旅の最後に冷や汗･･･出国手続きはどこで？？？☆いよいよ帰国、トロント～羽田　初カナダの旅9

2016/05/04 - 2016/05/05

2016年5月4日（水）～5月5日（木）

ビザが却下され、入国できるか気をもんだカナダの旅。
モントリオール、ケベック、ナイアガラ、トロントを楽しんで、いよいよ帰国です。

エア・カナダのチェックイン・カウンターでは団体さんに先を越され、あらら…。
でも、ツアーの方とおしゃべりして、待ち時間もまた楽し。

キャリーを預けて、ゲートへと向かったはいいが、気がつけば、出国手続きをしていない…。冷汗がたら～り。

（旅行期間：2016年4月26日?5月5日）

エリア トロント(カナダ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 飛行機
• 航空会社: エアカナダ
• 旅行の手配内容: 個別手配

９時半、ホテルをチェックアウト。
帰国日は、いい天気に恵まれました！

空港への移動は、“ＵＰ”というトロント・ピアソン国際空港直通の電車。
２日前に見つけたルートで、乗り場に向かいます。

バスターミナルの端、ＵＰの表示を見つけたら、その奥のエレベーターに乗って、ユニオン駅のホームの端を延々歩きます。

ホームの端に近くなったあたりに、またまたＵＰの表示があるので、矢印従って扉を開けると、ロジャース・センターやＣＮタワーへの連絡通路“スカイフォーク”の入口に出ます。そこまで来れば、ＵＰの駅はすぐ。

至極簡単なルートです。人にぶつかることもない。(^^)

ユニオン駅 駅

左手が、トロント・ピアソン国際空港行きの電車“ＵＰ”の駅。

ホームの様子も、いい感じ！

切符は、昨日、カウンターで買いました。12ドル。
当日券はキャッシュで買えるのかもしれませんが、クレジットカード払いでした。

出発までの時間も表示されて、わかりやすい。電車は、15分おきに出ているようです。

車内の様子。検札は、バーコードをピッ。

9：53、ユニオン駅を出発！

ＣＮタワーと、ロジャース・センターの脇を通過。

かろうじて、ロジャース・センターのモニュメントを正面から見ることができました。

ピアソン国際空は３駅目。

ゴルフコースがありました。木々が芽吹き始めています！

管制塔が見えきました。空港駅は、もう間もなく。

ユニオン駅から30分ほどで、ピアソン空港駅に到着。ＵＰ、便利です！

エア・カナダのカウンターはガラガラ。早めに来てよかった～。

ところが、自動チェックン機で、往きと同様にエラー。
諦めてカウンターに並ぼうと思ったら、団体さんに先を越されていました…。

前に並んでいた方に伺うと、総勢33名のトラピックスのツアー。
アメリカの国立公園などを観光後、深夜にナイアガラに到着。２泊して、今朝、ナイアガラから空港にやってきたとのこと。
凄いねー！ツアーじゃなきゃできないねー！

ツアーの方とおしゃべりしているうちに、順番がきました。

トロント ピアソン国際空港 (YYZ) 空港

キャリーを預け、Ｅ77のボーディングゲートを目指します。

延々と続く通路を歩きながら、ふと、気づきました。
手荷物検査は受けたけれど、パスポートコントロール、通ったっけ？
…通ってないよね…。　冷汗がたら～り。

でも、出国審査しないでゲートに行けるなんて、普通じゃ考えられない。
この先にあるのかもしれない。

通路の端まで行きましたが、やっぱりそこは搭乗ゲートのあるエリア。
まずい、確認しなければ…。

戻ろうとした時に、カーサ・ロマで出会ったご夫婦にバッタリ。

出国手続きをせずにゲートまで来てしまったと言うと、「出国手続きはないんですよ」と教えてくれました。
えぇ～～～、そうなのぉぉぉ？？？　カナダともあろう国が…。

出国手続きをすっ飛ばしたわけでなかったことがわかり、ホッ。よかったぁぁぁ。

ご夫婦は、成田行きとのこと。ご一緒できなくて残念です。
どうぞ気をつけてお帰りくださ～い！

ターミナルはモダンな雰囲気！

お洒落なバーもあります。

カナダ土産、一応、ありましたが、メチャ高い！(>_<)
缶の紅茶は38ドルもしています。
ティーバックは7.99ドル。セント・ローレンス・マーケットでは、4.99ドル（消費税抜き）でした。

空港でお土産を買うのはオススメしません…。

小銭が少しばかり残っていたので、ティムホートンでメープル味のフラッペを買って一休み。でも、甘すぎて、完食できず…。(+.+)

羽田行きの飛行機。
往きはビジネスを奮発しましたが、復りはエコノミー。座席は３列、３列、３列の並びでした。
いつもは通路側にしますが、追加料金を払って、足元ゆったりの席にしたので、窓際の席にしてみました。
どうにか、お隣の２人に席を立ってもらうことなくトイレに行けそうです。

お隣は、オタワに娘さんが住んでいらっしゃるというオトウサン。
何度かカナダに来ているようで、液晶の出し方を教えていただきました。
その隣は息子さん。“向井理”似のイケメンでした。(*^.^*)

真っすぐに伸びる滑走路。いよいよ、離陸です。

遠くＣＮタワー、トロント・アイランドが見えました。
さようなら、トロント。また来ま～す！

飛行機は、アラスカ、アリューシャン列島の上空を飛んでいくようです。

エア・カナダ、オーディオを聴くのに、ヘッドホンではなく、いまどきイヤフォン…。
これが耳の穴に合わず、ナイアガラのオーディオガイドのイヤフォンが役に立つ。

機内食は、チキン、ジャガイモ、ミックスベジタブルを炒めたもので、熱々でなかなか美味しい。量が少なめで、ちょうどよい感じ。
中間にチキンのサンドイッチも出ました。が、いずれも、お手拭きはナシ…。

飛行時間を半分以上過ぎた頃、タッチパネルで窓を明るくして窓の外を見ると、不思議な景色が広がっていました。

お隣のオトウサンに「アラスカですか？」と聞かれ、位置を確認。
ロシアの上空に入っています。

景色に感激していたら、窓を暗くするようにと、注意されちゃいました。(~~;

手荷物を足置きの代わりにしたせいで、いつもより足のだるさを感じることなく、映画を観ているうちに、日本に近づいていました。

飛行機は九十九里を通過。
やがて、スカイツリーも見えてきます。

成田に着いて、延々、電車に乗ることを考えたら、やっぱり羽田は楽だ～！

15：15、明るい陽射しの羽田空港に着陸。両親の足跡を辿る旅から戻ってきました！

この旅行記を終える前に、「どのアルバムだったかなぁ…」と探しあぐねていた、両親のカナダ旅行の写真が見つかったのです。

ツアーはトラピックスで、15年前の1999年9月13日、成田出発の７日間の旅程でした。
帰りの空港で出会ったのも、トラピックスの方々。なんとも、偶然です。

1日目　バンクーバー乗り換えで、バンフへ（バンフ泊）
2日目　カナディアンロッキー観光（バンフ泊）
3日目　空路、モントリオールへ。モントリオール市内観光（モントリオール泊）
4日目　ケベック観光（モントリオール泊）
5日目　空路、トロントへ。ナイアガラ観光、トロント市内観光（トロント泊）
6日目　トロントより帰国
7日目　成田着

ケベックへは、バスで日帰りだったことがわかりました。
母の後ろに写っているプティ・シャンプラン、とても賑わっていました。
やはりＧＷ頃のケベックは、閑散期なんですね…。

ナイアガラに行った日は、なんとまぁ、忙しいスケジュール！
モントリオールからトロントに着いて、ナイアガラへ行き、霧の乙女号に乗って、スカイロンタワーにも昇っています。
お天気に恵まれたようで、滝の景色もさることながら、スカイロンタワーからの眺めがすごく良い！次回は絶対、昇ってみよう。

ナイアガラから戻ったら、トロント市内観光。
オプショナルで、夜にはＣＮタワーにも行ったようです。
ロジャース・センターの屋根が開き、緑のグラウンドがのぞいている写真がありました。
いいなぁ、開いてるところ、私も見たかったなぁ。

写真が見つかって、両親が眺めた景色が確認できました。
同じ景色を見てきたことにホッとしています。

この旅を実行に移すきっかけになったのは、なんといってもdankeさんとの出会い。
本当にありがとうございました！またお会いできる日を楽しみにしています！！

これで、カナダの旅行記を終わります。
お付き合いいただき、ありがとうございました！

この旅行記へのコメント （2）

• frau.himmelさん 2016/10/07 21:42:57

  おかえりなさ〜〜い。

  ぶどう畑さん、こんばんは。
  
  ご両親の足跡を辿る旅からお帰りなさい。
  とっても素敵なカナダ旅行記でした。
  最後は胸をジーンとさせながら読ませていただきました。
  ご両親の旅のスケジュール表が見つかったのですね。
  同じようなコースを歩まれて、ぶどう畑さんも満足な旅だったことでしょう。
  
  さて、ゆっくりする間もなく次の旅行記が待っていますね。
  お互いに（自分に言い聞かせています）、頑張りましょう。
  
  himmel

  ぶどう畑さん からの返信 2016/10/07 22:20:53

  RE: おかえりなさ〜〜い。

  himmelさん
  
  ぶどう畑です。
  コメントをありがとうございました！
  
  > とっても素敵なカナダ旅行記でした。
  > 最後は胸をジーンとさせながら読ませていただきました。
  
  そう言っていただけると、嬉しいです。ありがとうございます。(^^)
  ケベックはとっても寒かったけれど、あぁいう体験はなかなかできないので、それもまた良かったかなと思っています。なにより、青空に恵まれたし。
  
  himmelさんは、ウィーンを充分に楽しまれていますね！
  ウィーンの知らないところを、たくさん見せていただいています。
  第三の男メニュー、美味しそうでした。
  第三の男のストーリーが気になってきました。
  
  次の旅行記のため、鋭意、写真の整理中。頑張りま〜す！