徳島の割れ目・巨岩割れ目のオンパレード(割れ目シリーズ1)

2014/09/27 - 2014/09/27

割れ目は男にとって永遠の憧れ(?)、ということで、今日から四国四県と滋賀県の「割れ目」を投稿していきたい。
徳島県牟岐町と美波町界の鬼ヶ岩屋(450m)の中腹から上にかけては、コース沿いの至る所に巨岩や巨石があり、割れ目が入っているものがいくつもある。

開口部が横方向に開いているものの中には、ある程度奥まで入っていけるものもあり、また、切通しのように、登山道が割れ目を通り抜けているものや、地面下に洞穴風になったものもある。

そのいくつもある巨岩の割れ目の中で最大のものが山頂の鬼ヶ岩屋で、割れ目は地下まで続いており、転落すれば這い上がることができない、四国屈指の規模の割れ目。

登山道沿いには鬼ヶ岩屋を根城としていた鬼が、さらってきた村人たちを岩の上で捌いて食していた「鬼のまな板」という巨岩があり、天辺に上がれるようになっている。
更に超古代巨石文明遺跡の一つ、古墳のような巨大ドルメンもあり、まさに山全体が巨石・巨岩ワンダーランドとなっている。

鬼ヶ岩屋温泉を基点に鬼ヶ岩屋を巡る回遊コースがあり、復路からは「とどろの滝」への道が分岐しているが、滝周辺も切り立った地形となっている。

温泉は探訪時、休業していたような記憶があり、車は往路の登山口がある橘川上流最奥の集落「ふどの」の道沿いに駐車した。川沿いの道路を遡って行くと、橋の袂のＴ字路に道標が出ており、駐車スペースはそこよりやや手前にある。

バスの便はないので公共交通機関利用者は、ＪＲ牟岐線辺川駅からタクシーを呼ぶほかないだろう。
詳しいコースガイドとコース図は
http://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=15237

エリア 阿南・日和佐・海陽・那賀(徳島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 交通手段: 自家用車

麓から鬼ケ岩屋から467.3ｍ三角点峰にかけての尾根を望む

登山口へ行くまでの間の田の中にも巨石が

道標のあるＴ字路の先にウリ坊が出て来た。

道沿いには彼岸花が群生

山王神社・・・土佐から来た鉄砲の名手の武士に退治された人食いヒヒの墓。ヒヒは鬼ヶ岩屋に棲んでいた。

鬼のまな板

鬼のまな板の天辺は広い

登山道が割れ目を通るせり割り岩

ドルメンの巫女岩

巫女岩内

シダ類の茂る明るい登山道

登山道沿いには割れ目が多い。

奥に入って行ける割れ目もあり

地面に洞穴が開口

鬼ヶ岩屋

鬼ヶ岩屋天辺から五剣山を望む

鬼ヶ岩屋には複数の割れ目がある

太平洋まで見通せる鬼ケ岩屋

地下まで続く割れ目

藪漕ぎして別の割れ目に入る

スズメバチの巣があるので、あまり騒いではいけない。

鬼ヶ岩屋の北東にあるニクの滝(崖)という展望岩

ニクの滝上からの眺望

467.5m三角点

復路のチョウシノタオ(峠)

とどろの滝