2016/10/30 - 2016/10/30
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讃岐おばさんさん
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3年ごとに開催される瀬戸内芸術祭は春会期、夏会期、そして秋会期も11月6日で終わります。
秋会期で一番気になっていた作品No. 111 「国境を越えて・潮」をまず最初に。
作品№.076 「わらアート」も楽しい。
もう少し時間が欲しかった小豆島でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 船 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東の空が少しずつ明るくなってきました。
6時前に夫と娘と3人で我が家を出発、サンポートへと。
6:50発池田港行き国際フェリーに乗船しました。高松港旅客ターミナルビル 乗り物
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6:50定刻に出航。
船内は日曜というのもあって、けっこう混みあっていました。 -
屋島。
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女木島(鬼ヶ島)が見えます。
夏会期に来ました、暑かったなぁ~
http://4travel.jp/travelogue/11152240 -
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三角のおむすび島、小槌島・大槌島が見えます。
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フェリー内にて朝うどん。
食べたらまた写しにデッキへ(笑) -
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スナメリが見えるときがあるというので期待していましたが。。。
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小豆島・池田港に近づいてきました。
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7:50、池田港に上陸なり~
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小豆島高校&土庄高校の統合高校、平成29年4月の開校予定です。
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大部(おおべ)へ向かいます。
エンジェルロードが気になりますが、潮順が悪いみたいで今回は断念しました。エンジェルロード 自然・景勝地
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外気温が12℃です!
フリースを着て来て良かった。 -
8:20、駐車場に到着。
早かったので駐車場は空いていましたよ(*^^)v -
5~6分歩いて海岸に。
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作品No. 111 国境を越えて・潮
台湾のリン・シュンロン(林舜龍)さんの作品。
小豆島では、一番ここに来たかったんです。
ビーチに196体の子供の像を設置して海に消えた子どもをイメージし、196は日本が承認する世界の国の数を示し、胸元と背中には各国の首都の座標と大部港からの距離が記されています。 -
世界の国数である196名の子供は、それぞれ自分の故郷の方角に向いて立っています。
砂と泥でできた子供は太陽や雨、風にさらされ浸食されて土になって海に。
海は母親のイメージだそうで、子供たちは最後には母親である海に抱かれるんですね。
そして最後には石膏で造られた白いバラと国名のプレートが墓標の様に現れます。 -
それにしても素晴らしいです!
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船を見守る子供。
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船に乗りたいけど乗れない。。。
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波打ち際の子供は浸食され、石膏で作られた白い薔薇と国名が書かれたプレートのみになっています。
実はこの作品は、高松港近くにある「国境を越えて・海~漂着種子」と繋がっているんですね。 -
浜辺に作品ができるまでの展示場がありました。
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子供の像が崩れた後に咲く、石膏で造られた白い薔薇の花。
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台湾からも応援に来られていたんですね。
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像の材料。
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サンポート広場に展示されている作品と対になっているそうで、これは7月20日に写したものです。
作品No. 172 国境を越えて・海
瀬戸内国際芸術祭2013の時に台湾から豊島を航海し、また台湾に戻っていた「種の船」が、今回は高松港のサンポート広場に到着。
新たに組み立て直された船は、種の漂流をイメージ。 -
漂着した種の後ろに回ってみると、
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ほらっ、子供が海を見つめています。
ここで二つの作品は繋がっていたんですね、「海」から「潮」へ。 -
作品№112 「小豆島の木」
小豆島北海岸線で伐採された木に着目し、長い年月を生きてきた木を最後に掘り出し、その存在をあらわにする。
真っ暗な倉庫の中に大きな木の根っ子がありました。 -
暗い倉庫は土の中をイメージして、土の中で木が根を広げていく勢いを感じた作品でした。
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肥土山農村歌舞伎舞台、残念ながら舞台は閉じられていました。
駐車場からここを通り抜けて「わらアート」を見に行きます。肥土山農村歌舞伎舞台 名所・史跡
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ちょっとご挨拶をして。
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少しずつ紅葉していました。
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作品No. 076 わらアート
収穫の終わった稲わらで巨大オブジェを制作、刈り入れ後の田んぼに展示しています。
作品は今年の干支にちなんでいろんなお猿さんだそう。 -
おじいちゃん猿だそう。
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子猿を背負ったやさしい表情の親猿。
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可愛い~~~!
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遠足で来ている子供たちも楽しそう。
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子猿はしっかりと親猿に掴まっています。
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こちらは?
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勇ましい、凛々しい感じの若い猿かな?
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今にも歩いて来そう!
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遠くの山に巨大な観音菩薩像、良く見えました。
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作品No. 075 猪鹿垣の島
前回の芸術祭で、約200年前に築かれたとされる小豆島特有の猪鹿垣を再築。
今回は新たに、ピラミッド型の石積みを。
猪鹿垣と農耕文化の形、石積み技術の継承といった小豆島の固有文化を、ピラミッド型に現したそうな。 -
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前回も気になったウルトラマンみたいなのが居ました。
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コスモスが優しく迎えてくれていましたよ。
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中山地区に着ました。
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駐車場の近くで、中山地区の棚田で収穫した新米で作ったおにぎりのお接待がありました。
棚田を眺めながら有り難くいただきます~
ちょっと小腹が空いていたので、とっても美味しかった! -
作品No. 077 オリーブの夢
台湾のワン・ウェンチー(王文志)さんの作品。
地元産の約4000本の竹で構築する巨大ドーム、三度目となる今回はオリーブがテーマ。
内部は舞台のようになっていて、自由に寝転んだり回ったりできます。 -
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綺麗に並べられた竹の道。
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入口で見上げました。
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中に入って見上げると青空が見えます。
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編まれた竹、流れが美しい。
外の景色が少し見えるのも良いですね。 -
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靴を脱いで腰かけてみました。
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足を投げ出して寝転んでいる人も。
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皆さん、リラックスしています。
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竹で編まれたトンネル。
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どんな風にして編んだのか、とても不思議。
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小さい赤とんぼがいましたよ。
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中山地区の棚田に見事に調和していますね。
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オリーブの夢の作品から見えるところに中山農村歌舞伎があります。
中山春日神社奉納歌舞伎 祭り・イベント
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お天気が良いので座布団を干していました。
中山農村歌舞伎舞台 名所・史跡
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舞台を見ることができました。
中山農村歌舞伎の起源は今から約300年前(江戸時代中期)、お伊勢参りに出かけた島の人々が上方から伝えたとされています。
荒天で船が出ず、大阪で船待ちしていた島人たちは、上方歌舞伎の華やかな世界に触れ、歌舞伎の名場面を描いた絵馬や衣装を島に持ち帰り、神社に奉納しました。
歌舞伎の人気は島中に広がり、上方から旅回りの一座や振り付け師を招くなどして、次第に島人自ら演じられるようになったそうです。 -
中山春日神社。
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天皇陛下と皇后陛下のお席があります。
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ではでは移動して、娘お勧めのお店でお昼にしましょう。
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お店の2階の席からオリーブの木が見えています。
1階ではいろんなお土産を売っています。
満席だったので時間待ちに、お土産用に佃煮やオリーブ香草塩などを買い込みました。 -
お店の人のお勧め、ひしお丼セット(780円)をチョイス。
右側は素麺、冷たいのと温かいのを選べます。
温かい素麺はにゅう麺というそうです。
お腹がいっぱいになったので、また瀬戸芸会場へと移動しますよ。瀬戸よ志 お休み処 グルメ・レストラン
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池田港近くの三都半島を回ります。
作品No. 080 空想と虫籠
吉野地区の旧瓦倉庫にカマキリやバッタ、イネムシの木彫を展示。
害虫と益虫、捕食者と被食者の関係を暗示。 -
いきなり大きなカマキリがいました!
交尾を終えたメスが、オスを食べているシーンだそうです。 -
オリーブゾウムシだそう。
小豆島にとって、一番の害虫です。 -
これは蝉じゃないみたい、稲の害虫ウンカでしょうか。
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バッタですね!
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リアルに作られています。
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瓦をどんどん作っていた時代の名残がありました。
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今はもう、こんな瓦を使える屋根が無いそうです。
なんだか勿体ないですね。 -
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作品No. 081 段山遺跡群
段山に古代文明が存在したと架空の話を設定し、人体や建造物の断片、動物の立体作品を展示。 -
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どこから撮っても面白い作品です。
中に入ることもできます。 -
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作品No. 085 ひとりおどり
テトラポットを太鼓蔵に設置。一本脚で立つ姿を踊る人に見立てる。 -
なるほど、一人で踊っているようです。
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次の作品は、駐車場から5分くらい歩きます。
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作品No. 086 夕焼けハウス:存在の言葉としての家
地域の集会所だった小屋と庭を、住民の言葉と思いによって再生。 -
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レトロなテレビが置かれています。
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さて、次は。。。
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作品No. 087 stories-House-
年配の女性から聞いた話や古書などに想を得た映像を古民家に投影。 -
映像は暗い部屋なので写真は撮れませんでした。
なので外観だけ。 -
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バス停が頑丈ですね。
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作品No. 088 ククリヒメノソノ
消しゴムを素材に用い、掛軸や絵に描かれたものを立体化。古民家に潜む付喪神などを想起させる。 -
掛け軸の中の色を削り取って、
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小さな小さなひな人形を作っています。
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観音像の掛け軸から色を削り取り、
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小さな精巧な観音像がつくられています。
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作品No. 089 潮耳荘
古材を用いて大型の立体作品を制作。
海に向かってホルンのような形の集音器が出ていて、内部空間全体に海の音が響く構造。 -
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ここから波の音が聴こえてきます。
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ホルンのような集音器が海に向かっていますよ。
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作品No. 090 怪物と少年Ⅱ/この彫刻は一万年の生命を持ちヒトの一生の間には10mほど歩くⅢ
広場と砂浜に彫刻を設置、「怪物」を出現させる。
周囲の絶景と怪物の存在が、鑑賞者に時間の概念にねじれを生じさせる試みだ。
鑑賞者は怪物と記念撮影もできる。
ちゃんと怪物に乗る脚立が置かれています。 -
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砂浜の怪物。
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灯台が見えました。
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作品No. 084 境界線の庭
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災害で出た土砂で埋めたてられた土地に鳥居に見立てた石彫などを設置。
山と海の境界を暗示する。 -
ここで作品No. 082と作品No. 083を残して、フェリーの予約時間が近づいてきたので断念。
フェリー乗り場へと急ぎます。 -
池田港のフェリー乗り場にあるカエルさんの人魚姫。
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乗船するフェリーが着きました。
パンダ号です。
来るときはキリン号でした。 -
15:30、出航です。
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小豆島が小さくなっていきます。
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八栗山、横たわったガリバーを想像させます。
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16:30、高松港に到着なり~
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