まもなく海外旅行なのに、今日も１日神戸で２展覧会。

2016/09/23 - 2016/09/23

今年は、旅行三昧の年です。２年前のカナダプリンスエドワード島で知り合った、京都の京子さんにしましょう、彼女と年齢も近く、すっかり仲良くなり展覧会に行ったり国内旅行をしたり、楽しく遊んでいます。
２２日に梅田で会って、南米旅行のフォトブックを見せたり話をしていたら、帰る頃に神戸の香雪美術館で開催されている中川一政展の券を２枚もらいました。
何と、翌日の２３日に、姫路の友達と神戸の博物館でしている「松方コレクション」展に行こう、できれば午前中に香雪美術館に行けたらいいね〜私は午前は旅行準備もしたいけど、なんて話していたのです。
これは、１日行くしかないでしょ！午前は中川一政　午後はランチのあと松方コレクション。
旅行準備は、先送り。
足は疲れたけれど、ほどほどの作品数で気持ちよく帰ることが出来ました。
京子さん、ありがとう。私も人にあげたことがあるけれど、有効利用してもらえるのは気持ち良いものです。無駄にならなかったんですからね。
みんなが気持ちよい１日になりました。
みなさんも、気持ち良い１日になりますように〜
＊　表紙のロートレック、いかにもロートレックの描く顔です。もっとロートレックがあればいいな、と思っていたけれど、これだけでした。ちょっと残念です。ポスター以外、あまり見ないから期待してたんですけどね。

エリア 神戸(兵庫)

知っていながら初めて行く香雪美術館は、朝日新聞の創業者　村上龍平の蒐集品を豪邸跡に収めた、約４０年前に開設された美術館です。阪神間には、そんな美術館が多いです。
中川一政の作品は、不思議です…萎れかけの花の絵（よく見ると、分ります）が多いような気がしたし、最近の絵手紙のような字と絵なのに、よく見ると絵手紙の絵ではない。どんな性格の人だったんだろうと興味が湧きました。
きれいな美術館で、カメラを持って行けば良かったのだけどフォトブックを持って行ったのでカメラは無し。画像検索かストリートビューを見て下さい。素敵な美術館です。
向かいは最近人気の、弓弦羽神社。行く時はＪＲで、三宮へは久しぶりに阪急電車に乗って行きます。
気分がいいので、ローストビーフ丼のランチにしました。柔らかくておいしかったけれど、スープが塩辛くて困りました。

博物館は、いつも作品が多くて疲れるのだけれど、今回は「これくらいがいいな」と思える作品数でした。
なぜか、好きなモネは感動せず、やはりピカソなのです〜素晴らしいと思ったのは。
美しい、とさえ思いましたね。堂々たる巨匠です。
松方幸次郎、波乱万丈の人生だったのではないでしょうか。川重（川崎造船所）の初代社長・神戸新聞の社長、政治家。コレクションは焼失したり借金の担保になったりフランスに没収されたり、こんなにいろんなことがあったのか、と驚きの連続でした。たくさんの作品が国立西洋美術館に収められた　と書いてありました。と言うか、西洋美術館を造るきっかけみたいに書いてあったように思います。
900以上の作品が焼失…何と言う損失でしょう。芸術作品が消えるくらい残念なことはありません。
みなさんも、ぜひ行ってご覧になってください。博物館は、三宮駅から近くて便利です。周りもきれいな場所です。あれ、宣伝部長じゃないのに、こんなこと書いてしまいました。この日は、どちらも人物像に関心が出来てしまったようです。
短い旅行記ですが、ご覧いただきありがとうございます。
良いご旅行を〜