2016/09/03 - 2016/09/03
47位(同エリア48件中)
エフタロウさん
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**カナダドライブ旅行(その8)より続く
9月3日早朝6時30分にマニングを出発、マッケンジーHWY(アルバータ35号線)を北上して、920KM先のイエローナイフを目指して走る。
まだ周囲は薄暗く、スピードを落として慎重に走っていた。すると水を手に取って前を見た瞬間、シカが目の前に!! 危ねえなあ~! 轢きそうになったよ・・ 人間の何倍も体重があるから、ぶつかったら相当なダメージがある。(走行不能に成りかねない) 人口密度が極端に少ないところだから、シャレになんない。 スピードを落としていて良かった・・やはり夜間走行は極めて危険だな!
200KM走って、朝9時にハイレベルという村に到着し給油した。ここにもA&Wがあったから朝食も取ることにした。
イエローナイフまでは残り720KM、道沿いにモーテルが何軒か立ち並んでいる。当初このハイレベルに宿泊することも考えたのだが、値段が1万円レベル以上と高く取りやめた。
更に190KM走って、朝11時頃にアルバータ州とノースウエスト準州の境界を越える。(大きな看板が立っている) ここにビジターセンターがあり立ち寄った。係員(レンジャー)から観光スポットやGS、そして道路状況の案内をしてもらった。イエローナイフまではあと532KMだ。 尚、ここからマッケンジーHWYはアルバータ35号線からノースウエスト1号線に名称が変わる。
60KM程北上したところに、ヘイリバーという川に滝が二つあると教えてもらったので立ち寄った。 一つ目は、落差が数十メートルある豪快な滝だった。黄色い濁流が音を立てて流れ落ちる・・なかなかの迫力だった。尚、もう一つの方は、小さな滝だったので、大したことはなかった。
更に20KM走ったところで、グレートスレーブ湖南岸のヘイリバーという町への分岐点にあたるエンタープライズというところに着く。 レンジャーからはここで給油するようにといわれたが、混んでたからスルーした。次の給油所は、130KM離れたフォートプロビデンスという村だ。ガソリンメーターを見ると、なんとか持ちそうだ・・
エンタープライスを過ぎてからは、グレートスレーブ湖の西側をぐるっと大回りして、イエローナイフに向かう。 天気は漸く晴れてきたよ・・ 8月26日にカナダに入国して以来、ずっと曇りか雨だったもんなあ・・ 走るにつれてどんどん雲が取れて快晴になってきた!
マッケンジーHWY(NW1号線)をフォートプロビデンスの20KM手前にまで走ってきた所に分岐が有る。右折してイエローナイフHWY(NW3号線)に入る。
直進するとフォートシンプソンという村に通じるが、その手前に分岐があり、リアードHWYいう道が、2日前に宿泊したフォートネルソンまで繋がっている。(その7)で記した通り、そこから最短距離でここまで来れるのだが、途中からダートに成る為、断念して大きく迂回してきた。
イエローナイフHWYに入って程なく、マッケンジー川という大河の畔に出る。すると大きな橋が架かっているのが見えた。 この橋が2012年に完成するまでは、夏場はフェリーで、冬場は氷上走行(アイスロード)で渡っていたのだ。(秋の結氷期や春の融氷期には通行止めとなってしまう。)
2012年以降、ようやく通年、車でイエローナイフまで走れるようになったばかりだ・・ 橋のたもとに降りて、マッケンジー川と橋をバックに記念写真を撮った。
昼14時前にフォートプロビデンスのGSに到着。 GSの価格表示をみると1.31カナダドル(105円)/Lと20%程度高い・・ 辺境だから仕方がないか・・ ここからイエローナイフまで残り310KMだ。必要量だけ入れた。
あとは、ツンドラ地帯(林もだんだん低木になってくる)の一本道をひたすら走る。ただ、交通量は思ったよりも多かった。 残り100KMのところでグレートスレーブ湖の北岸に「ノースアームテリトリーパーク」という公園が有ったので、立ち寄って写真を撮った。
ここから先は急に道が悪くなり(道がうねってるし、所々でダートに成る)、ずっと速度を抑ええなければならなかった。何でイエローナイフ近くになって道が悪くなるのかなあ・・ 最後まで整備してほしいなあ・・ そして17時半にイエローナイフに到着した。
イエローナイフでは2泊して、念願?のオーロラ鑑賞にトライする。(ホワイトホースでは3日3晩、曇りや雨でどうしようもなかった)天候が回復し、晴れてきているので期待できそうだ。
**カナダドライブ旅行(その10)に続く**
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
朝6時半にマニングを出発し、マッケンジーHWY(アルバータ35号線)をイエローナイフを目指して北に走る。
マニングと200KM北のハイレベルという村の中間地点あたりで休憩を取った。7時半過ぎだが、まだ周辺は薄暗い。 -
マニングから200KMのハイレベルという村の景色。A&Wがあったのでここで朝食を取り、道を渡って向いのGSで給油した。
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その向い側のGSの看板、111.9カナダドル(90円)/Lだった。
ハイレベルには、後ろに見えるデイズインなど数軒のモーテルが建ち並んでいるが、どこも1万円以上と高く、ここでの宿泊は取り止めた。
イエローナイフまであと720KM。 -
ハイレベルから190KM北のアルバータ州とノースウエスト準州の境界に向けて走る。 マッケンジーHWYは一直線なのだが・・ 橋の架け替え工事に引っかかって待たされた。
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マニングから390KM、州境に立つノースウエスト準州の大きな看板。 いよいよ、面積は日本の4倍で人口は僅か4万人のノースウエスト準州に入る。
右側に「シロクマ」の旗が立っている。
マッケンジーHWYは、「アルバータ35号線」から「ノースウエスト1号線」へと名称が変わる。 -
州境のノースウエスト準州側は公園で、ビジターセンターがあり、そこの係員(レンジャー)が観光案内をしている。
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そのビジターセンター内にあった観光案内地図。中央右に描かれているのが「グレートスレーブ湖」で、イエローナイフはその北岸にある。
南(下側)からマッケンジーHWYを北上し、湖の南西端の辺りで右折してイエローナイフHWYに入り、湖を廻りこむように走る。 -
ノースウエスト準州に入ったところにある距離表示。「イエローナイフ」まであと532KM。
80KM先のエンタープライズというところで、グレートスレーブ湖南岸にある「ヘイリバー」という村への分岐がある。(2日後の9月5日に宿泊する)
更に東方向にレッドバッファロー国立公園があるのだが、その奥に「フォートスミス」という村がある。(2日後行こうとしたのだが途中からダートとなり断念し引き返した) -
ノースウエスト準州入口のビジターセンターで教えてもらったヘイリバーという川の二つの滝に立ち寄った。
一つ目の滝の写真、黄色い濁流が音を立てて流れ落ちる・・なかなか迫力のある景色だった。 -
その一つ目の滝の写真をもう1枚(縦に撮った)
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マッケンジーHWYとほぼ並行して流れる「ヘイリバー」 この先「ヘイリバー」と名前が付いた河口の村で「グレートスレーブ湖」に注ぐ。
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ヘイリバーの二つ目の滝を横から撮った写真。 一つ目に比べると迫力はないなあ・・
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ヘイリバーの二つ目の滝を前から撮った写真
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ノースウエスト準州に入って80KM走ったところにある「エンタープライズ」の分岐点。直進すると40KMでグレートスレーブ湖南岸の「ヘイリバー」という村に到る。
イエローナイフ方面は、緩やかに左折する(こちらが本線)。
尚、ここにGS兼モーテルがある。帰路に給油した。 -
エンタープライズを抜けて、ようやく晴れてきたよ・・ マッケンジーHWYを軽快に疾走する。 イエローナイフまであと400KM位。
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グレートスレーブ湖の南西端近くにある、マッケンジーHWY(ノースウエスト1号線)とイエローナイフHWY(ノースウエスト3号線)の分岐点。ここを右折する。イエローナイフまであと330KM。
直進すると、マッケンジー川沿いの「フォートシンプソン」という村に到達する。(最後フェリーで川を渡る)
尚、その手前に分岐があり、リアードHWYが2日前に宿泊したフォートネルソンまで通じている。ここから距離は約620KM程だが、半分は未舗装(ダート)だったので走行を断念し大回りした。 -
分岐点から10数キロ走って、グレートスレーブ湖から北極海に向けて流れる「マッケンジー川」の河畔(南岸)に出た。 2012年に完成したマッケンジー川に架かる橋が見えてくる。
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そのマッケンジー川に架かる、2012年に漸く完成した橋の写真。
それ以前は、夏季はフェリーで、冬季は氷上(アイスロード)を通行していた。秋の「結氷期」と春の「融氷期」は一定期間「通行止め」となって、交通が遮断されていた。
やっとイエローナイフまで、通年通行が出来るようになったばかりだ。 -
マッケンジー川に架かる橋を道路上から写す。
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橋を渡った後、マッケンジー川を北岸から撮った風景
なんとも雄大な川だなあ・・ これが北極海に注ぐのか・・ -
マッケンジー川を渡って、すぐのところに、沢山の「監視カメラ」が設置されたゲートがあった!
辺境の地に不審者が「逃げ込む」ことがないよう? きっちりと監視しているのだろうなあ・・
写真は9月5日、帰路に撮影。 -
マッケンジー川の橋を渡り、数キロ走ったところにある、フォートプロビデンスという村の入り口にあるGS。 131カナダドル(105円)/Lと高かった。(辺境だから仕方がないか・・) ここで必要量を給油した。
尚、ノースウエスト準州の境界からイエローナイフまで532KM間のGSは、80KM先のエンタープライスと更に140KM先のここの2か所のみ、この先イエローナイフまでの312KM間にGSは無い。 -
フォートプロビデンスという村(帰路に立ち寄る)の傍のイエローナイフHWYの距離表示。あと310KMだ。
この先200KMは整備されて快適な道だったが、最後の100KM余が、道がうねっていて、所々ダートとなり走りにくかった。
尚、この区間にはバイソンなど(帰路に遭遇する)野生動物が多く生息し、暗くなってからの通行は極めて危険らしい。 -
イエローナイフの100KM余手前にあった「ノースアームテリトリーパーク」から撮った、グレートスレーブ湖(北岸)の写真(その1)
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イエローナイフの100KM余手前にあった「ノースアームテリトリーパーク」から撮った、グレートスレーブ湖(北岸)の写真(その2)
それにしても大きな湖だなあ・・ ここからマッケンジー川を流れて、北極海に注いでいるのか・・ -
ノースアームテリトリーパークの観光案内看板。
ここで休憩を取った後、残り100KM余を走り切り、17時半にイエローナイフの街に到着した。
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