2016/09/24 - 2016/09/25
475位(同エリア1495件中)
銭形幸一さん
夏期休暇は旅行で山歩けず…一泊二日のショートの縦走しかできませんでした。
先週の南アルプス東西横断、奮発して二泊三日の日程で計画していたのですが雨天で泣く泣く途中エスケープ。
赤石の避難小屋にどうしても行きたかったので普通の週末に、小屋閉め前の最後の週末ですから…登って参りました。
どうせこの山域歩くのならせめて二泊は刻んでピークハント…というのが私の暗黙のルールなので、今回の椹島からの赤石岳ピストンも勿体ないだなんて思っていました。
実際歩いてみると赤石岳と対峙することができ、富士見平から先、トラバース道、北沢源頭等、歩いていて飽きなかったです。
いつも下りでしか歩いたことがなかったルートですが、個人的には黒戸尾根よりキツく感じました。
あっちは12?で標高差2,200、こっちは8kmで標高差2,000。
間違いなく歩いていてこっちの方が楽しかったです。
なんせ一番高い場所に楽園がありますから(笑)。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス 自家用車 徒歩
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沼平から赤石岳避難小屋に行こうと目論んでいましたが前日の仕事が終わるのが遅く、畑薙に着いたのが未明の2時過ぎ。
沼平行くの止めて畑薙の駐車場でバス乗れば4時間ほど寝られます。
今回の山行の目的は赤石岳避難小屋に泊まること一点なので安易に妥協しました。
臨時バスが出て7時過ぎに出発です。中部電力畑薙第一水力発電所 名所・史跡
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今回は吊り橋スルー。
畑薙大吊橋 名所・史跡
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椹島8時過ぎに到着。
午後天気崩れるから赤石小屋過ぎたらレインウェア装着することになるんだろうなぁ…。
予想は見事に当たりました。椹島ロッジ 宿・ホテル
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上りの写真はやっつけ気味です。
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もうグダグダ。
上りは抜かれる一方でした。
周回縦走、時計回りで歩く人、山歩き慣れてる人が多い印象を受けました。 -
いい雰囲気の樹林帯です。
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写真撮るのにかこつけて息を整える。
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赤石小屋手前の平坦な登山道で雨がしとしとと。
東の方では雷鳴が鳴り響いてます。
小屋で食事休憩取り、雷なっているのが赤石岳ではなかったのでレインウェアを着込んで先に進むことを決めました。
赤石小屋から赤石岳見たの、これが実は初めて。 -
富士見平から北沢源頭へのトラバース。
いい具合に色付いています。 -
先週の伝付峠越え、二軒小屋→椹島エスケープの時並みに散々です。
明日の天気が好転する予報を信じて歩きます。 -
北沢源頭…ここ通るのはこれで三度目。
いつもガスや雨。
晴れてたら紅葉綺麗なんだろうなぁ。 -
赤石の大将を捕捉できません。
景色堪能できずひたすら登るだけ…。
おまけにレインウェアのズボンのちっぽけな穴から雨が浸水し、下半身が濡れてきました。
レインウェアのズボン買わないと。 -
このあたりで標高3,000越えたはず。
稜線がやっと見える。
椹島から1,900上げてきました。
このルート下ったことしかなかったが上りは本当にしんどいです。 -
稜線に出るや否や長野側から強風が吹きつけます。
気温は10度下回るくらいですが体感気温は0度くらい?
体幹は動いているから冷えないのですが指先が冷たい。
手袋すぐ出せる場所にあったのですが山頂まで30分弱でたどり着けるのでこのままGO。 -
山頂踏むと見えてきました。
8時間かけてやっと着いた。
地獄に仏、まさに避難小屋。
もう下半身グチョグチョです。赤石岳 自然・景勝地
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三年連続三度目の赤石岳避難小屋。
まさに赤石岳にこの人ありです。
ずぶ濡れでたどり着いた避難小屋は温かかったです。
無人の冬季開放小屋ではこの雰囲気は味わえません。 -
ズボンと靴が水浸しで逝ってしまった。
替えのズボン無いので管理人さんがズボン貸してくださいました。
(-_-;)
着替えて一時間もすると外が明るくなってきたので山頂へ。
小赤石越しに荒川三山、奥にはアマゾネス、あいちゃんが頭を覗かせます。 -
登ってきた北沢源頭。
迫力あります。 -
赤石小屋の向こうに虹。
雨の中登ってきたからこその風景。
赤石劇場の開幕です。
\(^o^)/ -
西の空に沈む太陽。
下栗の里からは聖が綺麗に見えたそうです。
雨の中登ってきた甲斐がありました。
(T_T) -
イチオシ
荒川三山が真っ赤。
\(^o^)/ -
南アルプスで私が好きな風景のひとつです。
巨像が五頭並んでいるようです。 -
この方が一番絵になるかもしれませんね。
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聖ちゃんと兎ちゃんもお目見え。
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わずか10分足らずで聖ちゃん衣装換えです。
左奥に南部のイケメン、上河内岳従えてます。 -
ぶじこちゃんだけは見えませんでした。
ですが、こんだけ見えれば満足です。
赤石劇場第一幕、終演です。 -
明けて日曜日、第二幕開演。
主役はやはりふじこちゃん。 -
赤石のピークと並べて。
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荒川三山が息をひそめて出番を待ちます。
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イチオシ
雲の上に巨像達が頭を出しているようです。
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だんだん色づきはじめてきた北沢源頭のカール。
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雲がいい演出してます。
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そして固唾をのんで日の出を待ちます。
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イチオシ
出た。
\(^o^)/ -
忘れてもらっちゃ困りますとばかりに聖ちゃん。
今朝はシャイですね。
( ´,_ゝ`) -
イチオシ
なかなか全容を見せてくれません。
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残念。
(>_<)
そろそろ食事採って下山の準備しないと。
本当に素晴らしい眺めでした。 -
いよいよお別れです。
我ながらご満悦顔。
どんな高級ホテルでも足許に及ばない眺め、楽しい雰囲気があります。
可能なら、いえ必ず来年も避難小屋に来ます。
管理人さん、ありがとうございました。 -
最後の最後に聖ちゃんお目見えです。
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あの稜線、去年の夏の縦走した時はガスガスだった。
また歩かないと…。 -
昨日は手荒に私を迎えた稜線が今朝は歓迎してくれます。
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イチオシ
本当にダイナミックです。
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イチオシ
いよいよ稜線ともお別れです。
分岐、北沢源頭へと降りる直前に見えたふじこちゃんが秀逸でした。 -
我が強敵(友)を振り返ります。
登りはコテンパに打ちのめしてくれました。
それを帳消しにしてなお余るくらいの感動を与えてくれました。 -
さ、あの左の大倉尾根へ向けてトラバースです。
その前に北沢カールを下ります。 -
昨日は雨の中の苦行の上りでしたが、今日はまるで別世界にいるようです。
ここ、こんな好天下歩くの初めてです。 -
まさに錦秋。
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一足お先に秋の山満喫。
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カール横切るって振り返ると赤石の大将が見下ろすようにそびえ立っています。
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北沢のカール。
高山裏から荒川前岳向かう山頂直下のカールも綺麗なんだろうなぁ。 -
降りきったところです。
ベストシーズンに歩けたことを赤石の大将に感謝しないといけませんね。 -
イチオシ
トラバース道入ってから後ろ振り向きながら歩いてました。
最高の赤石の大将を脳裏に焼き付けたいもので…。 -
紅葉ドンピシャリです。
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先を進むにつれ、赤石の大将の表情が変わります。
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徐々にシラビソの樹林帯に入り、緑も多くなってきます。
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赤石の大将の左裾から聖ちゃんが見えるようになりました。
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富士見平の上り返しを振り返ると赤石の大将。
赤石岳と小赤石岳の見事なWトップです。 -
赤石岳は富士見平から赤石小屋にかけてからの眺めが一番格好いいかもしれません。
悪沢から中岳の稜線から見える小赤石から冬期ルートの稜線のラインもどっしりして迫力ありますね。 -
ここにきて荒川三山再登場です。
富士見平からだと3〜400m見上げる恰好です。
板屋岳や高山裏から見上げる荒川三山とまた違う表情です。 -
富士見平あたりが一番色付いてました。
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うっそうとした樹林帯に突入です。
こんな色どり見つけるのもまた楽しいものです。 -
聖ちゃん、今年は一度も踏めなかったなぁ…。
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赤石小屋でカレーを食べ、赤石の大将に最後のお別れです。
きっつい大倉尾根、その苦労以上の素晴らしい風景を眺めることができました。 -
ちょっと経つと雲を纏い始めます。
いろんな表情の赤石岳を眺めることができました。 -
平坦な登山道ではちょっと息抜きしながら激下りを歩きます。
黒戸より距離こそ短いですが容赦ない斜度です。
下山して二日経ちますがバリバリの筋肉痛です。 -
(o゜Д゜)…林道
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着いたぁぁぁぁぁぁぁ!
椹島ロッジ 宿・ホテル
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3,000mの頂踏んで駿河沼津SAで桜エビのかき揚げとしらす丼を食べます。
富山県もそうですが海あり、3,000mの山あり…静岡県もいいなぁ。NEOPASA駿河湾沼津 (上り) 道の駅
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この旅行記へのコメント (2)
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- icyfireさん 2016/09/29 22:54:23
- 南アは素晴らしいですね
- 銭形さん
ご無沙汰しています。
実は私も今年は南アを縦走しました。8月にテントを担いで塩見岳から北岳、切り返して農鳥岳です。
4Tには詳細を書くかどうか分かりませんので、ご参考までに以下のサイトをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/icyfire
赤石岳や悪沢岳は未踏です。来年以降に楽しみにとっておきます。
ではでは。
icyfire
- 銭形幸一さん からの返信 2016/09/30 08:12:05
- 歩くほどにもっと歩きたくなります
- icyfireさん、コメントありがとうございます。
ブログまださわりしか拝見しておりませんが、「あるこう 南アルプス」は私もお気に入りでことあるごとに読み返しております。
赤石踏んだのは今回で四度目ですが登る度に違う表情を見せてくれます。
赤石は大倉尾根から登った方がその大きさを実感できるかと思います。
赤石小屋から山頂までは植生、見える山、そして赤石の表情が変わっていくのを楽しみながら歩けます。
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