2016/09/16 - 2016/09/18
31位(同エリア503件中)
くーもさん
何度か計画してきた四国の四万十への旅。
ちょうど9月は四万十グルメが旬のようで、別府からフェリーに乗り四国を訪問して来ました♪
台風16号を心配しつつも、四万十の大自然に触れ、美味しい天然鰻に鮎、青さのり等・・・絶品グルメを堪能した旅となりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
九州から四国への船旅は、宇和島運輸フェリーを利用。
別府(大分)→八幡浜(愛媛)の約2時間半の船旅です。 -
別府発23:50、八幡浜着2:35。
この便は希望すれば翌朝5:30まで船の中で休ませてもらえるので、早朝から活動したい人にピッタリ。
ちょうど2年ほど前に完成した『あかつき丸』だったので、船内は新しく快適な船旅でした。 -
今回は何故か時間が短縮されて朝の5:00に船から脱出!
四万十の天気は、「曇時々晴れ、夜から雨」の微妙な予報。
日本有数の多雨地帯と言うだけあり、どうなるかドキドキです。 -
高知県に入り、今回の滞在先の江川崎駅周辺に到着。
想像以上に小さな駅でした。 -
ここは2013年に日本国内観測史上最高気温の41.0℃を記録した場所!
それにあやかって、らぶらぶベンチなるものが作られていました。
くーも旦那と嫁、試しに座ってみると・・・
角度がついてるので、どんなに離れて座っても、ギュッとお隣どおしになってしまう摩訶不思議な椅子でしたw -
江川崎駅ではJR予土線の3兄弟と言われる、「海洋堂ホビートレイン」、「鉄道ホビートレイン」がお目当て。
これは今年の7月にリニューアルされた、海洋堂ホビートレイン。 -
かっぱうようよ号と言うだけあり、車内はこんな感じ。
かっぱのジオラマが展示されていたり・・ -
かっぱの親子が座っていたりします。
-
そしてこちらが鉄道ホビートレイン。
江川崎駅発7:15です。 -
新幹線の0系をイメージした車体でコロンとして愛らしい風貌です。
-
鉄道オタクじゃないけど、こんな可愛い乗り物を見たら思わず童心に帰ってしまいます。あぁあ・・・乗りたい。
-
座席はボックス席もありいい感じ。
-
車内には四国の鉄道の歴史を感じさせる模型が盛り沢山です。
(JR予土線の3兄弟の残りの一つの「しまんトロッコ」は残念ながら見れなかったので、いつか見れたらな〜) -
次に朝ごはんを食べていなかったので、今年出来たばかりの道の駅「よって西土佐」でお弁当を購入。
近くには全くコンビニもないので、地元の方もコンビニがわりにお弁当を購入していました。お店は8:30オープンですが、お弁当は7:30〜購入出来ますよ! -
通りを隔てたところに、木製のテーブルと椅子のテラスがあったので、ここで朝食タイム♪
-
和え物が高知らしい柑橘系の味付けで、素朴ですが美味しかったです。
-
続いて四万十川沿いをドライブ。
国道381号線沿いが1番四万十らしい風景を見れるそうで、少し上流に行ってみることにしました。 -
ここは、道の駅 とおわ。
-
土手を降りて四万十川がすぐ流れています。
-
今年も四万十栗が入荷したみたい。
帰りに買わなくっちゃね! -
早速、四万十の川のりや、青のり等、お土産を購入。
喉も乾いたので、四万十の紅茶や緑茶をGETしました! -
四万十の風景と言えば、沈下橋(ちんかばし)。
まずは沈下橋第1号を発見!
四万十には高知県の保存対象の沈下橋が47個あり、これは長生沈下橋(ながおいちんかばし)です。長生沈下橋は台風や洪水でよく壊れ、その度に復活を遂げているみたい。 -
興味津々。車で渡ってみましたが・・・
欄干がないのでとても怖い!!
慣れた地元の人は猛スピードで自転車で渡ってましたが、車1台が通るのがやっとの幅なので、かなりのスリルを感じます。 -
四万十のイメージ通り、カヌーをしている方達が沢山いらっしゃいました。
-
さてさて今回の私達の旅は宿泊費削減の為、キャンプの旅です。
この江川崎の四万十・川の駅 カヌー館のキャンプ場を1人350円で利用させて頂きました。 -
キャンプの手続き完了後、遊覧船に乗るため、岩間沈下橋へと向かいます。
-
岩間沈下橋に到着!
四万十川の中流に位置していて、よくパンフレットの写真などで使われる人気の橋の一つです。 -
多分、あれが私達の遊覧船!
-
時間があるので・・・またもお約束通り車で渡ってみます。
-
水面にうつる空や山が鏡のようね。
-
四万十川の唄
-
イチオシ
・・前日に少し雨が降っていたので、水が濁っていたら嫌だな〜と心配していましたが、緑がかった水の色に感激。
時折、太陽の日差しで水面がキラキラしてとても綺麗でした。 -
時間になったので・・・こんな小径を下り
-
彼岸花を眺めながら船着場へ。
-
運良く私達2人の貸切でした!
女性の船頭さんだったのですがお話が面白くて、話に聞き入ってしまいました。以下、うろ覚えですが先頭さんのお話も少し紹介しますね。 -
こちらの岩間沈下橋は今年で51歳。今まで何度か増水で沈んだことはあっても一度も壊れたことがないみたい。
-
岩間沈下橋の橋ゲタはスパイラル製法で作られたもの。沈下橋それぞれの橋ゲタに個性があるので、他の橋と比べて見てくださいね〜。と言われていました。
-
この沈下橋には水道管が通っているので対岸の地域のライフラインも担ってますよ〜とのこと。この沈下橋が増水すると、対岸の人は大回りして別の橋を渡らないとイケナイので、本当に大変なようです。私達の想像以上に沈下橋は地元の人の生活に密着している感じでした。
-
四万十川の水深ってどのぐらいかな?
船頭さんが目の前で、沈下橋側の水の深さを測って下さったのですが、竹竿が丸まる1本入りました。どうやら、今現在は竹竿3本分ぐらい、約6mの深さがあるみたい。
ちなみに四万十川の一番深いところでは、なんと28m!!ビル8階建がそのまま入る深さのようです。
で、写真の青いビニールは増水時に引っかかったもの。ここまで水位が上がることもあるみたい。恐るべしです。 -
遠くに見えるH型の橋は、出来るだけカヌーの人が通りやすいように、瀬戸大橋と同じ形をしているそう。
-
・・そんな話をしていると、ちょうど後方から、カヌーの人達の一群が!!
「どこから来たのですが?」などなど川の上から話しかけてきてくれました。おっちゃん達は広島から来たみたい。
船頭さん曰く、時に、このまま川を下って海まで行く人もいるそうです。びっくりです。 -
四万十川には、すっぽんや鰻も生息していて、今は川エビやツガニ等が旬らしい。船頭さんの家では、この時期カニと南瓜を一緒によく炊くらしい。
川エビの仕掛けの餌は漁師さんによって違うらしくて、ドッグフードや米ぬか、味噌の匂いでおびき出しているようです。 -
ちなみに四万十川の名前は、もともとは渡川(わたりがわ)で、四万十川と呼ばれていたのは、ごくごく一部の地域だったみたい。
NHKが最後の清流、四万十川というタイトルで四万十の特集をしたのがきっかけで、平成6年に改名。一級河川の改名はこれが初めてだったようです。 -
で、驚いたのが・・・
沈下橋が台風などで増水しても国や市の行政が、警報を出して橋を渡るのを禁止することはないそうです。・・・すべて自己責任とのこと!
(増水時の沈下橋の画像を後からネットで検索してびっくり・・・半分浸かっている橋を悠々と車で渡っている画像など出てきます。) -
イチオシ
約40分の遊覧船の旅は、あっという間でした。
台風が近づいているとはいえ、時には晴れ間も出たので爽やかな四万十の風景を満喫出来ました。 -
遊覧後に船頭さんに教えてもらった撮影スポットへ。
441号線の道路から、さっきの岩間沈下橋とH型の橋をパノラマで撮影。
このカーブしている風景がよくガイドブックやパンフレットで使われている写真みたいですよ。 -
お腹が減ったので、四万十鰻を食べに四万十の下流方面へドライブ。
赤鉄橋を渡り・・ -
有名な四万十屋さんへ。
美味しんぼの漫画にも登場するお店です。 -
今年はお盆前から天然鰻の漁獲量が、かなり減ったようで天然鰻を出せない日もあったそう・・・
予約が出来ないので、当日、天然鰻があるかどうか電話で確認してからお店を訪問しました。
お店の前で鰻を炭火で焼いておられて良い香り!! -
くーも旦那の頼んだ、天然のうな重。3880円。
鰻の肝もついてました。 -
タレは甘辛で香ばしくて好みの味。
うなぎは旨味たっぷり、味わい深いです!!
クセもなくほんの少しだけ弾力があるかな?
美味しすぎます・・・来て良かった! -
こちらは、くーも嫁のうなぎ丼2150円。
食べ比べを兼ねて、こちらは養殖を注文。 -
天然鰻も柔らかかったけど、養殖の方がより柔らかで脂がのっていました。
天然は珍しいし、食べる価値十分にありです。
どっちの鰻が美味しいか?
私達の決論は・・・どちらも美味しい。
甲乙つけられませんでした! -
そして、食べたかった青さのりの天ぷら 550円も注文。
青さが大好きな人には嬉しいお味です。
夜ご飯に四万十御膳を食べる予定だったので遠慮したけど・・・
他にも川エビやゴリなど四万十グルメも食べれますよ。 -
2階の窓際で四万十川を眺められる席だったので、ほっこり贅沢な時間でした。
-
続いて四万十の観光案内所を訪問。
道の駅や観光案内所のスタンプを3つ集めたら、帰りのフェリーが1割安くなると言うスタンプラリーのため立ち寄りました。
ついでに四万十周辺の観光スポットの情報収集も完了です。 -
不破八幡宮へ。
動機が不純ですが・・御朱印が欲しくてお参りしたいな〜と選んだ神社。 -
国の重要文化財です。
ちょうど今年の2016年に茅葺き屋根を20年ぶりに葺き替えられたみたい。
気になるな〜と思っていたら、御祭神の1人は玉依姫命さまとのこと。
京都のくーも嫁の氏神様が祀られていました。 -
楠木かな?
御神木のようです。 -
地元では、不破の八幡さんと親しまれています。
-
御朱印。
神様の結婚式と書かれているのは、昔、略奪婚の風習があったこの地域の悪習を戒める為、神様の結婚式はこういうものだとお祭りを行っているから。
御朱印は時間をかけて、とても丁寧に書いて下さいました。 -
本当に四万十は不思議な天気。
こんな青空と飛行機雲が見れたと思ったら・・・ -
片や、こんなどんよりした雲もあります。
観光案内所の人が言っていたように、天気予報らしい天気。
曇時々晴れ、そして雨という天気に振り回されっぱなしですw -
イチオシ
次に、四万十川の入田ヤナギ林の彼岸花(曼珠沙華)が見頃というので訪問。
-
春は1000万本の菜の花が咲き乱れるところですが、秋は彼岸花(曼珠沙華)の赤に彩られています。
-
足早に通り過ぎるのが勿体無い風景でした。
-
車を進めつつ、佐田沈下橋方面へ。
-
日差しがキラキラ、キラキラ。
-
四万十川で遊ぶ人の姿も印象的です。
-
佐田沈下橋に到着。
沈下橋の中では最長と言われています。 -
ひたすら伸びる橋。
-
浅瀬なので水の透明度が際立ちます。
-
サギも何かを狙っている模様。
-
佐田沈下橋の川の流れは片側は穏やかですが・・
-
片側はこんな風に波立っていました。
-
こちらのおじちゃんは、今から手長エビ(川エビ)の仕掛けに行くそうです。
-
佐田沈下橋の遊覧船のさこやさんは大賑わいでした。
-
四万十は蛇行しながら、色んな景色を見せてくれます。
夏には蛍、冬は雪景色を見れるようなので、他の季節もとても気になります。 -
岩間沈下橋に戻ってきました。
やはり、この中流付近の風景が、くーも達にとってまさに四万十という感じで好きかも。 -
もう一度『道の駅 よって西土佐』を訪問。
ここには鮎市場なるものがあって、10時から15時まで鮎の塩焼実演販売しています。 -
大きさによって、500円、800円、1000円のものがあり・・・
肉厚でとても美味しかったです。
もちろん天然物!
四万十鮎は7月〜10月が旬です。四万十川の苔を食べて育ったので雑味がないみたい。 -
お店の中は、地元の野菜や特産物で溢れています。
-
気になっていた、ゆずのシャーベットと、四万十ぶしゅかんという柑橘系のドリンクで休憩。
-
カヌー館に戻り、テントの設置も完了!!
夜中は雨の予報なので、橋の下に陣取りテントを広げてみました。 -
夜ご飯は・・
近くのホテル星羅四万十で四万十御膳を頼む予定でしたが・・・
電話したら団体でいっぱいとのこと。川エビなどは、そこで食べようと思っていたので残念無念。(今でも、川エビとツガニを食べれなかったのが悔やまれます。)
色々考えて、急遽近くの四万十牛の焼肉屋『よこやま』さんに行くことにしました。 -
ここは年間70頭しか出荷されない幻の未経産黒毛和牛の四万十牛のお店。
ショーケースのお肉をお好みで焼いてもらうことも出来ますが・・ -
野菜付きの盛り合わせのお肉も十分美味しかったです。
-
ショーケースのお肉には、少しばかり手が届きませんでしたが、追加で赤身やカルビ、ツラミ、特上のお肉を注文。
-
このクオリティなら安い方かも。
お肉の脂がとても甘くて、柔らかでした。 -
少しビールも飲んで1人3500円でした。
結果的にここに来れて良かったかな?
満足な夜ご飯になりました。 -
続いて楽しみにしていた、星空観察会。
大人510円で、四万十天文台で毎日開催されています。
・・・悲しいことに夜になって小雨が降ってきたので、今回は残念ながらパソコンを使ったお話と望遠鏡の見学のみでした。
天気が良ければ、屋外での星空観察と天体望遠鏡で星が覗けたみたい。
これも少しばかり心残りだわ。 -
雨のため、お詫びに頂いたポストカード。
四万十では天気が良ければ、こんな星空が見えるそう・・・
いつか再訪出来た時は、是非こんな夜空を眺めたいものです。 -
キャンプ場のテントに戻る前に、ホテル星羅四万十の日帰り温泉を利用しました。用井温泉です。
-
露天風呂はなかったのですが、サウナがあり気持ち良かったです。
星空観察会に参加していたので、入浴代金も割引して頂けました♪
明日は松山に行き、松山城と道後温泉を訪問する予定。これ以上、天気が悪くなりませんように!!と願うばかりです。
→『四万十と松山をぶらり旅(2)雨の松山城と道後温泉』に続きます!
http://4travel.jp/travelogue/11174214
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
94