2016/07/03 - 2016/07/05
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menchiさん
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2016年、縁あって、岩手県花巻市の東和町の方と関りを持つことになった。
その切っ掛けになった友人は小中高の同窓生です。
学生時代には良く一緒に色々な場所に旅行した物です。
今回、彼女と、やはり学生時代に親交が有った彼女の友人達と4人で岩手へ行くことにしました。
そしてまた、私は親戚を宮古に持っております。
子供時代何回となく、宮古市田老町の伯父の家に泊まって、リヤス式海岸の美しく荒々しい自然を満喫して過ごした記憶は未だ鮮明に残っています。
その田老の今の姿をしっかり見る事、そして、津波に襲われた、まさにその時の映像を見る事を、敢て経験しようと思いました。
大人の休日クラブを利用して東北新幹線で盛岡まで、そこからはレンタカーで岩手県内を3日間で巡りました。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- レンタカー 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東京駅新幹線乗り場です。
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私が乗るコマチとハヤブサが合体しました。
皆さん写真撮ってます。 -
こまち7号とはやぶさ7号
盛岡までは一緒に行くのね。 -
私はこまちの指定席券を持っています。
友人はそれぞれの指定券を持って、盛岡で下車後に合流します。 -
盛岡の駅レンタカーで車を借り出して、まずは、腹ごしらえ。
盛岡城跡の中にある桜山神社の参道にある超人気のジャジャ麺、白龍(パイロン)さんです。 -
私達は車を路上駐車場に駐車しました。
12時前なのにもうこんなに並んでる。 -
次が私達の番です。
この時点で、路上駐車場の有効時間確か100円で30分が過ぎそうな頃合いになってました。
やばいかな?と話しながら、並んでいます。 -
ジャジャ麺です。
取り合えず、4人一緒には座れませんでしたが、注文しました。 -
そして、お店の方。
駐車の件、内輪で話していたのが聞こえたようで、この優しそうな内海桂子師匠似のおばちゃんが、「時間過ぎたら、あの駐車場は直ぐに駐禁張られるから、もう100円入れて来なさい」と言って、100円玉くれるのです!
それを遠慮なく頂いてパーキングまで走りました。セーフでした。
おばちゃん、本当に有難うございました! -
ジャジャ麺は思ったような辛い味付けではなく、独特な肉みそとキュウリが釜揚げされたお饂飩の上に乗ったものです。
これにお好みでラー油やショウガやお酢をかけて頂きます。
素朴なB級グルメって感じ。
麺を食べ終わったら、テーブルに山盛りに置いてある卵をお皿に割って、店員さんに渡すと、熱々のゆで汁と肉みそを注いでくれます。
チイタンタンと言うそうです。
これまたホッとするような、暖かいスープです。
あー美味しかった!!! -
盛岡から宮古まではJR山田線が有るはずでしたが、この時、崖崩れの被害で、不通になっていました。
盛岡からレンタカーで真っ直ぐ田老に向かいました。
田老駅前で宮古市主催の「学ぶ防災」の防災ガイドさんと待ち合わせしています。
始めに、ガイドさんと一緒に津波の被害を受けた、田老の街を囲って守っていた防波堤の上から、今は人が住まなくなった旧市街を見まわしました。 -
漁港としての機能はすっかり取り戻しているようです。
製氷の設備は復活したようですね。
建物の右端の壁に付いている黄色い印は、過去に田老を襲った津波の高さを表しています。
一番高いのは、平成・17.3mと書いてあります。東日本大震災の時の物でしょう。
その下は、明治・15mと。これもかなり大きな津波ですね。 -
この写真は、2011年の8月のお盆の頃に訪れた時の同じ建物の物です。
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家族連れが岸壁で釣りをしていました。
こんなに平和な、ほのぼのした風景が戻って来たのですね。 -
そして、田老観光ホテルにやって来ました。
ここは、学ぶ防災ガイドツアーの目玉とも言える場所です。
この辺りでは唯一流されず無事だった建物と言う事でしょうか。
このホテルの6階に入って行きます。 -
6階の部屋は、津波の被害は殆ど感じられません。
しかし、ここで見ることができる動画が衝撃的です。
2011年3月11日の津波の様子を、まさにこの窓から撮影した映像を見せてくれます。
田老港の入り江の入口の山の間から、真っ黒い山のような津浪が現れて、田老の有名な防波堤を越えて、家が建ち並ぶ町の中まで溢れて来ました。 -
今はこんな景色ですが、当時は民家が建て込んでいて、それらが津波に飲み込まれていく様子が写し出されました。
そして、カメラが大きな衝撃を受け、傾いた所で映像は終わっていました。
津波に耐えて持ちこたえたホテルの建物ではありましたが、受けた衝撃の大きさを知ることができます。 -
下の階は鉄骨を残して、他の物は流されてしまったようです。
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この矢印の意味するものに驚かされました。
●の地点が矢印←の先まで動いたと言うことです。
ここまでで、防災ガイドは終了です。
つらい体験をお話ししてくださったガイドさんに感謝いたします。 -
そして、レンタカーで山王岩まで来ました。
山王岩は昔のままの姿で、そこに有りました。
ただ、遊歩道で、岩の近くの波打ち際まで下りられたと記憶していましたが、その遊歩道は、途中で行き止まりになっているようでした。 -
展望台になっているところに、説明の看板が有ったりしたのですが、多分、山王閣と言う国民宿舎が建っていた場所ではないかと思います。
なかなか、ネットでも、情報が無くて分からなかったのですが、どうもそのようです。
子供の頃、伯父伯母の家に遊びに来て、国民宿舎山王閣にも滞在することが何回か有ったので、此処は思いでの場所です。 -
私の記憶の中の山王岩と全く同じでした。
そして、3.11の津波のその時、一人住まいだった伯母は、近所の方々に助けられ、もしかしたら背負われて、裏山の高台まで避難して無事でした。 -
今日宿泊する、宮古の町にやって来ました。
郵便局に津波の高さが記されています。
夕食を何処で食べるか物色中です。 -
日曜日なので、定休日のお店が多かったです。
何とか、やっている店を見付けて入りました。 -
ほやを食べてみました。
苦手意識がずっと有って、食べる機会を殆ど持ったことが無かったのですが、あら、意外と美味しいわ。
やはり新鮮だからかしら? -
これは、宿泊した旅館、浄土が浜旅館の廊下です。
小さい旅館で、決して贅沢な設えは有りませんが、きれいな旅館でした。 -
浄土が浜旅館の自慢の朝食です。
結構豪華! -
イクラ丼を朝から食べます。
おいちい! -
朝食後、まず出掛けたのは、浄土が浜。
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この桟橋からさっぱ船と言われる舟に乗って、青の洞窟を見学しに行きます。
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乗客が舟に乗り込んだら、カモメ達が集まってきた!
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至近距離まで近づいてきた!
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舟が動き出したら、追って来る来る。
ヘルメット被った頭に留まってしまいます! -
カモメ達が舟を追って来る理由は、このカッパエビセン。
カモメにあげるために、乗船時配られました。 -
景色よりカモメが気になる友人。
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岩がゴツゴツで、独特な景観です。
この時期まだ海水浴場の海開き前だったので、白い石の海岸の方まで舟が入って行ってくれます。 -
三陸の青の洞窟に入りますよ♪
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あらー、綺麗ですね♪
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岩肌にくっついている、磯巾着のようなの、面白いですね~
なんでしょうか? -
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なかなか、面白かったです。
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帰りも、カモメちゃんが追ってきます。
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ひえー、重そう!
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舟を下りて、白い石の海岸まで歩いていきます。
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遊歩道の一部が、震災の傷跡でしょうか、壊れている所が何ヵ所か。
転んでしまった方が居ました。
景色に見とれてしまうので、足元が疎かになります。 -
1680年台に、宮古山常安寺の霊鏡竜湖と言うお坊さんが
この海岸の景色をみて、「さながら極楽浄土のごとし」と言って感嘆した所から浄土が浜名付けられたそうです。 -
白い奇岩が連なって、外海と隔離されてるから、波穏やかな入り江になってる。
40年位前、夏に訪れた事があった。
海水浴客が沢山いたのを覚えている。 -
浄土が浜観光終わらせ、今度は宮古の町へ戻って、魚菜市場でお土産の買い物だ。
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瓶入りのは、ウニ。
宮古のウニは昔から、瓶に入って売られていた。 -
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宮古駅へやって来た。
駅前の定食屋で昼飯、海鮮丼をいただいた。 -
昼飯は海鮮丼
朝もイクラ丼で昼飯も海鮮丼
バチが当たりそうだ(^^; -
三陸鉄道の宮古駅売店。
NHK朝ドラの、あまちゃんのお土産物が置いてあります。 -
AKBも応援してるんだね!
三陸鉄道、今回は乗る機会が無くて残念。 -
途中大分割愛してしまいますが、本日のお宿、遠野の「あえりあ遠野」に到着しました。
そして、夕方お夕食前に、館内に有る語り部ホールで、遠野の昔話を聞かせていただきました。
このお人形は、ホールに有ったわらべ人形です。
遠野の方言で、ゆっくりと語られる昔話は、ちょっと不思議で、ちょっと怖い。
第一話 おしらさま
第二話 河童淵
第三話 ザシキワラシ
第四話 豆腐とコンニャク
を聞かせて下さいました。
良い体験をしました。 -
そして、お食事タイムです。
ビールは遠野のご当地ビール「ZUMONAビール」で乾杯。
「ずもな」は、昔話の話し出し、「昔有ったずもな」の、ずもなから来てるのだと思います。
「昔有ったそうだ」と言う意味だそうです。
話の仕舞いは「どんどはれ」が決まり文句。
「めでたしめでたし」と言う事みたいです。 -
箱の中にお料理が詰まってる。
何が入っているのかな? -
綺麗なお料理、見た目でも満足!
大変美味しく頂きました。 -
あえりあ遠野のお食事処です。
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あえりあ遠野のレセプション、ロビーの辺りです。
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翌朝、とおの物語の館へ行きました。あえりあ遠野の横を流れる来内川を渡って、徒歩ですぐに行ける距離でした。
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昔ばなし、民話の世界が視覚的にも面白く表現されています。
面白い趣向も有りますが、何しろお客さんが居ない、経営は大丈夫でしょうか? -
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河童のお話しを読んでいたら、
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あれー、なんだ???
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あれまー、からす天狗の影がー、こわーい(^^;)
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この旅行記へのコメント (2)
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- わんぱく大将さん 2017/02/27 10:06:22
- 地球の歴史
- menchiさん
表紙のお写真を拝見して、いや〜、スマイア(Zumaia)だぜって、思わず。
青の洞窟、めちゃきれいでした。 そんなきれいな洞窟はなかったけど、地球の歴史、イベリア半島の誕生を見れる所に私も行ってきました。 でも、自然はこんなきれいなものから、怖い地震、津波までも作りだす。怖いです。
大将
- menchiさん からの返信 2017/04/06 00:43:16
- Re: 地球の歴史
- 大将さん、コメント気が付かずごめんなさい。
最近、旅行記進める気力が無くて、4トラから少し遠退いてしまってます。
表紙の浄土が浜は本州では、珍しい石灰岩の白い浜辺で、海水浴場も、真っ白い石ころなんです。
白い石灰岩の浜だから、青の洞窟になるんですね。
震災前は、宮古から田老や山田までフェリーが出ていました。
今は無くなってるようでした。
大変な津波でしたから。
少しずつ復興して頑張っておられる方々に会える事が出来て嬉しかったです。
後、私に出来るのは少しですが、東北でお金を使う事位なので、友人が誘ってくれて、出掛けられて、良かったなと思っています。
まだ、この旅行記作成の途中で足踏みしています。
仕上げないと。
有り難うございました。
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