2015/05/19 - 2015/05/19
416位(同エリア794件中)
ニックさん
熊野古道を歩くことを目的とした旅行でした。夜行バスで東京からおよそ9時間程。
夜行バスでの移動後に熊野古道はきついだろうと思い、1日目は日前神宮および國懸神宮、そして和歌山城へ行ってきました。
バス移動中寝られず、到着時から既に疲労を感じていたこともあり、当初は熊野詣の「ついで」のような気持ちでしたが、
和歌山に残る神話や歴史を感じる事が出来た気がします。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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日前神宮・國懸神宮の境内。広い。裏手の国道を通ってきたからか、静けさがとても心地良い。
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日前神宮のお社。流石の紀ノ国一宮。堂々としていながらも、ひっそりと佇む姿は、さながら老いてなお渋みを増すクリント・イーストウッド的な感じです。
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國懸神宮の社。ほぼ同じです。さながらイーストウッドの双子の弟です。
しかし、さすがに神話時代に創建されたと伝えられるだけあって、周囲の杜は外界との境界として十分な静けさと濃さを持っている様に感じる。
そろそろ開城時刻のため、和歌山城へ向かう。 -
少し街歩きをした後、大手門から和歌山城へ入城。
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岡口門の方を眺めた景色。この辺りで初老の女性に天守閣への道を訊ねられる。
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天守閣が見えてきた。再度初老の女性に訊ねられる。
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天守閣が完全に見えた。初老の女性が天守閣の入り口で用務員さんに道を訊ねている。スーと通り過ぎようとしたら、一緒に廻りましょう!と声を掛けられ、天守閣への階段を上ることに。
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初老の女性のご先祖様は紀州徳川家に仕えていた家臣であったという。そのご先祖様の影を追って東京からわざわざやって来たとのこと。
深い感動と、何かの物語が始まりそうな胸の高まりを感じたが、天守閣入ったところで観るビデオが長すぎたので先に1人で廻ることにした。 -
かつての城下町を見下ろす。
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内部には様々な歴史資料が展示されているが、撮影して良いものかわからず、やはりかつての城下町を見下ろす。
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太平洋戦争時の和歌山大空襲により焼失したため、現在の天守は鉄筋コンクリート造の復元とのこと。
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天守をひと通り見て回った後、入口すぐのビデオゾーンに戻ると、初老の女性はまだビデオを観ていた。時間も限られているので、小声でお先に失礼しますと別れを告げた。何故だかとても申し訳なかった。
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御走廊下。藩主が二の丸から庭園へ移動する際使用したとのこと。靴を脱いで歩く。少し斜めになっており、人目を盗みながら気付かれない程度に滑りたかったが、少しずつ段差が付いていて無理だった。
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橋の上からの天守
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庭側から見た図
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庭。高低差が奥行きを感じさせる。
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和歌山城を後にする。名残惜しいのは、あの天守閣にあの初老の女性がいるからだろうか。
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暫く進んでもやっぱり名残惜しい。
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和歌山市を後にして、紀伊新庄まで電車で向かい、歩いてホテルへ。田辺湾を一望出来る良い立地。これがオーシャンビューというやつか!と唸る。
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宿泊したホテル。ホテルに着いてもやっぱりあの初老の女性のことを考える。ちゃんと東京に帰れただろうか。母よりも更に年上の女性のことをこんなに考えたことはない。これが恋か!と唸る。
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