ブリュッセルを拠点に自転車ロードレースのエネコツアー（ENECO TOUR）の観戦と自転車ロードレースの名所を中心に観光した自由旅行です<br /><br />この旅行記は★の日になります。<br />9/22　1日目　ブリュッセル到着<br />9/23　2日目　マーストリヒト→シッタート→ファルケンブルグ<br />　　　　（ENECO TOUR第5ステージTTT観戦）<br />9/24　3日目　オーデナールデ<br />9/25　4日目　ヘラーズベルゲン（ENECO TOUR第7ステージ観戦）<br />★9/26　5日目　ユイ→リエージュ<br />9/27　6日目　帰国

ベルギー＆オランダ　自転車堪能の旅（レース観戦・サイクリング・激坂名所めぐり）★5日目（完）

10いいね！

2016/09/22 - 2016/09/27

49位(同エリア96件中)

#自転車

エリア

リエージュ(ベルギー)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 15万円 - 20万円

旅行の手配内容: 個別手配

帰国の日、ブリュッセル空港に向かう18時頃まで最後の観光です。
ベルギーで4月に行われるフレッシュ・ワロンヌという自転車レースの難所である坂（Mur de Huy）を見にユイに行くことにしました。

写真はラッシュ時の発車案内板です。次々と更新されていました。遅れ表示が出てなくても遅れている電車もあり、1～2分は許容範囲な感じがしました。
ユイに到着しました。ブリュッセル中央駅から直通で1時間36分です。ブリュッセル市内ぐらいまでは通勤客などで多少の混雑はありましたが、わりと空いていました。
駅から中心街に向けて10分ほど歩くとマース川が見えてきます。奥に見えるのはティアンジュ原発です。
ノートル＝ダム教会と要塞。教会は近くまで行きましたが入れず、要塞は登れるかどうか分からなかったので目的地に進みます。
橋（Pont Roi Baudouin）からの眺め。
フレッシュ・ワロンヌのコースでは選手は国道の方からユイの坂に入りますが、私たちは近道のRue Vankeerberghenを通っていきました。
かなり勾配があり、しかも走りづらそうな石畳だったのでここもコースにすればいいのにと思いながら歩いていました。
国道に突き当たり、登り口のすぐ手前まで来ました。
選手が走ってくる国道です。けっこう登ってから坂に入るのできついと思います。
Huyのペイントがここから始まっていました。登り口のようです。
選手の応援跡がここにも残っていました。
コーナーのところに記念碑がありました。2015年に亡くなられたクロード・クリケリオンというベルギーの有名な選手に対してのようです。
見晴らしが良くなってきました。
この斜度にこのコーナーなのでかなりきついです。
三角屋根の白い小屋のようなものはユイの坂に点々としていました。宗教的なものにみえました。ネットで調べたらSix Chapellesと名がついていました。フランス語で詳しく調べられませんでしたが、なにか地域遺産的なものになっていると勝手に理解しました。
ベルギーに到着してから数々の坂を登りましたが、これまでの疲れが溜まっていることもあってここはかなりきつかったです。
教会が見えてきました。ゴールな雰囲気です。しかし……事前にフレッシュ・ワロンヌを見たときに、「ゴール前にはHuyのロゴは2列になる」ということを確認してそれを目標に歩いていたので、確信がもてませんでした。
フレッシュ・ワロンヌのゴールした瞬間の写真を見ると、ここら辺がフィニッシュラインぽいです。ロゴもここで終了しました。
教会のちょっと先にこの看板が立てられていました。
2015年ツール・ド・フランスの第3ステージのゴールになった記念のようです。
頂上にあった教会の内部。
朝渡った橋のたもと付近にあったショッピングセンター。
大型スーパーがあったので買い物をしました。
これはフライドポテトの冷凍ケース。反対側は違いますが、手前と奥とはフライドポテトです。あまりの種類の多さに驚きました。

この後はリエージュに移動。ユイの観光は坂のみです（笑）。
12時過ぎにリエージュ・パレ駅に移動してきました。ユイからは30分ほどです。
これは駅前にあるプリンス・エベック宮殿。ささっと通り過ぎて目的地に向かいます。リエージュに寄った目的は大階段とベルギーの秘宝を見ることです。
モンタニュ・ビューラン（Montagne de Bueren）に着きました。373段あります。
リエージュ・パレ駅からは歩いて10分弱ぐらいのところです。
ユイの坂で既に足が棒だったのでここで止めました。
次に500 mぐらい行った先の聖バルテルミー教会に行きました。
入るのに2ユーロ払います。洗礼盤についての日本語書きの説明を渡してくれました。最初に英語でビデオを見ました。大修復の様子が映っていたのですが、それほど古そうな映像ではなかったので最近きれいになったようです。
聖バルテルミーの洗礼盤。ベルギーの7大秘宝のひとつだそうです。
教会の内部。見物客は私たちを含めて7名ぐらいでした。
16時半前にブリュッセルに戻り、最後にまたグラン・プラスと小便小僧を見た後、ホテルのすぐ近くにあるサンドイッチ屋のTonton Garbyへ。
海外系の口コミサイトでおそろしく評判が良く、大変期待していきました。
店長さんは話し好きなうえに仕事がばか丁寧なので、注文から商品ができるまでにはとても時間がかかります。私たちの前には2人、チーズだけの注文の1人でしたが、たっぷり30分はかかりました。味は間違いないので、時間的余裕がある人には超おすすめです。
帰国便は21時10分発。ブリュッセル空港には18時前に着きました。
地下鉄を降りてから空港に入るまでの間にセキュリティがありました。
それほど混雑はしていませんでした。

この後、順調に帰国。以上で駆け足だったこの旅も終了です。
今回、マイナーどころばかりの観光でしたが、自転車ロードレースファンにはおなじみの都市ばかりです。この旅行記がいつか誰かの役に立つことがあれば幸いです。