2016/06/13 - 2016/06/13
5位(同エリア9件中)
- #ドライブ・ツーリング
- #アレシフェから日帰りドライブ
- #ティマンファヤ国立公園
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- #ランサローテ島南部の景観
- #火山が作り上げた風景
- #火山性土壌のブドウ畑
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- #ブドウ畑を守る火山岩の囲い
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ランサローテ島の北部の見どころを回った後は島の南部へ。
ランサローテ島は、今回訪れてみた同じカナリア諸島内のグラン・カナリア島やテネリフェ島と比べるとずいぶん小振り。
行き先をうまく絞れば、一日でも見て回れます。
車は借りないという方は、あれこれ出ている島内観光バス・ツアーの内容を確認して参加してみるといいですよ。
今日の前半の島の北部巡りでは、海賊に睨みをきかせていたサンタ・バーバラ城、ランサローテ島北端近くのリオの展望台、そしてナツメヤシの林と白壁の民家が美しいハリアーの村へ行ってみたので、後半は島の南部へ移動して、火山活動が造り上げたティマンファヤ国立公園と白砂ビーチが美しいというプラヤ・ブランカあたりへ行ってみます。
表紙の画像は、すっかり晴れ上がったプラヤ・ブランカ。
ランサローテ島が真っ黒な溶岩の島というのを忘れさせてくれる、名前の通りの白砂ビーチがありました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
前編でサンタ・バーバラ城や不思議な屋外ギャラリー(?)を見たテギセ(TEGUISE)の町からしばらくはLZ30号線を南下して、ランサローテ島南部を目指します。
その道沿いの風景は、いかにも火山活動で出来た赤茶けた土色。
白い家並みの町や村はあっても緑が少なくて、ランサローテ島は農業に適していない土壌なんだろうかと思ってしまうんですが…、 -
…LZ30号線、20号号線、46号線と南に下るにつれて、黒い火山岩を積み上げて造った囲いの向こうに柔らかい緑を見せる畑が増えて行きます。
これは何を栽培しているのかと言うと…、 -
…ワイン用のブドウ。
時には、こんな火砕丘のなだらかな裾野一面がブドウ畑になっています。
ランサローテ島の火山性土壌で栽培されたブドウは、ワインにすると独特の風味を醸し出すんだそう。
そのブドウがどうしてこんな火山岩を積み上げた囲いの中に植えられているのか、というのにも理由があって…、 -
イチオシ
…ランサローテ島は風が強い島で、ブドウが根こそぎ倒されるのを防ぐため。
昨日今日は特に風は無く穏やかな眺めですが、この翌日は風が吹きまくり、ランサローテ島を出る前に訪れた海岸では風に押されたり煽られたりして崖から落ちそうなほどでした。((;゚ェ゚;)) -
ブドウの一株一株を風から守るために造られた火山岩の囲いがいくつもいくつも並ぶ。
その形も、長い塀のようだったり、半円形だったり。
どれほどの労力と時間を費やしてできたブドウ畑だろう。 -
上掲の画像のように、きれいに整備されたブドウ園があるかと思えば、囲いの石積みも中途半端になったままのような畑もあったランサローテ島中部。
-
LZ30号線、20号号線、46号線でランサローテ島内陸部を南下して来て67号線に入ると景色は一変。
真っ黒に冷え固まった溶岩原や死火山が道の左右に続きます。
ここはティマンファヤ国立公園の一部。
1730~1736年に発生した噴火で出来た溶岩原で、当時この辺りにあった村は溶岩の流れに飲み込まれてしまったそうです。
ティマンファヤという名は、消えてしまった村の一つの名なんだそう。ティマンファヤ国立公園 国立公園
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ティマンファヤ国立公園と一口に言っても、LZ67号線が通っている公園の東端部分は無料で通り抜けが出来ます。
今も火山活動が見られる核心部分は有料で、公園内を巡るバス・ツアーに参加しなくてはいけません。
その入り口がこの標識。
写真は撮り忘れてしまいましたが、この標識の先にゲート兼チケット売り場があります。
オープン時間は9:00~17:45。(最終入園は17:00)
チケットは9ユーロ/人で、ガイドさん付きバス・ツアー(40分ほど)が含まれています。
ここに着いたのが午後4時で、窓口のおじさんに「まだ今日最後のツアーに間に合うよ。」と言われましたが、今通って来たばかりのLZ67号線沿いの景色がそれほどでもなかったので参加は見送り。
ひょっとしてもったいない事をしたかも?と思いつつも、このまま島の南部の浜辺を目指します。ティマンファヤ国立公園 国立公園
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ティマンファヤ国立公園内でよく見かける悪魔の姿のオブジェ。
これは、ランサローテ島に入った初期の開拓者が、噴火は悪魔の仕業としたためで、ティマンファヤ国立公園のシンボルになっています。
この悪魔モチーフのお土産は、ランサローテ島のあちこちで売られています。
連れて帰ってみては? (笑)ティマンファヤ国立公園 国立公園
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LZ67号線沿いのティマンファヤ国立公園の眺め。
ドロドロとここまで流れて来て冷え固まった黒い溶岩原がワイルド。
グラン・カナリア島やテネリフェ島で見た火山由来の景色より一層凄味がある感じ。ティマンファヤ国立公園 国立公園
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これもLZ67号線から見たティマンファヤ国立公園の溶岩原。
ここが真っ赤に溶けた溶岩で満たされていた時には、それこそ地獄のように見えただろうなと想像してみる。ティマンファヤ国立公園 国立公園
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LZ67号線をさらに南下。
ティマンファヤ国立公園の溶岩原がもうすぐ途切れるあたりまで来ると、火砕丘の麓にできた白い村が見えてきた。
この近くには、ラクダに乗ってお散歩できる場所もあるんですが…、ティマンファヤ国立公園 国立公園
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…この日のラクダ君たちは営業終了。
先導のおじさんに引かれてお家に帰る途中でした。
これまでラクダに乗ったのは、中国の内モンゴル自治区とチュニジアかな。
またがった後でラクダが立ち上がる時と、最後に降りる時にラクダが膝をつく時に大きく傾くからちょっと怖いのよね。(^^;ティマンファヤ国立公園 国立公園
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イチオシ
溶岩原の真っただ中をまっすぐに通るLZ67号線。
溶岩原の高低に合わせて造ってあるため、うねりが続く場所がありました。
頭がちょっとクラクラ。ティマンファヤ国立公園 国立公園
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LZ67号線の後は、LZ2号線でランサローテ島南端近くのプラヤ・ブランカへ。
ティマンファヤ国立公園のゲートから20分ほどで、白い街並みの向こうに真っ青な海が見えてきた!
(o'ω'o)? プラヤ・ブランカって、≪白い浜辺≫の意味よね。
あんなに真っ黒いティマンファヤ国立公園の溶岩原が近くにあるのにほんとかな…。Playa Blanca Beach ビーチ
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プラヤ・ブランカの街並み。
ランサローテ島の政庁所在地のアレシフェと比べると、こざっぱりと清潔感あり。
ここはランサローテ島の中では大きなリゾート・タウンらしいのに、大きなホテルや派手さが無い。
これも、ランサローテ島出身の芸術家マンリケが島の景観保護のためにスペイン政府に働きかけた結果?Playa Blanca Beach ビーチ
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イチオシ
駐車場を見つけて車を停めた後は、プラヤ・ブランカの海岸に沿った遊歩道へ。
昨日と今日の前半は雨が降りそうなくらいに曇って暗い海だったのがウソのように青い海!
ヽ(*^ω^*)ノPlaya Blanca Beach ビーチ
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プラヤ・ブランカの遊歩道から見た大西洋!
この青さがいいよね。
水平線の向こうにうっすら見える島影は、ランサローテ島の南にあるフエルテ・ベントゥラ島とロボス島よね。Playa Blanca Beach ビーチ
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プラヤ・ブランカの遊歩道から見た海岸線。
ここは、岩場と白い砂浜が交互に続く海岸になっています。
のんびりとカフェやお土産店も並ぶ遊歩道沿いに歩いて行って、お好きな所で泳いでみては?Playa Blanca Beach ビーチ
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プラヤ・ブランカの海岸線沿いの遊歩道。
大型船に使われていたようなチェーンが張ってあって、海辺の街の雰囲気あり。Playa Blanca Beach ビーチ
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プラヤ・ブランカの浜辺の一つ。
ティマンファヤ国立公園の真っ黒い溶岩原からは想像できない白砂の浜辺。
そういえば、昨日ランサローテ島北部に行った時にも、黒い溶岩原の合間に白い砂浜があったよね。
ちょっと不思議。
この浜辺は一番人が集まってくる場所のようで…、Playa Blanca Beach ビーチ
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…パラソルやサン・チェアがびっしり!
え~! プラヤ・ブランカってどこもこんなに混みあってるの?(◎◇◎)
…とお思いでしょうが…、Playa Blanca Beach ビーチ
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イチオシ
…ちょっとだけ離れた場所はもうこんなに平和な景色のプラヤ・ブランカ。
どちらでもお好きな方へどうぞ。(*^。^*)Playa Blanca Beach ビーチ
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こんな平和な雰囲気のプラヤ・ブランカの遊歩道沿いには…、
Playa Blanca Beach ビーチ
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…洒落た造りのホテルや…、
Playa Blanca Beach ビーチ
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…色とりどりのブーゲンビリヤで覆われた壁、それに…、
Playa Blanca Beach ビーチ
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…プラヤ・ブランカに長期滞在する人たちのために造られたショッピング・モールがあったり…、
Playa Blanca Beach ビーチ
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…お土産屋さんや食事場所も並んでいて便利。
プラヤ・ブランカは数時間程度訪れるだけでも楽しめます。Playa Blanca Beach ビーチ
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さて、プラヤ・ブランカの遊歩道沿いにぶらぶら。
地元の人たちの様子を見てみたり、ついでに今日の夕食をどこで食べようか探してみます。Playa Blanca Beach ビーチ
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大きな船がプラヤ・ブランカの港にやって来る。
カナリア諸島の一つからのフェリー? それともクルーズ船?Playa Blanca Beach ビーチ
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この時は引き潮だったらしいプラヤ・ブランカ。
ごつごつした岩場が出ているけど、こっちの人たちは潮だまりでは遊ばないのかな。Playa Blanca Beach ビーチ
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プラヤ・ブランカの遊歩道沿いに張られたチェーン。
細めのチェーンには愛の誓いの南京錠がたくさん!
これと同じ風景はもうあちこちで見て来たな。(*^。^*)Playa Blanca Beach ビーチ
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色とりどりの南京錠の中にはハートの形のものも。
プラヤ・ブランカにやって来た恋人たちの愛が成就しますように。(^人^)Playa Blanca Beach ビーチ
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プラヤ・ブランカの西の外れは港になっていた。
赤と白に塗り分けられた灯台がキュート。Playa Blanca Beach ビーチ
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プラヤ・ブランカの港の手前にある砂利の浜辺。
ここでまた遊歩道を引き返そうか。Playa Blanca Beach ビーチ
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イチオシ
まだ若い家族連れも来ていたプラヤ・ブランカ。
平和な景色よね。
見ているSUR SHANGHAIもほんのり温かい気分になった。(〃▽〃)ポPlaya Blanca Beach ビーチ
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岩場と砂浜が交互に続くプラヤ・ブランカ。
この砂浜はちょっとローカルっぽい感じ。Playa Blanca Beach ビーチ
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プラヤ・ブランカの港の方向を振り返る。
今日はもう船の出入りは無いのかな。Playa Blanca Beach ビーチ
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あれ? またプラヤ・ブランカ目指してやって来る客船が。
グラン・カナリア島やテネリフェ島に比べると地味な印象のランサローテ島も捨てたもんじゃないね。Playa Blanca Beach ビーチ
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プラヤ・ブランカの遊歩道沿いにもあったこの施設は、大雨が降った時に備えた水路よね。
今日の前半に行ったハリアーの村にもいくつかあって、普段は道として使っているようだった。
ランサローテ島の火砕丘にはほとんど木が生えていないし、たまに大雨が降ったらすぐに洪水になるからこうして備えているんでしょうね。Playa Blanca Beach ビーチ
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プラヤ・ブランカの遊歩道沿いには、カフェやバー、シーフード店や洋食系のレストランのほか、アジア系の食事を出すお店も数軒。
今日はピリッとスパイスの効いた食事にしたいね、と決めたのは…、Playa Blanca Beach ビーチ
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…Taj Indian Tandoori Restaurantという北インド料理店。
ちょっと意外なようですが、ランサローテ島にはヨーロッパ各地から移住してくる人々のほか、中国やインドからの移住者もいて、それぞれにお店を構えているようでした。
Taj Indian Tandoori Restaurantのソルティ・ラッシーは適度な濃さと風味で合格!
チキン・ビリヤニ(インド風炊き込みご飯)やローガン・ジョシュ(マトンのカレー煮こみ)は、辛さが今一つ物足りない感じでしたが、これは辛さに慣れていない人たちに合わせた結果でしょうね。Taj Indian Tandoori Restaurant インド料理
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夏至も近くなった6月中旬は日が長い。
ランサローテ島でも同じで、午後の7時半を過ぎてやっと日が傾いてきた感じ。
そろそろアレシフェに戻ろうか。 -
アレシフェの戻り道はLZ2号線一本でも行けるけど、それだと遠回りになるから最初はLZ702号線で、そのあとLZ2号線に移ったと思う。
ランサローテ島南端近くのプラヤ・ブランカから島の中部にあるアレシフェまでは小一時間。 -
傾いた日を受けると、荒れた雰囲気の火砕丘も暖かな色に変わる。
あれ? あれって羊の群れよね。
ランサローテ島でも、南部だと羊を放牧できるくらいの草も生えるのね。 -
一軒だけぽつりと火砕丘の麓に建ててあったお宅。
雨が降っても、斜面を流れ落ちてくる水は家の敷地の左右に流れるように考えてあるのは、流石というか当たり前というか。 -
なだらかな斜面の火砕丘に差す夕暮れの光。
なんだかとっても静かな風景。
明日はもうドイツへ戻る日だけど、その前にもう一か所くらい行ける時間があるね。
朝になってから、天気の様子を見てから決めようか。
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