2016/01/09 - 2016/01/14
5位(同エリア749件中)
aya-photripさん
- aya-photripさんTOP
- 旅行記108冊
- クチコミ109件
- Q&A回答0件
- 766,731アクセス
- フォロワー427人
2016年1月、ベトナム再訪一人旅。
◇5~6日目:歴史都市・フエ後編→帰国◇
5年振り2度目のベトナムは、ホイアン・ミーソン・フエの中部古都の旅。
ランタンが彩るノスタルジックな景色が見たい!と以前から思っていた
ホイアンをメインに、一人気ままにめぐってきました。
☆散策リスト☆
・ミンマン帝廟
・カイディン帝廟
・伝統舞踏ショー鑑賞
・トゥドゥック帝廟
・ノンラー&線香作りの村見学
・阮朝王宮
・ティエンムー寺
------------------
◇日程◇
1日目:成田空港出発→ハノイ乗継→ホイアン泊
2日目:ホイアン泊
3日目:ミーソン遺跡、ホイアン泊
4日目:ホイアン→フエ泊
5~6日目:フエ→ハノイ乗継→帰国
------------------
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 船 徒歩
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
5日目!観光最終日。
今日も曇りがちな空模様です。
ホテルから見えた競技場。 -
今日は一日、シンツーリストのフエ市内ツアーに参加します。
フエの観光スポットは郊外にあったり自力で周るのは効率が悪いので、
安く気軽な現地ツアーを利用することにしました。
前日にシンツーリスト・フエ店で予約済。
8時~16時半の予定で、ツアー内容は以下の通り。
・ミンマン帝廟
・カイディン帝廟
・伝統舞踏ショー鑑賞
・トゥドゥック帝廟
・ノンラー&線香作りの村見学
~ランチ休憩~
・阮朝王宮
・ティエンムー寺
料金はVND259,000(約1,290円)
入場料は別ですが、ランチも付いてのこの価格です。 -
7時40分、ホテルまでスタッフさんが迎えに来てくれました。
大型バスで、私が一番最初のピックアップのよう。
何カ所かホテルをまわり、徐々に満席状態に。 -
今日のガイドさん。
ハキハキととても明るく、笑顔が印象的な方。
外国人観光客だけではなくベトナム人の観光客の方もいるので、
まず英語で説明、次にベトナム語で説明していました。
車内で今日一日の入場料をまとめて集金。
VND410,000(約2千円)でした。
まとめて購入するので団体割引価格が適用されるとのこと。 -
バス車窓から。
商店軒先にいたわんこ。 -
電線を支えるのはなんとも頼りない木の棒。
-
街中を少し離れた場所で。
鶏いっぱい。 -
9時過ぎ、最初の観光スポット『ミンマン帝廟』に到着。
ミンマン帝陵 建造物
-
フエはベトナム最後の王朝、阮(グエン)朝の都が置かれた町。
それ歴史から、王宮や寺院、皇帝廟など多くの歴史建造物が点在しており、
それらは世界遺産に登録されています。
ここ、ミンマン帝廟はその中でも最も威厳のある造りとされ、
2代皇帝・ミンマン帝の墳墓があります。 -
入場後最初に出る広い中庭。
ここにはゾウや馬などの石像が庭を囲むように配置されているのですが、
これらは死者の霊魂を守るという意味合いがあるそうです。 -
中庭の奥に聳えるのは『顕徳門』。
-
ミンマン帝廟は中国風の様式で、
主要構造物が奥へ奥へと一直線に並ぶ造りになっています。 -
構造だけではなく、建物や橋などの装飾にも中国文化が反映。
-
瓦の橙と苔の緑がいい感じ。
-
赤い扉に赤い簾。
迫力ある龍が描かれています。 -
サイドから。
何枚も連なっています。 -
大きな壺にも同じような龍のデザイン。
-
皇帝と皇后の位牌が祀られる『崇恩殿』。
赤と金で彩られ、とても豪華な造りです。 -
さらに奥に進むと緑あふれる広場に出ます。
-
この門を越え、新月池の向こう一番奥が『皇帝墓』。
本当に縦長!
奥へ奥へと続く造りがとても印象に残っています。 -
花越しに。
-
入口近くの中庭に戻ってきました。
わんこが数匹まどろみ中。 -
ミンマン帝廟から車で約20分、次の観光スポット『カイディン帝廟』に到着。
1920年から11年の月日をかけ建造され、
東洋、西洋様々な建築様式が混在した造りになっています。
全体的にグレーで地味な色彩ですが、
門や塔などすべての建造物に繊細な装飾が施され、風格ある佇まい。カイディン帝陵 建造物
-
最初の階段を上がった先には役人やゾウ、馬などの石像が並び、
静かに廟を守っています。 -
さらに階段を上がり、一番上にある廟。
ここにカイディン帝の遺体が安置されています。
壁一面に細かな装飾が施されとても美しい外観。 -
中に入ると、その豪華な造りに皆思わず感嘆の声が漏れます。
とにかく豪華!
壁も天井も柱も、隙間なく細かな装飾がびっしり!
派手好きだったというカイディン帝。なるほど、納得の造りです。
中央に配された、金箔を押した青銅のカイディン帝の等身大像。
この下に遺体が安置されているとのこと。 -
天井には龍図。
渦巻くようなデザインで、今にも動き出しそうな迫力ある雰囲気。 -
天蓋もこの通り本当に細かく美しい造り。
どこを撮ればいいのか分からなくなるほど絢爛豪華。
細かすぎで目がチカチカしてきます。 -
陶器やガラスを使って飾られた壁面。
-
立体的な造りの柱。
使われている陶器やガラスは中国や日本のもの。
日本のガラスが遠く離れた皇帝のお墓に使われているんだなぁ、となんだか不思議です。 -
隣の部屋にはカイディン帝の写真が飾られていました。
病弱で、40歳の若さで病で亡くなったそうです。 -
この場所に永遠に眠り続けるカイディン帝。
煌びやかな美しさで人々を魅了し続け、派手好きな皇帝は喜んでいるのかな。 -
カイディン帝廟からすぐ近く、今度は伝統舞踏ショーの鑑賞。
-
武術と舞踏をあわせたような伝統舞踏ショー。
掛け声と楽器の音に合わせ、型を決めたり剣を使ったり次々とパフォーマンスが披露されます。 -
最後の大技。
刃が付いた棒を喉元で支え、ぐいーっと曲げていきます。
見ている方が冷や冷やして、欧米系の女性観光客は目を覆っていました。 -
約15分程で終了。
最後はみんなで整列しご挨拶。
近くで観ることができるので、なかなか迫力があり面白かったです。
手前にあるのはチップボックス。
気持ちばかりですが、心付けを収めました。 -
次は『トゥドゥック帝廟』。
1864年から約3年の月日をかけ建造され、広々とした別荘風の造りになっています。トゥドゥック帝陵 建造物
-
門を入るとすぐ大きな池があり、周辺は緑いっぱいで別荘風というのが納得の造り。
広大な自然に囲まれ、のんびり穏やかな雰囲気です。 -
池の正面にあるのは皇帝を祀ったお寺。
お寺だけど、皇帝が長期滞在時に使用した宮殿といわれているそうです。 -
獅子?虎?
建物の装飾って、様式や宗教によって本当に様々で面白い。 -
ここも奥に奥に進んでいく造りで、お墓に辿り着くまでに石碑や門などが点在しています。
どこの帝廟も本当に広くて豪華。
日本の古墳やエジプトのピラミッドもだけど、地位のある人のお墓は規模がすごい! -
次は線香&ノンラー作りの村見学。
軒先にカラフルな線香が大量に陳列されお花のよう。 -
村、というか土産物店兼工房という場所で、おかあさんが作業しているところを見学できます。
大きな線香を作成中の様子。 -
出来上がった線香。
カラフルで花火みたい。 -
渦巻verもあります。
中国系のお寺で巨大なものをよく見ますね。 -
周辺は線香の独特の香り。
-
ノンラーの土産物も色々。
ちゃんと『HUE』とデザインされています。 -
試着だけ。
欧米人観光客は普通に被って観光している姿を多く見掛けました。 -
お土産用だけだと思うけど、裏面もこんな風にきれいにデザインされているのを初めて知りました。
カラフルで可愛い。 -
時刻は13時過ぎ。
ここで昼食休憩。
『THANG LONG』というレストランでビュッフェ形式。
可もなく不可もなく、普通のメニューでした。 -
14時半前、午後の観光スタート。
フエ観光最大の見どころ、旧市街にある『阮朝王宮』。
駐車場から徒歩で王宮内に向かいます。阮朝王宮 城・宮殿
-
王宮の周囲にはお堀がぐるっと巡り、周辺の川からの豊かな水量を誇っています。
奥に見えるのはフラッグタワー。
1809年のザーロン帝時代に建造されたもので、大きなベトナム国旗がはためいています。
戦争などで破壊され、現在のものは1969年に再建されたもの。 -
フラッグタワーの左右に配された大砲。
実際に使用されたことはないけど、霊力?不思議な力で王宮を守っていると言われているそう。 -
ずっと曇りだったけど、青空が広がってきました。
フエで初めての青空。 -
王宮へ続く門を通った辺り。
王宮、といってもベトナム戦争時に大半の建物が破壊されてしまい、
現在は数えるほどの建物しか残っていません。
奥に進んで行くにつれ、瓦礫や岩が転がるだけのただの更地が。
戦争は何もかもを奪い、無にしてしまうことを目の当たりにする光景でした。 -
王宮門の先にある池には大量のコイ!
エサが売っているのでバシャバシャと岸の方に集まってきます。 -
王宮門を入って左手に進んだ場所にある『顕臨閣』へ続く門。
-
色彩が残り、彫刻装飾もふんだんでとても豪華な造り。
-
阮王朝の菩薩寺、顕臨閣。
広い庭が特徴的です。 -
王宮内はとても広く結構歩くのでここで休憩。
休憩中もお芝居を交えながらハイテンションに説明してくれるガイドさん。 -
同じグループのアジア人家族の女の子。
アオザイとノンラーでベトナムスタイルばっちり。
とても人懐こい子で、グループの色んな人に可愛がってもらっていました。 -
真っ白できれいな花。
ここから先に見た場所は石の土台だけが残った更地ばかりで、
かつての王宮の姿はまったく見ることができませんでした。
感じるのは戦争の傷跡の深さだけ。 -
王宮門から正面に進んだ場所にある『右廡、左廡』。
高級官吏の詰所だった建物で、今は生活用具などの展示場所となっています。
王宮全体のミニチュア図。
こんなにたくさんの建物があったなんて、今の状態からは想像できません。 -
王宮の東側にある『顕仁門』。
ここから外に出て、王宮見学は終了。
約1時間半ゆっくりと観光でした。 -
駐車場近くには果物売りの女性たちがたくさんいて、
歩いていると売りに来ます。
王宮は広くてたくさん歩くので、歩き疲れたところに甘い果物はよく売れるのかも。 -
王宮から車で10分程、フエシティツアー最後の観光スポット、『ティエンムー寺』に到着。
中央の『トゥニャン塔』がシンボル的な存在として聳えています。
トゥニャンは「慈悲」という意味で、幸福と天の恵みを意味しているそうです。ティエンムー寺 寺院・教会
-
目の前に流れるのはフォーン川。
-
ここは各自自由見学。
門をくぐって寺院内へ。 -
1601年建造のティエンムー寺。
塔は七層八角形の特徴的な造り。 -
各層に仏像が安置されているそうです。
穴がありますが上の方はさすがに見えませんでした。 -
ローアングル。
塔の高さは20mくらい。 -
塔のあるところを過ぎると開けた場所に出ます。
その先にあるのは釈迦を祀ったダイフン寺。 -
さらに奥に進むとまた広場があり、大きな盆栽がたくさん。
尼僧の団体さんも見学に来ていて、盆栽をじっくり鑑賞している姿が印象的でした。 -
盆栽と一緒に飾られていた置物。
割とたくさん観光客がいましたが、
寺院内は広く緑に囲まれ、落ち着いた雰囲気で見学できました。 -
帰りはティエンムー寺の目の前からボートに乗船。
派手ハデなドラゴンボートです。 -
タバコをふかしながら操縦する船頭さん。
フィリピンから家族旅行で来ているグループの人が「ここに座ったら!」と
ぐいぐい腕を引っ張ってくれ、一番前に着席。笑
「一人?学生?働いてるの?!若いわね!」等とても明るい方たちで、
最後は自撮り棒で記念撮影も一緒に入れてくれました。 -
あれ、わんこも乗ってたの。
自由だね~。 -
最後の挨拶をするガイドさん。
常に笑顔でハイテンションで、とても素敵な方でした。
芝居がかった説明をされるので、英語が不得手な私はありがたかったです。 -
約30分後、新市街側のチャンティエン橋から少し進んだ場所の船着き場に到着。
お別れ前に記念撮影。
本当にずーっと笑顔!ガイドさんのおかげで楽しいフエ一日観光になりました。
時刻は17時半過ぎ、空港への迎えが来るので、ホテルへ戻ります。
船着き場がホテルの近くだったので良かった。 -
フエ市内から車で約20~30分、フバイ国際空港に到着。
搭乗までまだまだ、、何もお店も少ないので何もすることがなく、
ベンチでうとうとしていました。
21時過ぎ定刻に離陸し、約1時間で乗継ぎ地のハノイ・ノイバイ空港へ。
その後深夜0時過ぎに離陸、朝7時に無事成田空港に到着。フバイ国際空港 (HUI) 空港
-
お土産用色々。
右上の袋のお菓子以外は全部空港で購入しました。
空港のものは高いけど、パッケージがキレイなので人に渡すにはやっぱり便利。
左上のジャムは、マンゴージンジャー・チョコバナナ・パッションフルーツ味のセット。
マンゴージンジャーが美味しかったです。 -
一枚前の写真、左下のお菓子。
きな粉と砂糖をぎゅっ!と固めたような感じ。甘々です。
箱で小分けになっているので会社で配りました。 -
ホイアンもフエも緩やかな時間が流れ、せかせかせず
のんびりと過ごすことができた4泊6日。
ホイアンの風情ある街並はどこか懐かしく歩いているだけで心が和み、
フエでは世界遺産の建造物群に歴史浪漫を感じ、
そのぞれ古都の魅力を満喫することができた2度目のベトナム旅行でした。
Xin cam on!
◇2016冬 ベトナム再訪一人旅・中部古都めぐり 完結◇
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
aya-photripさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
83