◆祝！紅葉旅行の人気のエリアランキング1位だぞ！裏磐梯湖水巡り（秋元湖・曽原湖・大沢沼）編

2016/10/25 - 2016/10/25

☆紅葉狩り第３弾は福島県観光の定番中の定番『裏磐梯』へ。
奇しくも裏磐梯の紅葉は某トラベル誌で栄えある『紅葉旅行の人気のエリアランキング1位』に選ばれました。
紅葉の見頃は今週末（１０/２９、３０）がラストチャンスだと思うので
どこに行こうか悩んでいる方は是非、福島県の裏磐梯の紅葉を見にお出でください。

エリア 裏磐梯・猫魔(福島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩

☆紅葉の裏磐梯・湖水めぐり　ルートマップ。

※Google Mapに加筆
https://www.google.com/maps/@37.6678848,140.0941957,8327m/data=!3m1!1e3

☆紅葉の裏磐梯・湖水めぐり　秋元湖ルートマップ。

※Google Mapに加筆
https://www.google.com/maps/@37.6678848,140.0941957,8327m/data=!3m1!1e3

我が家から裏磐梯までは車で約１時間１５分。
今回は秋元湖の朝霧＆日の出を期待して早朝４：１５に出発し
５：３０に秋元湖畔に到着しました。
日の出は５：５６なので到着時はまだ真っ暗でしたが
すでに先客車が４台ほどありました。

秋元湖へは猪苗代方面からは諸橋近代美術館少し手前に秋元湖方面への標識がありますので、その道を右折し、道なりに秋元集落を通りぬけ突き当たりのY字路を左手、中津川渓谷方面へ進みます。
８０ｍくらい進むと左側にチェーンの手すりの付いた細い歩道があるので、道なりに進むと秋元湖の展望台に出ます。
ここは秋元湖のダムのような堰堤の上にある展望台です。
この展望台からは秋元湖が一望でき、堰堤近くには湖に浮かぶ小島がたくさんあり、霧の季節は幻想的な写真が撮れるビューポイントとして写真愛好家に人気のスポットです。

☆幽玄の秋元湖

5:40頃から撮影開始、なかなかいい感じの霧です。
でも風があり、さざ波が立っているので水鏡は期待できそうにありません。

☆幽玄の秋元湖

秋元湖は裏磐梯では桧原湖に次ぐ大きな湖ですが、団体観光客はもとより個人の観光客も少ない湖です。
紅葉も五色沼や曽原湖地区に比べやや地味ですが、写真愛好家に人気の絶景スポットです。
とくに晩秋や早春の朝霧の中に浮かぶ小さな島々や朝日に輝く照らされた島々は、神秘的でえも言われぬ美しさだとマニアが口コミを聞きつけ訪れる場所です。
この日は写真教室と思われるご年配のグループが何組か訪れていました。
素敵な写真は撮れたでしょうか？(^^ゞ。

☆幽玄の秋元湖

☆幽玄の秋元湖

☆幽玄の秋元湖

☆幽玄の秋元湖

☆幽玄の秋元湖

☆幽玄の秋元湖

６：２５分、まだ幻想的な霧は出ていましたが、だいぶ明るくなってきたし
ワンパターンの写真ばかりなので車で７，８分の曽原湖エリアに移動します。

☆紅葉の裏磐梯・湖水めぐり・曽原湖エリア・ルートマップ。

裏磐梯サイトステーションより。
http://www.urabandai-ss.com/

曽原湖へは
五色沼から米沢方面に進み、裏磐梯国民休暇村北側の道を右折し、道なりに進むと曽原湖畔の貸しボート屋さんのあるT字路に出ますから、そこを右折すると目の前に曽原湖が見えてきます。
曽原湖も大沢沼も曲沢沼も観光客用の無料駐車場はないので
広めの道路端に止めるようになります。
紅葉時の週末は大変混雑するので駐車に難儀するかも。

☆幽玄の曽原湖

６：３５分、曽原湖畔到着。
こちらも運良くまだ霧が出ていて中々幻想的です。

曽原湖の一番人気のビュースポットは一ッ島と三ッ島がフォトジェックに見える
湖の南岸ですが、ここは残念ながら貸しボート屋さんや、バンガローのある私有地なんです。
この時期はバンガローは営業していませんが、
『無断立ち入り禁止』の立て看板が立ちはだかります(ーー;)。
でも既に数人のカメラマンがおそらく無断で湖畔に入り撮影に勤しんでいます。
そう言う私もいつも無断でお邪魔しているので心苦しいですが・・・・。

営業時期じゃないし、早朝なので大目に見てくれているんだと思いますが
いつ注意されても文句は言えません(^_^;)。
気分的にもそう長居はできないので、なるべくささっと撮って撤収します。
それにしても、いい霧だな～(^^ゞ。

☆幽玄の曽原湖

慌てて撮ってたせいか水平が少し傾いているのはご愛嬌(^_^;)。
湖全体に蓋をしたような霧で、なぜか真横一直線に隙間があり
朝日に染まる対岸がわずかに見えています。

☆幽玄の曽原湖

秋元湖とは違い曽原湖には風は全く無く、水面は完璧な水鏡状態。
数え切れないくらい訪れている曽原湖ですが
これだけの好条件はめったにありません。

☆幽玄の曽原湖

☆幽玄の曽原湖

ひょえ～！！
なんて幻想的なんでしょ！！
撮影しながら感動しています(^^♪。

☆気嵐の曽原湖（２０１５/１０/２８）

去年も運良く霧が出ましたが
去年と今年の霧は発生の仕方が全く逆で
今年の霧は湖が冷たいところに温かい空気が冷やされてできた霧で
去年は湖の方が温かく外気が冷たい温泉の湯気のような霧です。

☆幽玄の曽原湖

☆幽玄の曽原湖

☆幽玄の曽原湖

☆幽玄の曽原湖

とても幻想的で美しい曽原湖ですが
周囲にはペンションなどの建物がけっこう多く
通常はそれらがなるべく写らないようするのがポイントです。
でも霧があるとそれらのアバタ（痘痕）を消してくれるので
あまり構図を気にしなくて済み助かります。

☆幽玄の曽原湖

☆幽玄の曽原湖

☆幽玄の曽原湖

☆幽玄の曽原湖

☆幽玄の曽原湖

☆幽玄の曽原湖

☆幽玄の曽原湖

☆幽玄の曽原湖

☆幽玄の曽原湖

☆幽玄の曽原湖

☆幽玄の曽原湖

ツタウルシの紅葉に偶然朝日が当たり
まるでストロボ撮影したかのようです。

☆幽玄の曽原湖

このツタウルシ、ぱっと見は全然ウルシ（漆）っぽく見えませんが
ウルシの仲間ではカブレに関しては最強最悪の悪者です。
そう言う私はウルシに弱く、以前酷い目に遭いました。
特に新芽や若葉の頃は毒性が強く、近づくだけでもカブレ易いので要注意です。
紅葉しても毒性はあるので葉っぱに直接触れるのは厳禁です。

☆幽玄の曽原湖

☆幽玄の曽原湖

☆幽玄の曽原湖

☆幽玄の曽原湖

☆幽玄の曽原湖

☆幽玄の曽原湖

６：４５分、霧が濃くなり過ぎ、一ッ島も三ッ島もあまり見えなくなってきたので撤収。
次は大沢沼に向かいました。

☆錦繍の大沢沼


曽原湖から大沢沼＆曲沢沼へ到るレイクウッド通りに向かいます。
大沢沼が見え隠れしますが、その周辺は沼に水草が沼面を被いつくし
リフレクション（水鏡）的にはイマイチなので
大沢沼北側の入り江のような部分がお薦めです。
周辺に駐車場は無いので広めの道路端に停め、車を置いて右折する脇道を徒歩で突き当たりまで歩きます。
車で入れないこともないですが、突き当たりに車２台分くらいしか駐車できません。
無理に進入すると道路脇に駐車できる路側帯もUターンできるスペースもありません。あっても全て別荘の敷地なのでご注意ください。

その突き当たりの森の獣道を少し抜けた場所が大沢沼が湾状に入り組んでいるビューポイントです。
紅葉シーズンは右折する道路の周囲に写真愛好家の車がたくさん路駐しているのですぐ分かると思います。


６：５５分、大沢沼に到着。
対岸の山肌に霧があるものの沼はすっきり、風もなく穏やかで紅葉もまずまず。

☆錦繍の大沢沼

沼の中の所々に見える岩のようなものは１８８８年(明治２１年)の磐梯山噴火で川が堰き止められできた沼に水没した水没林の一部です。

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

中々良い感じの紅葉ですが、全体的には８分～９分の色付きでしょうか。
福島県民でも紅葉の一番の見頃にピンポイントで訪れるのは至難の技。
欲を言えばキリがないので好しとしましょう(^^ゞ。

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

沼の周囲はぬかるんでいるので長靴は必携です。

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

赤、橙、黄色、緑とまさに錦繍のごときです。

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

無風で波一つないので水面は最高の水鏡状態です。

☆錦繍の大沢沼

裏磐梯の湖沼群は小さな小川でつながっている場合が多く
水位は年中安定していますが、この日は落ち葉がビューポイント側に打ち寄せ
ぱっと見の水位が下がったかのように見えました。
水鏡的には無い方がいいのですが・・・・
これまた欲を出せばキリがないので・・・(^_^;)。

☆錦繍の大沢沼

打ち寄せた落ち葉が気になりましたが撮影ポイントを少し移動したら
あまり気にならなくなり、水鏡も完璧です(^^♪。

☆錦繍の大沢沼

朝はちょうど赤い紅葉辺りを中心に陽射しが当たるので
陽が当たらない場所とのコントラストがはっきりし
より紅葉が鮮やかに見える気がします。

☆錦繍の大沢沼

縦位置で撮ると青空は映えますが、やはり落ち葉が少し邪魔(ーー;)。

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

毎年のように訪れていますが、紅葉と水鏡のコラボ状態としては
最高かも知れません。

☆錦繍の大沢沼

どのような紅葉景色を撮りたいかにもよりますが
大沢沼のこの入り江で紅葉樹が一番キレイなポイントに陽が当たるのは午前中なので、朝の訪問がお薦めです。

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

この日の朝は新潟からいらしたという先客が一人だけで、
帰る頃に数人来ましたが静かに撮影できました。
撮影旅行の団体と遭遇すると最悪です(ーー;)。
でもな遠来から個人が車で来るのは大変だし、
撮影ポイントを知らないと無駄足が多くなるし駐車場も分からないし
福島県に来てくれたことに感謝しないと罰があたるよね(^_^;)。

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

☆錦繍の大沢沼

沼の色だけ見れば五色沼の方が断然キレイだけど
紅葉や映り込みなら曽原湖エリアの方が素敵だと思います。
ただこのエリアはペンションや別荘地が多く遊歩道はおろか
駐車場も未整備なので団体観光には向きません。
私有地が入り込んでいるので整備は難しいのかもしれませんが
村や地域が一体になって観光しやすい環境を整備してほしいものです。



これで“紅葉の裏磐梯湖水巡り（秋元湖・曽原湖・大沢沼）編”は終わりです。
引き続き“紅葉の裏磐梯湖水巡り（曲沢沼、白霧の滝、五色沼）編”をご覧ください。
ここまでご覧くださりありがとうございました。