仙台〜名古屋　太平洋フェリー特等室内比較（往路いしかりの巻）

2016/03/17 - 2016/03/21

太平洋フェリーの仙台〜名古屋間を、往路は”いしかり”、復路は”きそ”の特等を利用してクルーズを楽しんできた。

エリア 知多・東浦(愛知)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 新幹線 私鉄 徒歩

初乗船となるニュー"いしかり"

特等のマイルームは6デッキにあり、エンジン音は聞こえない。

乗船時間は23時間ほどだ。

仙台港のこのブリッジを津波は飲みこんだ。

出航に浮かれるカモメと・・・・。

苫小牧航路ではいつも暗闇で活躍するタグボートも、この航路では姿をさらす。

なんとなくタージマハールのような仙台港を後にする。

潮が乾燥し、塩になったもよう。

租税回避地のパナマ船籍ではないのだ。

14時30分
艦内に女性アナウンスが響き渡る。

「皆さまにお知らせいたします。本船は、
昨日、19時に名古屋港を出発したきそとまもなくすれ違います。」

向こうのデッキからも手を振っているぞ。
「ヴオー」「ﾎﾞｰ」汽笛の交換だ。

ぼーっ！

部屋で暫時休憩
陸地にはそろそろ福島第1原発の廃墟が見える頃なので、気持ち悪いから外を見ない。

いよいよこの航路最大の見せ場が来た。

船尾にも来た。

煙突にも来た。

そいつは西方の沖合から来た。

デッキにも来た。

避難ボートにも来た。

さらば3月17日のお天道様。

部屋で入浴後はブッフェだ。

既定量の大生3杯を喰らって、白河夜船だ。