2016/10/09 - 2016/10/09
137位(同エリア205件中)
アリヤンさん
暑い夏が終わり、急に肌寒くなった初秋。
サイクリングの季節、到来だ!
かねてより計画していた「大和路サイクリング一泊二日」を決行した。
伊賀と奈良を結ぶ道は色々あれど、高低差の一番小さなルートを選択した。
いままで高低差が300m近くある山道を何度も試してみた。
これは非常に疲れる。
長期的なサイクリングを考えるなら、疲労度が少ない高低差僅少サイクリングをするべきだ、という結論に至った。
そこで、距離は少し伸びるが現代の大和路=国道165号線を走ることを選んだ。
本編は奈良県生駒郡までのサイクリングです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- バイク
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-
今回より100均バックミラー改造型を装備。
これで国道の狭い狭い側道を走るのに少し安心です。
でも設置した角度がもう一つで走りながら調整しなければならない。
でもないよりはずっとマシです。 -
笛や太鼓の音が聞こえてきます。
-
イチオシ
なんとコンビニの駐車場で秋祭りのおみこしが一休みしているではありませんか!
ひと昔前には想像もつかなかった「現代風秋祭り」のひとコマです。
ちょうどこの時期は秋祭りの季節です。 -
木津川系上流の川にはシラサギや鵜が群れて昼食中です。
当方が家を出たのがもうお昼の12時近くだった。
今日は法隆寺近くでキャンプをするつもりなのでお昼近くの出発でも大丈夫だ。 -
鵜が岩の上から餌を狙っています。
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木津川水系に沿って下ります。
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今日の午前中は雨が降っていたので、午後の今になっても山肌には水蒸気の雲がまだ漂っています。
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道の駅「宇陀路室生」。
いつの間にか伊賀から奈良県に来てしまっています。
この道の駅は比較的新しいほうで、地元野菜販売の野菜市場も併設されています。
苔むす室生寺が近いということです。 -
道の駅わきを流れる木津川(ここらでは宇陀川というのかな?)。
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ここでランチです。
今年の新米で握ったおにぎりです。
削り節、塩昆布、たくあん、梅干しがはいっております。
見た目はどれも真っ黒なノリで巻かれているので、どれがどれなのかは分かりません。
このランチ、今晩の夕食、明日の朝飯用にと合計6個握ってきました。
野菜サラダも弁当箱2つ分あります。
目の前に広がる黄金色の稲田、サラサラと流れる清流。
空気はうまいし、にぎりはうまい! -
さて、この道の駅「宇陀路室生」をさかいに道は急こう配となるのです。
榛原の峠約350mを越えねばならないのです。
今回のサイクリングで一番キツイ坂道です。
この峠さえ超えれば、あとはスイスイのはずです。 -
道の駅にあった「おすすめハイキングコース」の看板。
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宇陀市観光MAP。
宇陀市周辺は以前からよく車で回ったことがある。
今回はサイクリング優先ですので寄り道はなしです。
これからのキツイ坂道に気合を入れて出発です。 -
渓谷きわの半トンネル雪洞の端っこを走ります。
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道は上ったり、下ったりの連続です。
室生寺すぐそばを通ります。 -
人専用の小さな橋が架かっていたりします。
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ひたすら国道165号線を上ったり、下ったりします。
自転車の走る側道は狭く危ない。
バックミラーが活躍してくれています。 -
ここは「木の国」です。
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近鉄大阪線の高架をくぐります。
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伊賀を出発してもう2時間くらいです。
まだ榛原(宇陀)の峠の最中です。
坂道の連続で汗だくです。
途中「緑の道標」という休憩所があったので、そこでちょっと休憩です。 -
この「緑の道標」って何なんでしょうネ?
国土交通省が作ってくれているのかな?
ならば、なかなかグッド・アイデアですな。
ここは「伊勢街道」。
または大和路とか宇陀路ともよばれています。 -
周辺の観光案内。
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奈良県全体の地図もありました。
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四苦八苦、汗だくになってやっと榛原の峠を越えて、あとはつるべ落としの国道を下って桜井市に入りました。
国道と並行して走る細い道路を進みます。
古い住宅街ですが、国道の狭い側道を走るよりずっと安全なので、好んでこんな古い街道を進みます。
これが本当の「大和路」だと思います。
奈良は古い。
昔の路は歩く人専用の道で、当然狭くて問題はなかった。
ヒト、荷車、馬、牛などが通る道だったのです。
現代はアスファルト舗装完備で自動車も通りますが、地元の人たちの車が主体で車の往来は少ない。
よって自転車にはありがたい街道です。 -
それに古い民家が並び、昔の風情がしのばれるのです。
所々にある神社、仏閣にはかような神木があり、これなんぞはとてもとても立派な大木・古木です。
まさに神木です。 -
時々古い街道、時々国道を走り、とうとう橿原にやってきました。
神武天皇を祀る「橿原神宮」のある橿原です。
大和三山の一つ、耳成山がこんもりと見えます。 -
さてここ橿原の交差点で国道24号線に入ります。
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これからはしばらく24号線をひたすら北上します。
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イチオシ
橿原、天理と奈良の古いエリアの古い街道を選んで走ります。
ワタクシは「大和路」を走っています。 -
今回のサイクリングの最終目的地は大和郡山市の友人宅なので、24号線で北上して西名阪高速道路の下をくぐってすぐに、国道25号線に入ります。
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これまで、伊賀⇒大和郡山に至るまでにアチコチで秋祭りを目撃しています。
連休の最中である今日日曜日は秋祭り日和なのでしょう。
ここ大和郡山でもお神輿が通り、交通規制までされていた。 -
イチオシ
こうして何度も秋祭りの神輿を見るにつれ、わが国ニッポンも「お祭りの多い国」だなあと改めて認識しています。
ネパールやバリ島では、毎日がなんらかのお祭りで人々は熱心に宗教儀式に参加している、との観光案内が思い出されるが、日本も同じようなものですなあ。
ま、日本の場合は1日か数日で祭りは終わってしまい、すぐに忙しい日常にもどるのですが、、、 -
イチオシ
大和路の街道沿いに灯る「御神灯」。
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日は西に沈み、奈良と三重を分ける山脈を夕焼けで焼いています。
ここはもう奈良県生駒郡の道の駅「大和路へぐり」です。 -
道の駅「大和路へぐり」。
この写真は翌日の朝にとったものです。
この道の駅は非常に新しく、たしか数年前にできたものと思います。
新しい道の駅の特徴は、駐車場と土産物売り場だけのようなものです。
もちろんトイレはあります。
つまり「商売っ気いっぱい、まるだし」の道の駅なんです。
当方は約10年前に車で東海、岐阜、信越、関東地方の道の駅をめぐり、車泊をしながら気ままな夫婦タビをしたことがある。
古い道の駅は本来の「地方国道をタビをする人たちのいこいの場所」という意味合いが多かった。
広く、公園も隣接したり、充実したインフォメーションもあり、中には温泉が隣接したりと商売っ気優先ではない「アソビ」が多分にあった。
それで多くのオートバイや自転車タビの若者たちもテントでキャンピングもできたりしていた。
新しい道の駅では、キャンピングなんて土台無理困難な様相なんです。
よって、最初はこの道の駅でテントを張ってキャンプをする予定だったけれど、全く「アソビ」のない場所なので、別にテントの張れる場所を探しに出たのでした。 -
道の駅の裏手に行けばひょっとしたらいい場所があるカモ?と思いウロウロしてみた。
生駒郡だから生駒の山きわには人目のつかない静かな場所があるに違いない、との読みで暗い中を回った。
小さな川沿いの道の下に小さな道があって、その川近くの道を走っていた。
まわりは住宅がバラバラあるところ。
その川近くの道が突然デッド・エンドとなり行き止まりとなった。
ドウドウと水が落ちる音がして、目の前は草が覆いまさにデッド・エンドだ。
右は川で雑草が生い茂る、左は住宅地の非常に高い石垣。
つまり三方が人目につかないのです。
川向うには人家がありますが結構距離はあり、今は夜でココは背の高い草で見えまい。
石垣は高すぎて住宅は見えない。
来た方面は真っ暗で川沿いの散歩道だが、橋を越して少し来たところのデッド・エンドで近所の住民も散歩にもくるまい。
暗いうちは人目に全くつかない場所なので、これ幸いにササッとテントを張り、あったかい吸い物をつくりササッおにぎり晩飯を食べた。 -
人目につかず、山の水が落ちるザーザーという水の音のみ。
ネパールの山奥の温泉村の宿は常に渓流の音がしていて、それを子守歌にして寝ていたので、水の音には免疫があるのが助かる。
ダラギリのふもとのシンハ温泉で2週間以上を過ごした経験がものを言っています。
シンハ温泉のブログ⇒http://4travel.jp/travelogue/10857141
なにはともあれ午後8時には水の音を友にご就寝しました。
本日の走行距離約75キロメートル。
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この旅行記へのコメント (1)
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- 熱帯魚さん 2016/10/13 19:36:56
- うわー!
- 今度はサイクリング&キャンプですか?
日本の秋が感じられてとてもいい感じです。
楽しそうですね!!
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