秋を感じる東京散歩～海外だけが旅じゃない　Vol.３～

2016/11/01 - 2016/11/04

今年は海外旅行は封印と決めていた。だけどいただける夏休みは7日間。そんな連休があるのにどこにも行かないという選択肢はなかった。
ちょうど親友が好きなアーティストのライブがあるとかで、それなら東京観光をしようということが始まりの旅。
しかし結果、チョー人気アーティストのためチケットはゲットできなかった模様。
でもいいんです！旅友である彼女とは一度一緒に東京観光したかった。大好きな東京、感性刺激されるこの街を彼女とならきっと楽しいはず。
念願叶った秋の東京旅。さっそく振り返ります。

エリア 東京

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JALグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は雲ひとつない快晴！やったあ。

この旅ではとにかく着るものに悩みました。
快適だったり寒かったり、雨だったり晴れだったり。
旅行の楽しさを左右する重要な要素ですからね。お天気は。

今日夜Rちゃんは一足先に帰ります。
この日はゆっくり起床。東急のメンバーズカードがあるとチェックアウト時間を少し遅くすることができるんです。だらだらしてから朝食に向かったのは、昨日のパリのパン屋さんです。朝食メニュもあるみたい。

朝食メニューには惜しくも５分遅かった。結構厳しいのね、その辺りは。

ってことで昨日食べるのを控えておいたキッシュロレーヌとクロワッサン。パリのパン屋さんなんでそこはカフェオレ。

これで２０００円って結構なお値段になってしまいました　涙

この日は祝日だったので朝から朝食を楽しむこの近辺の住人や、どうみてもこれを目当てに遠路はるばるきたねっていう私たちのような人と、半々でしたかな。
枯葉食感のクロワッサン、は間違いない美味しさ。キッシュも滑らかでまるでプリンみたいです。

Rちゃんはハム・チーズのバゲットサンド。
こういうシンプルなのもおいしいよねえ。けど間違いなく顎が痛くなってくるんよねえ。。噛みちぎるかんじになるしね

ホテルに戻り、チェックアウトします。
スーツケースを預けてどこいく？と相談します。
皇居の案もありましたが、この日は祝日で中まで入れないようで、、、なんとなく違うなあとおもい、麻布十番うろうろしてからの、国立新美術館ルートに決まりました。

麻布十番も歩いていけるよね、と思っていたけど実際グーグルマップみると結構距離あるやん！神谷町から都バスに乗ることにしました

道中、いつもRちゃんが気になっていてしかたなかった愛宕神社へ。いつか言い出すだろうと思っていたけど、今日とうとうこの階段を登ることに。

この勾配ですよ。転げ落ちたら止まるところないからね。登り始めたら振り向かずに一気に行くしかないですよ。

メキシコの遺跡、テオティワカンみたいです。
一段一段のストロークが高い、しんどい。

上から下を覗くとこんなかんじ。
心臓破りもいいとこよ。この勾配はないわ。

でも安心して下さい、横には迂回路もありますからね。
「出世の階段」といわれているみたいです。

四国丸亀藩の家臣、曲垣平九郎っていう人が、なんとこの心臓破りの階段を馬で駆け上がったらしい！！
その功績を徳川家光公が褒め称えたということらしいです。

馬で駆け上るって、、、その馬もいい迷惑だったでしょうねえ。。

何がいいってこの天気（しつこい）

ここは愛宕山ていう、れっきとした山なんだって。２３区内では一番高い山みたいです。知らなかったよ。

愛宕神社 寺・神社・教会

一輪だけ咲いていた紫陽花。

こじんまりした境内で、七五三のお参りにきている人もいました。
ゴージャスな神社というよりはこんな高台にミニチュアのように設置されている神社、とでもいいましょうか。
非常に静かな空間で気に入った！

この池のキャパ以上の数の丸々太った鯉。
水辺に人が立つと餌をくれるとおもいこうやって口開けて近づいてくる。

その様がですね、もう異様なわけですよ。まるで肉食動物のようなハングリーさで。
みんな水面から半分くらい体乗り出していますからね。
我先にと他の鯉の上に乗っかるのもいたりして、なんかワニ園のワニのような振る舞いだったなあ

ありがちだけど、とにかく触っておこう

おみくじやらお守りを売っている横で「ラムネあります」ってほっこりするなああーーもう。ラムネって。

社務所にはとてつもなくフワフワでくかわいいトイプードル。
まったく動じないの。むちゃくちゃかわいいーーー。
鯉以外は非常に癒しポイントがおおいからね、この神社。
あと、なかなか写真撮影ポイントもあり、一眼もった人たちも結構いたね。

神谷町の駅を目指して神社の裏手から降りて行きます。

愛宕山をつらぬくこのトンネルが愛宕トンネルですね。
昼間はいいけどこういうトンネルって夜道は怖いだろうねえ

昭和的な住宅とバブリーな建物のコントラスト。
路地を入るとそういう景色が結構多いのです。
そういう町歩きがたまらなく楽しいのです。

神谷町駅前から都バスにのって、麻布十番駅前まで。
バスにのって再認識、やっぱり歩ける距離ではなかったと。

地下鉄もいいのだけどバスだと地上を走るので、車窓が楽しめるのがいいですね。
しかも休日。人も車も少ない。
休日に表参道や銀座に行かなくてよかった。人の洪水でしょうからね。

まず気になったのがここ。
最中の中にいろんなフリーズドライ食材を詰め込み、お湯を注ぐとおつゆやお茶漬けになるっていう。

花一会 グルメ・レストラン

お茶漬け、雑炊、おつゆ系、スープ系といろんな種類があります。
結構選ぶの楽しいよ。
見た目も可愛くて高級感もあってお歳暮・お中元や内祝いなどにも良さそう。
最中生地が潰れないように、袋の中はエアを充填しています。
お土産に３つほど買いました

Rちゃんが甘味が食べたいとのことで、あまのやを目指しましたがあいにくおやすみ。。。。
そこで来たのは、麻布十番といえばの、ここ、鯛焼きで有名な浪花家総本店。
ここはイートインもできるんですね
店先ではせっせと鯛焼きを焼いています。鋳型が1個ずつなんですよね。
くるくる回しながら丁寧に焼いています

浪花家総本店 グルメ・レストラン

かりかりの薄い生地で尻尾までしっかりあんこが詰まっています。
他にも甘味を食べたいから１個を二人でシェア
どう分ける？？？

こう分けるんす。

Rちゃんグッジョブ。
カリッと、ほくっと、とっても美味しかったです。

あとは、焼きそば。
甘味屋さんでやきそば？と初めは眉をひそめる私たち。
でもどうやら周りの人たちは結構な確率でオーダーしとる。

このやきそばはお好み焼きやさんのような粉もんの専門店のお店のとはちょっと違います。
細い麺でキャベツが１から２枚くらいはいっているこのやきそば。屋台の味っぽい、懐かしい味です。これがおいしいの。

あんみつです。小さそうですが寒天がごろごろはいっていて、あっさりとした甘味です。
ここのあんこは８時間かけて炊き上げているらしくさすがに美味しいです。
個人的にはあんみつに杏子がはいっているのはポイント高し。

ここから歩いて国立新美術館にむかいます。
すぐそこに六本木ヒルズとレジデンス。

国立新美術館です。この全面ガラス張りの流線型の建物、黒川紀章さんの設計です。
柔らかな印象ですねえ。この日はダリ展やっていました。興味あったんですが行列をみて断念。
ミュージアムショップだけ流します

国立新美術館 美術館・博物館

ここのミュージアムショップ楽しいよ。
１F、地下と両方にありますが、ざんねんながら商品の写真は撮れません。
この美術館、結構な和押しで、昔ながらの日本の商品やデザインがたくさん。
時間帯的にそろそろカフェイン補給が必要となってきましたよ。

そうそう、ここのミュージアムショップでもガチャガチャありました。
鳥獣戯画モチーフのフチこさんみたいなの。
こーんな躍動感のあるうさぎでした。私的にはこれは当たりな方です。
鳥獣戯画は実際には見れていないのがざんねん。

外のエリアで座ってコーヒーを飲みます。
お天気がよくて清々しくてぼーっと休むことができました。
こんなゆったりした時間、幸せですねえ。

今回は旅のエリアが愛宕、麻布、青山と東京屈指のおしゃれ・セレブエリアだったわけですが、上を見るときりがないんだなあ、と思いました。
快適さは求めたいけど、贅沢はしなくてもいいかな。
ん？ちょっと負け惜しみ感でてる？　笑
羨ましい気持ちはありますが、自分の置かれた環境で満足できるように頑張るってことですな。


東京もあと一週間もしたら木々が色づきはじめるでしょうねえ。
でも一足先に秋の気配を感じた旅でしたね。

この日は六本木から神谷町まで地下鉄で帰りました。
このあとRちゃんは一足先に帰ります。私はももう一日延泊して、海外旅行のかわり（？）にアンダーズ東京ステイです。

秋の気配感じる東京ステイはとりあえずこれでおしまい。
いつもショッピングやらグルメに散財していたのですが、今回は出費も少なかったですね。（アンダーズは別　汗）
海外旅行に匹敵するくらいの刺激と満足を得られたのですが、結論、やっぱり来年は海外に行けるようにがんばろうってことでした（笑）

アンダーズ東京ステイ編は番外編で。