16　秋の北海道　旭川から名寄・美深・歌登へとぶらぶらドライブ旅－１

2016/10/07 - 2016/10/09

毎年、恒例秋の北海道ぶらぶら歩きですが～、９月以降の利用が早々と２月中頃だったので、予約サイトを見ながら１１月上旬の連休に的を合わせていましたが、意外に１０月の連休にも席が取れそうだったので前倒しにすることにしました。
１０月ならまだ雪の心配がいらないのがベターですからね！。

往復共にジェットスター利用が好かったのですが、往路の出発時間が午後便のみだったので、仕方なくピーチ利用で予約し、２/２１にて予約・購入をしました。
ピーチ￥７２３０＋ジェットスター￥５３２０で合計￥１２５５０と、少し高く成りましたがこれがベストなので仕方がありません。
フライト・スケジュールは以下のとおりです。

往路　大阪関西/札幌千歳　ＭＭ１０３　１０：２５/１２：２０
復路　札幌千歳/大阪関西　ＧＫ１５６　１７：２０/１９：３５

後はどの方面へ行くかを決めて、どこに宿泊するか？～、まだまだ日程があることだし夏頃までそのままでした。

雪の心配ない時期なので、久々に道北方面をぶらぶらすることに決めました。
旭川までは恒例なので、名寄以北から宗谷を回って日本海沿いに南下して、増毛・雄冬から千歳に戻ってくるルートで検討。
宿泊の宿は大手チェーンがない地域なので町営の温泉宿を予約し、最終日は何故か千歳に決めました？。

道内の冬支度は駆け足でやって来ます～、その一時に色付き枯葉に落葉になっていく静かな時間が好きですね～！。
だから油断をしていると雪になってしまうのです。
では、秋の北海道・道北ぶらぶらドライブの旅、今年もスタートです！。

エリア 名寄(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー Peach ジェットスター
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: るるぶトラベル

１０/７（金）　関西空港ターミナル２に着きました。

まだ９時頃はガラ～ンとして静寂そのもでした？…、時間が有るのでＣＶＳで珈琲を買って飲みます。
毎回思うのですが余りにも遠過ぎる不便な空港です？…。

関西国際空港第二ターミナル 空港

ピーチＭＭ１０３便１０：２５発で札幌・千歳へ向かいます～、秋晴れの爽やかな出発日はいいスタートです！。

歩いての搭乗は実感出来るので好きですね！。
ピーチは統一されたＡ３２０－２００型機です。

関西国際空港第二ターミナル 空港

千歳空港に１２：３０頃着きました～。

今回お世話に成る「ワンズレンタカー新千歳空港店」、初めての利用です。
相棒の車種は日産マーチ～、古いです！、それよりも洗車しているんでしょうか？…、汚れてたままですが？。
まぁ～、安いから仕方が無いか？？…、波乱のスタートでした？。

＊詳細はクチコミでお願いします。

ワンズレンタカー (新千歳空港店) 乗り物

偶然ですが～、その通りの前に「柳ばし」が在りました。

この辺りではちょっと名の知れた定食屋で、ボリュームがあって旨いいんです。
道内に居た頃、千歳に来るとお昼は必ずここに来てました。懐かしさの余り今日のお昼はここで頂きました。

＊詳細はクチコミでお願いします。

柳ばし グルメ・レストラン

いつも通り～、道央道を走って旭川の「ウエスタン　パワーズ」まで来ました。４時半頃ですが１０月なのでまだ陽が明るくていいですね？。
では、道内の美味しい食材を一杯買って宅配します、「林魚店」では紅鮭や秋鮭、旬の魚を買いますよ！。

＊詳細は以前のクチコミでお願いします。

ウェスタンパワーズ 永山店 ショッピングモール

６時頃ですがすっかり陽が落ちました～、今夜は回転すし「トリトン旭神店」に来ました。
以前～遠軽店での印象が良かったのでトリトンに。
店内はもう順番待ちなんですね？…、２０分待ってやっとカウンター席に。
軽く～、北海道の旬をいただきます！。

＊詳細はクチコミでお願いします。

回転寿しトリトン 旭神店 グルメ・レストラン

今夜の宿は市内、国道４０号線沿いの「旭川トーヨーホテル」。

一方通行の道をぐるぐる回って、やっと駐車場へ入れました？…。

＊詳細はクチコミでお願いします。

旭川トーヨーホテル 宿・ホテル

１０/８（土）　今朝は寒～い！、ニュースでは８℃らしいけど、大阪の真冬です。

早起きしたので、駅まで散歩で出かけましょう！、では「平和通買物公園」を駅に向かってぶらぶらします。
この平和通買物公園は昭和４７年、日本発の恒久的歩行者天国として開設されたんですよ。

昨夜、お世話になった４条通りに在る居酒屋「ユーカラ」（昨夜写真忘れてので今朝ので失礼！）。
でも”炉端のユーカラ”の方が正しいですね！、店内炙りの煙でもうもう～、だから炉端ですね！、本当に素材が良いから旨い。

＊詳細はクチコミでお願いします。

炉端のユーカラ グルメ・レストラン

左手に在るのが永年愛されて来た「西武旭川店」が、この９月３０日をもって閉店しました～、これで札幌以北から百貨店が消滅してしまいました。

元正面玄関のところには小さく「ご挨拶」の張り紙が有りましたが、時代の流れとはいえ寂しいことに成りました。
何度となく利用させていただいた身としては本当に残念です！。

それをあざ笑うかのようにオープンした駅前の「イオンモール旭川駅前店」～、

駅前再開発の一環として、ターミナルビルに入るショッピングセンターや専門店にホテルなど、日本中の駅前がどこも同じに成っていくのは面白くないですね！。

時間が早いのか誰も歩いていない平和通買物公園…、だから余計に寒さがしみます！、では、戻ります～。
且つては、旭川２大百貨店競争と言われたマルカツや丸井今井が、激しい売り上げ競争をしていた昭和４０年代～、活気があって繁栄してましたね、だから懐かしく思えてなりません、個人的に想い入れのある町なんです

途中、このような路地を見つけました！、いい雰囲気ではないですか？。

旭川の歓楽街と言えば通称「３・６」、３条通り６丁目辺りのことですが、この辺り７条通８丁目辺りも多いのですね～。

次回は夜をぶらぶら探索歩きですね？。

その通りの向かいにはもっと昭和が残る路地が在りました～。

それも木造長屋が連なる裏路地にピッタリです。
ただ、横が駐車場に成ってしまって雰囲気が損なわれたのが惜しい！？…。

以前、建物が在った時は、ネオン小路の雰囲気だったでしょうね？。

奥から眺めたところですが～、やっぱりこの木造板塀が好いです！。

きっと〇〇横丁とか、〇〇小路とか相応しい名前があるんでしょね？…。

次回必ず夜にお邪魔したいと思います。

特にここは目に止まりましたね～、一階はスナック「まりこ」レンガ造りで、２階はスナック「こすもす」は板塀と、どちらも６０～７０年の雰囲気です。

今も営業されているんでしょうか？、誰か教えて下さい！。
では、ホテルの駐車場へ戻ります。

９時頃ホテルを出て道道９９号線を北上して走ります～。

和寒町「南が丘森林公園」にちょっと立ち寄って行きます。
ここは貯水池として造られた人造湖なんですが、雰囲気的には「北の森と湖」がぴったりのところです。
とても静かで美しいところですよ～。

南丘森林公園 公園・植物園

公園内は遊歩道が整備されて散歩にはぴったり！。

とにかく白樺の木々が美しい！、
日差しは弱いですが、朝の澄んだ空気と風の流れる音…、幻想的なひとときです。

＊プチ情報　旧朝日町に岩尾内湖キャンプ場が在りますが、ここは白樺が森のように密集してとても幻想的！、好きな方は一度行ってみて下さい。

小さい秋見つけました！、赤く色付きはじめたななかまどの実～、

葉は落ちて赤い実だけが付いて個性的です。
でも、花は可憐な白なんですよ～、

漢字で書くと「菜々竈」、名前の由来は七度も竈にくべても燃えないので、ななかまどが俗説です？…、実際にはよく燃えるそうですよ。

キャンプ場に成っている奥の方は既に秋の気配…、木々が紅く燃えてきていますね～。

１０年以上も前は、毎夏道内に家族でキャンピングに来てまして、ここも何度か利用させて頂きお世話になりました。
あ～、あの頃が懐かしいなぁ～！、私も若かった？…。

国道４０号線・名寄国道沿いに在る「道の駅絵本の里けんぶち」でトイレ休憩です～。

それなりに利用者も多いようですね。
でも、ここに来たからには「とりもも焼き」を食べなくては！。

＊詳細はクチコミでお願いします。

道の駅 絵本の里けんぶち 道の駅

館内に在る人気のパン屋～「」

ちょっと変ったレイアウト・並べ方で、ケース内に入って販売してます。

どれも手作り感でアップ！、味の方は？…。

屋外で販売している名物「鶏のもも焼き」～、とにかく周辺には香ばし炙りが溢れて堪らないですよ！。

１パック￥３５０～、もも１本分の炙り焼きはボリューム満点、味付けはシンプルに塩のみですがこれが旨みを引き出して実に旨い！。
これにビールがあったらもう最高ですよ。

道北地域で最大のスーパーチェーン「西條百貨店」に着きました。

名寄が本店ですが、道北地域では江別・枝幸・稚内とお世話に成る有難いスーパー。
３階の立体駐車場に車を入れさせて頂き、しばし想い出の町歩きをぶらぶらします～。
１階に入っているファミレス「ペリカン」、安くて意外に美味しいですよ！。
ここは珈琲だけロッテリアで？…。

駐車場向かいに在るこの建物が元々の本店なんです～、今は１００均ショップになってます。

だから、私が学生の頃は西條百貨店と言えばここだったんです！、当時は町一番の賑やかなところだったんですがね？…。

シャッター通りに成ってます？～。

これは名寄のスラム街か？…、トタン張りの質素な家屋はまさしくアジアのスラム風家屋？～、興奮しますね！。

これは失礼しました！、どんぐり小路の裏でした。
でも、相当の年季が入ってますよ。

「どんぐり小路」の正面から見れば普通の飲み屋街？…、

夜ともなれば灯りがぽつんと燈り、肩を寄せ合うように酒を飲む…、
演歌のひとつでも歌い、哀しみに想い流せば、また恋しくなるねあのひとが…、
北の町は哀しみばかり想い酒～、なんて聞こえてきそうな雰囲気かなぁ？。

名寄といえば「山田デパート」老舗百貨店～、かつては道北一円に店舗網展開をし一時代を築いた企業。

１９９０年以降は経営危機に伴い本店以外は全て閉鎖し、現在は１階のみで「ファッションプラザ山田」を営業中とのことですが寂しいなぁ？…。
当時は１から４階まで何でも揃う百貨店として、最新のエレベーターまで有ってそれは繁盛してました！。まだまだ頑張ってほしいです！。

サンピラー通りを駅方向へ行くとシャッター通りで「お菓子の東洋軒」～、ここも老舗菓子店で今はシャッターに成ってました。

が、張り紙案内にて、今は近くの「公園通り店」として移転されたそうです。銘菓「草分け」や「名寄まんじゅう」は昔からありましたね。

そう言えば、同じく老舗の「喜信堂」や、洋菓子の「ブラジル」も在って懐かしいなぁ～！、あ～青春でした。

右に曲がると赤煉瓦の蔵が在りました、季節の花々とよく似合います。
思い出したけど…、二條市場も近くにあったなぁ？…。

余りにも立派な赤煉瓦蔵ですね～！。

内地の海鼠漆喰の白壁蔵と違って、こちらの方がハイカラと言うかお洒落ですね！。
赤煉瓦のも持つ旧道庁にも似た雰囲気がそう思わせるのでしょうか？…。

「ラーメンとおでん」の店～、店名は無いですが、道内にはこのような店が普通に至る所にありましたが、今は本当に少なくなりました。

木造２階建て板張り壁にトタン屋根は一般的な家屋でしたね～、その経年劣化や経営者の高齢に伴って廃業になっていくのは止む終えないことかも知れません。

今も昔も変わらない駅舎「名寄駅」～、今はＪＲ北海道ですが、私たちの頃は国鉄名寄駅なんです。

当時は宗谷本線・名寄本線・深名線と３箇所からの列車が発着する道北では最大の機関区・保線区・運転車掌区などが置かれていた鉄道員の町でもあったんですが～、寂しくなりました。

名寄駅 駅

駅横に在るバスターミナル待合所や観光案内所も兼ねる「駅前交流プラザよろーな」。
まだ新しいのでしょうか？～、前来た時はなかったような気がします？。
名寄周辺の魅力満載の情報発信をしているようですね！。
想い出の町「名寄」は語り尽くせません～、ここも青春のひとかけら。

駅前交流プラザ よろーな 名所・史跡

更に国道４０号線を北上すると道沿いに在る「道の駅びふか」～、ここは複合施設「びふかアイランド」でもあるんです。

でも何と言ってもここ価値はスナック類の充実！～、特に名物の「揚げいも」は道内に数有れど、道内一旨いです！。
早速、これを食べたさに休憩です、あ～待ち遠しい！。

＊詳細はクチコミでお願いします。

道の駅 びふか 道の駅

食べてばかりなので、道の駅裏手に広がる複合施設「びふかアイランド」、ちょっと散歩でもして行きましょう～。

まだ寒さに頑張って咲き続ける花々が可憐です！。白樺の木がいい雰囲気です。

森林公園びふかアイランド キャンプ場

「松浦武四郎踏査之地」の碑が在りました。

蝦夷探索の為、アイヌのガイドを伴ってこの地に足を踏み入れた「手塩日誌」のことを記しているんですね～。
当時蝦夷の地へ踏み入ることは生死を賭けた冒険に等しいことだと記されてましたからね～、今有るのは武四郎さんに感謝です！！。

＊松浦武四郎については、クチコミ「松浦武四郎記念館」にてどうぞ。

森林公園びふかアイランド キャンプ場

「びふかチョウザメ館」、小規模ながら館内は充実してます。

勿論、無料で見学出来ますよ。但し、受付で記帳はして下さいね！。

チョウザメは淡水唯一の鮫ですが、キャビアの鮫と言った方が判り易いですね！。
結構見応えありますよ。

美深チョウザメ館 動物園・水族館

その前に広がる広大な敷地は「森林公園びふかアイランド」といってキャンプ場なんです。

日帰りびふか温泉や天塩川でのカヌー遊びなどが出来る道内屈指の人気キャンプ場で～、私も過去に何度も利用させて頂きましたが、とても居心地が良いので長居をしてしまうんです。
この日も一組だけキャンパーが居ました。

国道４０号線を走ってやっと着きました～、今夜の宿は「うたのぼりグリーンパークホテル」。
旧歌登町営健康回復村の宿泊施設で、キャンプ場が在るんで過去に何度か利用させて頂きました。
ただ山間の中で静寂そのも…、天気がよければ夜空一面に星が見えてそれは綺麗でしたよ～。

＊詳細はクチコミでお願いします。

うたのぼりグリーンパークホテル 宿・ホテル

時間がたっぷりあるので周辺を散策しました～。

これは町の歴史を語る上で大切な産業遺産「歌登町営軌道」、昭和４年開業した軽便鉄道で当社は馬力であったが、昭和８年にガソリン機関車を導入し、地元の足と成って頑張ったが、昭和４６年には廃線に。
道内にはこのような軽便鉄道と呼ばれる簡易軌道・殖産軌道が数多く存在してましたが、今はその名残だけですね～。

そのディーゼル機関車が展示されてます。観光でもいいから復活出来ないのかなぁ？～。

山間が深くなるとななかまどの実も真紅ですね！、秋を告げる代表的な木の実は、やがて長ーい冬の到来を感じさせます。

そう言えばここ歌登の地名は、アイヌ語で「ウターヌプリ、すり鉢型ー山」から来ているそうですよ。
では、冷えた身体を温泉でじっくりと温めてきます！。