在京タイ王国大使館にてお悔やみの記帳。

2016/10/18 - 2016/10/18

2016年10月14日、タイ王国国王
ラーマ9世プミポン国王がご崩御
なさいました。

タイは二桁回数以上訪問し今年は
既に3回訪れた私の大好きな国。
更に年内に2回訪問の予定があります。
9月に訪れたばかりで、突然の悲しい
ニュース。
かねてから長期のご入院をされていた
ので、ご危篤という報道から心配は
していたのですが…。
タイを愛する日本人として私も悲しく
寂しい限りです。

そんな中、在日タイ大使館でも記帳の
スペースを設けたとのSNSの情報を
知り、所用がてらに目黒のタイ大使館
に向かいました。

旅行記にするべきか悩みましたが
私の大好きなタイに関わること
そしてタイの歴史が変わること
大使館という非日常の場所まで
出向いたことからワンデイトリップ
という形でまとめました。

エリア 目黒(東京)

夕刻からの都内での仕事前に目黒で下車。

大使館までは一本道を2回右折。
Googleマップを頼りに進みましたが
やや遠回りかな。
途中で黒い服を着た在日タイ人とすれ違い
この道で合ってると確信です。

郵便局を右折してしばらく歩くと
この看板。
以前訪れたカンボジア大使館も
そうですが大使館って都心の一等地
にありながら駅から少々歩く距離の
住宅地のど真ん中なんですね。

やがて左手に見えてくる洋館は大使公邸。
確か1930年代の建物だったと思います。
半旗になった国旗が悲しいですね。

公邸の隣が大使館です。
入り口付近に大使館員の方がいて誘導
してくれます。
記帳ですか？どうぞ！と日本語で案内
してくれました。
その親切さがまた、王様にお悔やみを
申し上げに悲しさを実感です…。

記帳所は普段講堂やレセプションの
会場ですかね。広いホールでした。

中に入ると政府関係者やタイに支社や
工場がある会社からの花。

白いユリに囲まれたプミポン国王の
遺影です。

私もタイ政府の指針に従い、外国人
ですが黒い服で来ました。
記帳前に数珠を片手に遺影に手を
合わせます。

日本人の感覚ならここで写真？ですが
来場していたタイ人の皆さんは写メ大会…
寂しくて悲しい今ですが、こんな場面
ってタイらしくて私は大好きです。

なんとか旅行用にカタコトのタイ語を
勉強中ですが、ライティングはとても
余裕がない私の学力。
失礼ながら日本語でメッセージと共に
記帳させて頂きました。

記帳後、改めてプミポン国王に手を
合わせて退室。
帰り際、案内の大使館の方々が日本語で
挨拶してくれました。

この場は政治や思想を語る場ではないのを
承知ですが、日本製品を愛用し日本の皇室
とも仲の良かったプミポン国王…
タイの国民が悲しむ姿を見ると、天皇陛下
や皇室を批判する日本人がいることを恥
だと思ってしまいます。

またタイには不敬罪があるので私も易々
とタイ王室に対して三面記事のような
憶測を述べることは控えますが、次期
国王の人選や即位後に一悶着がありそう
な気はしています。

しかし、タイは今までと変わらず日本と
仲がいい国として、そして何より永遠に
微笑みの国であり続けますように…。

改めてプミポン国王のご冥福をお祈り
すると共にタイの皆さんにお悔やみを
申し上げます。

今回も読んでくださってありがとう
ございました。

さて、次回の旅行はJALの修行再開。
年内追い込み修行でクアラルンプール
とバンコクを訪れます。