ここでこの周辺の見どころについてちょっと聞いてみました。

一目八景 名所・史跡

観光案内所で教えてもらってきた道を戻るのではなくダムを通っていく道を行くことにしました。ダムの辺りもまだ紅葉していません。

耶馬溪ダム 自然・景勝地

ダムを過ぎたところに渓石園というところに立ち寄ってみました。

渓石園 公園・植物園

無料ですが駐車場もあって紅葉の季節には人が立ち寄るには良いところのようです。

一部だけ紅葉していました。

公園の中には橋があって散策できます。

次に行ったのは御霊もみじと言われる神社。パンフレットや写真を見るとすごくきれいな紅葉が見られるようです。数台停められる駐車場がありましたが、誰もいません。

鳥居のところまで行ってみましたが、この先も全然紅葉していないし、見た目よりずっと坂がきついので行くのを断念しました。

今回一番来たかった宇佐神宮に来ました。駐車場の横から参道は続いています。

中国人観光客が団体で来ていました。

宇佐神宮 寺・神社・教会

上宮と外宮の分かれ道。

モノレールがあって車いすの人も参拝できるようになってます。足を痛めていたのでモノレールを利用させてもらうことにしました。

車いすと人が乗れます。有料とは書いていませんが、志納金100円と書いてあったので到着したところにあった箱にお金を入れました。

宇佐神宮上宮にやってきました。宇佐神宮は全国に4万ある八幡さまの総本宮です。九州国立博物館で八幡さまと宇佐神宮に関する展示を見てから来てみたいと思っていました。

建物は美しい。

昨年修復されたようで綺麗です。ここから見えるのは鮮やかな朱色ですが、奥のほうはちょっと抑えた色合いでした。修復をした会社のイギリス人デービッド・アトキンソンさんの書いたものを読むとすべて日本産の漆で修復したそうです。文化財は定期的なメインテナンスが必要ですが、まだまだ補修が必要なところは多いと感じます。

行きはモノレールで行ったので通らなかった西大門を帰りはゆっくり歩いて通りました。

静かな雰囲気でした。

外宮も参拝しました。こちらは来ている人が少ないです。
帰りに本当は宝物館に立ち寄りたかったのですが残念ながら休館日でした。

宇佐神宮 寺・神社・教会

宇佐神宮の近くにあったポストは神社仕上げ。

宇佐神宮から３ｋｍほどのところにある宇佐風土記の丘にある博物館にやってきました。ここには前回来た時に行った富貴寺が再現されて壁画も鮮やかに再現されているということだったからです。
特別展と常設展があります。今回特別展は開館35周年記念特別展「生誕200年記念　賀来飛霞」ということで大分出身の幕末の本草学者の展示でした。この学者のことは知りませんでしたがとても興味深い展示でした。

大分県立歴史博物館 美術館・博物館

常設展への通路にあった国東の蝮絵の説明。

鏝絵に関してはあまり見たことがなかったので楽しく見ました。建物の壁にあるので壊されてしまうのはもったいないと思います。

鏝絵はいくつか保存され展示されていました。実際に現地にあるものを次回は見に行きたいと思いました。

国東半島最後の訪問地は紅葉で有名な両子寺です。国東半島の中心にある両子山にあるお寺です。

両子寺 寺・神社・教会

駐車場の階段を上がっていくと入山料３００円を払うようになっていますが、誰もいないのでお金を箱に入れてパンフレットをとって入ります。右側の護摩堂に上がってお参りしました。内部は撮影禁止です。

住職さんに聞くと、奥には奥の院があるけどそれほど遠くはなさそうなので行ってみることにしました。

奥の院への階段。結構急ですが、大講堂へ向かう道を通っていくと緩やかな坂でした。

奥が大講堂

やや緩やかな坂を上っていきます。

奥の院。裏に回ると洞窟になっていました。両子寺にはさらに奥に上っていくと百体観音や鬼の背割りと言われるところがあるそうですが鎖がついているような急な細い階段？だったのでとても行けませんでした。
まだ紅葉には早いので人は少なかったですが、もう少しすれば多くの人が訪れると思います。

両子寺からは途中道の駅によって買い物しても１時間足らずで空港へ到着しました。フライトまで１時間以上あったので空港足湯に立ち寄りました。今回も一番安いフライトプランだったので大分滞在は２４時間でしたが、レンタカーしたおかげでいろいろと回れました。国東半島は今まで交通の便が悪いのであまり行ったことがありませんでしたが、前回と今回の復興割利用で少しずつ回れて興味深いところをいろいろと回れてまた来たいと思いました。温泉だけじゃない大分を発見した思いです。

大分空港 空港