南アフリカブライデリバーキャニオンとサビサンド私営動物保護区でのサファリ

2016/09/16 - 2016/09/24

ビクトリアの滝（1泊）→チョベ国立公園（2泊）でのサファリ→南アフリカのブライデリバーキャニオン（1泊）観光後、サビサンド私設動物保護区（クルーガー）（2泊）でサファリをしてきました。

南アフリカは世界でも数少ない、水道水が飲める国なのです。
他の国だと軟便になる私でも、すこぶる体調良く過ごせました。
他の国にはいない白人の永住者が多いので、おもてなしのレベルが高いです。
朝食美味（パン、マフィンのレベル高）、ベットに花びらとメッセージが置いてある、お部屋のアメニティ良。
飛行機で一緒になった白人の南アフリカ人は、困ったことがあったら電話してと名刺をくれ、ヨハネスブルグでの飛行機乗換も、とまどっていたら誘導してくれました。

アフリカ人女性の髪形が十人十色で、見ていて飽きなかったです。
地毛は短いのですが、三つ編み・ストレートヘアのエクステを様々な形状で着けていて、とってもおしゃれでした。

ビクトリアの滝・チョベ国立公園編はこちらを見てください。
http://4travel.jp/travelogue/11178659

エリア クルーガー国立公園周辺(南アフリカ共和国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自転車 飛行機
• 航空会社: 南アフリカ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ボツワナのカサネ空港からヨハネスブルグで乗り継いで、ネルスプルイト空港へ行きました。ヨハネスブルグの空港の乗り継ぎは分かりずらかったです。降りた建物の出口を一旦出て、左へ行ったところにあるエスカレーターを２本上がったフロアにあるカウンター（表示板でどのカウンターか確認）で荷物を預けます。（チェックインはカサネでしていました）一旦出迎えの人がたくさんいるところに出るので、もたつくのは危険なので、さっさと歩いた方がいいです。

ネルスプルイト空港に夜到着なので、空港から２０分程のホワイトリバーという町にあるCasterbridge Hollow　ホテルに宿泊しました。（agodaというホテル予約サイトから予約）

ベットの上に、ウエルカムメッセージと花びらが置いてありました。南アフリカのホテルは、広さに関係なく同じ料金なので、広いファミリールームにしたら、ちょっとしたジュニアスイートのようなお部屋でした。大きなバスタブに、洗面所も２つ。テンション↑

ホワイトリバーのホテルからブライデリバーキャニオンを観光して、サビサンドのロッジまでの一連のドライバーガイドを現地旅行会社へ頼んでいました。

ブライデリバーキャニオンは世界３大キャニオンの１つです。
一番奥のロンダウェル渓谷。青っぽいのはユーカリの油のせいらしいです。

途中の滝

ランチを地球の歩き方に載っている、ハリーズパンケーキで取りました。
甘いのとごはん系のパンケーキがありましたが、私はシナモンシュガーにアイス乗せを注文。これが激うま！薄めの生地をクルクルと巻いてあるのですが、フワっ、もちっとしていて、シナモンシュガーが絶妙に塗られていて、日本で食べるパンケーキを寄せ付けない味でした。※写真撮り忘れ(>_<)
ここではドライバーさん（白人）といろいろお話しできて良かったです。彼の娘さんは黒人の子を養子にしているそうです。別の孫娘は、黒人の住む地域に住んでいて、クラスで一人だけの白人だそうです。南アフリカでもそういう白人がいるのですね。

サビサンド私営動物保護区にある、インヤティ（INYATI)ゲームロッジに２泊しました。booking.comで予約しました。（宿泊した方は大体、booking.comで予約していました）最初はサビサンドの手の届きそうなロッジはどこも空いていなく、毎日のようにネットで見ていたら、ある日空きが出たので、即予約しました。但しキャンセル規定はかなり厳しいので、クチコミを英語で必死に読んで決めました。

回りに柵はないので、敷地内といえども回りを見て歩く必要はあります。
しかし昼間は鹿類（ンヤラ、インパラ、ウェーターバック）や猿がいて、のんびりした雰囲気です。朝食やお昼の軽食は、敷地内に点在しているシャレーのお部屋から、写真のところへ歩いて行きます。

インヤティゲームロッジの夕方１回目のゲームドライブでヒョウが獲物を食べているところに遭遇。
肉が腐っていて、ものすごい悪臭が漂っていました。腐った肉を食べるのはハイエナだけかと思っていましたが、違うんですね。

車では、アメリカ人ご夫妻とシンガポール人ご夫妻と一緒でした。
ドライバーとトラッカーさんはずっと同じ方です。

同乗したアメリカ人の奥様が、この後ハイエナが来るはず！と言ったら、
本当にハイエナ登場！一同「おーー」となりました。

川べりにサイがいました。目が円らで可愛いです。

浅い川は車で、サブサブ入っていきます。

暗くなってからの懐中電灯で探すナイトゲームサファリ。
ロッジの明かりが見えるぐらい近いところに、雄のライオンが寝ていました。

ロッジの回りには柵がないので、暗くなってから部屋からメインロッジでの食事の行きかえりは、ウオッチマン（警備の方）に同行してもらいます。

ボマディナー。たき火があるので温かかったです。
メニューがメインロッジに張り出されるので、見ておくとスムーズに頼めます。
（前菜やデザートを選べます）
ワインは有料でした。あまり頼んでいる人がいなかったので、翌日はテーブルの上にある水だけにしました（笑）
対して、ゲームドライブ中の飲み物は昼間に何がいいか聞かれますが、無料です。

9部屋ぐらいしかないので、他のお客さんと話しやすい雰囲気でした。英語が達者でないながらも、少しお話しできて楽しかったです。ドイツ人、シンガポール人、アメリカ人、ペルー人が来ていました。

翌朝、ワイルドドック（リカオン）がインパラを食べているところに、遭遇しました。
最初に狩りをしたグループが食べ終わったら、においをかぎつけた次のグループが残り物を食べ始め、その後ろには次のグループが５ｍぐらい離れて待っています。

最後のグループは、ほとんど皮だけになったインパラをキｰキー犬のように鳴きながら、ひっぱりあって子どもの喧嘩みたいにわちゃわちゃしていて、面白かったです。
ここでのサファリのハイライトの１つでした。

満腹のワイルドドック。私のすぐ下で、まるで餌ちょーだいしてる犬みたいでした。

お隣の部屋のすぐ前に、象が現れました！
枝をバキバキ折りながら、食べています。メイドさんが気を付けてと言って、お互い一定の距離をとりました。

高いところの葉っぱを取ろうとしています。
象の写真としては、珍しい角度で写真が取れました。

この後、近づきすぎたダンナが、象に威嚇され、こちらは少しずつ退散しました。

すぐ下の川に入っていきました。
そしてこの後も、２時間以上ロッジのすぐ近くをウロチョロしていました。

川をジャンプするウォーターバック（鹿）。華麗です。
ロッジからは、この他ンヤリ、インパラの鹿類、シマウマ、カバ、バッファローが見えました。朝のゲームドライブから帰ってから、少し寝ようと思ったのですが、外の動物が気になって、結局一睡もせず。

夕日。

ナイトサファリ中、カメレオンが木にいました。ドライバーさんがカメレオンにまつわるお話を長々とされていたのですが、ほとんど聞き取れず・・・・。

宿のそばで、ハイエナが独特な大きな鳴き声で鳴いていました。

インヤティ（INYATI)ゲームロッジでの最終日の夜、お部屋にシャンパンが置いてありました！booking.comでの予約した際に、結婚記念と備考欄に書いたからだと思います。

バスタブには、花びらが！！フラワーバスをしました(#^^#)

翌朝、つがいのヒョウが見れました。斑点がどの動物よりも美しいです。

インヤティゲームロッジでは、ライオンは１回しか見れませんでしたが、
ヒョウは毎回のように見れました。
クルーガー国立公園に隣接する北の方の私営動物保護区に行ったことがある、ドイツ人夫妻は、ライオンはたくさん見れたけど、ヒョウは見れなかったと言っていました。場所によって、見えやすい動物が異なるようです。

ドリンク休憩中、だんながトイレをしに茂みに行ったのですが、
気づいたら、すぐ３ｍぐらい先にバッファーローがいたのに気づき、慌ててズボンのチャックを締めようと腕を動かしたら、座ってたバッファローがザっと立ち上がって戦闘態勢になったようです。
慌てて走って戻ってきました。
トラッカーに聞いたら、バッファローはかなり危険で、襲われたら足が速いので、木に登るしかないそうです。
写真はその狙われたバッファローです。木陰からそっと写真をとりました。

案外好きなバッファロー。角がナポレオンの帽子とか、中世のヨーロッパの貴族のかつらみたいで、ひょうきん。背中に小鳥が乗ってることが多く、お土産でも小鳥が乗ってる置物が売っていました。

カバの集団が川べりにやってきました。少しずつ川に入っていきます。

バシャバシャと走り出す子もいました。

深いところまできたら、ザブーンと目と鼻だけだして浮かんでいて、可愛いかったです。

最終日のゲームサファリの最後に、ウォーキングサファリをしようとなり、車を降りました。ドライバーさんが念のため銃を持ちます。
ただ、このときは、すれ違った他のドライバーさんや、先回りしようとしたトラッカーさんから、すぐそこにバファーローやヒョウの新しい足跡があると言われ、結局断念しました。残念。

朝のゲームドライブ後、ロッジで頼んでおいた送迎車で空港に向かいました。
途中で小学校がありました。

(チップ考・・）
この旅行でチップについて思うところがありました。
日本人はいろんな場面でチップをいくら払うか、とても迷います。今回はサファリ等特殊な場面が多いので、旅行会社が書いてる参考価格を見ました。そこに書いてある金額を参考に渡してきましたが、現地の方が満足する金額として、多めに書いてあると思いました。白人たちは払わない場面でも払うよう書いてあったりします。白人たちは本当に満足したり、良いサービスをしてくれたと感じた時にしかチップを払っていません。義務のように払う必要は決してないと思いました。

スククーザ空港→ヨハネスバーグ空港に到着。
普通は機内持ち込みサイズのキャリーケースでも、機内の収納スペースが小さいため、搭乗口で係の人に渡す必要がありました。受け取りは、ターンテーブルではなく、降りてすぐのところに置いてあるので、各自取っていきます。
近距離だとそのパターンでした。最初は降りたところに置いてあることに気づかず、素通りしそうになり、危なかったです。

最後にロッジにあった象の頭蓋骨。

何故宿代が高いサビサンド私営動物保護区が良いと言われるのか、行く前はあまり分からなかったのですが、行ってみて分かりました。
＊サビサンド私設保護区と他の国立公園との違い＊
１　サビサンドは、道を外れて、動物のすぐ近くまで行ってくれます。
２　車に乗る人数が、必ず端っこに座れる人数に限られていて、片方にいい動物が　　いたら、しばらくしたら、反対側に車を回して、写真を撮りやすく全員に気を　　使ってくれます。
３　トラッカーという足跡を見つけて、動物を探す専門の人が車に乗っています。
４　他の場所では動物を見たら、すぐ次へ移動していったのですが、ここは、食べているシーンや、カバが川に入っていくシーン等、動物の姿だけではなく、行動が見れたのが一番の良いところだと思いました。

この旅行記へのコメント （2）

• GuteReiseさん 2017/01/02 15:44:44

  サビサンド私営動物保護区

  mami-goさんへ
  
  サビサンド私営動物保護区の良さが、余すところなく
  伝わってきます。
  知人がクルガ―の近くのプライベートサファリで飲んだ
  シャンペンの味が忘れられないと言ってましたが、これ
  ですね。素晴らしい!!!
  
  ケニア（2009)、ボツワナ(2016)と２回サファリに行きましたが
  ３回目があるならクルガ―/サビサンド行きたいです。
  
  素晴らしい旅行記ありがとうございました。
  行った気になりました。
  
  GuteReise

  makko@maさん からの返信 2017/01/04 19:29:07

  RE: サビサンド私営動物保護区

  GuteReise様
  
  こんにちは。旅行記を見てくださり、ありがとうございました！
  GuteReiseさんもチェベやビクトリアの滝に行かれたのですね。
  私が行ったときよりビクトリアの滝の水量が多く、良い時期に行かれましたね。
  
  私もケニアのサファリに行ったことがあります。
  ケニアは広く開けていて、景色がとっても良かったのを覚えています。
  サビサンドは、お客さんへの動物行動をじっと見せてくれますので、満足度が高いです。
  その分高いですが、こういうサファリもあるんだな、思いました。
  
  GuteReiseさんはドイツに住まれているとのこと、羨ましいです。ヨーロッパにたくさん旅行に行けるなんて。
  
  mami-go
  
  
  > mami-goさんへ
  >
  > サビサンド私営動物保護区の良さが、余すところなく
  > 伝わってきます。
  > 知人がクルガ―の近くのプライベートサファリで飲んだ
  > シャンペンの味が忘れられないと言ってましたが、これ
  > ですね。素晴らしい!!!
  >
  > ケニア（2009)、ボツワナ(2016)と２回サファリに行きましたが
  > ３回目があるならクルガ―/サビサンド行きたいです。
  >
  > 素晴らしい旅行記ありがとうございました。
  > 行った気になりました。
  >
  > GuteReise