◎四国巡り（３）高知

2016/11/04 - 2016/11/09

（写真は高知、はりまや橋）

　高知観光といえば、桂浜や龍河洞となるが、今回は市内を中心に廻る。
津波が気になる高知港、高知城、龍馬記念館、日曜市で精一杯。　これらは市電１日乗り放題500円利用が便利。　

　幕末から明治にかけて活躍した高知出身者として、龍馬以外にも山内容堂、吉田東洋、武市半平太、後藤象二郎、板垣退助、寺田寅彦などの記念碑・生誕地跡が残っている。

　・坊様もかわい女子にゃ刃が立たぬ　

　・列車から乗り換えてバス向かう秋

　・四万十の流れ悠々と今は秋　　　<悠遊人＞

エリア 高知市(高知)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急 JRローカル

（写真は龍馬の生まれたまち記念館）

やはり高知に来ればここに寄るしかないだろう。　いろんなところで龍馬さんの足跡を見てきた。　京都、下関、萩、鞆の浦、高千穂、江戸、下田・・・彼はすべて自分の足で歩いてきたのだ。なんちゅうフットワークだ

高知城

　一時長宗我部氏の居城であったが、関ヶ原の功績で山内一豊、忠義が入り完成させた。　　本丸、追手門が現存し、二の丸、三の丸跡が残っている。石垣が見事で、コンパクトながらいい城である。

高知城２

　日本の名城というとほとんどは秀吉の時代、特に秀吉子飼いの武将が造ったものが多い。大阪城はもちろん、前田氏の金沢城、これから行く宇和島城、松山城・・・徳川の時代になれば築城はもちろん改築・修築もままならず。また移封・国替えにより、重要な城は縁戚（松平など）や譜代が占めることになる。以下秀吉7将とは
　福島正則（尾張清洲城主）
　加藤清正（肥後熊本城主）
　池田輝政（三河吉田城主）
　細川忠興（丹後宮津城主）
　浅野幸長（甲斐甲府城主）
　加藤嘉明（伊予松山城主）
　黒田長政（豊前中津城主）　　　加えて
　蜂須賀家政（阿波徳島城主）
　藤堂高虎（伊予宇和島城主）

日曜市

　毎日曜は３００年続く日本最大の街路市が開かれる。　今は果物の店が多いようだ。

※高知では名物カツオのたたきを食べたが旨くない。　やはり刺身で食うべきだ。そもそもたたきは焼いて腹の虫を殺す保存食の類であって、新鮮なものが居酒屋で出るはずもない。　しかも最後に頼んだ焼おにぎりに驚いた。一個が通常の３～４個分はある。それが二個出てきた。　土佐は酒も飯も半端ない。 安芸では阪神のキャンプが始まっている。　

はりまや橋

　相変わらず周りには何もない。ただペギー葉山の歌碑があるだけ

♪♪土佐の高知のはりまや橋で坊さんかんざし買うを見た・・・

　・坊様もかわい女子にゃ歯が立たぬ

高知２泊後土讃線で窪川乗り継ぎ、予土線で宇和島に向かう。この区間は四国の新幹線鈍行しかない。（写真：ホビートレイン内）

予土線は四万十川の流れに沿ったとても眺めのいいＪＲ路線である。ただ窪川を過ぎて１０分ぐらいの打井川駅手前で鹿二頭を撥ねた。運転手と車掌があわてて駆け寄っていったがダメだったようだ。

ＪＲ江川崎駅

　宇和島へは右側の鉄道ホビートレインで向かいます。（四国の新幹線じゃあ！）
この先はもう愛媛県となります。