アヌラダプーラ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
アヌラーダプラはかつてスリランカの首都となっていた古都で反映を極めていた。 <br /><br />ところが外からの侵略により奪われてしまい、一時は荒廃してしまったという悲しい歴史がある。 現在は再び活気を取り戻した街で、過去の歴史を遺跡としてみることができる。 <br /><br />そんな遺跡は街のいたるところに点在し、ガイド本ではタクシーをチャーターして巡るのをお勧めしている。 しかし、タクシーでサクッと廻ってしまったら本当の遺跡の良さを味わうことができない。 だったら、自転車で・自分の足で巡ってみようと思う。 <br /><br />ただし、スリランカはこの時期が一番暑い時期だ。 <br /><br />果たして広いアヌラーダプラの街を死ぬことなく無事に廻ることができるのかっ?! <br /><br /><br />本家ホームページ(←心機一転 リニューアル中!!)<br />http://hornets.homeunix.org/<br /><br /><br />ここまでとこれからのスリランカ旅<br /><br />Day1 上海最大の観光スポット「豫園」は本当に必見ポイントなのか?!<br />http://4travel.jp/travelogue/11162633<br /><br />Day2・3 スリランカの洗礼? 90ルピーを8000ルピーといきなりふっかけられる?!<br />http://4travel.jp/travelogue/11167373/<br /><br />Day4 せっかくシギリヤロックにまで行ったのに”あの”写真が撮れないなんて~!<br />http://4travel.jp/travelogue/11172560/<br /><br />Day5 アヌラータプラで灼熱の地面を裸足で歩く現地人。彼らは熱くないのかっ?!<br />http://4travel.jp/travelogue/11177072/<br /><br />Day6 自転車で全制覇できるのかっ?!ポロンナルワの遺跡群!<br />http://4travel.jp/travelogue/11181517/<br /><br />Day7 キャンディーの神聖な寺に侵入して揉みクシャになる?!<br />http://4travel.jp/travelogue/11185975/<br /><br />Day8・9 コロンボは本当につまらない首都?確かめてみよう!<br />http://4travel.jp/travelogue/11190131/<br />

おじさんぽ 〜スリランカにいったい何があるというんですか?の旅〜 Day5 アヌラータプラで灼熱の地面を裸足で歩く現地人。彼らは熱くないのかっ?!

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2016/04/27 - 2016/05/06

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hornets.homeunix.org

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アヌラーダプラはかつてスリランカの首都となっていた古都で反映を極めていた。

ところが外からの侵略により奪われてしまい、一時は荒廃してしまったという悲しい歴史がある。 現在は再び活気を取り戻した街で、過去の歴史を遺跡としてみることができる。

そんな遺跡は街のいたるところに点在し、ガイド本ではタクシーをチャーターして巡るのをお勧めしている。 しかし、タクシーでサクッと廻ってしまったら本当の遺跡の良さを味わうことができない。 だったら、自転車で・自分の足で巡ってみようと思う。

ただし、スリランカはこの時期が一番暑い時期だ。

果たして広いアヌラーダプラの街を死ぬことなく無事に廻ることができるのかっ?!


本家ホームページ(←心機一転 リニューアル中!!)
http://hornets.homeunix.org/


ここまでとこれからのスリランカ旅

Day1 上海最大の観光スポット「豫園」は本当に必見ポイントなのか?!
http://4travel.jp/travelogue/11162633

Day2・3 スリランカの洗礼? 90ルピーを8000ルピーといきなりふっかけられる?!
http://4travel.jp/travelogue/11167373/

Day4 せっかくシギリヤロックにまで行ったのに”あの”写真が撮れないなんて~!
http://4travel.jp/travelogue/11172560/

Day5 アヌラータプラで灼熱の地面を裸足で歩く現地人。彼らは熱くないのかっ?!
http://4travel.jp/travelogue/11177072/

Day6 自転車で全制覇できるのかっ?!ポロンナルワの遺跡群!
http://4travel.jp/travelogue/11181517/

Day7 キャンディーの神聖な寺に侵入して揉みクシャになる?!
http://4travel.jp/travelogue/11185975/

Day8・9 コロンボは本当につまらない首都?確かめてみよう!
http://4travel.jp/travelogue/11190131/

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
3.5
グルメ
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス 自転車 徒歩 飛行機
旅行の手配内容
個別手配

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  • <br />シギリヤ観光を終えて、すでにスリランカ観光は達成してしまった感は否めないが、まだまだ見るべきところはある。 今日は今いるダンブッラから古都「アヌラーダプラ」に向かう。 <br /><br />アヌラーダブラ行きのバスは、昨日シギリヤ行きのバスを乗ったバスターミナルではなく、バスターミナルと道路を挟んで反対側でかつ北側に少し行った時計台の先にあるバス停から乗る。 このバス停を利用する人は多いみたいで、バス停周りにはいつも人が沢山いて、迷うことはなさそうだ。


    シギリヤ観光を終えて、すでにスリランカ観光は達成してしまった感は否めないが、まだまだ見るべきところはある。 今日は今いるダンブッラから古都「アヌラーダプラ」に向かう。

    アヌラーダブラ行きのバスは、昨日シギリヤ行きのバスを乗ったバスターミナルではなく、バスターミナルと道路を挟んで反対側でかつ北側に少し行った時計台の先にあるバス停から乗る。 このバス停を利用する人は多いみたいで、バス停周りにはいつも人が沢山いて、迷うことはなさそうだ。

  • ダンブッラからアヌラーダブラまではバスで1~2時間といったところ。 <br />

    ダンブッラからアヌラーダブラまではバスで1~2時間といったところ。

  • 「1時間と2時間じゃあえらい違いぢゃないかっ!」と思われるかもしれないが、バスは交通事情はもちろんだが、運転手の性格によっても到着時間に結構差がある。 自分が今回乗ったバスの運転手は結構とばす人で、道路が空いていたこともあり、ガンガンとばしてくれたおかげで1時間ぐらいで着いた。 <br /><br />さて、スリランカのローカルバスの車内はこんな感じ。 ただ単にボロボロのバスって場合も多いが、運転手や車掌の趣味でバスの内部まで派手派手な場合もある。 シートの配列は左側2人掛け、右側3人掛けというギッチギチ仕様。 客が少ない時はいいのだが、座りきれないぐらい乗る時もしょっちゅうあるので、特に3人掛けの方に座ってしまうとキツイ。 日本のバスだって2人掛けが左右にあるぐらいなのに、さらに1人追加なので、右側の3人掛けのシートは一応3人掛けにはなっているものの、実質上3人乗るのば3人とも体を細めて乗らないと乗れない感じ。 というわけで、オススメは左側2人掛けの窓側だ。 <br /><br />そんな狭い車内なので、大きなバックパックなんかを持ったまま座席に座るのは厳しいし、他の人にも迷惑がかかる。 大きな荷物は運転手の左側のところ(下写真参照)に置くことができて、別に荷物料金なんかも取られないので心配は無用。 前側の入り口から乗ったら、いきなり荷物をそこに置いて後ろの方の座席に乗ってOK。 「盗まれない?」と心配になるが、意外と大丈夫。 車掌が見てるし、運転手も見ている。 だいたい誰の荷物か?ってのも覚えてくれているし、そもそもスリランカでは人の物を盗もうとする人は少なめだ。 <br /><br />ちなみにこの荷物置き場のすぐ下はバスのエンジン。 熱とかで荷物がやられてしまわないか?が心配だったが、自分の時はとりあえず大丈夫だった。 <br />

    「1時間と2時間じゃあえらい違いぢゃないかっ!」と思われるかもしれないが、バスは交通事情はもちろんだが、運転手の性格によっても到着時間に結構差がある。 自分が今回乗ったバスの運転手は結構とばす人で、道路が空いていたこともあり、ガンガンとばしてくれたおかげで1時間ぐらいで着いた。

    さて、スリランカのローカルバスの車内はこんな感じ。 ただ単にボロボロのバスって場合も多いが、運転手や車掌の趣味でバスの内部まで派手派手な場合もある。 シートの配列は左側2人掛け、右側3人掛けというギッチギチ仕様。 客が少ない時はいいのだが、座りきれないぐらい乗る時もしょっちゅうあるので、特に3人掛けの方に座ってしまうとキツイ。 日本のバスだって2人掛けが左右にあるぐらいなのに、さらに1人追加なので、右側の3人掛けのシートは一応3人掛けにはなっているものの、実質上3人乗るのば3人とも体を細めて乗らないと乗れない感じ。 というわけで、オススメは左側2人掛けの窓側だ。

    そんな狭い車内なので、大きなバックパックなんかを持ったまま座席に座るのは厳しいし、他の人にも迷惑がかかる。 大きな荷物は運転手の左側のところ(下写真参照)に置くことができて、別に荷物料金なんかも取られないので心配は無用。 前側の入り口から乗ったら、いきなり荷物をそこに置いて後ろの方の座席に乗ってOK。 「盗まれない?」と心配になるが、意外と大丈夫。 車掌が見てるし、運転手も見ている。 だいたい誰の荷物か?ってのも覚えてくれているし、そもそもスリランカでは人の物を盗もうとする人は少なめだ。

    ちなみにこの荷物置き場のすぐ下はバスのエンジン。 熱とかで荷物がやられてしまわないか?が心配だったが、自分の時はとりあえず大丈夫だった。

  • ダンブッラからのバスはこんな感じでアヌラーダプラ市街に入ってくる。 自分は確保していた宿の位置の関係で「ニューバスターミナル」で降りたが、バスはこのままUターンする感じでオールドバスターミナルまで行って終点。 <br />

    ダンブッラからのバスはこんな感じでアヌラーダプラ市街に入ってくる。 自分は確保していた宿の位置の関係で「ニューバスターミナル」で降りたが、バスはこのままUターンする感じでオールドバスターミナルまで行って終点。

  • というわけで、ニューバスターミナルに到着。 <br /><br />ニューバスターミナルは駅の近くにあることもあってか?結構な賑わい。 自分が到着した時には通勤・通学の時間帯だったのか、周辺にも人が大勢いた。 バスターミナルはそれほど大きくはなく、地面もコンクリートで舗装されていて、キオスク的な店も何件かある感じ。 規模的にはダンブッラのバスターミナルとそれほど変わらず、クルネーガラのバスターミナルほどカオスな感じはない。 <br />

    というわけで、ニューバスターミナルに到着。

    ニューバスターミナルは駅の近くにあることもあってか?結構な賑わい。 自分が到着した時には通勤・通学の時間帯だったのか、周辺にも人が大勢いた。 バスターミナルはそれほど大きくはなく、地面もコンクリートで舗装されていて、キオスク的な店も何件かある感じ。 規模的にはダンブッラのバスターミナルとそれほど変わらず、クルネーガラのバスターミナルほどカオスな感じはない。

  • とりあえずバックパックを預かってもらうために宿へ向かう。 バスターミナル前の路地的な所を通ったら、市場の開店準備の真っ最中だった。 この後夕方にこの辺に来てみたら、ちょうど撤収の真っ最中だったので、日中ずっとここで催されているんだと思われる。 用意しているものを覗いたら、食料品とかではなく、衣料品や雑貨などが中心だった。 <br />

    とりあえずバックパックを預かってもらうために宿へ向かう。 バスターミナル前の路地的な所を通ったら、市場の開店準備の真っ最中だった。 この後夕方にこの辺に来てみたら、ちょうど撤収の真っ最中だったので、日中ずっとここで催されているんだと思われる。 用意しているものを覗いたら、食料品とかではなく、衣料品や雑貨などが中心だった。

  • アヌラーダプラは大昔に計画的都市として作られて発展した街。 一時は荒廃してしまったが、現在は活気を取り戻している街だ。 しかもこの街はスリランカにおける仏教の聖地でもあって、仏教に関する遺跡や施設などが町じゅうに点在している。 <br /><br />そんな街を観光するために、宿で自転車を借りて回ることにする。 レンタサイクルを用意している宿は結構多いみたい。 ガイド本でも自転車で回ることをオススメしているが、遺跡を全部見ようとすると結構広範囲にあるので、体力がある時でないとキツイかもしれない。 体力に自信がなければ、スリーウィラーなんかをチャーターした方がいい。 <br /><br />というわけで、自転車でまず「考古学博物館」に向かう。 アヌラーダプラを回るには一応チケットが必要。 考古学博物館でチケットが買える。 <br />

    アヌラーダプラは大昔に計画的都市として作られて発展した街。 一時は荒廃してしまったが、現在は活気を取り戻している街だ。 しかもこの街はスリランカにおける仏教の聖地でもあって、仏教に関する遺跡や施設などが町じゅうに点在している。

    そんな街を観光するために、宿で自転車を借りて回ることにする。 レンタサイクルを用意している宿は結構多いみたい。 ガイド本でも自転車で回ることをオススメしているが、遺跡を全部見ようとすると結構広範囲にあるので、体力がある時でないとキツイかもしれない。 体力に自信がなければ、スリーウィラーなんかをチャーターした方がいい。

    というわけで、自転車でまず「考古学博物館」に向かう。 アヌラーダプラを回るには一応チケットが必要。 考古学博物館でチケットが買える。

  • Googleストビューから拝借しているのだが、考古学博物館にあるチケットオフィスはこんな感じ。 中央に見える小さな建物でチケットを買える。 <br /><br />チケットは25ドル固定で、為替によってルピーの値段が変動するタイプ。 ドル払いもOKだがお釣りはルピーでもくれないので、ドルがきっちり無い場合はルピーで払ったほうがいい。 しかも自分が行った時にはこのチケットオフィスのおばちゃんがすごくやる気が無く、お釣りをちょろまかそうとする。 そんなことが無いように、お釣りについては強く主張することが必要。 <br />

    Googleストビューから拝借しているのだが、考古学博物館にあるチケットオフィスはこんな感じ。 中央に見える小さな建物でチケットを買える。

    チケットは25ドル固定で、為替によってルピーの値段が変動するタイプ。 ドル払いもOKだがお釣りはルピーでもくれないので、ドルがきっちり無い場合はルピーで払ったほうがいい。 しかも自分が行った時にはこのチケットオフィスのおばちゃんがすごくやる気が無く、お釣りをちょろまかそうとする。 そんなことが無いように、お釣りについては強く主張することが必要。

  • ということで無事チケットを購入したら、チケットオフィスの近くにある「ルワンウェリ・サーヤ・ダーガバ」へ向かう。 いきなりアヌラーダプラ観光のメインに行ってしまう。 <br />

    ということで無事チケットを購入したら、チケットオフィスの近くにある「ルワンウェリ・サーヤ・ダーガバ」へ向かう。 いきなりアヌラーダプラ観光のメインに行ってしまう。

  • ルワンウェリ・サーヤ・ダーガバは仏教聖地ということもあってか、かなりの賑わい。 地元の人たちで賑わっていた場所としては、この旅で一番の場所だったんではないだろうか? <br /><br />参道の入り口から靴を脱いで裸足にならなければならない。 参道の先には白い大きなダーガバが見えてくる。 <br /><br />ダーガバーをぐるっと囲む壁には下写真のように象の頭がずらっと並んでいるのだが、ちょっと気味が悪い。 <br />

    ルワンウェリ・サーヤ・ダーガバは仏教聖地ということもあってか、かなりの賑わい。 地元の人たちで賑わっていた場所としては、この旅で一番の場所だったんではないだろうか?

    参道の入り口から靴を脱いで裸足にならなければならない。 参道の先には白い大きなダーガバが見えてくる。

    ダーガバーをぐるっと囲む壁には下写真のように象の頭がずらっと並んでいるのだが、ちょっと気味が悪い。

  • ダーガバはこんな感じで真っ白。 それだけで厳かな感じもする立派なダーガバだ。 <br /><br />高さは55mあるそうなのだが、完成当初はこの倍の高さがあったそうだ。 今見ただけでもかなり立派なのに、この倍の高さがあったとなると、実際に見たらどんな感じなんだろう? <br /><br />

    ダーガバはこんな感じで真っ白。 それだけで厳かな感じもする立派なダーガバだ。

    高さは55mあるそうなのだが、完成当初はこの倍の高さがあったそうだ。 今見ただけでもかなり立派なのに、この倍の高さがあったとなると、実際に見たらどんな感じなんだろう?

  • 参道からまっすぐ突き当たった正面の場所ではたくさんの人がお祈りをしている。 <br /><br />ちなみに、ここに来る地元の人たちは、それなりの信仰心で来ているので、大体の人はお参りに来る時の正装である白の服を着ている。 自分は旅の衣料の関係で全身黒の服しか無く、若干申し訳ない気持ちになってしまった。 まあ、観光客丸出しの格好なので、現地の人も特に気にしてはいない感じだったが・・・。 <br />

    参道からまっすぐ突き当たった正面の場所ではたくさんの人がお祈りをしている。

    ちなみに、ここに来る地元の人たちは、それなりの信仰心で来ているので、大体の人はお参りに来る時の正装である白の服を着ている。 自分は旅の衣料の関係で全身黒の服しか無く、若干申し訳ない気持ちになってしまった。 まあ、観光客丸出しの格好なので、現地の人も特に気にしてはいない感じだったが・・・。

  • 敷地内にはこんな感じのガラスで囲まれて立つ石像もいくつかあった。 <br /><br />これは、このダーガバーを建てた「ドゥッタガーマニー」王の像(かもしれない)。 <br />

    敷地内にはこんな感じのガラスで囲まれて立つ石像もいくつかあった。

    これは、このダーガバーを建てた「ドゥッタガーマニー」王の像(かもしれない)。

  • 正面からちょうど反対側に位置する場所には、お釈迦様の像が置かれた小部屋もあって、たくさんの人がお祈りをしていた。 <br />

    正面からちょうど反対側に位置する場所には、お釈迦様の像が置かれた小部屋もあって、たくさんの人がお祈りをしていた。

  • 日中はすごく暑いスリランカ。 自分が行った時間帯は、参道側に日が当たる状態で、この写真はそのちょうど反対側の写真。 <br /><br />暑いのは自分だけではなく、この暑さは現地の人にとっても辛いようで、こんな感じでちょうどダーガバで日陰となるこちらの場所には、たくさんの人が暑さを避けてのんびりしていた。 <br /><br />地元の人にとって、このようなターガバにお参りすることは、徳を積む上で重要な行為なんだということは容易に予想される。 しかしながら、みんながみんな熱心な信者というわけではなく、日常生活の行為の一部としてお参りに来ている感覚の人も多いんだと思う。 そうなると、この暑さを避けつつのんびりとくつろいだりする憩いの時間として過ごす人たちも多いんぢゃないか?というのが見てとれた。 <br />

    日中はすごく暑いスリランカ。 自分が行った時間帯は、参道側に日が当たる状態で、この写真はそのちょうど反対側の写真。

    暑いのは自分だけではなく、この暑さは現地の人にとっても辛いようで、こんな感じでちょうどダーガバで日陰となるこちらの場所には、たくさんの人が暑さを避けてのんびりしていた。

    地元の人にとって、このようなターガバにお参りすることは、徳を積む上で重要な行為なんだということは容易に予想される。 しかしながら、みんながみんな熱心な信者というわけではなく、日常生活の行為の一部としてお参りに来ている感覚の人も多いんだと思う。 そうなると、この暑さを避けつつのんびりとくつろいだりする憩いの時間として過ごす人たちも多いんぢゃないか?というのが見てとれた。

  • こんな感じで四方に祭壇が置かれていて、お花などのお供え物が置かれている。 とはいえ、やはり正面の祭壇にはたくさんの人がお参りしているが、その他の祭壇には人がまばら。 <br /><br />

    こんな感じで四方に祭壇が置かれていて、お花などのお供え物が置かれている。 とはいえ、やはり正面の祭壇にはたくさんの人がお参りしているが、その他の祭壇には人がまばら。

  • ルワンウェリ・サーヤ・ダーガバの次には、この北側の少し行ったところにある「トゥーパーラーマ・ダーガバ」に行ってみることに。 自転車で2~3分の距離。 <br />

    ルワンウェリ・サーヤ・ダーガバの次には、この北側の少し行ったところにある「トゥーパーラーマ・ダーガバ」に行ってみることに。 自転車で2~3分の距離。

  • トゥーパーラーマ・ダーガバもルワンウェリ・サーヤ・ダーガバほどではないが、それなりに賑わっている。 <br /><br />ここも参道から裸足になる必要があって、裸足で歩かなければならない距離がそこそこあるので、ジャリジャリの地面で足の裏が若干痛くなってくる。 <br />

    トゥーパーラーマ・ダーガバもルワンウェリ・サーヤ・ダーガバほどではないが、それなりに賑わっている。

    ここも参道から裸足になる必要があって、裸足で歩かなければならない距離がそこそこあるので、ジャリジャリの地面で足の裏が若干痛くなってくる。

  • このダーガバにはブッダの右鎖骨が祀られていると言われている。 <br /><br />こちらのダーガバも白が美しダーガバ。 ダーガバの周りにはたくさんの柱が立っているのだが、これはダーガバに屋根を取り付けるために建てられた柱らしいのだが、現在屋根は無く、柱も倒れそうなものもあって写真を撮るには少し邪魔な感じもある。 <br />

    このダーガバにはブッダの右鎖骨が祀られていると言われている。

    こちらのダーガバも白が美しダーガバ。 ダーガバの周りにはたくさんの柱が立っているのだが、これはダーガバに屋根を取り付けるために建てられた柱らしいのだが、現在屋根は無く、柱も倒れそうなものもあって写真を撮るには少し邪魔な感じもある。

  • さて、ここからは少し自転車を走らせなければならない。 <br /><br />トゥーパーラーマ・ダーガバの北側には見どころが多く点在する。 そういえば、チケットオフィスで買ったチケットは今のところ1度も誰かに見せていないが、いつ見せるんだろう? 別に買わなくても良かったんぢゃない?と思っていたが、この北側エリアに通じる道の途中に検札ブースがあって、そこに係員が何人かいる。 このエリアに通じる道は数本あるが、どの道にも検札ポイントがあるので、結局のところ、ちゃんとチケットを買っておかないと、このエリアには入れないということになる。 <br /><br />そんなこんなで、検札ポイントのすぐ先にある「ランカラマ・ダーガバ」へ行く。 <br />

    さて、ここからは少し自転車を走らせなければならない。

    トゥーパーラーマ・ダーガバの北側には見どころが多く点在する。 そういえば、チケットオフィスで買ったチケットは今のところ1度も誰かに見せていないが、いつ見せるんだろう? 別に買わなくても良かったんぢゃない?と思っていたが、この北側エリアに通じる道の途中に検札ブースがあって、そこに係員が何人かいる。 このエリアに通じる道は数本あるが、どの道にも検札ポイントがあるので、結局のところ、ちゃんとチケットを買っておかないと、このエリアには入れないということになる。

    そんなこんなで、検札ポイントのすぐ先にある「ランカラマ・ダーガバ」へ行く。

  • アヌラーダプラは世界遺産に登録されている。 んで「世界遺産推し」なのかと思ったら、ここが世界遺産かどうか?が不安になるほど、世界遺産をアピールしているところが無く、唯一、検札ポイントのちょっと手前、しかも道端にこんな石標が建っているぐらいだった。 普通、有名な観光ポイントの入り口とかに「ど~ん!」と建てたりするでしょ~。 <br />

    アヌラーダプラは世界遺産に登録されている。 んで「世界遺産推し」なのかと思ったら、ここが世界遺産かどうか?が不安になるほど、世界遺産をアピールしているところが無く、唯一、検札ポイントのちょっと手前、しかも道端にこんな石標が建っているぐらいだった。 普通、有名な観光ポイントの入り口とかに「ど~ん!」と建てたりするでしょ~。

  • ランカラマ・ダーガバも結構立派なダーガバ。 しかしながら人全然おらず。 「何でこうも違う?」ってぐらいがら~んとしていた。 <br /><br />ここももちろん裸足で入らなければいけないので、ダーガバのかなり手前の砂エリアから裸足になって歩いていたら、どうやら裸足になるのは階段からでいいみたい。 現地の人は裸足で歩くことに慣れているので、どこでも裸足の感があるが自分は裸足で歩くことに慣れていないので、歩けば歩くほど足の裏が痛くなってくる。 なので、なるべく裸足で歩く距離を少なくしたいのだが、ここで大幅にロスした。 <br />

    ランカラマ・ダーガバも結構立派なダーガバ。 しかしながら人全然おらず。 「何でこうも違う?」ってぐらいがら~んとしていた。

    ここももちろん裸足で入らなければいけないので、ダーガバのかなり手前の砂エリアから裸足になって歩いていたら、どうやら裸足になるのは階段からでいいみたい。 現地の人は裸足で歩くことに慣れているので、どこでも裸足の感があるが自分は裸足で歩くことに慣れていないので、歩けば歩くほど足の裏が痛くなってくる。 なので、なるべく裸足で歩く距離を少なくしたいのだが、ここで大幅にロスした。

  • ランカラマ・ダーガバから続いて向かうのは「象の池」 <br /><br />しかし、この象の池に行くのにかなり迷う。 そもそもガイド本やiPhoneの地図アプリの示す場所がまちまちで、どの道から行ったらアクセスできるのか?が全然わからんのだ。 結果的に公園みたいな場所から入って、彷徨(さまよ)っていると現地の人がいて、彼に場所を聞いたら「俺についてきなよ」って連れてってくれた。 なんて優しいんだ、スリランカ人は。 <br />

    ランカラマ・ダーガバから続いて向かうのは「象の池」

    しかし、この象の池に行くのにかなり迷う。 そもそもガイド本やiPhoneの地図アプリの示す場所がまちまちで、どの道から行ったらアクセスできるのか?が全然わからんのだ。 結果的に公園みたいな場所から入って、彷徨(さまよ)っていると現地の人がいて、彼に場所を聞いたら「俺についてきなよ」って連れてってくれた。 なんて優しいんだ、スリランカ人は。

  • 象の池はかなり大きな池。 緑色の水で入るのにはかなりためらう感じの池だったが、本来の目的は沐浴場らしい。 象のように大きいので「象の池」と呼ばれている。 ちなみに道に迷いまくって、そこら辺の現地人に聞く時も「Elephant Pond」と言えばわかってくれるので、現地でも「象の池」で通っているみたい。 <br />

    象の池はかなり大きな池。 緑色の水で入るのにはかなりためらう感じの池だったが、本来の目的は沐浴場らしい。 象のように大きいので「象の池」と呼ばれている。 ちなみに道に迷いまくって、そこら辺の現地人に聞く時も「Elephant Pond」と言えばわかってくれるので、現地でも「象の池」で通っているみたい。

  • 象の池からさらに北へ進み、次に向かうのが「マハーセナ・パレスのムーンストーン」 <br /><br />ここら辺には遺跡群が集中していて、観光客も多く、観光バスが停まっていたりする。 <br />

    象の池からさらに北へ進み、次に向かうのが「マハーセナ・パレスのムーンストーン」

    ここら辺には遺跡群が集中していて、観光客も多く、観光バスが停まっていたりする。

  • マハーセナ・パレスのムーンストーンの場所に来ると係員がいて、チケットのチェックがあった。 <br /><br />そんな感じで敷地内をズンズン進んでいく。 <br /><br />

    マハーセナ・パレスのムーンストーンの場所に来ると係員がいて、チケットのチェックがあった。

    そんな感じで敷地内をズンズン進んでいく。

  • すると、ちょっとした人だかりのようなものが見えてくる。 どうやら現地の学生っぽい人たちで「課外学習」的なもののようだ。 <br />

    すると、ちょっとした人だかりのようなものが見えてくる。 どうやら現地の学生っぽい人たちで「課外学習」的なもののようだ。

  • んで、彼らが取り囲んで見ていたものが、この場所のメインの観光スポット「ムーンストーン」。 <br /><br />ムーンストーンとはスリランカの寺院建築の特色で、敷地内の入り口となる階段の一番下の地面に埋め込まれる半円形の石みたいなもの。 神聖な場所に入る前に身を清める意味合いがあるそうで、どこの寺院遺跡には見られる。 日本で言えば、立派な日本建築の古い家や城に「シャチホコ」や「鬼瓦」を設置したりするようなもの(なんだと勝手に理解)。 <br /><br />マハーセナ・パレスのムーンストーンはスリランカで最も美しいと言われているムーンストーンらしい。 <br />

    んで、彼らが取り囲んで見ていたものが、この場所のメインの観光スポット「ムーンストーン」。

    ムーンストーンとはスリランカの寺院建築の特色で、敷地内の入り口となる階段の一番下の地面に埋め込まれる半円形の石みたいなもの。 神聖な場所に入る前に身を清める意味合いがあるそうで、どこの寺院遺跡には見られる。 日本で言えば、立派な日本建築の古い家や城に「シャチホコ」や「鬼瓦」を設置したりするようなもの(なんだと勝手に理解)。

    マハーセナ・パレスのムーンストーンはスリランカで最も美しいと言われているムーンストーンらしい。

  • 寺院に設置されていることもあって、仏教的な観点の彫刻が施されている。 このムーンストーンには「誕生」「老齢」「病気」そして「死」を表す「人間の避けられないこと」を動物に例えて表されている。 これはブッダが考えた「輪廻」の考えに沿っていて、仏教の基本概念に従っていると考えられる。 <br />

    寺院に設置されていることもあって、仏教的な観点の彫刻が施されている。 このムーンストーンには「誕生」「老齢」「病気」そして「死」を表す「人間の避けられないこと」を動物に例えて表されている。 これはブッダが考えた「輪廻」の考えに沿っていて、仏教の基本概念に従っていると考えられる。

  • ここはこのムーンストーンがあまりも有名になっちゃったもんだから、観光客のお目当てはこのムーンストーンで、それ以外にも「遺跡」的な跡がそれなりにあるのだが、その辺をじっくり見ようという人は全然おらず。 <br />

    ここはこのムーンストーンがあまりも有名になっちゃったもんだから、観光客のお目当てはこのムーンストーンで、それ以外にも「遺跡」的な跡がそれなりにあるのだが、その辺をじっくり見ようという人は全然おらず。

  • マハーセナ・パレスのムーンストーンの斜め向かいにはラトゥナ・プラサーダという宮殿跡がある。 <br />

    マハーセナ・パレスのムーンストーンの斜め向かいにはラトゥナ・プラサーダという宮殿跡がある。

  • ラトゥナ・プラサーダはだだっ広い土地の中央にちょとした舞台のような一段高い場所があるだけで、ガイド本がなければ『なんだ?こりゃ』と言ってしまいそうな場所。 <br /><br />んで、ここが有名なのが、先ほどのムーンストーンのように入り口の階段脇に設置されている「ガードストーン」と呼ばれるものがスリランカ随一の美しさと賞賛されていること。 貴重なもので、保存のために鉄の柵で囲まれているが、確かにその彫刻は美しく精巧にできている。<br />

    ラトゥナ・プラサーダはだだっ広い土地の中央にちょとした舞台のような一段高い場所があるだけで、ガイド本がなければ『なんだ?こりゃ』と言ってしまいそうな場所。

    んで、ここが有名なのが、先ほどのムーンストーンのように入り口の階段脇に設置されている「ガードストーン」と呼ばれるものがスリランカ随一の美しさと賞賛されていること。 貴重なもので、保存のために鉄の柵で囲まれているが、確かにその彫刻は美しく精巧にできている。

  • ラトゥナ・プラサーダから続いて向かうのは「アバヤギリ・ダーガバ」。 自転車でほんの1~2分の距離にある。 <br /><br />

    ラトゥナ・プラサーダから続いて向かうのは「アバヤギリ・ダーガバ」。 自転車でほんの1~2分の距離にある。

  • アバヤギリ・ダーガバに向かう途中の場所にiPhoneの地図アプリ上で「second samadhi buddha statue」と記されているところがあったので、ちょっと見てみる。 <br /><br />すると道路沿いにこんな感じでポツンとほっとかれたように一体の仏様の石像が鎮座していた。 しかしながら、他の石仏とは扱いが違って、一応「仕方なし」程度にプレハブの屋根が設置されているだけ。 あまり整備されていない感じでちょっとかわいそうな感じもあった。 <br />

    アバヤギリ・ダーガバに向かう途中の場所にiPhoneの地図アプリ上で「second samadhi buddha statue」と記されているところがあったので、ちょっと見てみる。

    すると道路沿いにこんな感じでポツンとほっとかれたように一体の仏様の石像が鎮座していた。 しかしながら、他の石仏とは扱いが違って、一応「仕方なし」程度にプレハブの屋根が設置されているだけ。 あまり整備されていない感じでちょっとかわいそうな感じもあった。

  • そんな「second samadhi buddha statue」を横目に見つつ、アバヤギリ・ダーガバに到着。 <br /><br />アバヤギリ・ダーガバはかなり大きなダーガバ。 そしてかなりの賑わいのあるダーガバで、先ほどの「second samadhi buddha statue」がさらにかわいそうに思えてくるほどの違いだった。 <br /><br />それもそのはず、このダーガバはかつてはスリランカの大乗仏教の総本山でもあった場所だそうだ。 <br /><br />「あれ?スリランカって上座部仏教ではなかったかなぁ~?」と疑問に思う人もいるかもしれない。 確かに、今はスリランカは上座部仏教の国となって、日本のような大乗仏教の流れを継承していない。 なので、現在では大乗仏教はこのような遺跡でしか残っていないそうなのだ。 <br /><br />今まで見てきたダーガバは白く輝くダーガバだったが、このダーガバはレンガ造りのダーガバ。 <br />

    そんな「second samadhi buddha statue」を横目に見つつ、アバヤギリ・ダーガバに到着。

    アバヤギリ・ダーガバはかなり大きなダーガバ。 そしてかなりの賑わいのあるダーガバで、先ほどの「second samadhi buddha statue」がさらにかわいそうに思えてくるほどの違いだった。

    それもそのはず、このダーガバはかつてはスリランカの大乗仏教の総本山でもあった場所だそうだ。

    「あれ?スリランカって上座部仏教ではなかったかなぁ~?」と疑問に思う人もいるかもしれない。 確かに、今はスリランカは上座部仏教の国となって、日本のような大乗仏教の流れを継承していない。 なので、現在では大乗仏教はこのような遺跡でしか残っていないそうなのだ。

    今まで見てきたダーガバは白く輝くダーガバだったが、このダーガバはレンガ造りのダーガバ。

  • ダーガバの敷地内にはこんな感じで石像があったりする。 菩提樹の前に石像を設置するのは、悟りを開いたブッダの姿を再現しようとしたんぢゃないか?と思われる。 なかなか絵になる姿だ。 <br /><br />あと、正面入り口付近には建物があったそこには大きな涅槃仏が鎮座していた。 この涅槃仏のところにはたくさんの人がいて、みんな熱心な人たちばかりで自分のような者が入っては申し訳ない感じがした。 一応係員は「入りなよ」と言ってくれたのだが、ちょっと遠慮する。 <br />

    ダーガバの敷地内にはこんな感じで石像があったりする。 菩提樹の前に石像を設置するのは、悟りを開いたブッダの姿を再現しようとしたんぢゃないか?と思われる。 なかなか絵になる姿だ。

    あと、正面入り口付近には建物があったそこには大きな涅槃仏が鎮座していた。 この涅槃仏のところにはたくさんの人がいて、みんな熱心な人たちばかりで自分のような者が入っては申し訳ない感じがした。 一応係員は「入りなよ」と言ってくれたのだが、ちょっと遠慮する。

  • こんな感じの水を張ったものもある。 幾つかの花が供えられていたのが印象的。 <br /><br />

    こんな感じの水を張ったものもある。 幾つかの花が供えられていたのが印象的。

  • アバヤギリ・ダーガバからさらに東に進んだところにあるのが「サマディ・ブッダ」 <br />

    アバヤギリ・ダーガバからさらに東に進んだところにあるのが「サマディ・ブッダ」

  • 「サマディ・ブッダ」もかなり賑わっている石像だった。 あたりにはたくさんの木陰があって、家族連れでお弁当を食べたりする姿も見受けられたので、ここら辺の仏教遺跡に訪れるのは、こちらの人にとってはちょっとしたピクニック的な位置づけもあるのだろうか? <br /><br />

    「サマディ・ブッダ」もかなり賑わっている石像だった。 あたりにはたくさんの木陰があって、家族連れでお弁当を食べたりする姿も見受けられたので、ここら辺の仏教遺跡に訪れるのは、こちらの人にとってはちょっとしたピクニック的な位置づけもあるのだろうか?

  • サマディ・ブッダは先ほどのsecond samadhi buddha statueのようなプレハブの屋根ではなく、コンクリート製のしっかりした屋根で守られている石像。 しかしながら作られた当時は背後に菩提樹があって、悟りを開いた時のブッダの姿を表現していたそうだ。 <br /><br />その姿はかなり落ち着いて穏やかな感じに出来ている。 見ているだけで心落ち着く感じ。 作られた当時は目に美しい宝石が入っていたと言われているらしい。 <br /><br />

    サマディ・ブッダは先ほどのsecond samadhi buddha statueのようなプレハブの屋根ではなく、コンクリート製のしっかりした屋根で守られている石像。 しかしながら作られた当時は背後に菩提樹があって、悟りを開いた時のブッダの姿を表現していたそうだ。

    その姿はかなり落ち着いて穏やかな感じに出来ている。 見ているだけで心落ち着く感じ。 作られた当時は目に美しい宝石が入っていたと言われているらしい。

  • さて、このブッダの像は右から見ると悲しそうに見え、左から見ると笑っているように見えるらしく、自分も何度も見比べてみたのだけれども、全然わからず。 う~ん、同じようにしか見えないけど・・・。 <br />

    さて、このブッダの像は右から見ると悲しそうに見え、左から見ると笑っているように見えるらしく、自分も何度も見比べてみたのだけれども、全然わからず。 う~ん、同じようにしか見えないけど・・・。

  • さて、サマディ・ブッダから道沿いにさらに東の方向に進む。 次に向かうは「クッタム・ポクナ」。 <br /><br />余談だが、クッタム・ポクナ付近にも検札所があった。 北方向からアクセスした自分に対しては全くのスルーだったので、南側からアクセスする者に対しての検札を行う模様。 おそらく今まで自分が見てきた遺跡群を見に行く人に対する検札だと思われる。 <br />

    さて、サマディ・ブッダから道沿いにさらに東の方向に進む。 次に向かうは「クッタム・ポクナ」。

    余談だが、クッタム・ポクナ付近にも検札所があった。 北方向からアクセスした自分に対しては全くのスルーだったので、南側からアクセスする者に対しての検札を行う模様。 おそらく今まで自分が見てきた遺跡群を見に行く人に対する検札だと思われる。

  • クッタム・ポクナは象の池と同じく緑色の水なので、現在では入るのにはかなりためらう感じの池なのだが、当時はアバヤギリ・ダーガバ横にあった僧院の僧侶たちが沐浴するために使用した池らしい。 当時はこの水を近くの水田に流していたそうで、その時には沐浴もためらわない綺麗な水だったんぢゃないか?と思われる。 <br /><br />大きな池が二つあって、かなり立派な造りになっている。 別に何かがあるわけではないのだが、この周辺もかなりの人で賑わっていた。 <br />

    クッタム・ポクナは象の池と同じく緑色の水なので、現在では入るのにはかなりためらう感じの池なのだが、当時はアバヤギリ・ダーガバ横にあった僧院の僧侶たちが沐浴するために使用した池らしい。 当時はこの水を近くの水田に流していたそうで、その時には沐浴もためらわない綺麗な水だったんぢゃないか?と思われる。

    大きな池が二つあって、かなり立派な造りになっている。 別に何かがあるわけではないのだが、この周辺もかなりの人で賑わっていた。

  • 北側の遺跡群を見終わったので、南側に戻ることにする。 次に向かうは「ジェータワナ・ダーガバ」。 クッタム・ポクナからはかなりの距離があるので、自転車をかなり漕ぐことになる。 <br />

    北側の遺跡群を見終わったので、南側に戻ることにする。 次に向かうは「ジェータワナ・ダーガバ」。 クッタム・ポクナからはかなりの距離があるので、自転車をかなり漕ぐことになる。

  • ジェータワナ・ダーガバに行く途中に、ガイド本の地図上では載っているのだが、その中身についてはほとんど触れられていない「宮殿跡」というものがあり、一応見てみることに・・・。 <br /><br />宮殿跡はかなり広い敷地に「建物があったんぢゃないか?」と思われるような遺跡が幾つかあったのだが、詳細は不明。 それらの遺跡も点在している感じで、訪れている人もほとんどおらず、現地の人がポツリポツリといて、何をするでもなくのんびり過ごしている感じだった。 <br /><br />現地人と同じく、牛も日陰で休む。 暑いもんね。 そんな牛の上で休む白い鳥。 牛は払う様子もないのだが、嫌じゃないのか? <br />

    ジェータワナ・ダーガバに行く途中に、ガイド本の地図上では載っているのだが、その中身についてはほとんど触れられていない「宮殿跡」というものがあり、一応見てみることに・・・。

    宮殿跡はかなり広い敷地に「建物があったんぢゃないか?」と思われるような遺跡が幾つかあったのだが、詳細は不明。 それらの遺跡も点在している感じで、訪れている人もほとんどおらず、現地の人がポツリポツリといて、何をするでもなくのんびり過ごしている感じだった。

    現地人と同じく、牛も日陰で休む。 暑いもんね。 そんな牛の上で休む白い鳥。 牛は払う様子もないのだが、嫌じゃないのか?

  • ジェータワナ・ダーガバはレンガ造りのダーガバでアバヤギリ・ダーガバと見た目は似ている。 しかも大きさも似ていて、現在では70mの高さがある。 <br /><br />しかし、あまりの暑さとそろそろダーガバにも飽きてきた感があって、敷地内には入らず外から見ただけ。 すでにやる気のなさが出てきてしまった。 <br />

    ジェータワナ・ダーガバはレンガ造りのダーガバでアバヤギリ・ダーガバと見た目は似ている。 しかも大きさも似ていて、現在では70mの高さがある。

    しかし、あまりの暑さとそろそろダーガバにも飽きてきた感があって、敷地内には入らず外から見ただけ。 すでにやる気のなさが出てきてしまった。

  • ジェータワナ・ダーガバから続いて向かうのは「スリー・マハー菩提樹」。 ジェータワナ・ダーガバからはそれほど遠くはないが、自転車で5分ぐらいの距離。 <br />

    ジェータワナ・ダーガバから続いて向かうのは「スリー・マハー菩提樹」。 ジェータワナ・ダーガバからはそれほど遠くはないが、自転車で5分ぐらいの距離。

  • スリー・マハー菩提樹はインドのブッダガヤーの菩提樹の分け木をここに植樹したものと言われていて、樹齢は2000年と言われているそう。 青々とした葉っぱが茂っているが、枝自体はそれほど太くないので樹齢が2000年だと言われても、ちょっと信じがたい感じ。 <br /><br />現在では、野生動物などからの被害を守るために、高い塀で囲まれていて、近くで見ることはできないが、たくさんの人がこの菩提樹に向かってお祈りを捧げていた。 <br /><br />ちなみにこの菩提樹の周りは小さな砂利を含む土で、当然のごとく裸足で歩かなければならいのだが、普段から裸足であることに慣れていない自分は、この菩提樹の周りを一周するだけでも結構きつく、足の裏が痛かった。 <br /><br />

    スリー・マハー菩提樹はインドのブッダガヤーの菩提樹の分け木をここに植樹したものと言われていて、樹齢は2000年と言われているそう。 青々とした葉っぱが茂っているが、枝自体はそれほど太くないので樹齢が2000年だと言われても、ちょっと信じがたい感じ。

    現在では、野生動物などからの被害を守るために、高い塀で囲まれていて、近くで見ることはできないが、たくさんの人がこの菩提樹に向かってお祈りを捧げていた。

    ちなみにこの菩提樹の周りは小さな砂利を含む土で、当然のごとく裸足で歩かなければならいのだが、普段から裸足であることに慣れていない自分は、この菩提樹の周りを一周するだけでも結構きつく、足の裏が痛かった。

  • スリー・マハー菩提樹からさらに南下したところにあるのが「イスルムニヤ寺院」。 アヌラーダプラの遺跡群の中で、このイスルムニヤ寺院だけは南の方に離れたところにある。 自転車では5~10分ぐらいかかる距離。 <br />

    スリー・マハー菩提樹からさらに南下したところにあるのが「イスルムニヤ寺院」。 アヌラーダプラの遺跡群の中で、このイスルムニヤ寺院だけは南の方に離れたところにある。 自転車では5~10分ぐらいかかる距離。

  • イスルムニヤ寺院は結構有名な寺院のようで訪れている人は結構いた。 <br /><br />まずは、本堂の中に入ってみる。 本堂の中には赤い色が印象的な大きな涅槃仏の像がある。 この鮮やかな色は、東京の浅草寺の援助で色の塗り替えが行われたそうだ。 この涅槃仏の後ろの壁には、涅槃に入ったブッダに対して悲しむ弟子たちの絵が描かれていた。 <br />

    イスルムニヤ寺院は結構有名な寺院のようで訪れている人は結構いた。

    まずは、本堂の中に入ってみる。 本堂の中には赤い色が印象的な大きな涅槃仏の像がある。 この鮮やかな色は、東京の浅草寺の援助で色の塗り替えが行われたそうだ。 この涅槃仏の後ろの壁には、涅槃に入ったブッダに対して悲しむ弟子たちの絵が描かれていた。

  • この涅槃仏と対面する壁には、ブッダの悟りを開くまでの行動や布教の様子などを書いた絵が何枚も書かれている。 <br />

    この涅槃仏と対面する壁には、ブッダの悟りを開くまでの行動や布教の様子などを書いた絵が何枚も書かれている。

  • そして、奥の方には修行を行う僧侶やブッダの立像が何体か置かれていた。 <br />

    そして、奥の方には修行を行う僧侶やブッダの立像が何体か置かれていた。

  • 本堂からさらに奥に行ったところには岩山がある。 イスルムニヤ寺院はこの岩山を利用して作られたのも一つの特徴。 ということで、この岩山にも登ってみる。 ちなみに、この辺は全て裸足で歩かなければならい。 さすがにもう裸足では足の裏が痛いので、靴下を履いて歩くことに(靴を履いていなければ、靴下はOK)。 それでも足の裏は痛いのだが、まだマシだ。 <br />

    本堂からさらに奥に行ったところには岩山がある。 イスルムニヤ寺院はこの岩山を利用して作られたのも一つの特徴。 ということで、この岩山にも登ってみる。 ちなみに、この辺は全て裸足で歩かなければならい。 さすがにもう裸足では足の裏が痛いので、靴下を履いて歩くことに(靴を履いていなければ、靴下はOK)。 それでも足の裏は痛いのだが、まだマシだ。

  • 岩山に登ってみると、遠くまで見えて景色がとても良い。 スリランカの土地が緑豊かな土地なんだなぁ~というのがよくわかる。 岩山と言っても、それほど高くなく、ちょちょっと登れちゃうような岩なのだが、大きなダーガバ以外は高い山や建物が無いアヌラーダプラの土地なので、ちょっと上がるだけで、遠くまで見渡せてしまうのだ。 <br /><br />ただ、良いことばかりではなく、ちょっとした問題点も。 それは午後の良い時間で、太陽はガンガンに照っているので、地面の岩が超ホットなのだ。 自分は靴下を履いているので、なんとかなっているが、それでもかなり熱い。 <br /><br />そんな中、現地の人たちは完全に裸足で普通に歩いているので「お~!さすがに現地の人は慣れているなぁ~」と感心していたのだが、一応熱くないのかなぁ~?と思って <br />「Is it hot?(暑い?)」 <br />と聞いてみたら <br />「Yes! very!(うん、すごく熱い!) <br />と(汗)。やっぱ、現地の人でも熱いんぢゃん! <br /><br />その現地の人は日本で働いていた経験があるらしく、日本語ができ、家族と親戚を連れてここに来ていた模様。 彼が通訳となって、日本語がしゃべれない他の家族や親戚の人と色々と話したが、日本に対しての印象は良いようだ。 <br />

    岩山に登ってみると、遠くまで見えて景色がとても良い。 スリランカの土地が緑豊かな土地なんだなぁ~というのがよくわかる。 岩山と言っても、それほど高くなく、ちょちょっと登れちゃうような岩なのだが、大きなダーガバ以外は高い山や建物が無いアヌラーダプラの土地なので、ちょっと上がるだけで、遠くまで見渡せてしまうのだ。

    ただ、良いことばかりではなく、ちょっとした問題点も。 それは午後の良い時間で、太陽はガンガンに照っているので、地面の岩が超ホットなのだ。 自分は靴下を履いているので、なんとかなっているが、それでもかなり熱い。

    そんな中、現地の人たちは完全に裸足で普通に歩いているので「お~!さすがに現地の人は慣れているなぁ~」と感心していたのだが、一応熱くないのかなぁ~?と思って
    「Is it hot?(暑い?)」
    と聞いてみたら
    「Yes! very!(うん、すごく熱い!)
    と(汗)。やっぱ、現地の人でも熱いんぢゃん!

    その現地の人は日本で働いていた経験があるらしく、日本語ができ、家族と親戚を連れてここに来ていた模様。 彼が通訳となって、日本語がしゃべれない他の家族や親戚の人と色々と話したが、日本に対しての印象は良いようだ。

  • そんなこんなで、アヌラーダプラの見所は一通り見たので、ここで昼食を取ることにする。 とりあえず、遺跡群が点在する場所から、駅やバスターミナルがある市街の方に行き、適当なレストランを探すことに。 <br />

    そんなこんなで、アヌラーダプラの見所は一通り見たので、ここで昼食を取ることにする。 とりあえず、遺跡群が点在する場所から、駅やバスターミナルがある市街の方に行き、適当なレストランを探すことに。

  • さて、幹線道路を自転車でのんびりと走っていると「FREEDOM HOTEL」という、そこそこ客が入っている一軒のレストランを発見したので入ってみることに。 <br /><br />スリランカでは「HOTEL」と言っても、我々が想像するようなホテルのことを指すとは限らず、現地の「食堂」的なレストランを「HOTEL」と言うことがある。 なので、レストランを探したかったら「HOTEL」を探せば良い。 <br /><br />この食堂もほぼ客は地元民。 <br />

    さて、幹線道路を自転車でのんびりと走っていると「FREEDOM HOTEL」という、そこそこ客が入っている一軒のレストランを発見したので入ってみることに。

    スリランカでは「HOTEL」と言っても、我々が想像するようなホテルのことを指すとは限らず、現地の「食堂」的なレストランを「HOTEL」と言うことがある。 なので、レストランを探したかったら「HOTEL」を探せば良い。

    この食堂もほぼ客は地元民。

  • そんなこんなで、毎度毎度のライス&カリー。 この旅でライス&カリーしか食べてないんぢゃないか? <br /><br />この時、4人掛けぐらいの席に通され、しかも地元の1人で食べに来ていた男性と相席になった。 すると、その男性は俺のライス&カリーの食べ方が気になったのか「こうやって全部混ぜて食べるんだよ」と(英語が話せなさそうだったので、身振り手振りで)教えてくれた。 しかも、店の店員は、この時自分はあまりに疲れすぎていたからか、完食出来なかったのだが、それを見て「余ってるぞ、もっと食べろよ」と気を使ってくれた。(別に嫌な感じではなく) <br /><br />2人ともとても優しい人たちだった。 <br />

    そんなこんなで、毎度毎度のライス&カリー。 この旅でライス&カリーしか食べてないんぢゃないか?

    この時、4人掛けぐらいの席に通され、しかも地元の1人で食べに来ていた男性と相席になった。 すると、その男性は俺のライス&カリーの食べ方が気になったのか「こうやって全部混ぜて食べるんだよ」と(英語が話せなさそうだったので、身振り手振りで)教えてくれた。 しかも、店の店員は、この時自分はあまりに疲れすぎていたからか、完食出来なかったのだが、それを見て「余ってるぞ、もっと食べろよ」と気を使ってくれた。(別に嫌な感じではなく)

    2人ともとても優しい人たちだった。

  • さて、この時、自分には一つの心配事があった。 <br /><br />それは手持ちの現金が少なくなっていたことだ。 食事などでは気になるほどのお金は使っていなかったのだが、なんせホテルに払うお金がクレジットカードが使えず、現金払いの所ばっかりだったので、手持ちの現金が少なくなっていたのだ。 <br /><br />そんなこんなで、そこらへんの銀行を探していたのだが、今日はあいにくの日曜日。 「ATMしか空いてないかなぁ~。ATMだと下ろせる限度額が少ないんだよなぁ~」とか思いながら、のんびりと自転車をこいでいた。 <br />

    さて、この時、自分には一つの心配事があった。

    それは手持ちの現金が少なくなっていたことだ。 食事などでは気になるほどのお金は使っていなかったのだが、なんせホテルに払うお金がクレジットカードが使えず、現金払いの所ばっかりだったので、手持ちの現金が少なくなっていたのだ。

    そんなこんなで、そこらへんの銀行を探していたのだが、今日はあいにくの日曜日。 「ATMしか空いてないかなぁ~。ATMだと下ろせる限度額が少ないんだよなぁ~」とか思いながら、のんびりと自転車をこいでいた。

  • すると、一軒の銀行の前を通る。 「Sampath Bank」という銀行で、聞いたことない銀行だったのだが「365days」という文字が見えたので「ひょっとしたら・・・」と思った。 しかも銀行の前には警備員もいる。 そこで警備員に「両替ってできる?」と聞くと「もちろんできるよ」との回答。 「おぉ!ラッキー」と思って中に入ると、かなりちゃんとした銀行で、「これから融資を頼みに行くんぢゃないのか?」というぐらい立派なカウンタに通される。 <br /><br />正直、空港で両替したみたいに日本円をいくらか出したらすぐに現地のルピーが渡される程度に簡単に考えていた。 ところが、なんだかちゃんとした申請用紙に名前やパスポート番号を書かされ、1万円札を渡したら、係員は奥の方に行って、ちゃんと責任者みたいな人に受け取ったお金と俺に渡すお金を確認してもらってから戻ってきた。 <br /><br />あまりにしっかりとしたやりとりだったので「街の銀行で両替なんかしたらレート悪いんだろうなぁ~」と、iPhoneの為替アプリで現在のレートを確認しつつ、実際に両替されるレートを勝手に予想していた。 <br /><br />「まあ、このぐらいのレートだろうな。仕方ないよなぁ~」なんて、受け取る前から諦(あきら)め気味でお金とレシートを受け取ると、ネットで検索したレートとほぼ変わらず。 <br /><br />「えっ!こんな良いレートで両替して、おたくら利益出るの?!」と、こちらが心配してしまうほどの良いレートだった。 「歩き方」にも書いてあったのだが、スリランカの街中の銀行で両替しても、大して悪いレートにはならないらしい。 しかも、日本円からの両替も何の不都合もなく受け取ってくれるので、すごくありがたいし便利。 なので、両替する時は日本円から街中の銀行で両替した方が良いと思う。 <br /><br /><br /><br />さて、ここからはさらに余談で、一般的な海外旅行における両替のtips。 <br /><br />自分の場合、環境さえ整っていれば、ほとんどの場合デビットカードで現地のATMで必要なお金をおろすのだが、現金で直接両替する人も多いと思う。 この場合、どこで(どちらの国で)両替する方が得か?というお話。 <br /><br />一般的には「通貨が弱い国」で「強いお金」を両替した方が得。 <br /><br />例えば、日本円をドルに両替する場合、日本とアメリカ、どちらで両替した方が良いか? アメリカで円をドルにしようとすると、両替してくれるアメリカの両替商は「ドル」より弱い「円」を受け取ることになる。 正直弱い通貨を受け取りたくはないので、「円」を安くしか買い取ってくれない。 なので、日本で円をドルに両替してから行って方が得。 <br /><br />もう一つ例を挙げると、円をスリランカルピーに両替する場合、日本とスリランカ、どちらで両替した方が得か? <br />スリランカで円をルピーに両替してもらおうとすると、両替してくれるスリランカの両替商は「ルピー」より強い「円」を受け取ることになる。 強い通貨はできることなら受け取っておきたいので、「円」を高く買い取ってくれる可能性は高い。 <br /><br />通貨の「強い」「弱い」を判断するのは色々な要素があって難しいので、判断しにくいかもしれないが、このように、一般的に「弱い」通貨が流通している国で両替する方が得。 これは「円」に限らず「ドル」や他の通貨から現地通貨に両替する時にも言えるので、頭の隅っこにでも置いとくと便利だ。 <br /><br />とはいえ、実際のところは、両替するにも国によって、空港がいいのか?街の闇両替商がいいのか?正規の銀行がいいのか?ホテルがいいのか?という要素の方が大きいのかもしれないし、現地通貨がどうしても必要になるタイミングも異なるので、一つの判断材料にしか過ぎない。 <br /><br /><br /><br />さらに、これはもっと大事なことなのだが、よく旅行に関する本やネットのページではこう言った両替のポイントみたいなことが書いてあって「一番良いレートで両替しないと損だ!」とか「旅の達人になるには、こういったことが完璧ではないと・・・!」と思ってしまいがち。 <br /><br />しかしながら、実際のところ、我々が旅行で必要なお金を両替すると言っても、せいぜい数万円もしくは数十万円ぐらいまで。 正直このぐらいの金額では、レートの良し悪しで生まれる差額なんてスズメの涙ほどだ。 <br /><br />我々が旅行の時に両替するのは「その時に現地のお金が必要だから」であって、「利益を出すため」に両替するのではない。 なので「どこで、どうやって良いレートで両替すればいいのか?」なんてことばかり一生懸命考えすぎて「あ~、損した~!」と思ってしまい、旅を楽しめなくなるぐらいだったら、そんなことを考えずに、必要な時に必要な金額を気兼ねなく両替した方が、ずっと気持ちが楽で楽しい旅になると思う。 「良い旅を買った」ぐらいに考えた方が良いので、自分はあまりレートを気にしないことをオススメする。 <br />

    すると、一軒の銀行の前を通る。 「Sampath Bank」という銀行で、聞いたことない銀行だったのだが「365days」という文字が見えたので「ひょっとしたら・・・」と思った。 しかも銀行の前には警備員もいる。 そこで警備員に「両替ってできる?」と聞くと「もちろんできるよ」との回答。 「おぉ!ラッキー」と思って中に入ると、かなりちゃんとした銀行で、「これから融資を頼みに行くんぢゃないのか?」というぐらい立派なカウンタに通される。

    正直、空港で両替したみたいに日本円をいくらか出したらすぐに現地のルピーが渡される程度に簡単に考えていた。 ところが、なんだかちゃんとした申請用紙に名前やパスポート番号を書かされ、1万円札を渡したら、係員は奥の方に行って、ちゃんと責任者みたいな人に受け取ったお金と俺に渡すお金を確認してもらってから戻ってきた。

    あまりにしっかりとしたやりとりだったので「街の銀行で両替なんかしたらレート悪いんだろうなぁ~」と、iPhoneの為替アプリで現在のレートを確認しつつ、実際に両替されるレートを勝手に予想していた。

    「まあ、このぐらいのレートだろうな。仕方ないよなぁ~」なんて、受け取る前から諦(あきら)め気味でお金とレシートを受け取ると、ネットで検索したレートとほぼ変わらず。

    「えっ!こんな良いレートで両替して、おたくら利益出るの?!」と、こちらが心配してしまうほどの良いレートだった。 「歩き方」にも書いてあったのだが、スリランカの街中の銀行で両替しても、大して悪いレートにはならないらしい。 しかも、日本円からの両替も何の不都合もなく受け取ってくれるので、すごくありがたいし便利。 なので、両替する時は日本円から街中の銀行で両替した方が良いと思う。



    さて、ここからはさらに余談で、一般的な海外旅行における両替のtips。

    自分の場合、環境さえ整っていれば、ほとんどの場合デビットカードで現地のATMで必要なお金をおろすのだが、現金で直接両替する人も多いと思う。 この場合、どこで(どちらの国で)両替する方が得か?というお話。

    一般的には「通貨が弱い国」で「強いお金」を両替した方が得。

    例えば、日本円をドルに両替する場合、日本とアメリカ、どちらで両替した方が良いか? アメリカで円をドルにしようとすると、両替してくれるアメリカの両替商は「ドル」より弱い「円」を受け取ることになる。 正直弱い通貨を受け取りたくはないので、「円」を安くしか買い取ってくれない。 なので、日本で円をドルに両替してから行って方が得。

    もう一つ例を挙げると、円をスリランカルピーに両替する場合、日本とスリランカ、どちらで両替した方が得か?
    スリランカで円をルピーに両替してもらおうとすると、両替してくれるスリランカの両替商は「ルピー」より強い「円」を受け取ることになる。 強い通貨はできることなら受け取っておきたいので、「円」を高く買い取ってくれる可能性は高い。

    通貨の「強い」「弱い」を判断するのは色々な要素があって難しいので、判断しにくいかもしれないが、このように、一般的に「弱い」通貨が流通している国で両替する方が得。 これは「円」に限らず「ドル」や他の通貨から現地通貨に両替する時にも言えるので、頭の隅っこにでも置いとくと便利だ。

    とはいえ、実際のところは、両替するにも国によって、空港がいいのか?街の闇両替商がいいのか?正規の銀行がいいのか?ホテルがいいのか?という要素の方が大きいのかもしれないし、現地通貨がどうしても必要になるタイミングも異なるので、一つの判断材料にしか過ぎない。



    さらに、これはもっと大事なことなのだが、よく旅行に関する本やネットのページではこう言った両替のポイントみたいなことが書いてあって「一番良いレートで両替しないと損だ!」とか「旅の達人になるには、こういったことが完璧ではないと・・・!」と思ってしまいがち。

    しかしながら、実際のところ、我々が旅行で必要なお金を両替すると言っても、せいぜい数万円もしくは数十万円ぐらいまで。 正直このぐらいの金額では、レートの良し悪しで生まれる差額なんてスズメの涙ほどだ。

    我々が旅行の時に両替するのは「その時に現地のお金が必要だから」であって、「利益を出すため」に両替するのではない。 なので「どこで、どうやって良いレートで両替すればいいのか?」なんてことばかり一生懸命考えすぎて「あ~、損した~!」と思ってしまい、旅を楽しめなくなるぐらいだったら、そんなことを考えずに、必要な時に必要な金額を気兼ねなく両替した方が、ずっと気持ちが楽で楽しい旅になると思う。 「良い旅を買った」ぐらいに考えた方が良いので、自分はあまりレートを気にしないことをオススメする。

  • さて、現地通貨も余裕ができたので、ここからはもう少しアヌラータブラの市街地を自転車でブラブラしながら宿に戻った。 <br /><br />やはり灼熱の天候の下で自転車をこぐのはかなり体力を奪われるので、必要最小限にしておいた方がいいというのが自分の正直な感想。 <br /><br />

    さて、現地通貨も余裕ができたので、ここからはもう少しアヌラータブラの市街地を自転車でブラブラしながら宿に戻った。

    やはり灼熱の天候の下で自転車をこぐのはかなり体力を奪われるので、必要最小限にしておいた方がいいというのが自分の正直な感想。

  • 正直、宿に戻った時には夕方だったのに、完全にぐったりしており、休憩を取らなければ夕飯を食べに行くのもままならないという感じだった。 <br /><br />というわけで、日も沈みかけた頃、ニューバスターミナルに行き、明日のポロンナルワ行きのバスの発車場所を確認するついでに夕飯を食べに行く。

    正直、宿に戻った時には夕方だったのに、完全にぐったりしており、休憩を取らなければ夕飯を食べに行くのもままならないという感じだった。

    というわけで、日も沈みかけた頃、ニューバスターミナルに行き、明日のポロンナルワ行きのバスの発車場所を確認するついでに夕飯を食べに行く。

  • スリランカカレーが続いていたので、何となく他のものが食べたかったのが正直な気持ち。 ニューバスターミナルの前にはピザハットがあって、危うく入りそうになった。 <br />

    スリランカカレーが続いていたので、何となく他のものが食べたかったのが正直な気持ち。 ニューバスターミナルの前にはピザハットがあって、危うく入りそうになった。

  • と、そんな誘惑に負けずに、バスターミナルの前にあった適当な食堂に入る。 <br />

    と、そんな誘惑に負けずに、バスターミナルの前にあった適当な食堂に入る。

  • 食堂のショーケースには作り置きの一品料理的なものも置いてあって、とりあえず上写真の肉とタマネギの炒め煮みたいなものを食べる。 肉はチキンで骨付き。 少し食べづらい。 タマネギは辛さが残るぐらいにしか火が通っておらず、生のタマネギが苦手な自分にとっては若干厳しい感じもあったが、味自体はまずくはなかった。 <br /><br />そして下写真はフライドライス。 ごくごく普通にうまいが味の変化がないのが難点。 <br /><br />さて、明日は朝からバスに乗ってポロンナルワという場所に移動。 アヌラーダプラと同じく、遺跡群がある古都だ。 <br /><br /><br />本家ホームページ(←心機一転 リニューアル中!!)<br />http://hornets.homeunix.org/<br /><br /><br />ここまでとこれからのスリランカ旅<br /><br />Day1 上海最大の観光スポット「豫園」は本当に必見ポイントなのか?!<br />http://4travel.jp/travelogue/11162633<br /><br />Day2・3 スリランカの洗礼? 90ルピーを8000ルピーといきなりふっかけられる?!<br />http://4travel.jp/travelogue/11167373/<br /><br />Day4 せっかくシギリヤロックにまで行ったのに”あの”写真が撮れないなんて~!<br />http://4travel.jp/travelogue/11172560/<br /><br />Day5 アヌラータプラで灼熱の地面を裸足で歩く現地人。彼らは熱くないのかっ?!<br />http://4travel.jp/travelogue/11177072/<br /><br />Day6 自転車で全制覇できるのかっ?!ポロンナルワの遺跡群!<br />http://4travel.jp/travelogue/11181517/<br /><br />Day7 キャンディーの神聖な寺に侵入して揉みクシャになる?!<br />http://4travel.jp/travelogue/11185975/<br /><br />Day8・9 コロンボは本当につまらない首都?確かめてみよう!<br />http://4travel.jp/travelogue/11190131/

    食堂のショーケースには作り置きの一品料理的なものも置いてあって、とりあえず上写真の肉とタマネギの炒め煮みたいなものを食べる。 肉はチキンで骨付き。 少し食べづらい。 タマネギは辛さが残るぐらいにしか火が通っておらず、生のタマネギが苦手な自分にとっては若干厳しい感じもあったが、味自体はまずくはなかった。

    そして下写真はフライドライス。 ごくごく普通にうまいが味の変化がないのが難点。

    さて、明日は朝からバスに乗ってポロンナルワという場所に移動。 アヌラーダプラと同じく、遺跡群がある古都だ。


    本家ホームページ(←心機一転 リニューアル中!!)
    http://hornets.homeunix.org/


    ここまでとこれからのスリランカ旅

    Day1 上海最大の観光スポット「豫園」は本当に必見ポイントなのか?!
    http://4travel.jp/travelogue/11162633

    Day2・3 スリランカの洗礼? 90ルピーを8000ルピーといきなりふっかけられる?!
    http://4travel.jp/travelogue/11167373/

    Day4 せっかくシギリヤロックにまで行ったのに”あの”写真が撮れないなんて~!
    http://4travel.jp/travelogue/11172560/

    Day5 アヌラータプラで灼熱の地面を裸足で歩く現地人。彼らは熱くないのかっ?!
    http://4travel.jp/travelogue/11177072/

    Day6 自転車で全制覇できるのかっ?!ポロンナルワの遺跡群!
    http://4travel.jp/travelogue/11181517/

    Day7 キャンディーの神聖な寺に侵入して揉みクシャになる?!
    http://4travel.jp/travelogue/11185975/

    Day8・9 コロンボは本当につまらない首都?確かめてみよう!
    http://4travel.jp/travelogue/11190131/

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この旅行記へのコメント (2)

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  • trat baldさん 2016/10/09 07:05:29
    馬とライオンが逆だよ〜。(^o^)
    経済の強い日本でお金を手に入れて心を洗ってくれる後進国?に旅する、、、、なんか不合理!
    お金は重要だし便利だけどそれが一番になると心が隅っこに追いやられてしまうのかな、、、、hornets.homeunix.orgさんの写真を見て感じた。

    hornets.homeunix.org

    hornets.homeunix.orgさん からの返信 2016/10/09 09:18:25
    RE: 馬とライオンが逆だよ〜。(^o^)
    はい。ご指摘の通り、心が隅っこに追いやられています。ごめんなさい。

    でわでわ

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