富士山麓周遊・・三保松原と薩た峠、ゆい桜えび館をめぐります。

2016/11/03 - 2016/11/03

昨年11月に富士山麓周遊の旅を計画し行ってきましたが、最終日の駿河湾沿岸の観光は、あいにくの大雨で日程を１日短縮して帰宅しました。そのリベンジで、南信濃遠山郷を訪問した後、歌川広重の富士山を求めて、三保松原と薩た峠、由比の桜えび館を訪れました。快晴でぽかぽか陽気、快適なドライブを楽しんでの帰宅でした。

歌川広重の浮世絵「駿河三保之松原」（富士三十六景）は、葛飾北斎の「富嶽三十六景」に対抗して描かれた傑作です。三保の松原は、駿河湾を挟んで望む富士山の美しく見える場所として、平安時代より人々に愛されてきた景勝地で、富士山の世界文化遺産の一部に登録され話題になりました。

歌川広重の浮世絵「由比；薩た峠」（東海道五十三次）は、東海道の難所である薩た峠を超えた先、富士山と駿河湾を一望できる地点から描いた、立体感のあるダイナミックな傑作です。現在では、東名高速道路や国道１号線、東海道本線が手前に入りますが、それが返って素晴らしいと、写真撮影の名所になっています。

エリア 富士川・由比(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0

三保松原は、世界遺産「富士山」の構成要素のひとつです。

三保松原は新日本三景のひとつです。
日本三景は、天橋立、松島、安芸の宮島です。新日本三景は、大沼、三保の松原、耶馬溪です。

総延長7kmの海岸に、約54,000本の松林が連なります。

松林の向こうは駿河湾です。

「羽衣の松」です。
その昔、天女が舞い降りたとされる樹齢約650年の羽衣の松は、２度の世代交代を経て現在三代目です。

歌川広重の浮世絵「駿河三保之松原」；三保の松原の風景です。

三保の松原からの富士山です。

三保の松林と富士山です。

物議を呼んだテトラポットと富士山です。

三保の海岸です。
海は駿河湾です。今日は快晴で波静か、帆掛け船が多数でていました。

三保の海岸です。
黒松の松林が連なっています。

松林を大きく入れた富士山も撮影です。

「神の道」と呼ばれる参道で、「羽衣の松」から御穂神社の鳥居まで、約500mの松並木が続いています。

御穂神社（三保大明神）の由緒です。

御穂神社の社殿です。
三穂津彦命（大国主命）と 三穗津姫命 を御祭りしています。

社務所です。

舞殿です。

手水舎です。

神馬舎です。

神馬です。

薩た峠の駐車場です。

お茶やみかん、ビワなどが植えられた畑を通り、展望台に向かいます。

薩た峠の展望台です。

薩た峠の説明板です。

歌川広重の浮世絵「由井；薩た嶺」；薩た峠からの風景です。

現在の薩た峠からの風景です。現在も写真撮影の名所です。

由比宿と興津宿の間に位置し、峠からの富士山と駿河湾の景色は絶景です。

東名高速道路、国道１号線、JR東海道本線が交差しています。

海（駿河湾）では定置網漁が行われています。

枇杷（ビワ）を入れて撮影です。

黒松を入れて撮影です。

ゆい桜えび館です。

桜えび茶屋は、座席数が少ないので行列ができていました。

メニューです。
３０分待ちで着席、桜えび定食（1,458円）を頂きます。

桜えび丼、新そば、桜えびのかき揚げ、生桜えびがセットされています。生桜えびが甘くて美味しかったです。

静岡県の桜えび漁は、春漁と秋漁の４.５ヶ月です。

桜えびの漁場は、駿河湾の河川流入域で水深200m海域です。

生桜えびは冷凍されており、100g980円、３個セットが2,790円です。

釜揚げ桜えびは、100g980円です。

桜えびせんべいが、棚に並んでいます。

富士川河口に寄ってみました。

桜えび干しは見られませんでした。

富士山に雲がかかってきました。