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2016年10月の3連休は石川県の中宮温泉に行ったのですが、その中宮温泉が岐阜県との県境にあり、白川郷から1時間の場所。<br /><br />折しも高山祭と日程が重なったこともあり、せっかくだから帰りに高山祭をちょこっと見学して帰ることに。<br /><br />短い時間でしたがお天気も良く、とても楽しく、また特別な時間を過ごすことができました♪

2016 秋の高山祭「八幡祭」~中宮温泉の帰りにちょこっと~

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2016/10/10 - 2016/10/10

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旅行記グループ ☆日本の祭り☆

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lady

ladyさん

2016年10月の3連休は石川県の中宮温泉に行ったのですが、その中宮温泉が岐阜県との県境にあり、白川郷から1時間の場所。

折しも高山祭と日程が重なったこともあり、せっかくだから帰りに高山祭をちょこっと見学して帰ることに。

短い時間でしたがお天気も良く、とても楽しく、また特別な時間を過ごすことができました♪

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 11:30過ぎ<br />中宮温泉を8:30に出て、途中寄り道をしながら高山に到着。<br /><br />宮川を渡る。<br />右手の土手際に朝市が並ぶのを見るも、時間がなくて寄れなかった。<br /><br />事前にネットで調べた地図を見ながら駐車場を探す。<br />満、満、満の文字だらけだけど、たまたま駐車場を出る車がいて駐車できた。<br />11:30に御神幸が終わったから、駐車場も空き出したのかも。<br />

    11:30過ぎ
    中宮温泉を8:30に出て、途中寄り道をしながら高山に到着。

    宮川を渡る。
    右手の土手際に朝市が並ぶのを見るも、時間がなくて寄れなかった。

    事前にネットで調べた地図を見ながら駐車場を探す。
    満、満、満の文字だらけだけど、たまたま駐車場を出る車がいて駐車できた。
    11:30に御神幸が終わったから、駐車場も空き出したのかも。

  • 8:30~11:30に行われる祭行列の御神幸(ごしんこう)には間に合わなかった(T-T)<br /><br />御神幸は八幡宮から町を一巡する、闘鶏楽(とうけいらく)や裃姿の警護など古式ゆかしき装束をまとった約300名の大行列の練り歩きのこと。<br /><br />写真は高山祭のパンフレットより

    8:30~11:30に行われる祭行列の御神幸(ごしんこう)には間に合わなかった(T-T)

    御神幸は八幡宮から町を一巡する、闘鶏楽(とうけいらく)や裃姿の警護など古式ゆかしき装束をまとった約300名の大行列の練り歩きのこと。

    写真は高山祭のパンフレットより

  • こちら、宮川にかかる鍛冶橋の欄干におわします足長像。<br />反対側の欄干には手長像もいたらしい!<br />足長・手長は夫婦で、足長がお父さん、手長がお母さんだとか。<br /><br />これらは、嘉永元年に、名工、谷口与鹿(たにぐちよろく)が、出雲神話の登場人物・足名稚(アシナヅチ)と手名稚(テナヅチ)をモデルとして彫刻したといわれています。

    こちら、宮川にかかる鍛冶橋の欄干におわします足長像。
    反対側の欄干には手長像もいたらしい!
    足長・手長は夫婦で、足長がお父さん、手長がお母さんだとか。

    これらは、嘉永元年に、名工、谷口与鹿(たにぐちよろく)が、出雲神話の登場人物・足名稚(アシナヅチ)と手名稚(テナヅチ)をモデルとして彫刻したといわれています。

  • <br />鍛冶橋を渡りきって安川通りに入ってすぐにあるセブン・イレブン。<br /><br />景観に配慮して黒が基調になってます。


    鍛冶橋を渡りきって安川通りに入ってすぐにあるセブン・イレブン。

    景観に配慮して黒が基調になってます。

  • <br />櫻山八幡宮に向かうべく下二之町に入ります。


    櫻山八幡宮に向かうべく下二之町に入ります。

  • 下二之町の家具屋さん。<br /><br />飛騨家具っていうのかなぁ?<br />こうゆう民芸家具が和室にあったら素敵だな~

    下二之町の家具屋さん。

    飛騨家具っていうのかなぁ?
    こうゆう民芸家具が和室にあったら素敵だな~

  • 下二之町の普段、屋台を収納している白壁の土蔵。<br />扉は観音開きになっていて、高さは約6mもあります!<br /><br />こうして開放されるのは4月春の「山王祭」と10月秋の「八幡祭」の時。<br />毎年、「山王祭」は4月14日、15日、「八幡祭」は10月9日、10日に開催と決まっています。<br />

    下二之町の普段、屋台を収納している白壁の土蔵。
    扉は観音開きになっていて、高さは約6mもあります!

    こうして開放されるのは4月春の「山王祭」と10月秋の「八幡祭」の時。
    毎年、「山王祭」は4月14日、15日、「八幡祭」は10月9日、10日に開催と決まっています。

  • 櫻山八幡宮の例祭である高山祭は16世紀後半~17世紀が起源と言われています。<br />高山祭では、5つのイベントがあります。<br /><br />①御神幸<br />②屋台曳き廻し<br />③屋台曳き揃え<br />④からくり奉納<br />⑤宵祭<br /><br />

    櫻山八幡宮の例祭である高山祭は16世紀後半~17世紀が起源と言われています。
    高山祭では、5つのイベントがあります。

    ①御神幸
    ②屋台曳き廻し
    ③屋台曳き揃え
    ④からくり奉納
    ⑤宵祭

  • 今回は中宮温泉のおまけで来たので、<br /><br />①御神幸(8:30-11:30)←結果、コレには間に合わなかったけど(T-T)<br />③屋台曳き揃え<br />⑤からくり奉納(13:00-13:20)が見れたらな~と思っていた。

    今回は中宮温泉のおまけで来たので、

    ①御神幸(8:30-11:30)←結果、コレには間に合わなかったけど(T-T)
    ③屋台曳き揃え
    ⑤からくり奉納(13:00-13:20)が見れたらな~と思っていた。

  • ②屋台曳き廻しは昨日の13:00-15:00に既に終わっていて、桜八幡宮の表参道にこうして引き揃えられている。<br /><br />ここ、岐阜県高山市は「飛騨匠の技・こころ ―木とともに,今に引き継ぐ1300年」で平成28年4月に文化庁から日本遺産として認定されました。

    ②屋台曳き廻しは昨日の13:00-15:00に既に終わっていて、桜八幡宮の表参道にこうして引き揃えられている。

    ここ、岐阜県高山市は「飛騨匠の技・こころ ―木とともに,今に引き継ぐ1300年」で平成28年4月に文化庁から日本遺産として認定されました。

  • 高山の屋台は計23台。<br />昭和35(1960)年に重要有形民俗文化財に指定されていて、<br /><br />春の高山祭「山王祭」では12台<br />秋の高山祭「八幡祭」では11台 が引き出されます。<br /><br />これは、「仙人台(せんにんたい)」

    高山の屋台は計23台。
    昭和35(1960)年に重要有形民俗文化財に指定されていて、

    春の高山祭「山王祭」では12台
    秋の高山祭「八幡祭」では11台 が引き出されます。

    これは、「仙人台(せんにんたい)」

  • 「大八台(だいはちたい)」<br /><br />写真には写っていませんが、直径1.56mの黒塗り金具付きの御所車(大八車)が特徴。

    「大八台(だいはちたい)」

    写真には写っていませんが、直径1.56mの黒塗り金具付きの御所車(大八車)が特徴。

  • 「豊明台(ほうめいたい)」<br /><br />台名は、応神天皇のご幼名・豊明宮が由来。<br />

    「豊明台(ほうめいたい)」

    台名は、応神天皇のご幼名・豊明宮が由来。

  • 「豊明台」は菊華彫刻がカラフル。<br /><br />奥に「鳩峯車(きゅうほうしゃ)」

    「豊明台」は菊華彫刻がカラフル。

    奥に「鳩峯車(きゅうほうしゃ)」

  • 左:「豊明台」の彫刻<br />  十二支や唐獅子の彫刻<br /><br />右:「鳩峯車」の綴錦<br />  前面に雲龍、側面に明人遊苑図、中国の人物を描いた明古渡りの見送り幕

    左:「豊明台」の彫刻
      十二支や唐獅子の彫刻

    右:「鳩峯車」の綴錦
      前面に雲龍、側面に明人遊苑図、中国の人物を描いた明古渡りの見送り幕

  • 「金凰台(きんぽうたい)」<br /><br />武具をまとった神功皇后(じんぐうこうごう)と赤ん坊を抱いた武内宿禰(たけのうちすくね)の飾り人形が祭神。<br />

    「金凰台(きんぽうたい)」

    武具をまとった神功皇后(じんぐうこうごう)と赤ん坊を抱いた武内宿禰(たけのうちすくね)の飾り人形が祭神。

  • 「神馬台(じんまたい)」<br /><br />側面の般若の刺繍が個性的

    「神馬台(じんまたい)」

    側面の般若の刺繍が個性的

  • 「神馬台」の白馬と烏帽子姿の白丁人形<br />

    「神馬台」の白馬と烏帽子姿の白丁人形

  • 「鳳凰台(ほうおうたい)」<br /><br />名工・谷口与鹿(よろく)の手によるとされる谷越獅子の彫刻が、全屋台の中で最大の規模。<br /><br />冒頭の宮川にかかる鍛冶橋の欄干にいる手長・足長像も谷口与鹿作と言われています。<br />

    「鳳凰台(ほうおうたい)」

    名工・谷口与鹿(よろく)の手によるとされる谷越獅子の彫刻が、全屋台の中で最大の規模。

    冒頭の宮川にかかる鍛冶橋の欄干にいる手長・足長像も谷口与鹿作と言われています。

  • 手前に「宝珠台(ほうじゅたい)」

    手前に「宝珠台(ほうじゅたい)」

  • 実は屋台前にはこんなに沢山の人がいます(´△`)<br /><br />なので、屋台の御所車(大八車)はなかなか写真が撮りづらく、<br />人を避けると、ついつい台車の上部の撮影ばかりとなってしまいます。。。

    実は屋台前にはこんなに沢山の人がいます(´△`)

    なので、屋台の御所車(大八車)はなかなか写真が撮りづらく、
    人を避けると、ついつい台車の上部の撮影ばかりとなってしまいます。。。

  • 左:「行神台(ぎょうじんたい)」<br />  祭神は、この地を開き反映させたとされる役(えん)の行者。<br /><br />右:「神楽(かぐらたい)」<br />  金の鳳凰が乗る大太鼓と天照・八幡・春日の三神の象徴である弊(へい)が華やか。<br />

    左:「行神台(ぎょうじんたい)」
      祭神は、この地を開き反映させたとされる役(えん)の行者。

    右:「神楽(かぐらたい)」
      金の鳳凰が乗る大太鼓と天照・八幡・春日の三神の象徴である弊(へい)が華やか。

  • <br />以上、豪華絢爛な屋台曳き揃えでした。<br />


    以上、豪華絢爛な屋台曳き揃えでした。

  • 櫻山八幡宮にお参りします。<br /><br />創建は1600年前と言われる古社。

    櫻山八幡宮にお参りします。

    創建は1600年前と言われる古社。

  • と、境内左手には、13時から奉納されるからくり人形。<br /><br />「布袋台(ほていたい)」のからくり人形。<br /><br /><br /><br />

    と、境内左手には、13時から奉納されるからくり人形。

    「布袋台(ほていたい)」のからくり人形。



  • このからくり人形、<br />春の高山祭「山王祭」と秋の高山祭「八幡祭」では異なります。<br /><br />「布袋台」のからくり人形は、享保年間(1716~1735)に作られたと推定のもの。<br />

    このからくり人形、
    春の高山祭「山王祭」と秋の高山祭「八幡祭」では異なります。

    「布袋台」のからくり人形は、享保年間(1716~1735)に作られたと推定のもの。

  • 2体の唐子が5本の棒を飛び伝い、布袋に飛び移ったり、布袋が軍配を一振りすると幟(のぼり)が出てきたりと、一瞬も目が離せません。<br />写真ではそれが伝わらないのが残念。

    2体の唐子が5本の棒を飛び伝い、布袋に飛び移ったり、布袋が軍配を一振りすると幟(のぼり)が出てきたりと、一瞬も目が離せません。
    写真ではそれが伝わらないのが残念。

  • 境内には高山祭屋台会館があり、高山祭の時以外でも一年中、で入れ替え常設展示されている屋台を見ることができます。

    境内には高山祭屋台会館があり、高山祭の時以外でも一年中、で入れ替え常設展示されている屋台を見ることができます。

  • 八幡大神(応神天皇)を主祭神とし、相殿に熱田大神(日本武尊命)・香椎大神(仲哀天皇・神功皇后)が祀られています。

    八幡大神(応神天皇)を主祭神とし、相殿に熱田大神(日本武尊命)・香椎大神(仲哀天皇・神功皇后)が祀られています。

  • お参りを済ませて、境内を後にします。<br /><br />それにしても、すごい人手!!

    お参りを済ませて、境内を後にします。

    それにしても、すごい人手!!

  • 駐車場に戻る道すがら<br /><br />「吉島家住宅」<br /><br />天明4(1784)年から酒造業を営んできた豪商の住宅

    駐車場に戻る道すがら

    「吉島家住宅」

    天明4(1784)年から酒造業を営んできた豪商の住宅

  • 「日下部民藝館」<br /><br />天領時代(1692~1868)に幕府の御用商人として繁栄した商家。<br />女性的な「吉島家住宅」に対して男性的な建物。

    「日下部民藝館」

    天領時代(1692~1868)に幕府の御用商人として繁栄した商家。
    女性的な「吉島家住宅」に対して男性的な建物。

  • 味噌屋さんも高山らしい町家建築。<br /><br />名物 朴葉(ほうば)味噌も売られていました!

    味噌屋さんも高山らしい町家建築。

    名物 朴葉(ほうば)味噌も売られていました!

  • 古い町並み 上三之町<br /><br />もう13時過ぎなのでお腹が空いてきました。<br />お蕎麦屋さんでもないかな~とお店を探す。

    古い町並み 上三之町

    もう13時過ぎなのでお腹が空いてきました。
    お蕎麦屋さんでもないかな~とお店を探す。

  • <br />高山祭で人手が多く、お昼どきはどこも並んでる。<br /><br />お腹は空いてるし、早く帰らないと高速が大渋滞だし。。。と<br />一番近くにあった「飛騨 あっぽや」さんで 


    高山祭で人手が多く、お昼どきはどこも並んでる。

    お腹は空いてるし、早く帰らないと高速が大渋滞だし。。。と
    一番近くにあった「飛騨 あっぽや」さんで 

  • 高山ラーメン食べて帰ります。<br /><br /><br />想像はしてたけど、3連休で大渋滞、自宅にはようやっと20:30に到着~(´Д`;)<br />疲れたけど、充実した3日間でした。<br /><br />今度は春の高山祭「山王祭」に泊まりで来たいな。<br />今回見られなかった「御神幸」と「屋台曳き廻し」「宵祭」を見に。。。

    高山ラーメン食べて帰ります。


    想像はしてたけど、3連休で大渋滞、自宅にはようやっと20:30に到着~(´Д`;)
    疲れたけど、充実した3日間でした。

    今度は春の高山祭「山王祭」に泊まりで来たいな。
    今回見られなかった「御神幸」と「屋台曳き廻し」「宵祭」を見に。。。

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