2013/10/14 - 2013/10/19
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chan-oiさん
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2013年10月14日~19日
東北縦断紅葉巡りドライブに行ってきました。途中台風が直撃し、予定していた八幡平をパスしなければなりませんでしたが、鳥海山、八甲田山、磐梯吾妻スカイラインの紅葉を楽しむことができました。今考えれば、2・4日目の日程に余裕があったとはいえけっこうな強行軍でした。
その2は、10月15日の青森市から八甲田山、奥入瀬経由大館市まで、そして16日の台風の中山形市にたどり着くまでです。
日程
(10/13
仕事を早めに切り上げて、関西を出発してひたすら北陸道、その後国道7号を北上、道の駅 鳥海にて仮眠)
10/14
朝5時過ぎ 道の駅 鳥海 起床、鳥海山五合目へ
5時半ごろ、鳥海ブルーライン、鉾立山荘(五合目)到着
7時ごろから 鳥海湖まで登山
12時ごろ 五合目に戻り、十和田湖へ出発
17時ごろ 十和田湖畔着
19時ごろ 青森市着
<青森泊>
10/15
9時ごろ 八甲田山ロープウェー
11時ごろ 奥入瀬渓流散策
15時ごろ 大館市着
〈大館泊〉
10/16
9時ごろ 大館市出発
台風直撃のため、八幡平観光を断念。
国道13号線を南下
18時ごろ 山形市着
〈山形泊〉
10/17
蔵王エコーラインと磐梯吾妻スカイラインをドライブするが、濃霧のためどちらも何も見えず通過するのみ。
〈福島泊〉
10/18
4時半 福島市ホテル出発
5時過ぎ~10時 磐梯吾妻スカイライン
裏磐梯→喜多方→大峠→上山
14時~16時 蔵王エコーライン
上山→南陽→大峠→会津若松
20時ごろ 会津若松着
10/19
9時ごろ 会津若松出発
11時ごろ 奥只見湖
13時ごろ 小千谷市
14時ごろ 柏崎ICより北陸道で関西へ帰宅
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
10/15
青森駅前の東横インに宿泊、起床。
台風が接近中ですが、今日も今のところは晴れている様子。窓からは青森ベイブリッジが見えます。天気は急な下り坂なので、できるだけ早いうちに八甲田山に行って来よう! -
青森駅。2010年に来たときは冬も翌秋もずっと工事をしていましたが、整備が終わった様子。新幹線が新青森まで開通し、東北本線は青い森鉄道にに代わっている。
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微妙に近代的に改装された青森駅舎。ザ・国鉄!って感じだった2階部分が和風の格子で覆われました。「あおもり駅」のひらがな看板は健在。
青森駅 駅
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青森駅の海側周辺は八甲田丸を中心に公演として整備されています。
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 美術館・博物館
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今は使われていない桟橋を海のほうへ。青森市街地を一望できます。
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この時間あまり人はいませんでした。
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一つだけレールが随分と海に突き出た防波堤の先端まで引っ張っられており、レールの状態からするとあまり使われていない様子。何のためにあるのでしょうか。この先は海。津軽海峡・冬景色的な哀愁を感じてしまいます。
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昔は何本ものレールが敷かれ長距離列車で賑わっていたであろう敷地の荒廃は、レールが剥がされてからすでに長い時間が経過していることを感じさせます。上の跨線橋は連絡船口ですね。その時代は知りませんが。
有名な八甲田丸・津軽海峡冬景色の碑(音楽付き)はこの写真のすぐ隣です。 -
とは言いつつ、台風が来ているので、天気が悪くなる前に八甲田山へ急ぎます。八甲田山ロープウェーの写真に一目ぼれして、やって来ました。
ロープウェーの始発が9時なので、8時過ぎにはホテルを出ます。国道103号線をひたすら南下。カーブと坂と森林しかない国道103号も、青森市街地ではほんの少しの区間だけこのような賑やかな道です。ここから数キロ行くと山道になります。 -
萱野茶屋。その名の通り、ちょっとした道の駅風のきれいな茶屋・土産物屋があるところですが、この辺りでは珍しい平原となっており、多くの人が足を止めるスポットです。八甲田山がきれいに見えます。しかし、すでに曇り始めています。
萱野茶屋 グルメ・レストラン
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途中、国道沿いにある「岩木山展望所」。この日はよく見えませんでした。
八甲田除雪隊発祥の地なんだそうです。 -
8時47分。
市街地から45分ほどで八甲田山ロ-プウェー駅に到着。今日は平日なので人出はそこまででもありません。
朝9時から15~20分間隔で運行、往復1850円です。八甲田ロープウェ- 乗り物
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ロープウェーに乗り込みます。ちょっと雲が出てきましたがまだ大丈夫。麓の標高670mから、山頂駅の1320mまで約650mを上ります。
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陽が差すと、一面の紅葉がにわかに映えます。
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期待した通りの見事な紅葉です。標高でいうとこのあたりが一番きれいでした。
杉を植林しまくった西日本ではこんな雄大な景色はお目にかかれません。 -
下りのロープウェーとすれ違い。
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標高でいうと、見ごろなのは標高800~1000mあたりかな。紅葉が見頃なのは標高差200m以内くらいの範囲内のようです。山頂に近づくにつれて、枯れ木、もしくは紅葉しない針葉樹が多くなります。視界がもっと良ければ、青森湾から津軽半島などまで見渡せるようです。
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頂上駅に到着。この写真だけはなぜか割ときれいな青空なんですが。
八甲田ゴードライン 名所・史跡
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頂上の紅葉は終わっています。というか、樹木自体少なく、このあたりの紅葉がどんな様子だったかはちょっと想像がつきません。
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山頂駅からは「八甲田ゴードライン」という遊歩道・散策路が整備されていて、約30分の1キロコース、1時間の1.8キロコースがあります。1キロコースも歩くだけなら30分かかりません。
ちなみにふもとを走る国道103号を通称「八甲田ゴールドライン」と呼んだりするので、紛らわしいですね。 -
全体的にこのような湿原地帯となっています。
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今回は頂上トレッキングではなく、ロープウェーから見渡す紅葉目当てだったこともあり、1時間弱の滞在で麓に下ります。
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このロープウェーの紅葉時期の売りは、ロープウェーそのものからの景色ですね。とにかく紅葉のスケールが大きい。
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ロープウェーに乗ったら何としても窓側を確保せねばなりません。一番いいのは横ですが、下側も大変おすすめです。
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下側からだとこのようなロープウェーのお手本のような景色が見えます。
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拡大するとこんな感じ。この方が紅葉ロープウェーって感じが出てますかね。10時ごろの上りの客車内は年配者でいっぱいです。観光バスなんかが来るとどうしてもこんな感じになるかと。
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ロープウェー駅を去り、十和田湖方面へ向かいます。まずは城ヶ倉を過ぎて酸ヶ湯へ。
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酸ヶ湯です。紅葉が見事!
写真だとなぜかそんなに映えないんですけど、カーブを曲がると八甲田山(?)とふもとの紅葉が一気に視界に飛び込んでくるので、それまでの退屈な景色とのギャップできれいに思えるのかもしれません。 -
有名な酸ヶ湯温泉。入ったことはありません。
日本のアメダスで一番積雪が深いところですね。多い年は5m以上積もるという、そりゃ確かに除雪隊発症を記念したくもなるわ、というものすごいところです。酸ヶ湯温泉 温泉
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酸ヶ湯温泉を少し遠くから見るとこんな感じ。
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だいぶ曇ってきましたが八甲田山もきれいに見えます。この辺からちょくちょく紅葉スポットがありますが、どこも車が溢れていたので「前も来たからいいか」ということで奥入瀬まで行きます。
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国道102号の旧道のほう、奥入瀬渓流にやってきました。紅葉は全くまだですが、それ抜きにしても本当に美しい流れです。いくら見ても、撮っていても飽きません。
奥入瀬渓流 自然・景勝地
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日が差し込むと流れが映えます。流れの中ほどまで行ってみます。
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近づくとかなり迫力があります。
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流れも速く勢いがあります。台風が来る明日には濁流になっているのかも。
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まだ紅葉が見ごろを迎えていないので、観光客は多くありません。観光バスの類もほとんど通りません。
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紅葉が少し始まっています。あと1週間もすればかなり色づくと思います。
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場所によっては、国道から柵を越えて道なき道をちょっと頑張って歩かなければなりません。
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二輪車を多く見かけました。
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有名な銚子大滝。なんか、爽健美茶のCMが撮れそうですね。
銚子大滝 自然・景勝地
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この滝は遊歩道ですぐ間近に見ることができます。木漏れ日が心地いい!
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滝の奥のほうの木は少し色づいているように見えます。2時間くらい奥入瀬を散策しました。
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十和田湖畔。このあたりになると天気がだいぶ怪しくなってきます。山の上のほうも隠れてしまいました。
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国道103号発荷峠から小坂方面に降ります。途中からは県道2号を利用。こちらのほうが道が直線的で走りやすいです。途中の展望台にて。
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道の駅「秋田こさか七滝」に到着。その名の通り道の駅のすぐそばに滝があります。
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昼食をとります。
秋田自慢こ12か条。
よくわからない。 -
これがその七滝か・・・
十和田湖とか奥入瀬とか日本トップクラスの景観を見てきた後なので「ふーん」の領域です。たぶん大阪あたりにあれば箕面の滝の次くらいの名所になれるかもしれません。道の駅 秋田こさか七滝 道の駅
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ホテルは大館市のルートインに泊まります。3時過ぎというかなり早い時間の到着で、部屋の用意がまだだったとのことでロビーにて待機。コーヒーとか出してくれました。その時のフロントの男性係員の応対が敬服するほど素晴らしく、ホテルマン・オブ・ザ・イヤーに即決定。
まだ早い時間なので大浴場を独り占めし、疲れを取ります。そして、とりあえず昼寝。なんせ、おととい仕事終わってからの関西→鳥海山の大移動、そして昨日は慣れない山登りからの鳥海山→青森を十和田湖経由のつかれるルーツでの移動、そして夜も寿司食べたりして早くは寝なかったのでかなり疲れがたまっていたのです。
18時くらいに昼寝から起きて買い物。itokuというのが地元のスーパーであるようで、そこで夜食を調達。ジャスコを潰したというからかなり強者ですね。
そしてテレビを見て就寝。明日は台風直撃、八幡平とか言ってる場合じゃなさそう。最悪国道も高速も通行止めで山形にたどり着けないとかだってあり得る。どうなることやら。ホテルルートイン大館大町 宿・ホテル
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10/16
大舘を出発。雨です。どちらかというと暴風雨です。既に川はものすごい濁流になっています。
途中見つけた小学生の標語「とびだすと 車とすもう 負けますよ」
非常に危険なスポーツです。 -
さて、山形方面に南下するのに、安全策を取って国道105号で行くか、八幡平に未練を残して国道341号で行くか迷いました。国道341は八幡平アスピーテラインとつながっているので、行けそうだったら行ってみようと思い、結局国道341号で南下することに。しかし、国道341号自体冬季閉鎖されるような道であり、とんでもなく辺鄙な山奥を通っている道なので土砂崩れとか累計降水量超過とかで通行止めに遭うリスクは高い。そのときは来た道を延々と戻らなければならなくなるかもしれない。そう思いながらも八幡平アスピーテラインへの思いを断ち切れず。
しかしますます風雨は強くなり、紅葉観賞はおろか運転中ろくに前も見えないほどに。路面にも落ち葉やら折れた枝やらが散らばっているし。
でも、一瞬の雲の切れ間に見えた山肌は一面真っ黄色で、台風でもなお美しく、晴れていればさぞかし美しかっただろうなあと。写真はありません。
アスピーテラインの入り口まではたどり着き、通行止めにはなっていなかったので一応アスピーテラインに進入。しかし、入って数百メートルで、折れた枝が散らばりまくってものすごいことになっていて、「通行止めになっていないとはいえ、危険なのでやめておこう」との判断で引き返しました。 -
なんだかすごく景色がよさそうな雰囲気は感じられるのに、残念。
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玉川ダム。宝仙湖とも言います。この写真ではちょっとわかりにくいですが、水の色が不気味なほどきれいなんです。なぜなら、この上流は泥交じりのものすごい濁流になっていたのに、このダムは蔵王のお釜のようなエメラルドグリーン。上流の玉川温泉が塩酸並みに強酸性のため、このダムの水もかなり酸性が強く、いろんな物質が含まれていてこのような色に見えるそうです。
玉川ダム 名所・史跡
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ダムの放流口。酸性の水はこの施設で中和されるそうです。
今日は台風でしたが、このあたりの道はダム建設に伴う付け替え工事でかなり高規格となっており、交通量も極めて少ないことから快適に走ることができ、景色も大変良いです。ただし、ガソリンと食べ物は前もって調達しておくこと。 -
田沢湖の近くを通りますが台風なので目もくれず通過、「見返り渓谷」というのも調べてましたがこんな日に渓谷なんて見てる場合ではないのは明白なのでパス。角館あたりまで来ると、多少雨風共にましになってきました。
新しい信号機。豪雪地らしく傾斜がすごいですが、このタイプだと縦型である意味はあまりないとか。でも、雪国に来たっていう情緒を感じられるよう、引き続き信号は縦型でお願いしたいです。 -
道の駅「十文字」。山菜そばを食べて休憩。このあたりからは普通の雨の日という感じでした。
道の駅 十文字 道の駅
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その後国道13号線をひたすらひたすら南下。写真は尾花沢の道の駅ですが、無料区間の高速からいったん降りて道の駅に行くような形になっています。スイカが名物のようで、スイカサイダーを買いました。
写真、少し虹が出ているのがわかるでしょうか?
山形についたころには日も暮れ、駅西口の東横インに宿泊しました。ここはホテルの競争が激しいのか、駅前一等地のわりに4800円と他より若干安めの値段設定でしたね。ホテルからすぐの場所にあるMAXVALUで夕食を調達し、寝ます。道の駅 尾花沢 花笠の里 ねまる 道の駅
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