45°N PASSでめぐる北限の旅 ｰ 出発→稚内 編 ｰ

2016/09/10 - 2016/09/13

桃鉄をやったことがある人なら一度は行ってみようと思うであろう日本の端っこ稚内。
ＡＮＡのタイムセールでその稚内線が対象だったので、この機会に行ってみることに。
現地の交通を調べてみると【４５°Ｎ ＰＡＳＳ】なるものがあることを知り
それを利用して、秋の道北をお得に旅しました。

【４５°Ｎ ＰＡＳＳ】とは
稚内・利尻・礼文をめぐるフェリー＆路線バスが乗り放題の期間限定のフリーパスです。観光バスの割引チケット付き♪


≪旅程≫
１日目　福岡空港 10:10 → 羽田空港 11:55
　　　　羽田空港 13:55 → 稚内空港 15:45
　　　　稚内空港 （路線バスにて）ホテル前
　　　　稚内駅周辺散策
　　　　★ＡＮＡクラウンプラザホテル稚内 泊

２日目　稚内港 7:15 → 鴛泊港(利尻島) 8:55
　　　　路線バスで観光
　　　　★アイランド イン リシリ 泊

３日目　鴛泊港 9:20 → 香深港(礼文島) 10:05
　　　　到着後、桃岩観光
　　　　午後、観光バスにて島北部観光
　　　　★旅館かもめ荘 泊

４日目　香深港 8:45 → 稚内港 10:40
　　　　フェリーターミナル （路線バスにて）稚内空港
　　　　稚内空港 13:15 → 羽田空港 15:10
　　　　羽田空港 19:30 → 羽田空港 21:20


≪旅行中の天候≫
初日は曇り?傘をさすまでもない程度の雨、それ以降は晴れ。
日中の最高気温は20℃前後でした。

エリア 稚内(北海道)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

福岡市営地下鉄の福岡空港駅改札を出てすぐのところの出発便案内板。改札を出て50歩くらいです。
市の中心地から15分程度で空港に行けるアクセスの良さは福岡の魅力の一つ。

福岡空港駅 駅

搭乗し滑走路に向かう窓からの景色。
長い移動の始まり。
この時間、最高にワクワクします。

福岡空港 空港

飛行機の窓から外の景色を眺めるのってぜんぜん飽きません。
あれは富士山か？

富士山ですね！

１時間45分で羽田に到着。
こんなに晴れていても東京湾はドブ色。

少し到着が遅れましたが乗り継ぎまで１時間半くらいありました。ランチタイムには丁度良い空き時間。
一旦到着ロビーに出て、何食べようかなぁ〜とターミナル内をブラブラと歩きます。

あまりお腹が空いていなかったこともあり、入りたいと思う店がなかったので手荷物検査場を通過し搭乗口付近へ向かうことにしました。
フードコート付近の天井。モダンです。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

お腹は空いていなくても、何が食べとかないと夜まで持たない気がして結局空弁を購入。写真撮る前に箸つけちゃいました＾＾;
しっかりした味付けで冷たくても十分美味しかったです。

稚内行の搭乗口付近。
北海道へは何度か行ったけど、稚内は初めてです。
ワクワクします！

飛行機の中から他の飛行機の着陸の写真をパチリ

例によって窓の外の風景を眺めながらのフライト。
青森上空の海が鏡みたいにキレイでした。

約１時間50分のフライトを経て稚内上空へ。
・・・曇ってます。

稚内到着！
荷物のターンテーブルの中央スペースにご当地ゆるキャラ？が。
その名も【 出汁之介（だしのすけ）】
写真では分かりにくいと思いますが、彼の手は昆布です。

稚内空港玄関付近

晴れていればこんなかんじ。（最終日撮影）
穴の開いた透明のアクリル板のような壁があったり、南の人間にとってはいろいろ新鮮な場所でした。

稚内空港 空港

玄関を出て左に行ったところに稚内市街地までのバスが待機していました。
片道６００円。これに乗ってホテルまで向かいます。

このバスは飛行機の時間に合わせて運行していますが、フェリーとの接続は微妙です。
利尻行きなら乗れないこともなさそうでしたが、万が一飛行機が遅れた時はアウト。余裕がなさすぎる計画は怖いので稚内に１泊することにしていました。

この日も到着が５分程度遅れたのですが、預けた手荷物が全部出ないとバスは出発できないルールらしく、フェリーの出港時間が迫る中それらを待ち、当日中に利尻に渡りたい人達のためにルートを変更して運行しました。

宗谷バス 乗り物

本日の宿の外観。
駅まで２、３分。フェリーターミナルまで荷物を持った状態で歩いても15分程の立地でした。

スタンダードツインの客室。
思ったより広くてキレイ。

サフィールホテル稚内 宿・ホテル

バスルーム内。アメニティも充実しています。

朝早いフェリーに乗船するには前日【45°N PASS】を受け取る必要があります。

45°N PASSは２週間前までの事前予約制ですが、受け渡しはキタカラの中の稚内観光協会でのみの対応です。フェリーターミナルでの購入や事前送付はできないようです。

これが【45°N PASS】
スマホくらいのサイズです。
中に、初回乗船時に必要な乗船引き換え券と観光バスの割引券、宿泊確認書が入っています。

【45°N PASS】を無事ゲットし、あとは稚内を楽しむだけですが、こんな天気では夕日は見られないだろうと潔くノシャップ岬は諦め、夕食前にホテル近くを散策。こちらはＪＲ稚内駅。
お祭り開催中だったのか、広場には出店が並んでいました。

ここが最北端の線路。
桃鉄で自分はぶっとびカードも持たず九州に居るのに次の目的地が稚内だった時のことを思い出します。
ここが、あの稚内。

稚内駅 駅

稚内まで来たんだもの、海産物が食べたかったので夕食は【うろこ亭】へ。
稚内駅から徒歩で15分くらいだったと思います。

海鮮炉端 うろこ亭 グルメ・レストラン

土曜日でしたがラストオーダーは21時。

とりあえずビールを頼んだが、料理が出るのがかなり遅め。
つまみがないと飲めない人は料理が来てからビールを注文した方がいいかも。

ホッケ肉厚で美味しかった！

ほっきカレーも魅力的だったけど両方は食べられないので、店の名前がついているこちらを注文。うろこ市丼1800円。
道産ししゃもとバフンウニはありませんでした。
バフンウニは８月までなんだそうです。残念。
代わりにタコのから揚げを頼みましたがこちらはフツーでした。

食後の運動を兼ねて北海道遺産の北防波堤ドームへ。
ホテルのすぐ近くですが暗くて物騒な雰囲気。
早めに戻って翌日に備え休むことにしました。

１日目おわり
45°N PASSでめぐる北限の旅 〜 利尻 編 〜 へと続く
http://4travel.jp/travelogue/11170212

稚内港北防波堤ドーム 名所・史跡