谷汲山・紅葉の足跡が聞こえる…

2016/10/30 - 2016/10/30

だんだんと秋めいた季節になりました。

そんな爽やかな秋空のもと、岐阜県西濃地区・谷汲山と大垣を散策してきました。

エリア 揖斐川(岐阜)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

名古屋市内からJRの快速で約40分、大垣駅に。9時10分大垣駅発・樽見鉄道でさらに40分。

9時50分、谷汲口駅にて下車します。

谷汲口駅からは谷汲山行きのバスがありますが、せっかくの秋晴れ。ここは歩いて行くことにしました。

目的地の華厳寺までは、そこそこ距離があります。

谷汲口駅から西に歩いて…。山門が見えてきます。

北に向かいますが、華厳寺への参道は飲食店やお土産屋など、様々なお店で賑わいを見せています。

谷汲口駅から歩くこと、45分…。

長い長い石段を、軽やかに登る。

谷汲山華厳寺の本堂。歩いた甲斐があったなぁ(´ω｀)お参りしました。

山々は、すでに秋の気配。

緑から柿色のグラデーションが、見事です(´ω｀)

もう半月すれば、キレイに色づくはずです。

秋を実感…。

ここで、少し早めに昼食。

シイタケをたくさん使った炊き込み飯と、赤味噌たっぷりのおでん、素朴な味わい(´ω｀)

さて、かつて谷汲山の門前へ向かう列車がありました。

その名鉄谷汲線、谷汲駅は取り壊されずに残されています。

このレトロな車両が、谷汲山へ向かう参拝客を乗せて走っていたのです。

ちなみに、谷汲駅からは岐阜市内まで路線がのびていましたが、15年ほど前に廃止されました。

12時10分、谷汲口駅に戻りました。

問題はココから。

さらに奥の樽見駅に行き、日帰り温泉でゆったり…といきたかったですが、入浴料がちと高め。さらに、実質1時間しか滞在できないのが判明して…12時20分の電車で大垣に戻りました。

のどかな山里を歩くこと45分。

11時35分、谷汲山から再び樽見鉄道・谷汲口駅に戻ります。

これは名鉄谷汲線の線路跡…。

車両はヘッドライトが点灯。今にも動き出しそうです。

山間の終着駅の、なんとも素晴らしい風情…。

40分の乗車、途中川沿いを走りますが、なんとも風光明媚な路線です。

1時過ぎに大垣駅に到着。

ここからは大垣城を目指す。

歩くこと約10分、大垣城に到着。

天守閣からの眺め。

あいにく網戸がしてありますが、市内の眺めは秋風と相まって心地よいです。

お城から歩くこと約5分。

八幡神社境内には、水の都・大垣らしく湧き水の井戸があります。

透明度の高い、ゴミひとつない水。

絶え間なく、勢いよく出る水は無味無臭。

神社は七五三詣りの家族連れで賑わいを見せています。

お参りした後、約10分歩いて大垣駅に戻り、2時半発のJRで名古屋市内に戻った一日でした。

ウォーキングの結果。

谷汲口駅と谷汲山華厳寺の往復は9.5キロ。

大垣市内の散策が2.8キロ。

合計12.3キロでした。

紅葉が始まる谷汲山、水の都大垣…。自然の美しさを堪能した、貴重な体験でした。